前髪の切り方。自分でできる簡単な切り方&失敗しないコツ

前髪が伸びてきてうっとうしい、前髪を変えてイメチェンしたい、でも前髪のためだけにヘアサロンに行くのは面倒くさい・・・前髪をキレイに整えたいけれど、どうしたらいいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

前髪はヘアサロンでカットすると美しく仕上がりますが、仕事や学校、家事などが忙しくて行く時間がなかったり、前髪だけ切りたかったりするときは、もっと手軽に前髪を整えたいですよね。自分の好きなタイミングで前髪を切りたい方には、自宅でできるセルフカットがおすすめです。

上手な前髪の切り方は、基本をおさえてコツや注意点を意識するだけで誰でも簡単にキレイな前髪を作ることができます。また、前髪カットのポイントがわかると今後美容室で切るときにも役立ちます。

ここでは、前髪の種類や必要な道具、セルフカットの方法、失敗しないコツなどをご紹介しますので、自宅で前髪をキレイに整えたいときにお役立てください。

前髪のセルフカットで理想的な女性の印象に!

前髪(バング)は顔の印象を決める大切なポイントです。

トレンドのぱっつん前髪や眉上・ショートバングは可愛い印象に、シースルーバングはカジュアルな印象に、ツーウェイバングはオシャレな韓国風の印象になります。また、子供っぽくなりがちな眉上バングも横へ流す「流しバング」にすることで軽さが生まれて、大人っぽい印象になります。

このほかにも、前髪のスタイルを活かして小顔に見せたり、分け目やセットの仕方を工夫したりして、なりたい印象のイメージに近づけることができます。

可愛らしい女性、カジュアルな女性、大人っぽい女性、知的な女性など、その日の気分にあわせて理想的なイメージの前髪を作れたらオシャレの幅も広がりますよね。

このように、前髪は見た目の印象に影響をあたえる重要なパーツですが、他の部分よりも伸びる早さがわかりやすく、こまめにお手入れしないとヘアスタイルが崩れてしまうという注意点もあります。

伸びてきて邪魔な前髪を整えたり、オシャレな前髪を作ってイメチェンしたりするときはヘアサロンでカットしてもらうことが一番ですが、忙しくて出かける時間がない方や前髪カットを手軽に済ませたい方は、自宅で簡単にできるセルフカットがおすすめです。

自分で前髪を切る方法を覚えれば、前髪の長さが気になったときにすぐ整えられますし、イメチェンをしたいときも理想的な前髪を手早く作ることができます。

「でも、前髪のカットで失敗したらコワイ・・」そんな風にためらわれる方もいると思いますが、必要な道具を準備して切り方のコツや注意点を意識すれば、誰でも上手に前髪のセルフカットができるようになります。

伸びてきた前髪を少し整えたいときや今の前髪に不満があるときは、自宅で手軽に前髪を切ってみましょう。

キレイな前髪を作るために必要な道具・6選

前髪を上手にカットするためには、いくつか必要な道具があります。どのアイテムも一度そろえてしまえば長く使えますので、なるべく良い品を選びましょう。

ここでは、前髪を切るために必要な6つの道具と選び方をご紹介します。

1. 散髪用のハサミ

前髪をカットするときは、散髪用のハサミを使用します。一般的なハサミを使うと前髪がキレイに切れなかったり、枝毛ができてしまったりする可能性があるので注意しましょう。散髪用のハサミは髪を切るために考えて作られていますので、前髪を美しくカットしたいときには欠かせないアイテムです。

散髪用のハサミは一般用からプロ用までさまざまですが、2,000円前後で購入できます。散髪用のハサミは100均でも売られていますが、切れ味を重視する場合はあまりおすすめできません。前髪をカットするときは、しっかり切れる散髪用のハサミを用意しましょう。

2. セニングシザー(すきバサミ)

前髪をギザギザにカットしたいときは、セニングシザーが便利です。セニングシザーは髪をすいて量を減らしたり、切った髪を自然に見せたりすることができるハサミです。商品によって「スキ率」が異なりますので、購入する際は注意しましょう。

前髪だけでなく全体のカットにも使え、散髪用のハサミを使うよりも手軽に素早く髪をすくことができます。ギザギザの前髪を作りたいときは、セニングシザーを用意するととても便利です。

3. コーム(くし)

コームは、前髪カットの下準備や実際に切るときに使用します。コームを使って前髪をしっかり伸ばすと、キレイにカットできるようになります。

コームには「テーツコーム」「ジャンボコーム」「テールコーム」「セットコーム」など複数の種類があります。美容師がカットのときに使うのは、粗い歯と細かい歯の2つがついているテーツコームです。また、セットコームは髪をとかしてキレイな表面に整えることができます。

