一日一食で健康も美肌も!正しいやり方を守って挑戦してみよう

ビートたけしさんや福山雅治さん、Gacktさんやオバマ大統領、果てはビル・ゲイツさんやアインシュタインなど、多くの芸能人やアーティスト、学者やビジネスマンが実践する一日一食生活ですが、単に数ある減量方法の1つと考えている方も多いのではないでしょうか?

実は、食事を一日一食にすることで得られる効果は、減量の魅力がかすんで見えるほど素晴らしいものなのです。

ここでは、一日一食がもたらす女性に嬉しい効果をご紹介していきます。他のダイエットでは、なかなか効果が実感できなかった方にもぜひオススメです!

一日一食がもたらす効果

まず始めに、一日一食を実行することで得られる効果にはどのようなものがあるか、見ていきましょう。

  • アンチエイジング効果がある。
  • 細胞レベルでのクリーニングが起こる。
  • やせやすくなり、しかもそのやせ体質を身体が覚える。
  • 疲れにくくなる。
  • 免疫力が上がる。
  • しみ、しわ、そばかすに効果的。
  • 脳・神経の損傷を押さえる。
  • 仕事に集中できる時間が増える。

にわかには信じられないものばかりではないでしょうか?

美容効果だけではなく、疲れにくくなる、脳や神経の損傷を押さえるなど、女性だけでなく男性にとっても魅力的な効果が目白押しです。

ところで、一日一食とこれらの効果は、本当に関係があるのでしょうか?
一体どうして、一日の食事を一食にするだけでこのような効果が現れるのでしょうか?
そのメカニズムを探っていきます。

長寿遺伝子とアンチエイジング効果

一日一食とアンチエイジングを結びつけるキーワードは、「長寿遺伝子」です。正式名称はサーチュイン遺伝子、2000年にマサチューセッツ工科大学の研究で発見されました。

長寿遺伝子とは、活性化することで健康寿命を伸ばす遺伝子のこと。
「若返り遺伝子」とも呼ばれる夢のような遺伝子で、その効果は活性酸素の除去から細胞の修復、しみやシワの防止、脂肪の燃焼や、果ては認知症の予防など、人間の健康度を測るバロメーター70〜100項目のほとんどを改善すると言われている。

世界中で熱い注目を集めているキーワードなので、お聞きになったことがある方もいるのではないのでしょうか?
もちろん、日本の研究機関や企業でも盛んに研究が行われており、テレビで実験の様子が放送された時には大きな話題となりました。

ところがこの長寿遺伝子は、残念ながら普段は眠った状態です。その眠った状態を叩き起こし、働いてもらうためにはある条件を満たさなければなりません。
それは「空腹状態であること」。

1日のカロリー摂取量を25%減らしただけでも長寿遺伝子は活性化され、食事量を40%減らした状態が1番活性化すると言われていますが、もちろん単純に朝昼晩、25〜40%ずつ食事量を減らせば良いというわけではありません。

なぜなら食事を取ることで、血糖の上昇を抑えるためのインスリンが分泌され、インスリンが働くと長寿遺伝子の機能がシャットダウンされてしまうからです。
つまり、せっかく空腹が訪れて長寿遺伝子がオンの状態になっても、再び食事をすることで長寿遺伝子がオフになってしまうのです。

長寿遺伝子を活性化するケトン体

ところで、一体どのようにして長寿遺伝子は活性化されるのでしょうか?
その鍵を握るのが「ケトン体」です。

ケトン体とは、体内で糖が枯渇した時にブドウ糖に代わるエネルギー源として利用される物質。脂肪が肝臓で燃焼し、分解される過程で作られる。

体内の脂肪を燃焼してできる物質のため、ダイエット関連の本で見たことがある方もいるかもしれません。

このケトン体が体内のエネルギーとして使われている状態のことを脂肪燃焼モード、もしくはケトーシス状態と言います。身体がこの脂肪燃焼モードになると、長寿遺伝子が活性化されるということが分かっています。

