コーヒーバターの美容効果とは。朝の1杯がダイエットに!
コンビニでも買えることで話題になっているのがバターコーヒー。
コーヒーダイエットは数年前から注目されていましたが、ダイエッターの間では単なるコーヒーダイエットではなく、バターを入れたコーヒーを飲む「コーヒーバターダイエット」を取り入れて、ダイエットに挑戦している人もいるんです。
今回、コーヒーバターが気になる人のために「コーヒーダイエット」との違いとコーヒーバターがダイエットにおすすめな理由を紹介します。
シリコンバレーの企業家が紹介したコーヒーバターとは?
コーヒーバターが知られるようになったのは、IT企業家のディブ・アスプリー氏が著書である『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』で紹介をしたことがきっかけです。
朝食抜きは太りやすいといわれますが、これは長時間空腹の状態で昼食を取ると血糖値が急激に上昇するからです。
また、筋肉量が減ってしまうため、代謝が下がりやすくなるのも朝食抜きが太りやすいといわれる理由です。
コーヒーバターダイエットは、朝コーヒーバターを飲むことで、筋肉量を増やして痩せやすい体にする効果があるといわれています。
朝食の代わりにコーヒーバターを飲むのは、代謝を上げるという意味でも理にかなっているのかもしれませんね。
ディブ氏によると朝のコーヒーバターにはダイエットだけでなく、集中力を上げて午前中のパフォーマンスを向上させる目的もあるそうですよ。
コーヒーダイエットとコーヒーバターダイエットの違い!
『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』がきっかけで、ハリウッドセレブも取り入れるようになったコーヒーバターですが、コーヒーを飲んでダイエットをする「コーヒーダイエット」とはどこが違うのでしょうか。
コーヒーバターダイエットは、コーヒーに「バター」と「MCTオイル」を加えたものをいれて飲みます。
ここが、これまでのコーヒーダイエットと違う点です。
コーヒーに「バター」と「MCTオイル」を加えることで、ただコーヒーを飲むよりも腹もちが良くなるというメリットがあり、空腹を避けることができます。
「バター」と「MCTオイル」は、油脂のなかでも消化がよくエネルギーになりやすいといわれているので、脂肪燃焼効果や代謝アップも期待できるのですね。
コーヒーバターに欠かせない2つの油の特徴とは?
コーヒーバターに欠かせない「バター」と「MCTオイル」、油というとダイエット中はできるだけ避けたいところですが、完全に油抜きというのもダイエットにはよくありません。
油には、体温を上げたり、ビタミンの吸収をよくする効果があるので、体に必要なものなのです。
しかもエネルギーになりやすいので、代謝を上げて脂肪を燃焼させるのには欠かせません。
バターとMCTオイルがなぜおすすめなのか、次の項からは2つの油の特徴を説明していきますね。
コーヒーバターに使うバターは無塩バターのみ
まずはバターについて、バターはコレステロールが上がるからよくないともいわれていますが、乳脂肪分だけでなく「ビタミンA」「ビタミンD」「ビタミンE」も含まれていて、免疫力を上げたり、肌荒れを予防したり、骨や歯を丈夫にするのに欠かせません。
バターのコレステロールのなかには血管や細胞膜を作る働きもあります。
油といっても、厳選された素材で作られた質のよい物を選ぶのがコーヒーバターでは大切です。
コーヒーバターに使われるもう一つの油MCTオイルって何?
MCTオイルってはじめて知った人もいると思います。
MCTオイルとは、飽和脂肪酸のひとつである中鎖脂肪酸100%の油のことをいいます。
この中鎖脂肪酸、ココナッツオイルやパーム油といった植物油や母乳、牛乳に含まれているんです。
中鎖脂肪酸はエネルギーに変わりやすいことから、体脂肪になりにくいといわれており、ダイエット中に摂取するには最適といえます。
コーヒーバターの美容効果とは?