コームの値段はさまざまですが、テーツコームやセットコームは1,000円前後で販売されている商品もあります。

4. ダッカール(髪留め)

ダッカールは髪留めのクリップであり、前髪を切る際のブロッキングやサイドの髪を横に留めておきたいときに使用します。

ヘアピンやクリップよりもサイズが大きく、多くの毛を留めることができ、髪を留めた跡がつきにくいという特徴があります。ダッカールを使用するときは、外したときに髪の毛を巻き込まないように注意しましょう。

ダッカールの値段はさまざまですが、1,000円前後で購入することができます。前髪をブロッキングしたり、邪魔な髪をまとめたりするためにも、ダッカールは3本以上用意しておきましょう。

5. ヘアピン(髪留め)

ヘアピンは、細かい髪の毛を留めたいときに便利なアイテムです。代表的なヘアピンには「スモールピン」と「アメリカピン」があり、それぞれ特徴が異なります。

スモールピンはアメリカピンより小さく、留める力が弱いので細い毛をまとめたいときに便利です。一方、アメリカピンはスモールピンより大きく、留める力が強いので毛をしっかりまとめたいときに向いています。

ヘアピンには先端が丸くなっているタイプがありますので、なるべく頭皮を痛めたくない場合は玉付きのヘアピンを選びましょう。

6. 散髪ケープ

前髪をセルフカットする場合は、切った髪の後始末も大切です。ゴミ箱やビニール袋、洗面所などで気をつけながらカットしても、細かい毛はあちらこちらに落ちてしまいます。

散髪ケープを使用すればカットした髪が床に散らばることもなく、簡単にまとめて捨てることができます。散髪ケープには腕が出るタイプと出ないタイプがありますので、自分で髪を切る場合は自由に両手が使えるタイプを選びましょう。

散髪ケープの値段はさまざまですが、1,000円から2,000円前後で購入できます。

前髪のヘアスタイル&簡単なカットの仕方

前髪をセルフカットするときは、事前にどのようなヘアスタイルにするのか決めておきましょう。前髪のイメージがあやふやなまま切ってしまうと、満足のいく仕上がりにならないことがあります。

前髪カットの基本がわかると、眉上のショートバングや左右非対称のアシメ(アシンメトリー)バングも簡単に作れるようになりますので、ぜひチャレンジしてみましょう。

ここでは、前髪のヘアスタイルとカットの仕方をご紹介します。

前髪カットの下準備「ブロッキング」のやり方

前髪をカットする前に、切る部分と切らない部分をわける「ブロッキング」をします。ダッカールやヘアピンなどを使って前髪を三角にわけとり、サイドの邪魔な髪を留めます。

前髪を浅くとると軽い印象に、前髪を深くとると重い印象になります。ブロッキングの仕方で前髪の印象が左右されますので、分け目とともに前髪の量もあらかじめ決めておきましょう。

前髪の横幅は、目尻の延長線上が目安です。目尻より広くとってしまうと、独特の髪型になったり、次回別の前髪に変えにくかったりすることがあります。前髪を浅くとると幼くて明るい印象に、前髪を深くとると大人っぽいクールな印象になります。

ブロッキングのポイントは、以下のとおりです。

  • ダッカール等で前髪が三角になるようにとり、邪魔な横の髪も留める
  • 前髪を浅くとるか、深くとるかで見た目の印象(重さ)が変わる
  • 分け目も決めておく。分け目によって印象が変わる
  • 前髪をとる範囲は、目尻の上(延長線上)までが基本

ブロッキングが終わったら、好きなヘアスタイルにカットしましょう!

ヘアスタイル1. 「自然な前髪」

一般的な前髪のヘアスタイルです。幼児から大人まで幅広い年齢の方に似合います。

【カットの仕方】

  • 1. ブロッキングをして、切る部分と切らない部分をわけます。切る範囲は黒目の外側・延長線上までです。
  • 2. 前髪の長さを決めたあと、横幅1cmずつとってカットしていきます。
  • 3. 切っていない部分を2つにわけ、先に切った髪の長さにあわせてカットします。
  • 4. すべて切り終えたら、一度前髪をとかしてはみ出ている毛をカットします。
  • 5. 前髪全体を手にとって持ち上げ、毛先がそろいすぎないように崩しながらカットします。
  • 6. 前髪が自然な印象になるまで繰り返して整えたら、完成!