つまり、細胞の修復やしみ・シワの防止、脂肪の燃焼を叶える長寿遺伝子を活性化させるためには、ただ一食のカロリー摂取量を控えるのではなく、食事と食事の時間をある程度あける必要なのです。

なお、体内の糖質は通常8時間程度ですべてなくなると言われており、ケトン体が生成されるようになるのはそれ以降になります。

自食作用による細胞レベルのデトックス

そして、長寿遺伝子が押されることで始まる老化防止作用の1つが、自食作用(オートファジー)と呼ばれる作用です。

自食作用とは、細胞内の不要なタンパク質を細胞自身が分解して再利用する仕組みのこと。タンパク質不足を補い、細胞をきれいにする役割がある。
細胞に異常なタンパク質が蓄積すると、細胞の働きが鈍くなるため、細胞を浄化する自食作用は老化防止や、肌の生まれ変わりのために重要だといわれている。

東京工業大の大隅良典栄誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞したことで一躍話題になりました。

壊れたミトコンドリアや古くなったコラーゲンなどを一掃し、新しいものを作り出す働きを高めるため、美肌・身体の機能向上効果があるといわれています。

この自食作用は年齢と共に活動を低下させてしまうのですが、長寿スイッチが押されると、その活動が活性化します。

つまり、一日一食にして食事の時間をあけることで、細胞レベルでのデトックスが適うというわけです。

ちなみに、この自食作用は絶食後12〜16時間から活発になると言われています。

消化を休んで代謝アップ

酵素という言葉は、美容・健康業界ではすっかり定着しましたね。

酵素とは、身体の仲で起こるすべての活動に関与しているもの。1日に作り出される酵素の量は決まっているため、消化のために酵素がたくさん使われてしまうと、代謝に使える酵素の量が減ってしまい、疲れやすくなったり、太りやすくなったり、代謝が上手くいかず肌が荒れやすくなる、といった症状として現れる。

人は、3食しっかり食べた場合、フルマラソンを完走するほどのエネルギーを消化に使うといわれています。
ところが上の説明にもある通り、1日に作り出される酵素の量は決まっているため、そんなにたくさんの酵素を消化に使ってしまうと、デトックス、エネルギー代謝、身体を動かすといった活動に回せる酵素の量が少なくなります。

また、食べたものは約18時間ですべて吸収・排出されるといわれていますが、1日3食の場合、食事と食事の時間は大体8時間です。つまり、まだ消化も排出も終わっていない状態でどんどん食べものが送りこまれてくる、という事態になります。

その結果、消化器官は常に働き続け、疲労を蓄積させてしまうのです。
また、消化器官に疲労が蓄積され続けると消化・吸収・排出の機能が低下するため、便秘や腸内環境悪化を引き起こします。

更に、消化器の機能低下によって未消化の物が体内に長時間滞在すると、その未消化の食べ物から活性酸素が大量に発生します。

活性酸素とは、物を酸化させる力がとても強い酸素のこと。身体をさびさせる原因で、これが発生すると遺伝子を傷つけたり、老化を促進させたりする。

身体にはこの活性酸素を除去する働きも備わっていますが、その除去にはやはり酵素が必要です。そのため、活性酸素をたくさん発生させる生活を送っていると、疲れやすくなり、朝起きるのがつらくなったりします。

断食がこれほどブームになったのも、元は消化に回す酵素をセーブして代謝に回すことでダイエットや美肌を叶えたり、未消化の食べ物を一掃して活性酸素の発生を防いだりすることが目的でした。

一日一食にするということは、毎日断食を繰り返しているようなもの。
酵素の無駄づかいを防ぎ、消化・吸収・排出のリズムを整え、胃腸を休ませることで、代謝と免疫力をアップし、美肌と疲れにくいからだも手に入れ、しかも老化防止にもなるのです。

仕事への影響は?

