フケの原因を知って健康的な頭皮に!自宅で出来るおすすめのケア方法
不潔にしている訳でもないのに、フケが発生してしまう。フケが気になるので、さらに頭を強く洗ってしまう。実は、そのやり方がさらにフケを大量に発生させてしまい、悪循環になっています。
フケの悩みを解消するためには、まずはフケがでる原因を知ること大切です。
そもそもフケって何?
フケって何か知っていますか?
フケは垢と同じで、古くなった角質が剥がれ落ちたものです。つまり、誰でも起こっている症状です。ただし、このフケが大量に発生している場合、ターンオーバーが乱れていると考えられます。
フケは2種類に大きく分けることができます。
タイプ別のフケの種類
パラパラとしたフケかベタベタしたフケの2種類に分けられます。フケの種類によって対処法が違ってくるので、自分がどちらのフケになるか知っておいてくださいね。
🌑乾性フケ:パラパラとした小さなフケ
🌑脂性フケ:ベタベタした湿った塊になるようなフケ
フケが発生する原因は?
フケの種類によって発生する原因が変わってきます。正しいケアを行うためには、発生する原因を把握する必要がありますよ。
乾性フケを発生させる原因とは
①頭皮の乾燥
頭皮の乾燥は、皮脂が足りない場合や水分が不足している場合に起こりやすくなります。
皮脂を減らし、水分を不足させる要因として
- 体質的に乾燥肌の人
- 洗浄力の強すぎるシャンプーを使用
- シャンプーの回数が多い
などが考えられます。乾燥した頭皮は、ターンオーバーが乱れてしまいフケを大量に発生させてしまいます。
②頭皮のダメージ
頭皮のダメージを起こす原因として、
- 紫外線
- シャンプーの洗い方が強すぎ、頭皮を爪で傷つけてしまう
- ブラッシングが強すぎて皮膚を痛めてしまう
- ストレス
などが考えられます。紫外線も頭皮のダメージを起こすため、紫外線から頭皮を守ることも大切になってきます。
頭皮のダメージは薄毛などのトラブルも引き起こすため注意が必要になってきます。
③アレルギー
花粉症やアトピー性皮膚炎などアレルギー体質の人は、季節や体調によって乾燥肌になりやすいときがあります。
ひどい場合には皮膚科を受診することをおすすめします。シャンプーや整髪料などで症状が悪化する場合もあるので気をつけてくださいね。
脂性フケを発生させる原因とは
乾性フケとは、反対に頭皮の皮脂が多すぎることが原因で起こります。
確認する方法として、頭皮を数回触ってみてください。指や爪に皮脂がつく場合は脂性フケの可能性が高くなります。
①皮脂の分泌量の増加
暴飲暴食や栄養バランスの崩れなどが原因で皮脂の分泌量が増えてしまいます。特に脂っこい食べ物を多く食べてしまうなど食生活が乱れた状態を続けていることで分泌量が増えてしまい、フケの原因になります。
②ストレス
ストレスが原因で免疫力が低下し、自律神経に異常をきたす場合があります。その結果、皮脂の分泌量が乱れフケが大量に発生してしまいます。
③マラセチア菌
帽子やヘルメット、枕など毎日使用するものからマラセチア菌を増殖させることがあります。
マラセチア菌とは、誰の肌にもいる常在菌の一種です。この菌は頭皮から分泌させる皮脂を栄養素としているため、皮脂の分泌量が増えれば、菌も増えていきます。
この菌が増えてしまうと、頭皮の皮脂の分泌量もアップし、それに伴いマラセリア菌も増えるという悪循環になってしまいます。
フケによって起こる頭皮トラブルとは?
