DDクリームって何?BBクリームとの違いや使い方、解説します!
メイクの時短アイテムとしてよく使われているコスメに「BBクリーム」や「CCクリーム」がありますね。
そしてそれに続くように出てきたのが「DDクリーム」ですがなんだかよく分からない…という方は少なくないのではないでしょうか?
一口にDDクリームと言っても「すべてが全く同じ機能を果たすわけではない」ということをまず知っておく必要があります。
では、いったいどんなものが「DDクリーム」と呼ばれていて、それにはどんな効果があるのでしょうか?
この記事ではDDクリームの正体と、その使い方から注意点まで分かりやすく説明していきます!是非、購入する前の参考にしてみてくださいね。
DDクリームは定義がないオールインワンコスメ
はじめに、DDクリームとは何なのか?ということですが、実はDDクリームは、「これがDDクリームですよ」「”DD”とはこういう意味ですよ」という決まった意味や定義がなく、それらはブランドやメーカーによって表記が異なります。
例えば、「Dynamic Do-All」の略称で″強力なオールインワン″という意味もありますし、「Daily Defense」の略称で″毎日の保護″という意味もあります。
どちらにせよ、DDクリームは”「肌の保護機能」や「オールインワン機能」を持つ化粧品”ということを認識しておくとよいでしょう。
DDクリームは、スキンケアもエイジングケアもメイクアップもできる
更に説明を加えると、DDクリームは「BBクリーム、CCクリームの機能を兼ね備えたコスメ」であり、具体的な機能は大きく分けて以下の2つになります。
- 「美容液」「保湿クリーム」といったスキンケアとしての機能
- 「ファンデーション」「コンシーラー」のようなベースメイク機能
それではここから、もっと細かくDDクリームの実力を見ていきましょう!
DDクリームでできるスキンケア
DDクリームは化粧水後すぐに使うことができます。
DDクリームには美容成分が配合されているので、ただの保湿クリームではなく美容効果のある保湿クリームになってくれます。
これで美容液・保湿クリームを塗る手間も省けますので、スキンケアの時間をかなり省略できるのです!
DDクリーム1本でベースメイク完了
DDクリームには日焼け止め効果もあります。
SPFの数値も40~50というものが多く、真夏の炎天下でも十分のようです。もちろん、BBクリームやCCクリームと同じく化粧下地の機能もあります!
更に、″強力なオールインワン″というだけあって、日焼け止め・化粧下地としてだけでなくファンデーション・コンシーラーの機能もあり、カバー力もあるのが嬉しいところです!
BBクリーム機能を兼ね備えているというのはこの点ですね。
ただし、すべてのDDクリームに「ファンデーション」「コンシーラー」の機能があるわけではありません。
DDクリームといえば!”エイジングケア”
BBにもCCにもない、DDクリームの一番の特徴は、エイジングケアができることです。
年齢を重ねると乾燥や紫外線などによる「肌の老化」が気になり、ただ保湿するだけでは物足りなくなってきてしまいますね。
前述したように、DDクリームには美容成分が配合されていることや、日焼け止め効果があることから、エイジングケアができるというわけです。
実際にDDクリームに配合されている成分には
- ホホバ油
- セラミド
- ヒアルロン酸
- ローヤルゼリーエキス
などがあり、どれも保湿力にすぐれ、エイジングケアの化粧水や美容液でよく見かける成分ですよね。
DDクリームで全身保湿
エイジングケアができることから、DDクリームは保湿に特化したオールインワンコスメという事はお分かりいただけましたでしょうか?
DDクリームの更に凄いところは全身に使えるという点です。
ただし、全身に使うときは、ファンデーション機能はないDDクリームがよいですね。
「顔だけではなく、体の保湿もしっかりしたい!」、
「だけどいくつも保湿アイテムを揃えるのは面倒」、
「旅行の荷物は減らしたい!」という方にはとっても便利です!
DDクリームを使うときのコツはBBクリームと同じ
DDクリームの使い方は普段お化粧をし慣れている方にはそれほど難しい点は特にありませんが、ちょっとしたコツを抑えて、効果的に使っていきましょう。
DDクリームを塗る前には必ず化粧水
DDクリームにはスキンケア機能があると述べましたがそれでも、化粧水をまず使うのがベターです。
そもそも肌の保湿とは、肌に”水分”を与え、”油分”で蓋をする事ですので化粧水を省いてしまうと、肌に水分を補うことができません。
DDクリームはあくまでも”クリーム”(油分)なので、水分を与えることはできないのです。
洗顔後、化粧水をしてからDDクリームを使うことでDDクリームの保湿力が発揮されるという事ですね。
特にメイクアップにDDクリームを使うときは化粧水を使うことで、化粧崩れも防ぐことができます。
DDクリームを塗ってみよう!
では実際にDDクリームを塗るときのポイントです。以下の2つをおさえておきましょう。
- 指や手のひらを使う
- 仕上げにはフェイスパウダー
普通の化粧水や乳液などを使うときと同じように手を使って塗っていくことで、手のひらの温度で成分が肌に浸透し、スキンケア効果が高まります。
メイクスポンジなどで伸ばした場合も、最後は必ずハンドプレスすることでDDクリームが肌に密着し、化粧崩れも防ぐことができます。
ファンデーション機能のあるDDクリームのテクスチャーBBクリームやリキッドファンデーションに似ています。なので、ヨレ防止のためにも、最後はフェイスパウダーを軽く乗せましょう。
DDクリームを買うときに注意したい、DDクリームの種類と自分の肌質
これだけいいとこ尽くしのDDクリームですが注意したい点もあります。最低限知っておいて頂きたい事は以下の2つです。
ファンデーション効果・日焼け止め効果のないものもある
1番最初に述べましたように「すべてが全く同じ機能を果たすわけではない」ので、商品によっては、乳液のように白いものや、肌に伸ばすと無色になるもの等があります。
こういうタイプはファンデーションにはなりません。
またUVカット効果がないものもあります。
購入の際は注意しましょう。
若い人には不向きなこともある
DDクリームの最大の特徴は「エイジングケアが出来ること」です。
保湿すること、乾燥を防ぐことはどの世代の肌にも必要なことですが、自分の肌質に合わないケアは逆に肌トラブルを招きます。
よって、エイジングケアが必要のない人には不向きなこともあるともいえます。
DDクリームは自分の肌に合えば最強の時短コスメ
DDクリームの実態、少しでもお分かりいただけましたでしょうか?
注意点など、ちょっとややこしい部分もありますが自分に合うものを見つけられたら、DDクリームは非常に便利なアイテムです。
大切なのは自分がDDクリームにどこまでの機能を求めているのかを見極めることです。
「とにかく時短命!」「でもスキンケアもメイクの仕上がりも気になる!綺麗でいたい!」という大人女性は強い味方になりますし、いつもは時間をかけてメイクしていても、どうしても時間がないときの「お助けコスメ」として、1つ持っておくのもおすすめです。
中には「お湯で落ちるタイプ」なんていうものもありますよ。
どんな時でも綺麗でいたい女性のわがままにピッタリのコスメ「DDクリーム」。是非自分にあったものを探してみましょう!
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