爪に優しい爪やすりの種類とキレイな爪の作り方
普段、いつの間にか爪に負担をかけていませんか?特にネイルをよく楽しむ人は「ネイルケア」が必須ですよね。しかし、伸びた爪を爪切りでバキバキと切ってしまっては爪に負担がかかり、ネイルが上手くいかないことも多くなってしまいます。
ここでは自爪をキレイに優しく保つために、爪やすりを使うことをおすすめします。
爪やすりで上手くケアできるの?と感じる人も、今まで爪やすりを使ったことが無い人もぜひ参考にしてみてくださいね。
美容アイテムの爪やすりって?
やすりと聞くと木材や材木を削るイメージがありますが、最近では「爪やすり」あるいは「ネイルファイル」と呼ばれる美容の爪専用のやすりが注目されています。ここでは爪やすりを使うメリットをご紹介します。
爪の負担を減らすことができる
私たちの爪が伸びた時に普段何気なく使っている爪切りは、実は爪に刺激を与えているので負担が大きいのです。
その為、縦線が入ってしまったり、ネイルをする時に爪が割れやすくなってしまう可能性が高いのです。爪も皮膚と同じたんぱく質でできているので、爪やすりを使うことで爪に優しいケアを簡単にすることができます。
爪の形を自由に変えることができる
ネイルをやっている人であればわかるかもしれませんが、ネイルがキレイに見える爪の形や理想の形というのは人によって異なります。
爪切りでは切りすぎて爪の形がガタガタになってしまうことがありますが、爪やすりを使うと丸みを帯びた爪の輪郭や爪の形を自分で決めて必要な部分だけ削ることができます。
主な爪やすりの種類
爪やすりには4種類あることをご存知でしょうか?実はやすりの種類によってできあがりの爪が違ってくることがあるのです。
エメリーボード(ブラックファイル)
これは一般的な爪やすりとして市販で販売されている爪やすりになります。商品によってやすりの表面のグリッド数という粗さが変わってくるので好みに合わせて選ぶことをおすすめします。
例えばグリッド数80Gは「かなり粗目で鋭く削る特徴」があります。爪が長めの人におすすめです。逆にグリッド数180~220Gであれば「細かい目なので滑らかに削ることができる」という特徴があります。
アクリルファイル
これは特にネイルをよくする人やネイルサロンの人が使う爪やすりになります。エメリーボードとは違って少し厚みがあるので、マニキュアやネイルの上から削ったり磨きをかけていくアイテムとなります。
シャイナー
これは「やすりの目が細かいこと」が特徴となっている爪やすりです。
爪を削って整えたネイルケアの最後の仕上げとして使用することで、爪の光沢やコーティング力を出して爪をピカピカに整える効果があります。
ガラス製爪やすり
最近注目されているのが「ガラス製の爪やすり」になります。特徴としてデザインがかわいいことやプレゼント用として見た目がキレイなこと・爪やすりよりもキレイに削ることができるというメリットが人気を呼んでいます。
爪やすりの正しい選び方
便利な爪やすりですが、効果的に長く使い続けるためには、自分に合った選び方をする必要があります。上手な爪やすりの2つの選び方をご紹介します。
自分の爪・手の大きさで選ぶこと
最近では爪やすりも手や指の大きさに合わせて様々な商品があります。どれだけ口コミで高評価であっても安価であっても、自分の爪に合うかどうかは確かではありません。
一度手や爪の大きさを確認してから最適な爪やすりを選ぶことをおすすめします。
目的別に選ぶこと
例えば、爪の長さを調節したり整えたい人には「グリッド数100~180Gのエメリーボード」がおすすめです。目の粗さは使っているうちに馴染んでくるので、見た目が少し粗いなと感じても心配いりません。
キレイを作る!爪やすりの正しいやり方
では実際に、爪やすりで爪をキレイにする使い方をこちらでご紹介します。
爪やすり手入れの流れは3ステップ
まず基本的に爪の手入れの方法は「爪の形を整える」・「甘皮処理をする」・「爪の表面を磨く」というステップがあります。
1. 爪の形を整える方法
ではまず「爪を整える方法」からご紹介します。爪を整える際の爪やすりは「粗目」で自分の好みの長さになるように整えていきましょう。最初は少しずつ粗目で削り、好みの長さになったら目の細かい方で少しずつ形を整えていきます。
通常は、長さを整えるためには爪切りを使うことが多いのですが、爪切りだと爪にかかる負担が大きいのでなるべく爪やすりを使うようにしましょう。
2. 甘皮の処理方法
甘皮とは、爪の根元にある薄皮のことです。甘皮をキレイに保っておくことでキレイな爪づくりの基盤となるのでぜひ行っておきましょう。
まず爪を柔らかくするためにお湯に爪を3分ほど浸けて柔らかくしておきましょう。湿らせた綿棒を用意し、優しく甘皮を押し上げるようにして持ち上げます。この時、上手く甘皮が持ち上がらない場合は、指が少し乾燥しているからかもしれません。しっかりと爪を柔らかくしておきましょう。
3. 爪表面の磨き方
最後に爪表面をキレイに磨いていきます。この時に必要なのが「シャイナー」という爪やすりと「キューティクルオイル」という爪表面のコーティングです。
磨き終えたらキューティクルオイルを爪の表面に全体的に塗っていきます。キューティクルオイルは「マニキュアタイプやペンタイプ」など様々な種類があるので、使いやすいものを選ぶようにしましょう。
爪やすりを使う時の3つの注意点
ここで、爪やすりを使う時の注意ポイントを2つご紹介します。
動かすのは一定方向
爪やすりを使う上で大切なことは「動かす方向」です。やすりは少し動かすだけでも削れていくので、少しずつ行うことが大切ですが、必ず一定方向に動かすようにしましょう。
爪に対して角度は45°を保つこと
爪やすりには削る角度というものがあります。斜め45°を意識しながら削っていくことで、キメの整ったキレイな爪になります。
裏表と角度に注意して少しずつキレイに削っていきましょう。
爪やすりは爪にも肌にも優しい美容アイテム!
爪の負担を減らしてキューティクルも整えてくれる爪やすりは、今や知る人ぞ知る美容の必需品となっているようです。他人に見られやすい手元をキレイに、そして優しくケアしていく爪やすりを試してみませんか?
あなたもコメントをどうぞ!