ヘアスタイル2. 「ナチュラルな流し前髪」

前髪を斜めに流したいときにおすすめのヘアスタイルです。前髪に軽さが生まれて、大人っぽい印象になります。

【カットの仕方】

  • 1. ブロッキングをして、切る部分と切らない部分をわけます。前髪は5つにわけます。
  • 2. カットする際は、毛の流れにあわせて放射線状の方向に引っ張りながらおこないます。
  • 3. 分け目の真下にある前髪からカットしていきます。ハサミは少しだけ斜めにして使います。
  • 4. 始めに切った毛にあわせてほかの前髪もカットします。ただし、一番左右にある前髪(サイドバング)は残します。
  • 5. ほかの前髪を切るときは、最初に切った前髪と同じ長さでカットするとバランスが崩れることがあります。毛の流れている方向を意識して、長さを調整しましょう。
  • 6. 一番左右にある前髪をカットします。ほかの前髪と同じ長さで切らずに、目尻にあわせて長めにカットします。
  • 7. ハサミを斜めにいれながらカットして、完成!前髪は分け目が一番短く、横へ向かうにつれて長くなっていくような仕上がりになります。

ヘアスタイル3. 「ぱっつん前髪」

トレンドのぱっつん前髪は幼く可愛らしい印象になりがちですが、髪の量を軽くすると大人の女性でも似合うヘアスタイルとなります。

【カットの仕方】

  • 1. ブロッキングをして、切る部分と切らない部分をわけます。
  • 2. 前髪をクシで十分にとかしたあと、真ん中の髪から、好みの長さにカットします。
  • 3. 真ん中の毛にあわせて、左右の前髪をカットします。中央から外側へ向かうにつれて少しずつ髪が長くなるようにします。
  • 4. お好みで、セニングシザー(すきバサミ)で毛先を少しすいて完成!

ヘアスタイル4. 「シースルーバング」

「バング」とは前髪を意味する用語ですが、シースルーバングはおでこが透けて(シースルー)みえるような人気のあるヘアスタイルです。

【カットの仕方】

  • 1. ブロッキングをして、切る部分と切らない部分をわけます。奥行きは浅目、横幅は基本より狭くします。
  • 2. ブロッキングした前髪を上下・半分にわけて、外側の髪を留めます。
  • 3. 内側の髪を持ち上げないようにして、ハサミを縦にしながら好みの長さにカットします。
  • 4. 外側の髪をおろして、内側の髪にあわせてカットします。
  • 5. 切り終えたらもう一度外側の髪を留めて、内側の髪を真ん中あたりからすいてシースルー感を出します。
  • 6. 外側の髪をおろして、バランスをみながら微調整して完成!

ヘアスタイル5. 「ラウンドバング」

ラウンドバングは、輪郭に対してふんわりとした半円を描くようなヘアスタイルです。自然な印象と小顔を演出できます。

【カットの仕方】

  • 1. ブロッキングをして、切る部分と切らない部分をわけます。
  • 2. ハサミを縦にしながら、好みの長さで少しジグザグにカットします。中央から横へ向かうにつれて前髪が長くなるようにします。
  • 3. 前髪を上中下の3つにわけて、外側と真ん中の髪を留めます。
  • 4. 内側の髪は2/3の根元あたりから、真ん中の髪は1/2の中央あたりからすいていきます。
  • 5. 外側の髪は1/3の毛先あたりから、ほかの部分よりも軽くすきます。
  • 6. コテやヘアアイロンなどを使ってカールをつけたら、完成!

前髪カットで失敗しないコツ&注意点

キレイな前髪を作るためには、いくつかポイントがあります。前髪のセルフカットで失敗しないように、切り方のコツと注意点をおさえましょう。

ここでは、前髪を切るときに意識したいポイントを7つご紹介します。

1. 前髪がしっかり乾いた状態でカットする

前髪が濡れた状態でカットしてしまうと髪が乾いたときに上がってしまい、予想よりも短く仕上がってしまう恐れがあります。髪を洗ったあとにカットする場合は、タオルとドライヤーを使ってしっかり前髪を乾かしてからおこないましょう。

2. カットする前に、前髪をクシで十分にとかす

前髪を切る前に、コーム(くし)を使って髪の毛をしっかりとかしましょう。前髪が乱れた状態でカットしてしまうと、バランスが悪くなって失敗する恐れがあります。前髪の毛流れをコームでしっかり整えてから切るようにしましょう。

3. カットする前にヘアスタイルを決めておく

髪を切る前に、どのような前髪にするのか決めておきます。ヘアスタイルが定まらないまま適当に切ってしまうと失敗する原因になります。自分に似合う前髪がわからないときは、フェイスラインやなりたい印象で選びましょう。

