アトピー体質の人の入浴剤の選び方。しっかり保湿で乾燥を防ぐ!
アトピー体質の人の場合、入浴剤を選ぶのも大変ですよね。肌が荒れたり、かゆくなったりしないか不安で・・・。
アトピー体質の場合、刺激の強い入浴剤を使うことで症状が悪化する恐れがあります。そのため、入浴剤の正しい選び方が大切になってきます。
なぜアトピー体質だと入浴剤を使った方がいいの?
アトピー体質の人は、清潔な皮膚を保つための入浴と潤いを保つための保湿が最も大切だと言われています。入浴と保湿を正しく行うことで、皮膚のバリア機能を保持することができますよ。
保湿効果の高い入浴剤を使用することで、しっかり肌の保湿を行うことができ、さらに炎症を抑える効果の成分が配合されている入浴剤では、アトピーの症状を抑える効果も期待できますよ。
自分の肌質にあった入浴剤を使用することで、潤いのあるスベスベ肌に導くことができます。
アトピー体質にNGな入浴剤は?
入浴剤の中には、アトピーを悪化させる可能性のある成分が配合された商品が多くあります。悪化させる成分を知ることで、アトピーに効果的な入浴剤を購入することができますよ。
悪化させるリスクの高い成分とは?
入浴剤には、香料や保存剤などいろいろな化学物質が配合されています。アトピー体質の多くが肌のバリア機能が弱っている状態です。配合された化学物質が肌を刺激してしまうため、かゆみなどの症状があらわれ肌の状態を悪化させる可能性があります。
*避けた方がいい成分
- 防腐剤
- 酸化防止剤
- 合成色素
- 合成香料
- 硫黄
- 炭酸ガス
- 炭酸水素ナトリウム
これらの成分は肌に刺激が強いため、かゆみや痛みの原因になることもあるため注意しましょう。アトピー体質の場合、化学物質が含まれない低刺激で肌に優しいタイプの商品を選ぶように心がけましょう。
アトピー体質にいい入浴剤は?
シャンプーやボディソープなどと同様に低刺激で肌に優しいタイプの入浴剤がアトピー体質には望ましいと言われています。
アトピー体質の人が入浴剤を選ぶポイントは?
1.保湿成分が配合されたものを選ぶ
- セラミド
- スクワラン
- ホホバ油
- 植物エキス
これらの成分は保湿効果が高く、肌をスベスベにしてくれる作用が期待できます。
2.アトピー体質にいい成分のものを選ぶ
- カミレツ
- トウキ
- センキュウ
- ハッカ
- ボウフウ
などは薬用植物系成分と呼ばれ、これらの成分は殺菌作用や保湿作用に優れていると言われています。そのため、アトピー体質に人にはオススメの成分です。
アトピー体質にオススメの入浴剤5選
アトピー体質にオススメの入浴剤を5つ紹介しますね。体質で肌に合う商品と合わない商品があるため注意してくださいね。
お試し用などがあれば一度使用し、肌質に合うかチェックしてから購入するようにしてくださいね。
華密恋(KAMITUREN)入浴剤
🌑内容量:400ml
ハーブの一種であるカモミールエキスのカミツレエキスが配合された入浴剤です。このカミツレエキスには抗菌作用や消炎作用、保湿効果が得られると言われています。
キュレル 入浴剤
🌑内容量:420ml
「潤浸保湿セラミド機能成分」「ユーカリエキス」を配合している入浴剤です。これらの成分が肌の深層部まで浸透し、入浴後の乾燥を防ぐ働きが期待できます。
さらに「コメ胚芽油」が配合されており、アトピーの症状である肌荒れを改善してくれる効果が得られると言われています。
アトピタ 薬用保湿入浴剤
🌑内容量:500g
日本マザーズ協会の「マザーズセレクション大賞」の受賞歴がある入浴剤です。
ラノリン脂肪酸コレステリルを配合されており、入浴後の乾燥を防ぐ効果が期待できます。またヨモギエキスも配合されており、アトピーの症状であるかゆみを軽減してくれる働きがあると言われています。
みんなの肌潤風呂
🌑内容量:600g
塩素を除去してくれる働きもある入浴剤です。塩素を除去してくれるため、柔らかいお湯になり、肌の刺激も少なくしてくれます。
湯の花が配合されており、汗腺の油脂や汚れを除去する洗浄力があると言われています。さらに砂糖成分が含まれているおり過乾燥を防ぐ効果が期待できますよ。
ハイドロバブルバス
🌑内容量:1,000g
肌のバリア機能を高める入浴剤です。肌のバリア機能を高めることで、本来の保湿力を引き出す肌に導きます。
還元効率が高いため角質層までしっかり浸透し、悪玉活性酵素を除去してくれる働きがあると言われています。
トラブルを根本から見直したい人にオススメの入浴剤です。
入浴剤を効果的に使うための注意点
せっかく肌に優しい入浴剤を使用してもお風呂の入り方が間違っていれば、肌に刺激を与え、お風呂が悪影響になってしまいます。お肌に潤いを与えるために、ポイントを押さえてお風呂に入りましょうね。
ポイント1:ぬるめのお湯に入る
38度程度のお湯に浸かるようにしましょう。熱すぎるお湯は肌にダメージを与え、必要な水分まで奪い乾燥させることに繋がります。
ポイント2:優しいタオルで洗う
ナイロンのタオルなどは肌を刺激しダメージを与えてしまう恐れがあります。できる限り天然素材のタオルで身体を洗うようにしましょう。
また、汚れを取ろうとしてゴシゴシと力を入れて洗うのは避けてくださいね。優しく撫でるように洗うようにしましょう。
アトピーが悪化しているときは、手で洗うのもオススメです。ボディソープなどを泡立てたあとに、その泡を手にのせ優しく洗うようにすることで、肌に刺激を与えず身体を洗うことができますよ。
ポイント3:刺激の少ない石鹸やボディソープを使う
洗浄力の強い石鹸やボディソープは肌に刺激を与え、必要な水分も奪い取ってしまう可能性があります。できる限り、低刺激で無添加の石鹸やボディソープを使用するようにしましょう。
ポイント4:入浴剤をしっかり洗い流す
肌に優しい入浴剤を使用していても、その成分が肌に残ったままだと、かゆみや赤みなどの原因になってしまうこともあります。
お風呂から上がるときには、必ずぬるめのシャワーでしっかりと入浴剤を洗い流すように心がけましょう。
ポイント5:お風呂上がりに、保湿クリームなどをつける
お風呂のあとは、必要な水分も蒸発してしまいます。アトピー体質の肌の場合、特に保水力が弱くなっているため、肌に水分をとどめることが大切になってきます。
身体に必要な水分を保つためにも、保湿クリームなどでしっかり保湿するようにしましょう。
入浴剤で乾燥を防ごう!
どんな入浴剤でも、合う人と合わない人がいます。自分の肌質にあった入浴剤を使用することで、お風呂上がりの乾燥を防ぎます。
入浴剤でしっかり保湿を行い、スベスベ潤肌をつくりましょう。
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