爪を噛んでしまうのはどうして?爪を噛む人の心理とは


小さいころ、爪を噛んでいると「やめなさい!」と怒られた経験はありませんか?

爪を噛む癖がそのまま大人になっても続いてしまい、爪を噛む癖が抜けない、あるいは、自分の周りにそういう人がいるという場合もあるでしょう。

そもそも、見た目もあまりよくないのに、どうして爪なんか噛むんだろうと思うことはないでしょうか?

今回は、爪を噛む人の心理について探っていこうと思います。

どうして爪を噛んでしまうのか?

鼻を擦る、手を揉むなど人にはたくさんのクセがあり、その中には「爪を噛む癖がある」という人もいます。

そもそも、どうして爪を噛んでしまうのでしょうか?

不安になる気持ちを和らげている

心理学的に爪を噛むという行為は、不安感を和らげるため行為であると言われています。

緊張感やイライラ、さみしさや退屈、ストレスなどといった感情を払拭したい時についやってしまう場合があるようです。

「爪を噛むのは良くないことである」と、爪を噛んでいる本人は重々承知しているのですが、その意志とは反対につい強迫観念で行ってしまうとも言われています。

また、大人になってもつい爪を噛んでしまう人は、心が繊細でとても傷つきやすい一面を持っています。

ナイーブな心の内をどうにか落ち着けるための解消法が「爪を噛む」という行為なのです。

完璧主義でストレスが溜まりやすい

心が繊細でとても傷つきやすい人だけではなく、完璧主義の人も爪を噛む癖を持つ人が大勢います。

完璧主義の定義は、目標を過度に高く定めて、自分や周りの他人にも完璧な状態を求める精神状態のことを指します。

こういうタイプは自分が定めた目標を達することが出来なかったとき、そのストレスやイライラした感情から不満を持ち、その際に爪を噛んでしまう事があるようです。

爪を噛んで実際にストレスは軽減されるの?

爪を噛むことでイライラや不安感などを落ち着けていると書きましたが、では実際に爪を噛むことによってストレスは解消されているのでしょうか?

実際にストレスに効果あり

モントリオール大学やカルフォルニア大学で精神科医が行った研究結果では、爪を噛むという行為で感情をコントロールし、建設的に行動が出来る、などの結果がでました。

爪を噛むことにより、脳の報酬系と呼ばれる快楽を与えてモチベーションを上げる箇所に訴え、気分を上げることが出来るとされています。

爪を噛む=フラストレーションのコントロール

つまり、つい爪を噛んでしまうのが癖になっているという人は、何かしら抱えているフラストレーションについて爪を噛んでコントロールを行っているということになります。

見た目は確かに良くないですが、爪を噛むという行為自体には「自分の感情をコントロールし、発散させている」という意味合いがあったのですね。

行為がエスカレートするとどうなってしまうの?

爪を噛むという行為は、見た目にもあまりよくないもので人によっては痛々しいと感じる場合もあるかもしれません。

爪を噛むことがやめられずにエスカレートしてしまった場合、どんな事が起こる可能性があるのでしょうか?

行き過ぎた自傷行為や精神疾患のきっかけになる!?

爪を噛む行為が行き過ぎた結果、自傷行為やひいては精神疾患のきっかけにもなると言われています。

そもそも、体の1部を無理矢理に削るという行為(髪の毛を引っ張って抜くなどもこれに含まれます)は脅迫性障害から発生する自傷行為として考えられています。

過激な自傷行為の行きつく先は精神疾患というのもうなずける話です。

だからと言って、無理矢理にやめさせると精神的なストレスから更に行動をエスカレートさせてしまう可能性もあります。

でも爪を噛む癖を止めさせたい。そんな時はどうするべき?

爪を噛む行為が酷すぎて見ているのも大変だ・どうにかしたい。

そう思ったら、まずは爪を噛んでいる人が精神的に何に圧迫されているか突き止めてその要因を取り除く必要があります。

絆創膏を巻いて爪を噛めないようにするなどの対策を取り、何らかの方法で爪を噛めないように対策を立てておくことも大切です。

1番大切なのは本人が「治そうとする気持ちがあるかどうか」

爪を噛むという癖は見た目にも悪いですし、精神的な疾患だけではなく敗血症という傷口から入った細菌が引き起こす病気にかかってしまう事があります。

周りの人がどうにかしたい、助けてあげたいと思っても、結局その行為と向き合うのは周りの人間ではなく爪を噛んでいる本人なのです。

爪を噛む行為を悩んでいる人が身近にいたとしたら、同じ女性同士なら、「今度ネイルサロン行かない?」「マニュキアしない?」などと誘ってみては?

爪のおしゃれを通じて、爪を噛む行為からさりげなく気持ちをそらすきっかけを作ってあげるのもいいですね。

爪を噛む癖を治すのには、本人の「治したい」という意思が1番大切。

根気のいる作業ですが、じっくり向き合うことが大切なのです。

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