毎日のお風呂でダイエット!湯船にしっかり浸かって代謝をUPさせよう
日本人は他の国の方からすると、不思議になるくらい「お風呂」が大好きな人種です。しかも、きちんと「湯船」に浸かるのが大好き。「温泉」も大好き。
そんな特性を生かしたお手軽な「お風呂ダイエット」があるとするのならば、ぜひとも実践してみる価値はあるのではないですかね。
ほぼ毎日はいるであろう「お風呂」でダイエットが可能なんて夢のような話。あえて余分に時間を割くことなく生活の中の一部である「入浴」がダイエットに役立つなんて嬉しいです。
しかし、ただ「お風呂」にはいるだけでは効果的なものではない。ちゃんとした、正しい方法を知り「お風呂ダイエット」を始めてみる事です。
1. お風呂ダイエットの優れた効果
どうしてそんなにお風呂がよいのかということをきちんと知ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
・なぜ?お風呂が役に立つのか?
お風呂に入る事=体温上昇ということですので、すなわち体温上昇=代謝アップとうことになります。代謝アップ=消費カロリーアップ。そして、消費カロリーアップ=ダイエットに効果あり!という嬉しい連鎖になるからです。
・お風呂がいいのは?シャワーではだめ?
体の芯まで温めるにはやはり「入浴」がいいですね。シャワーでも温まりますが体の芯の部分まではやはり無理です。表面上のみ温まるだけです。
お風呂ダイエットにはやはり「入浴」することが大前提だと言えるでしょう!
2.お風呂ダイエットの入浴方法
お風呂でダイエットをする上で、ちゃんとした方法を知っておく必要があります。闇雲にただ湯船に浸かるのではダメ。しっかりと下準備をして入浴しましょう!
・入浴前の準備をする
1、お風呂に入る前にコップ1杯=約200ccの水を飲みましょう。一回の入浴でおよそ体から失われる水分量が200ccとされています。まず始めに補っておかないと、血液がドロドロ状態になり健康を損ねてしまいます。注意しましょう!
お風呂に入ると体が温まるので、冷たい氷水などを飲んでしまうと体に負担をかけてしまいます。ですので、常温が一番いいです。
2、ダイエットに最適だとされる浴槽のお湯を「41度」にする。
お風呂ダイエットをするのに最適な温度が「41度」とされています。
3、 防水がされている時計などの時間が計れる物を用意する。
お風呂ダイエットはただ長い時間湯船に浸かればよいというものではありません。ちゃんとした正確な時間の入浴をすることが効果的なダイエット方法だからです。
・温度は?入浴時間は?
先にも述べましたが、ちゃんとした温度や時間管理をしなくては「ダイエット効果」が薄れてしまいます。しっかりと正確に温度も入浴時間も把握しましょう!
- 温度は→「41度」がベスト
- 入浴時間→約10分間がベスト
なぜなら、41度のお湯で約10分間入浴する事により「体の深部までしっかりと温められるから」です。そして、このことにより体の「体温が1度上昇」します。
体温が1度上昇するということは、基礎代謝がおよそ「13%」あがります。
すなわち消費カロリーのアップにつながるというわけです。
・時間がないときの入浴方法
湯船に浸かるのがいいのは理解していますが、どうしても10分も入浴する時間が取れないときは、お風呂ダイエットは無理なのでしょうか?
答えは・・・大丈夫!時間がないときでも「お風呂ダイエット」をする方法はあります。
どのような方法か紹介しておきましょう!
「高温反復入浴方法」
- かかり湯をする(ぬるめのシャワーを足から順にかけていく。温度を少しづつ上げ体温を上昇させる。
- 湯船に胸の位置まで浸かる。ゆっくりとお腹の辺りから胸の辺りまで浸かりそのままの姿勢で約1分間。
- 肩までゆっくり浸かり全身入浴をする。(おおよそ温まったと、感じるまで)
- 体洗いや洗髪をする。
- お風呂からでることにより、体を少し休憩させてあげる。
- 再び入浴し、肩まで2~3分程度入浴する。
- もう一度、湯船から上がり洗顔などを行いながら、休憩をする。
- 最後の入浴をする。
- 42度の熱めのお湯に約2~3分浸かります。(ちょっとキツイかもしれませんが、じっと我慢!頑張りましょうね!)