フケを放置していると、フケを栄養分とするカビや細菌などが増殖してしまうため、頭皮の状態はさらに悪化していきます。ひどくなると、かゆみも伴うため、さらに頭皮を傷つけやすい状況となってしまいます。
フケによる頭皮トラブルは、
- 薄毛
- 切れ毛
- 抜け毛
などが起こりやすくなります。
頭皮トラブルを悪化させないためにも、早めにケアを行ってくださいね。
フケを出さないためのケア
乾性フケの場合、乾燥を防ぐことが大切になります。そのため、保湿剤などを使用することがケアの方法になります。
反対に脂性フケの場合、頭皮の過剰な皮脂分泌を抑えることが大切になります。食生活の見直しや頭につけるものを清潔に保つことがケアの方法になります。
頭皮をケアするためのシャンプーの洗い方
頭皮を熱い温度でゴシゴシ洗っていませんか?頭皮はデリケートな部位なので強く洗ってしまうと、頭皮を傷つけ、フケの原因になります。
洗い方の基本は、
- 38度程度のぬるま湯で洗う
- 指の腹で優しく洗う
- 原液を直接頭皮につけずに、泡立ててから洗う
- 一日に1回だけシャンプーを使う
- しっかりすすぐ
この5つのポイントを押さえて洗うようにすることで、余分な皮脂を洗い流さず、頭皮を傷つけずにシャンプーを行うことができます。日々頭を洗うため、このポイントをしっかり押さえるようにしてくださいね。
頭皮のケアのために、しっかり乾かそう
シャンプーの後に髪を乾かしていますか?自然乾燥は、雑菌が繁殖しやすくなるため、ドライヤーを使用することが大切になります。
ただし、ドライヤーの使い方次第で頭皮の水分を奪い、乾燥の原因になることもあります。ドライヤーをキチンと使うことで、頭皮のトラブルを回避することに繋がりますよ。
ドライヤーの使い方
- ドライヤーを使う前に8割くらいまでタオルでしっかり水分を拭いておく
- ドライヤーはなるべく低めの温度であてる
- 頭から20㎝以上離す
- 同じ位置にあてすぎないように、ドライヤーを動かしながら乾かす
頭皮のケアを行うためのシャンプーに変える
どんなシャンプーを使っていますか?洗浄力の強い成分は皮脂も洗い流す可能性があり、乾燥を招くことに繋がります。また、洗浄力が刺激となり、フケの原因になるため、菌を増殖させるリスクもあります。
できる限り刺激の弱い無添加のシャンプーを選ぶようにしてくださいね。特に肌が弱い人は、界面活性剤や香料が使っていない優しいシャンプーがオススメです。
頭皮ケアのために生活習慣を見直す
脂っこい食事や偏った食事が原因でフケが大量に増えてしまいます。栄養バランスを考え、ビタミンなどを多く含む食事を摂取するように心がけてください。
また、ストレスを溜めないことも大切です。ターンオーバーを正常に行うためにも睡眠や適度な運動を心がけ、ストレスを軽減させてくださいね。
フケがひどい場合は、パーマやカラーをやめるのも重要です。パーマやカラーは、刺激の強い液体を使っている美容室が多く、頭皮にとってはバリア機能を弱めてしまうため、頭皮トラブルが起きやすくなります。
どうしてもする必要がある場合は、美容師さんに相談してから行うようにして下さいね。パーマやカラーの前に保護クリームを塗ってくれたり、頭皮に液体がつかないように注意してくれるなど、頭皮トラブルを起こさないよう配慮してくれますよ。
菌を増殖させないために身につけるものを清潔に保つ
帽子や枕だけではなく、櫛やブラシなども清潔に保つように気をつけてくださいね。
夏場などは、発汗も多いため、枕カバーなどは毎日交換することがオススメです。どうしても難しい場合は、タオルなどを枕に巻き使うたびに交換するようにするといいですよ。
頭皮ダメージを防ぐために紫外線を避ける
顔や身体だけではなく、頭皮にも紫外線対策を行う必要があります。
帽子や日傘などを必ず使用し、紫外線を避けるようにしましょう。さらに、最近では髪用の日焼け止めスプレーもあるので使用してみてくださいね。
フケを予防するためのスペシャルケア
頭皮を潤わせるアイテムとして、ヘアオイルもオススメです。
特にオイルに含まれるオレイン酸はフケの発生を抑える働きがあり、頭皮の状態を正常に近づける作用があります。そのため、時間のあるときはヘアオイルを使用して、頭皮マッサージをしてくださいね。
*オイルマッサージの仕方
- 手にオイルを適量に垂らし、頭皮全体に揉み込みます
- 指の腹を使用し、優しくマッサージを行います
- 次に温めたタオルで頭を包み、そのまま数十分おきます
- オイルを頭皮に染みこませたら終了です
フケ以外にも、美髪にも効果的なので実践してくださいね。
トラブルなしの頭皮へ!最高の美髪を目指そう!
フケは見た目だけの問題ではなく、抜け毛など頭皮トラブルに繋がる症状です。早めにケアを行い、トラブルを回避していきましょうね。
頭皮のケア方法は自宅で簡単に行えるものなので、一度試してみてくださいね。フケの悩みから解消され、健康的な頭皮になりましょう。
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