一日一食が美容と健康に良いとしても、仕事や勉強に支障が出てしまっては困る……もちろん、そんな心配をされている方も多いと思います。

過去においてはレオナルド・ダ・ヴィンチやピタゴラスなどの天才と呼ばれた偉人から、現代ではビル・ゲイツさんやオバマ大統領まで実践しているこの一日一食。

実は、逆に仕事や勉強へのよい影響が指摘されています。

昼食後は眠くなるという経験は、皆さんも一度はされたことがあると思いますが、それは、消化にエネルギーを取られてしまい頭に回っていないこと、そして食べることで副交感神経が優位になり、リラックス状態になってしまうことが原因です。

逆に、空腹時は交感神経が優位になるため、集中力が維持できます。

多くの科学者やビジネスマンや……空想上の人物でいえばシャーロック・ホームズが、難題に取りかかっている時には食事をとらないようにしていたのは、そのためです。

また、胃腸の負担を軽くすることで、質のいい睡眠が得られるというのは良く聞く話です。消化に使われるエネルギーを身体の回復に回し、胃腸の修復にそれほど時間をかけずに済むからだといわれています。
短い時間で深い眠りが得られれば、1日の生産性がぐっと上がること間違いなしです。

なお、一食を昼食にするか夕食にするかは、あまり大きな問題ではないようです。
例えばオバマ大統領は家族との時間を大切にし、仕事から離れる時間を敢えて作るために夕食を取るようにしているとのこと。
一方で、同僚とランチにいくことが多い独身のビジネスマンにとっては、昼食を一食の食事として取る方が現実的かもしれません。

無理のない方法が1番ストレスなく、効果的に一日一食を続けられるでしょう。自分のライフスタイルと相談しながら実践してみて下さい。

方法と注意点

美容・健康に効果的とは言え、なかなかストイックな食事方法です。
挑戦する際には必ず目を通して欲しい注意点がいくつかあります。

  • 空腹に耐えられなければ何かを摘んでいいが、糖質(炭水化物も)は避ける。
  • あまりにストレスが大きい場合は、無理せずナッツやバターコーヒーでカロリーを取りましょう。ただし、長寿遺伝子や自食作用の効果を得たいなら、間食で糖質を取るのだけは控えること。砂糖だけでなく、果物/野菜ジュース、炭水化物、芋類、そして果物やドライフルーツもアウトです。

  • 水を意識して大量に飲むこと!
  • 一日一食にすると、どうしても水分が不足しがちです。それまで食事から得ていた水分を飲み物から得る必要があるため、いつも通りの水分量ではすぐに身体が水不足になります。
    病気や貧血の原因にもなるので、意識してこまめに水分を取るよう、心がけましょう。

  • 閉経前の女性で、血糖値が下がりやすい人には向かない。
  • その場合、血糖値が下がりすぎないよう調整しながらの食事が向いています。ご自身の体を良く観察しながら、取り組みましょう。

  • 食費が浮く分、一食の質を上げる
  • もちろんグルメに走る、という意味ではありません。質がいい食事とは、栄養バランスがよく、添加物が少ない食事のことです。たった一回の食事が偏っていては元も子もありません。
    ビタミンやミネラルはバランスよく取ってこそ効果を発揮します。サプリメントや青汁などを利用するのもおすすめです。

  • 強いデトックス作用により、初日は頭痛や倦怠感などの好転反応が出ることが多い
  • たいていの場合、好転反応は1日で収まるようです。
    ただ症状が重く、水を飲んだり横になったりしても改善されない場合は、無理をしないことも大切です。

一日一食で身体が本来持つ力を引き出そう

一流の人々を魅了してきた、一日一食の魅力とその効果を紹介してきました。

30年後の溌剌とした自分のために、そして一週間後の生まれ変わった自分のために。
自分の身体の持つ機能を最大限に引き出して、美も健康も仕事も活性化していきましょう!

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