寝るときにコルセットは外すべき!長時間使用を避けて正しく使おう
補正下着の一種である、コルセット。中世ヨーロッパの上流階級で使われていたようなものをイメージされるかもしれませんが、現代で使われる美容目的のコルセットも、用途としてはほぼ同じといってよいでしょう。
このように魅力的な存在であるコルセットですが、綺麗な体型を目指したい女性にとっては、できれば「ずっとつけていたいな」と思われるかもしれません。つけるだけで綺麗なボディラインが手に入りますものね。
コルセットの特徴と、それを踏まえた「寝るときのコルセット着用」について、考えていきましょう。
コルセットの種類を確認しておこう
まず、「コルセット」というものの存在について、簡単に確認しておきましょう。
美容目的
今回見ていくものですね。体型を補正してくれる、美容目的のコルセットです。
ファッション用
ウエストをマークしてくれる、ベルトのようなものです。一時期爆発的に流行りましたし、最近でもまだまだ売られているのをよく見かけるかもしれません。
見た目としては、やはり中世ヨーロッパのコルセットのように、編み上げをデザインに取り入れたものが多いかもしれません。
医療用
腰痛改善、骨盤の矯正などに使われるタイプですね。こちらも「コルセット」という名前がついています。
コルセットを着けるということ
コルセットの種類を確認したところで、美容用のコルセットを使う目的についてまずは考えてみましょう。
寝るときにつけて良いか考えるには、まずはコルセットをどうして使うのかということについて、把握しておく必要がありますよね。
そして、体型のメイクのために「体を締め付け、シェイプする」ということはどういうことかを、次に考えてみましょう。
この「コルセットによる負担」を軽減するために、コルセットをつけるときは、3つのポイントがあります。
まずは短時間からはじめる
コルセットを初めて使うときは、3時間程度の着用からはじめてみるのが理想的であると言われています。
まずはゆるめの状態からはじめる
同じように、コルセットを初めて使うときは、ややゆるめに着用することをおすすめします。いきなり過度の締め付けをすると、気分が悪くなったりと体調を崩したりする危険があるためです。
長時間の着用は避ける
そして、トータルとして大切なことは、長時間着けすぎないということです。やはり体に負担のかかる状態ですから、長くつけ続けていると、それだけ体への負担は大きくなってしまいます。
寝るときはつけていいの?
さて、これらのコルセットを着けるときのポイントを見てきて、なんとなく予想できた方もいるかもしれませんね。
コルセットをつけたまま寝ることは、おすすめできません。
- 短時間の着用が望ましい
- 慣れないうちは特に、無理をしない
このような2点があるのですから、就寝中はコルセットの着用は向いていないとおわかりいただけると思います。1日の中で、6~8時間程度眠って過ごしますからね。
それに、寝ていて気づかない間に過度の締め付けの状態になってしまい、体調を崩したりしてしまうことすら、考えられます。
コルセットを着けて寝る、デメリット
コルセットを着けて寝ると、「着用時間が長くなりすぎる」以外にも、実はデメリットも多いのです。
せっかく綺麗な体型になるためにコルセットを着けるのです。良い効果だけを得たいものですよね。
リラックスして眠れなくなる
寝るときは、体をできるだけリラックスした状態にしてあげることがとても大切です。
- 眠る環境づくり
- 着る衣服
- 部屋の温度や湿度調整
このようなことで、体に優しい就寝時間を作ることが大切です。
そこにコルセットを着けたまま寝てしまうと、この「リラックスできる状態」から、かけ離れてしまいます。
しかし寝るときもこの「きりりとした状態」を続けてしまうとどうなるでしょう?
そのために、ぐっすり眠れなくなったりすることもあるでしょう。
血行が悪くなる
コルセットを着けると、体が締め付けられている状態ですので、血行が悪くなることがあります。
それに、眠っている間は、脳や体がお休みする時間です。血行が悪くなって良いことはありません。
体に無理のない範囲で、コルセットをつけよう
寝るときのコルセットは、おすすめできないという結論になりました。
コルセットは昼間使うぶんには、とても優秀な補正下着です。綺麗な体型をメイクすることができるほか、このようなメリットもあります。
- ウエストがシェイプされるので、食欲を抑制してくれる
- 綺麗な姿勢へと導いてくれる
- 長期的には、ウエストなどのサイズダウンをはかれる
しかしコルセットをつけることで、体に負担がかかることは事実です。そのぶん、使用上の注意や気を付けたいポイントがあるのでしたね。
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