アーモンドの適量は1日何粒?手軽に取り入れて毎日健康に!
アーモンドと言えば、ビタミンEやミネラル類をたっぷりと含んだ美肌にも健康にもいいとされるナッツ類です。
スーパーやコンビニに行くと、アーモンドの栄養をふんだんに、かつ手軽に取ることの出来るアーモンド乳が売られてますよね。
また、アーモンドの効果をお菓子で美味しく取ることの出来るチョコレートも発売されているので、1度は手に取ったことのある人も多いのではないでしょうか?
そんな美と健康に欠かせないアーモンドは、1日に何粒が適量なのかご存知ですか?
アーモンドの1日の適量を知って、毎日の健康に役立てましょう。
アーモンドにはどんな栄養が詰まっているの?
美容と健康に最適なアーモンド。
アーモンドに含まれる栄養について考えたことはありますか?
豊富なビタミンE
アーモンドと言えば、豊富なビタミンEですよね。
栄養価に優れたアーモンド。その中でも特に健康効果が高いとされている栄養素はビタミンEです。
100gあたりのアーモンドには約31mgのビタミンEが配合されています。
この数値は、他のナッツ類と比べても相当ビタミンEの保有量に優れています。
抗酸化作用に優れたビタミンEは、老化を予防し、肌を美しく保つ効果や、アンチエイジングに効果的です。
また、アーモンドにはダイエットに欠かすことの出来ない脂肪を燃焼させる効果があるビタミンB2も豊富です。
これらのことを踏まえると、アーモンドは女性の強い味方であると言えるでしょう。
各種ミネラル類
アーモンドの嬉しい効果は、ビタミンEだけではありません。
女性に不足しやすいと言われている各種ミネラル類(カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄分)などが多く含まれています。
体のコンデションを整えるこれらのミネラル以外にも、便秘に効果のある食物繊維も多く、更には葉酸の含有量にも優れています。
妊娠を望んでいる人、妊娠中の人は積極的にアーモンドを取るようにしたいですね。
気になる脂質は?
ナッツ類と言えば気になるのが脂質ですよね。
アーモンドも1粒あたり6キロカロリーから10キロカロリーとややカロリーが高めで、アーモンドは1粒の半分が脂質だと言われています。
こう聞くと少し身構えてしまいますが、アーモンドに含まれる脂肪酸のほとんどがリノール酸やオレイン酸に代表される不飽和脂肪酸です。
そのため、アーモンドを食べても太りやすくなるということはなく、それどころか悪玉コレステロールを低下させ、中性脂肪を減らす役割があります。
アーモンドの適量は1日どれくらいなの?
体にいいものなら、たくさん摂取すればその分健康になると言う訳でもありません。
美容と健康にいいアーモンド、1日あたりの適量ってどれくらいなのでしょうか?
多い?少ない?女性の適量は1日20粒
ビタミンEは1日にどれくら摂取するのがいいかご存知ですか?
成人男性なら、1日あたりの目安量は7mg、成人女性の目安量はそれよりすこし少なく6.5㎎とされています。
男性ならばおおよそ22粒程度、女性なら約20粒アーモンドを取ることで、ビタミンEの目標摂取量を補うことができます。
1度にたくさんの量のアーモンドを食べるのはちょっと大変。
食前に数粒、おやつとして数粒といった具合にちょこちょこ食べがおすすめです。
ダイエット中のおやつ替わりにアーモンドをつまむのもいいですね。
食べすぎ要注意!思わぬ副作用とは?
どんなものもそうですが、摂りすぎは思わぬ副作用を招きます。
アーモンドの場合
- 1.必要以上の摂取で太ってしまう
- 2.口唇ヘルペスの可能性や腹痛、便通異常を引き起こす
などがあげられます。
まずは、アーモンドの摂りすぎで太ってしまう事について見ていきます。
ナッツ類はもともと栄養が豊富で、摂りすぎは肥満の元です。
脂質が多く含まれ、いくらその脂質が体にいいものであっても、摂りすぎればカロリーが蓄積されていき太る原因を作ってしまいます。
間食で取っても良いとされる理想的なカロリーは、必要とされる必須カロリーの10分の1程度です。
厚生労働省が発表した2015年度版の日本人の食事摂取基準は、18歳から49歳までの女性の場合、約1950キロカロリーから2000キロカロリーと言われています。
と、いうことは、アーモンドは1日の必要摂取量を超えて食べてしまうと、あっという間に必要以上のカロリーになってしまいます。
1日分のアーモンドをあらかじめ小分けにしておくなどの対策を取って、食べすぎを防ぎましょう。
食物繊維の摂りすぎは体に良くない
次に、アーモンドの摂りすぎによる便通異常や腹痛、口唇ヘルペスの可能性について見ていきましょう。
食物繊維は便通を整える働きをしますが、摂りすぎるとお腹が緩くなり、腹痛の原因を引き起こしてしまいます。
食物繊維を過剰に摂取することで、便秘がさらにひどくなってしまう体質の人もいます。
また、脂質が多いアーモンドは消化吸収に長い時間がかかり、胃腸にもその分負担がかかっています。
それが元で下痢になってしまう場合があるのです。
アーモンドを含むナッツ類に多く含まれるアルギニン酸は、ヘルペスウイルスを増殖させてしまう効果があるというのが研究で分かっています。
アーモンドを適量食べるのなら大丈夫なのですが、もし、口唇ヘルペスになりやすいような人なら必要以上にアーモンドを摂取するのはやめた方が無難です。
適量が美容と健康にとって1番大事
アーモンドに含まれるビタミンEは脂溶性ビタミンと呼ばれ、水溶性ビタミンのように尿になって体の外に排出されることはありません。
そのため、過剰に摂取することで、体内に蓄積されていき吐き気、肝機能障害、下痢を引き起こし、骨粗しょう症や筋力が低下する原因になる事が分かっています。
しかし、アーモンドだけで見れば、2kg程度食べなければビタミンEの摂取上限量である650㎎を超えることはありません。
アーモンドは1粒約1.0グラムなので、2kgも摂取するとなると相当な量を取らなければなりませんよね。
そんなに心配することでもないですが、何事も適量が美容と健康にとって1番大切です。
毎日の生活に上手に取り入れて美容と健康を維持しよう!
おいしいアーモンドは手軽に豊富な栄養素を取り入れることが出来て、美容と健康に気を使う女性にとって欠かせない存在ですよね。
アーモンドだけだと食べづらいという人なら、アーモンドの栄養を丸ごと取ることの出来るアーモンド乳飲料で栄養素を取り入れても大丈夫。
たくさんのフレーバーの中からお気に入りを見つけたり、飲み比べしてみるのも楽しそうですよね。
そして、たまにはアーモンド入りのチョコレートでおやつタイムというのはどうですか?
毎日アーモンドを適量生活に取り入れるようにして美容と健康を維持していきましょう!
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oksone
アーモンド毎日20個食べている