4. ハサミは縦または斜めに使う

ハサミを横にしてカットすると一度に多く切りすぎたり、バランス悪く切ってしまったりする恐れがあります。ハサミを縦または斜めにして切ると、自然な仕上がりになります。

また、切る範囲は黒目の外側を目安にして、眉尻より広く切らないように注意しましょう。一気に切らずに、少しずつ切りそろえていくことも大切です。

5. 髪型に迷ったときはフェイスラインで選ぶ

前髪のヘアスタイルに迷ったときは、顔の形で選ぶこともできます。自分に似合う前髪を知って、上手にとり入れましょう。

  • 丸型(丸顔)・・・前髪を長くすれば顔が細く、短くすれば顔立ちの印象が強くなります。前髪が長いときはセンター分けがおすすめです。また、ぱっつん前髪は輪郭が目立つのでNGです。
  • 卵型(面長)・・・どんな髪型でも似合います。前髪を作ると目力を強く印象づけることができます。おでこが露出するようなセンター分けは、輪郭が目立つのでNGです。
  • 逆三角・・・前髪に動きのあるような、ナチュラルな流し前髪がおすすめです。目と目の距離が広くみられることもあるため、ぱっつん前髪や重い前髪はNGです。
  • ベース(または四角)・・・長めのセンター分けや、横の流し前髪がおすすめです。前髪を軽くすると卵型に近づけるので、重い前髪は控えましょう。また、ボリュームのないセンター分けはNGです。

6. 前髪を決めるときは分け目の印象も考える

前髪はヘアスタイルだけでなく、分け目によっても印象が変化します。可愛い系やクール系など、なりたい印象の分け目に変えてみると、いつもと違う雰囲気にイメチェンできます。

分け目の印象は以下のとおりです。

  • 分け目なし・・・分け目のない前髪は、可愛らしい印象や親しみやすい印象をあたえます。
  • センター分け・・・センター分けの前髪は、美人な印象や知的で大人っぽい印象をあたえます。キャリアウーマンに多い分け目です。面長のタイプにはNGです。
  • 右分け(正面から見た場合)・・・右分けの前髪は、可愛らしい印象や女性らしい印象をあたえます。女性アイドルに多い分け目です。黒目の外側・延長線上でわけるとバランスがよくなります。
  • 左分け(正面からみた場合)・・・左分けの前髪は、知的でクールな印象や真面目で賢い女性の印象をあたえます。仕事をする場面に合いやすいヘアスタイルです。黒目の外側・延長線上でわけるとバランスがよくなります。

前髪を可愛くセットする方法

上手に前髪をカットしたあとは可愛くセットして、さらに魅力的なヘアスタイルにしましょう。セットの仕方によって、大人っぽくしたり、より自然な感じにしたりすることができます。

ここでは、キレイな前髪のセット方法を2つご紹介します。

1. かきあげ前髪

かきあげ前髪は、クールで大人っぽい印象を演出したいときにおすすめです。前髪が長くても短くても、問題なくセットできます。

【セットの仕方】

  • 1. 道具を用意します。カーラー、ヘアアイロン、コテ(カール用ヘアアイロン)、スプレー。
  • 2. 前髪にカーラーを巻いておきます。
  • 3. 温まったヘアアイロンで、前髪を内巻きにします。
  • 4. コテを使って前髪に流れを出して、自然なカールに仕上げます。
  • 5. スプレーなどで前髪をキープして、完成!

2. 流し前髪

前髪を横に流すと大人っぽい雰囲気になります。また、左右の流す方向によって印象が変わるので、その日の気分にあわせて試してみましょう。

【セットの仕方】

  • 1. 道具を用意します。カーラーとドライヤー、またはヘアアイロン。
  • 2. ドライヤーを使う場合は、前髪を上下にわけてカーラーで巻き、風をあててクセをつけます。仕上げに、手を使って前髪を横へ自然に流して、完成!
  • 3. ヘアアイロンを使う場合は、流したい方向とは逆方向に前髪を引っ張り、ヘアアイロンを使って流したい方向に巻いていきます。好みのカールに仕上がったら、完成!

前髪の切り方を覚えてキレイな髪型をキープしましょう

ここまで前髪の切り方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

前髪のヘアスタイルはたくさんあり、カットの仕方によって見た目の印象を変えることができます。

前髪を工夫するだけで、可愛らしい印象、カジュアルな印象、大人っぽい印象、クールな印象など、なりたい女性のイメージに近づけます。

また、前髪はデザインだけでなく、分け目やボリュームによっても印象が変わります。前髪カットのコツやポイントをとり入れて、上手にキレイな前髪を作りましょう。

前髪カットの基本を覚えると色々なヘアスタイルにチャレンジしやすくなり、自分だけでなく、家族や身近な方の前髪もキレイに整えられます。

ヘアサロンに行く時間がないときや前髪を手軽に切りたいときは、自宅でできる前髪の切り方をマスターしてオシャレな前髪をキープしてみませんか?

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