コーヒーバターには、ダイエット効果だけでなく、病気や老化を予防するアンチエイジング効果も期待できます。
ここでは、コーヒーバターを飲むことで期待できる美容と健康効果を紹介します。
クロロゲン酸でシミ・そばかすを予防
1年中降り注ぐ紫外線、ケアをしていてもできてしまうのがシミ、そばかすですよね。
肌の老化の原因にもなるので、できれば予防したいというのが本音でしょう。
コーヒーにはクロロゲン酸というポリフェノールが含まれており、紫外線から肌を守る効果があるのです。
コーヒーを飲まないよりも飲んでいる人のほうが、シミが少ないという結果も出ており、コーヒーバターは美肌になりたい人にもおすすめです。
抗酸化作用で免疫力アップ!
いつまでも元気でいたい、健康で長生きしたいという人にもコーヒーバターはおすすめですよ。
コーヒーに含まれているクロロゲン酸だけでなく、バターのビタミンAやビタミンE、MCTオイルには病気から体を守る抗酸化作用が含まれているので、免疫力を高め病気の予防をしますよ。
風邪やインフルエンザだけでなく、生活習慣病の予防にも免疫力は欠かせません。
1杯のコーヒーバターで、健康維持もしやすくなりますよ。
認知症の予防や記憶力の低下を避ける
MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、エネルギーなりやすいので脳の疲れにくくして、認知症や記憶力の低下を予防するといわれています。
アルツハイマー型の認知症などは、脳の栄養不足も原因といわれているので、エネルギーになりやすいMCTオイルを加えたコーヒーバターは老化防止にもおすすめです。
記憶力の低下はパフォーマンスを下げるので、仕事の効率を上げたい人にもコーヒーバターはよいでしょう。
コーヒーバターの注意点
コーヒーバターのメリットを知ってもらったところで、飲む時の注意点についてもまとめていきます。
コーヒーバターに使うコーヒーはドリップしたものがおすすめ
粉状になっているインスタントよりもドリップして淹れたコーヒーのほうが、カフェインやクロロゲン酸を多く含んでいるので、ダイエット効果や美容効果は期待できます。
朝は忙しいのでドリップする余裕がない人もいるかもしれませんが、食事の準備をするよりはコーヒーを淹れる方が時間はかからないはずです。
コーヒーを淹れる時間を作ることで、気持にも余裕が生まれ、仕事や勉強といった一日のパフォーマンスも向上しやすくなるでしょう。
コーヒーバターでは糖分は入れない
いわゆるコーヒーダイエットでは、慣れないうちは糖分を入れてもよいとされていますが、コーヒーバターダイエットでは糖分は厳禁です。
コーヒーバターの場合、砂糖や甘味料を入れなくてもバターやMCTオイルでカロリーは十分に摂れますし、脂質が加わることで砂糖抜きでも十分飲みやすいといえます。
コーヒーとバター、MCTオイルをよく混ぜることでミルクが入っていなくてもクリーミーな味わいになるのもコーヒーバターの特徴です。
コーヒーバターは夜は飲まないようにする
ダイエット効果を考えると、バターやMCTオイルが入っているコーヒーバターは朝飲むのがおすすめです。
仕事や勉強、移動といった日中のパフォーマンスをすることでエネルギーを消費し、脂肪を燃焼させます。
夜は、基本的に体を休めるための時間と考えると、カロリーは取り過ぎないほうがよいですし、コーヒーに含まれるカフェインも夜は避けた方がよいでしょう。
ダイエット効果を感じたいなら運動もちゃんとする
コーヒーバターを飲むだけでは、健康的なボディは作れませんよ。
ダイエットで大事なのは、バランスの良い食事と適度な運動です。
筋肉量を増やすには運動が必要ですし、体を動かすことで、代謝を上げ脂肪燃焼しやすい体にします。
コーヒーバターのダイエット効果を感じたいなら運動もちゃんとすることが大切ですよ。
コンビニや専門店も活用してコーヒーバターを取り入れてみよう!
コーヒーバターは、グラスフェッドバターやMCTオイルを揃えるのが大変という人や味が心配という人もいるでしょう。
コーヒーバターは、コンビニでも購入できるので、コンビニの商品を試しに飲んでみるのもおすすめです。
本物のコーヒーバターの味を知りたいなら専門店に行って飲んでみる方法もありますよ。
コンビニや専門店のコーヒーバターを飲んで美味しいと感じたら、バターやMCTオイルを用意して、自宅で作ってみてもよいでしょう。
普段の生活でコーヒーバターを取り入れて、美容と健康を維持してくださいね。
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