- 湯船から上がる前に手などに水をかけて気持ちを落ち着かせてください。
- これで、完了!湯船からあがりましょう!
この「高温反復入浴」は一回の20分ほどの入浴でおよそ200~400キロカロリーの消費がされると言われています。(消費カロリーの誤差は個人の体重によるものです。)
3.お風呂ダイエットはどの位ダイエット向き?
意外に侮れないお風呂ダイエットの消費カロリーですが、どのくらいあるのかということを知ると、もっと実行をしてみたくなるはずです。
では、どのくらいのものなのか幾つかの行動と対比してみたので参考までに。
・お風呂ダイエットの消費カロリー
【平均的な数値】
- 10分入浴(全身)→およそ40キロカロリー
- 1時間(半身浴)→およそ150キロカロリー
- 30分(高温反復入浴)→およそ300キロカロリー
【平均的な運動による消費カロリー】
- ウォーキング(30分)→およそ90キロカロリー
- サイクリング(30分)→およそ100キロカロリー
- ランニング(30分)→およそ200キロカロリー
という結果になります。コレを見るとお風呂での消費カロリーはかなり、たくさんあることをお解かりいただけたのではないでしょうか。
・もっとお風呂ダイエットで消費カロリーを増やすには
お風呂ダイエットは血流を浴して行うダイエット方法ですので、もっとたくさんの効果を得るには、この【血流】を良くすることが肝心です。
お風呂ダイエットで血流を良くする方法はいたって簡単です。ぜひ実践してみてください。
- 【お風呂に入る前に「手首&足首」を冷水で約30秒程度冷やすこと。】
すごく簡単ですよね。
でもこの方法はちゃんとした根拠があります。スポーツ選手が疲労回復をするためにしている「温冷交代浴」という、しっかりとした方法なのですよ。
この「温冷交代浴」は人間の大事な自律神経を程よく刺激してくれて、血管が伸縮され血行がとても良くなります。とても効果のある方法です。
4.部分的に効果を上げる方法と入浴における注意点
お風呂の中で温まった体で行うストレッチ。筋肉がほぐれていて動きが良くなるだけでなく、簡単なストレッチをすることで凝り固まった筋肉ももとからほぐす効果があります。
・むくみ解消
浴槽に浸かりながら、軽くふくらはぎをしたから上に向けてこすってみてください。
血行がさらに促進され足のむくみ解消につながります。
・簡単にストレッチお風呂ダイエット
日頃の疲れた体にはとてもいいお風呂ストレッチをぜひお試しあれ。
- やり方
浴槽に浸かりながら、両腕を前に伸ばしそのまま、「グーパーグーパー」と10回から20回する。
結構疲れますが、手の筋力アップと二の腕のたるみ解消にもってこいです。
同じくお風呂に入りながら、足の指でも「じゃんけん体操」をしてみましょう!
「グー・チョキ・パー」と10回~疲れない程度にやりましょう。ふくらはぎの疲れが取れるだけでなく、ふくらはぎに筋肉がつきスリムな足に。
このように簡単なことで、体のメンテナンスが可能なお風呂は魅力十分な場所ですね。
・入浴するにはやはり注意点もある
体が温まり発汗をしますので、やはり水分不足に陥りやすいです。ですので、お風呂上りには「コップ1杯の水分補給を」してください。
しかし、いくら暑いからといって「氷の入った冷た~い水」はダメ!体が冷えてお腹にも内臓にも良くありません。
必ずあまり冷えていない水を飲むのがおススメです。
5.最終的に一番の入浴方法とはあるの?
結局は、毎日必ずお風呂の湯船に入るのが一番良い方法です。暑い夏でもシャワーではなく、湯船に浸かる事で疲れがとれ代謝がアップし、健康促進に効果があります。
意外に夏場は代謝が落ちてしまいがちですので、お風呂にしっかり入浴して代謝アップを心がける事をおススメします。一年中代謝の良い体を保っていれば、ダイエットを成功させやすいからだと言えるわけですからね。
今日から、「お風呂ダイエット」初めてみませんか!