胸が大きい人の肩こり解消法。予防方法と正しい下着の選び方
胸が大きすぎて、肩凝りに悩んでいませんか?
胸が大きすぎると、その重さを支えるために肩に余計な負担が多くかかり、肩凝りになりやすいと言われています。
正しい運動やマッサージを行うことで肩凝りは楽になるはずです。また、大きな胸を支えるためのブラ選びも大切になります。
つらい肩凝りをひどくさせないためのマッサージやブラの選び方など紹介します。
首筋を温めて血行アップ
冷えは肩凝りにとって最大の敵です。身体が冷えてしまうと、体温を逃さないように血管が収縮します。そのため、筋肉の血流量が減ってしまい、筋肉自体が硬くなってしまいます。
さらに、寒さで痛みが感じやすくなります。そのため、身体が冷えていると、どんどん肩凝りが酷くなってしまいます。
肩凝り改善には首を温めるのが一番!
肩凝りを改善させるためにどこを温めると効果的でしょうか?
もちろん直接肩周囲を温めることも大切です。ただ、肩周囲を温めても、なかなか改善しない人も多くいます。それは、肩周囲には大きな筋肉があるため、なかなか血液を温めることができていないからです。
そこで、効果的な方法として、首を温めます。首は、皮膚が薄く、血管も表皮の近くを走行しているため、血液を温めるのに最適の場所です。
首筋を温める方法
① カイロやタオルなどを使用する場合
- カイロやホットタオルなどを首の後ろ(後頭部の付け根)に当てる
- 気持ちいい程度の温かさで10分程度温める
①タオルを濡らして、しっかり絞る
②タオルを丸める
③ラップで包む
④電子レンジで1分程度加熱する
⑤電子レンジから取り出して適度に冷ます
厚めのタオルを使うと、冷めにくいです。
また、電子レンジの加熱時間は、様子を見ながら、増やしたり、減らしたりしてくださいね。
注意点としては、熱すぎないようにしてください。熱さを我慢しすぎると、リラックスができずに、余計に力が入ってしまいます。
② 入浴中のやり方
- 湯船でしっかり温まる
- お湯で濡れたタオルを首筋に10分程度押し当てる
入浴中だと、リラックスできやすいので、効果的です。気持ちよすぎて、そのまま湯船で寝ないように気をつけてくださいね‼︎
日常生活でも冷えは禁物
また、日常生活でも首筋を冷やさないように心がけてくださいね。夏場は冷房で、冬場は気温で、どうしても首筋は冷えてしまいます。
そのため、マフラーやストールなどを使い、首に直接風が当たらないようにしてください。
肩甲骨を動かして、肩をほぐす
肩凝りを悪化させないためには、運動は重要になります。長時間パソコンやスマホなどしてしまうと、肩の周りが固まってしまいます。
そのため、長時間同じ姿勢でいるような際には、特に心がけて行ってみてください。
肩甲骨を上に持ち上げる
立っていても、座っていてもできます。
- 出来る限り胸を張る
- 肩を耳に当てるように上に持ち上げる
- そのまま、ストンと肩を落とす
- これを10回程度繰り返す
この運動はガチガチに固まった肩の準備運動です。
急に大きな動作でガチガチに固まった肩甲骨を動かすと、痛みの原因になることもあります。そのため、この運動で痛みが出る場合は、一度温めてから行ってくださいね。
肩甲骨を回す
出来る限り、立った状態で行ってください。
- 肩幅に足を広げて立つ
- 両指を肩に軽く乗せる
- 肘で出来るだけ大きな円をゆっくり描くように動かす
- 逆回りも行う
- 左右20回程度行う
しっかり肩甲骨が動いているのを感じながら行ってください。ガチガチに固まっている人は、ゴリゴリと音がなる人がいます。
痛みがあれば、小さな円から始めて、徐々に円を大きく描くようにしてください。必ず、痛みのない範囲で行ってくださいね。運動は、出来る限り、こまめに行ってください。
一度ガチガチに固まってしまうと、痛みも出やすくなり、肩をほぐすのに時間がかかります。
首も回して、さらに効率アップ
肩甲骨がほぐれてきたら、随分肩凝りは楽になります。それでも、まだ凝っていると感じている人も多いはずです。
その時は、しっかり首回りも動かしていきましょう。
- 椅子に腰掛ける
- 片方の手で椅子を軽く掴む
- 反対の手を頭の上におく
- そのまま斜め前方向にゆっくり首を倒す
- 首の力は抜いて、手の重みで首の筋肉を伸ばす
- 10秒程度ストレッチ
- 逆側も同様に行う
出来る人は、逆の耳のあたりまで手を回して行なってください。どうしても座ってできない場合や椅子を掴めない場合は、その手の甲を背中に当てた状態で行ってください。
肩凝りがひどい人の場合、首が動かない時もあります。そのため、必ず無理をしないように行ってください。痛みがあるのに、我慢して行うのは、逆効果です。
血液の詰まりを解消して、肩凝り解消
肩凝りが酷くなると、血流が低下するため、頭痛の原因になることもあります。
そのため、首筋の血流をあげることは、大切です。
- 首の付け根に両親指を当てる
- その状態で後頭部を親指に10秒程度押し付ける
- 5回程度繰り返す
親指を押し当てる部位は、後ろの首の真ん中から2センチ程度左右にずれたところあたりです。後頭部と首の付け根を抑えながら、気持ちいいところを探してください。痛気持ちいいところが、押しあてる部位です。
また、後頭部を押しあてるのが難しい時は、下を向いた状態で、親指をしっかり当て、そのままゆっくり上を向くように頭を動かしても大丈夫ですよ。
正しいブラを選んで、しっかり大きな胸を支えよう!
あなたは、正しいブラを身につけてますか?適当に選んでいたり、体型が変わってもそのまま着け続けていないですか?
特に大きな胸の人は小さく見せようとして、押さえつけるようなブラを使う人も多くいます。
合わないブラを使ってしまうと、大きな胸を支えきれずに、肩凝りが悪化してしまうことがあります。そのため、自分にあったブラを選ぶことは大切です。
大きな胸の人にオススメのブラの選び方
①フルカップを選ぶ
バストをしっかり包み込んでくれるタイプです。このタイプはバストの揺れを防いでくれるため、肩の負担が少なくなります。
②肩ひもが太めのブラを選ぶ
胸が大きいと重さがあるため、細い紐で支えるよりも、肩ひもがしっかりしている太めのものを選んだ方が、肩にとっては楽になります。
③背中の肩ひもがクロスタイプ(たすき掛け)のものを選ぶ
クロスタイプのものは、猫背になりにくく、いい姿勢を保ちやすいです。また、定期的にバストを測定してもらうことも大切です。
正しいブラを身につけ、肩の負担を軽減しましょう。
ツライ肩凝りの悩みをなくそう!!
大きい胸は、肩に大きな負担をかけてしまいます。肩凝りをそのままにしておけば、頭痛や吐き気など様々な悪影響があります。
そのため、肩凝りを少しでも早く治す必要があります。肩凝りにとって、一番良い方法が血液の循環を改善し、筋肉を柔らかくすることです。そのためには、温めること、動かす事が最善です。痛みが酷くなる前に、試してみてくださいね。
また、一日のほとんどの時間を身につけているブラも大切です。間違ったブラを使うと肩凝りを悪化させる原因になります。自分にあった、肩の負担を軽減させるブラを身につけ、肩凝り軽減を図っていきましょう。
肩凝りに苦しむ生活から一刻も早く脱出出来ますように。
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