相談しにくいデリケートゾーンのかゆみ。原因と自分でできる対処法

デリケートゾーンにかゆみが出た時、誰にも言えない、どうしたらいいかわからない、病院にも恥ずかしくて行けない…と悩んでいませんか?

実はデリケートゾーンのかゆみにはさまざまな原因が考えられるんです。場合によっては病院に行かなければならないものも…。

まずはかゆみの理由と対処法から知りましょう。

つらいデリケートゾーンのかゆみ、原因は何なの?

かゆみというものは、想像以上に辛いものですよね。デリケートゾーンのかゆみにいつも悩まされている人は特につらい思いをしているはず。

でも、どうしてデリケートゾーンがかゆくなるか知っていますか?まずは、その原因から知ることが必要です。

汗やムレによるもの

デリケートゾーンに汗をかくなんて考えたこともない!という人もいるかもしれませんが、デリケートゾーンには汗腺が集中しているので汗をかきやすい部位なんです。

汗をかくとムレやすい状態になり、そのムレを放っておくと湿った状態になってかぶれやすくなりますし、細菌も繁殖しやすくなるという悪循環に。

特に生理中はナプキンを装着していることによってさらに蒸れやすい状態になっています。

下着などによるかぶれによるもの

布による摩擦がかぶれの原因となり、かゆみの発生につながることも。肌に触れる繊維が肌に合わずにトラブルを引き起こすこともあります。

また、下着だけではなく、生理用ナプキンや避妊用具などが肌に直接触れることで刺激となり、かゆみが起こる場合もあります。

カンジダなどの感染症

カンジダは誰もが持っている常在菌。風邪をひいていたり寝不足が続いていたり、ストレスが溜まっていたりするなどして体力が落ちている時に膣カンジダの症状が出やすくなりますが、5人に1人がかかるほど女性であればかかりやすい病気なのです。

膣カンジダにかかってしまうと、ポロポロとした白いおりものとかゆみが出るのが特徴。我慢できないほどのかゆみを感じた場合にはこのような感染症にかかっている可能性がありますが、放っておくとどんどんかゆみが強くなっていきます。

きちんと病院で治療しないと再発する可能性も高いです。

加齢による女性ホルモンの減少

女性ホルモンの減少もデリケートゾーンに影響を与えます。女性ホルモンが減ると膣の潤いが減り、かゆみが出やすくなったり、膣炎になりやすくなります。

膣の内部にある常在菌のバランスは、女性ホルモンのエストロゲンによってコントロールされているので、このエストロゲンが減ってくる40〜50代の女性は注意。

その他の疾患が原因の場合

外陰部のガンである「外陰ページェット病」や単純ヘルペスウイルスが感染することによって起こる「外陰部ヘルペス」、皮膚を長期的にかくことでさらにかゆみが生じる「慢性単純性苔癬」など。

いずれも専門医の診察を受けることが必要です。

生理の時に特にかゆい?!月経周期とおりものの関係とは

デリケートゾーンのかゆみが生じた時に、おりものに変化が出てくる場合もあります。おりものは、女性ホルモンの周期によってその量や状態が変化しますよね。

周期によってどのように変化するのかを知っておくと、何か変化があった時にトラブルかどうかの判断がつきやすくなります。

生理後(卵胞期)

生理終了直後は最もおりものが少ない時期でほとんど分泌されません。

ただし、しばらくすると徐々におりものが分泌されてきます。この時期のおりものはさらっとした半透明の状態。

排卵期

排卵が近づくにつれて徐々におりものの量が増えていきます。

排卵直前になると、透明で糸が引くような状態のおりものになります。この時期が最もおりものが多い時期。

排卵後(黄体期)

少しずつおりものの量が減って粘り気もなくなっていきます。色は白っぽいクリーム状に。

生理前

この時期もどろっとした白っぽいおりもの。この期間は多少臭いを感じたり、薄茶色への変化が見られたりしますが、これは経血による影響なので心配なし。

このように、月経周期によっておりものは変化していきます。

生理前から生理中にかけて、特にデリケートゾーンのかゆみを訴える人が多くなるのは、もともとデリケートゾーンの肌が薄い上に、特に生理前から生理中の肌はとても敏感になるから。

ですから、普段なら何も問題にならないようなわずかな刺激でも、かゆみを感じる原因となってしまうのです。

かゆみ対策はどんなことをすればいい?

ここまでデリケートゾーンにかゆみが発生する原因をみてきました。

では、かゆみの原因を作らないためにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。いくつか注意点をあげてみました。

生理用品の使い方に気をつける

生理中に利用するナプキンの裏側はビニール加工されたものが多いので、どうしても通気性が悪くなってしまいます。さらにナプキンはどんどん進化して吸収力がアップしていますよね。

ですから、多少長い時間つけていていても大丈夫だろうと思う人もいるかもしれませんが、それはNG。ナプキンやおりものシートはあまり汚れていなくても2〜3時間おきに取り替えるようにしましょう。

また、布ナプキンを使うのもかゆみを発生させない対策として有効です。

下着の選び方にも注意

重要なのは通気性と吸湿性の良い下着を選ぶこと。綿やシルク素材のものが通気性が良いので特にオススメです。

さらに、デリケートゾーンを圧迫してしまうようなガードルやボディスーツ、体を圧迫するほどの細いパンツも刺激となってしまうのであまりよくありません。かゆみが気になる人は、ゆったりとした洋服を選ぶと良いでしょう。

どうしてもストッキングを履かないといけない時は、膝丈のストッキングがオススメ。

洗いすぎないこと

デリケートゾーンを常に清潔に保っておく、というのは大前提としてありますが、だからと言って石けんでゴシゴシ洗うのはNGです。

これは石けんがデリケートゾーンの酸性を弱めてしまい、もともと体が備えている殺菌作用を弱くしてしまうからです。可能であれば、専用のソープを使用するのが理想的ですね。

ホルモンバランスを整える

ホルモンバランスの乱れは体調を崩すきっかけとなり、免疫力が下がってしまいます。まずは日中にしっかりと活動し、夜はぐっすりと眠るという規則正しい生活を送ることが大切。

加えて食事の内容にも気をつけること。ホルモンバランスが乱れないような生活を送るように気をつけましょう。

ストレス解消をして免疫力のアップを目指す

あまりにもストレスを溜めてしまうと自律神経のバランスを崩して免疫力の低下に直結。すると細菌やウイルスへの抵抗力も弱くなっていきます。

免疫力が低下してしまうと、皮膚のトラブルを起こしやすくなったり細菌に感染しやすくなるのですが、デリケートゾーンも同様。ですから、自分なりのストレス解消法を持っておくことも大切なんです。

特に季節の変わり目や引越しをした時など、大きな出来事があった時にも注意。

気になることがあったら、早めの対策を

デリケートゾーンのかゆみについて説明しました。さまざまな原因によってかゆみが生じることが理解できたでしょうか?そして、中にはすぐに病院に行かなければならない症状も…。

大事な自分の身体ですから、おかしいなと思ったらすぐに対処するようにすることが必要です。

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