髪を毎日洗うか洗わないかは、頭皮の状態次第で判断しよう!


皆さんは、毎日髪の毛をシャンプーで洗いますか?それとも、2~3日に一度シャンプーで洗いますか?髪の毛を洗う頻度は、案外聞いてみると人それぞれです。では一体どちらが髪の毛にとって良いのでしょうか?

毎日洗う事と2~3日に洗う事のメリット、デメリットを比較してゆき、ご自分はどのようにしてゆけば、綺麗で健康な髪を手に入れられるかを見極めてゆきましょう。

毎日洗うメリット&デメリット

髪の毛を毎日シャンプーで洗うメリット、デメリットを理解しておきましょう。ご自分の頭皮や髪の毛の健康維持や美しさを得るための秘密が理解できます。

●メリット
毎日シャンプーで髪を洗う事で、汚れやホコリ、皮脂や臭いが洗い流せるので、頭皮を清潔な状態にしてくれます。

●デメリット
毎日シャンプーで髪を洗いすぎると、必要な皮脂まで洗い流されてしまい、頭皮が乾燥肌となってしまう恐れがあります。皮脂がなくなると、髪にも潤いをなくしパサつきやすくなり、切れ毛や枝毛、抜け毛の原因にもなってきます。

◆◆必要とされる皮脂:頭皮常在菌◆◆
皮脂には、髪の毛や頭皮を乾燥から守る働きだけでなく、頭皮常在菌といって弱酸性のバリア機能を働かせ、頭皮環境を守る働きもあります。

2~3日に一度、シャンプーで洗うメリット&デメリット

シャンプーは2~3日に一度という場合のメリット、デメリットは何なのでしょうか?しっとり髪が落ち着くのは、次のような理由があげられます。

●メリット
2~3日に一度シャンプーで洗うだけなので、シャンプーの刺激やダメージが少なくなり、頭皮や髪の毛をいたわる時間が設けられます。

必要な皮脂も洗い流され過ぎないので、乾燥から頭皮を守る事が出来ます。

●デメリット
汚れやホコリがしっかり落とせていなかったり、皮脂が多い場合はベタついたり、痒みが出る場合もあります。汗臭い匂いの要因にもなります。

◆◆脂漏性脱毛症◆◆
髪の毛を洗う事を怠ると、頭皮に皮脂が蓄積され、脂漏性脱毛症になる場合があります。
脂漏性脱毛症とは、皮脂をエサにする細菌が増えて、その細菌が頭皮に炎症をもたらします。すると毛穴の奥にまで炎症を引き起こすので、髪の毛は細くなり抜け落ちてしまうのです。

洗う頻度は、頭皮の皮脂量で判断

毎日シャンプーをする場合も、2~3日に一度シャンプーをする場合も、メリットもあればデメリットもあります。どちらがご自分に適しているかは、一番は頭皮の皮脂量や頭皮の状態で判断するのが良いでしょう。季節や年齢、性別、整髪料などを基準に判断してゆきましょう。

季節

夏は一番汗をかき、皮脂量も増える時期です。特に日本は湿気が高い気候ですので、頭皮もジメジメ、ベトベトしやすいでしょう。頭皮に皮脂が多くなる夏場は、毎日シャンプーをして頭皮を清潔にした方が髪の毛にとっても良いでしょう。

反対に冬場は汗をかきにくく、皮脂量も減りやすい時期です。暖房器具の活用で空気も乾燥しやすく、頭皮も同様に乾燥しやすくてなります。頭皮の皮脂量が減り、乾燥しやすい冬場は、毎日シャンプーで洗う事は控えてあげた方が、頭皮や髪の毛に必要な皮脂が届きやすく潤う事が出来るでしょう。

年齢

頭皮の皮脂量は季節だけでなく、年齢によっても異なります。頭皮も肌と一緒で、年齢が若いと皮脂分泌が活発となります。顔にニキビができやすい人は、オイリーな肌質ですので、頭皮も同じ状態になりやすいのです。

性別

一般的に女性よりも男性の方が皮脂分泌は多いとされています。その理由としては、ホルモンとの関係があるからです。

男性ホルモンは、皮脂分泌を活発に促してゆきますが、反対に女性ホルモンは皮脂分泌を抑えようとする働きがあります。

ですから、女性よりも男性の方が頭皮トラブルが多くなります。

◆◆頭皮に出来る吹き出物◆◆
頭皮に出来る吹き出物は、大きく分けて2つです。頭皮ニキビと脂漏性皮膚炎です。

●頭皮ニキビ
皮脂の蓄積により、毛穴の中にアクネ菌が増殖する事で炎症を起こします。原因としては、肌の生まれ変わりのターンオーバーが正常に機能していない事です。ストレスによるホルモンバランスの低下や、睡眠不足による細胞機能低下により引き起こしている可能性があります。

●脂漏性皮膚炎
脂漏性脱毛症は、皮膚の常在菌であるマラセチア菌が過剰に発生する事で炎症を起こします。マラセチア菌は皮脂を好むことから、皮脂分泌が活発になりやすい男性に多く発症します。しかし女性でもあっても、ホルモンバランスの乱れから男性ホルモンが優位に働いている場合は、発症しやすくなります。

整髪料の使用

整髪料を使っている場合は、シャンプーでしっかりと整髪料を落とす必要があります。

整髪剤を付けたままの状態でいますと、整髪剤についた汚れやホコリで頭皮や髪の毛を清潔に保てないからです。

また、整髪料が残っていると頭皮がかぶれたり、毛穴をふさがれてしまう事もあるので、薄毛の原因にもなります。

油分を多く含んだ整髪料は、落ちにくい場合があります。シャンプー前にリンス、コンディショナー、トリートメント等で髪の毛に馴染ませておくと油分が落ちやすくなります。

◆◆石油系界面活性剤◆◆
整髪剤の中でもワックスは、水と油を混ぜるために石油系界面活性剤が使用されています。髪の毛の主成分や頭皮はタンパク質からできており、界面活性剤はタンパク質を変形させる働きがあるのです。ですから、ワックスを長時間つけている場合は、髪や頭皮に悪影響となってしまうのでしっかり洗い流す必要があります。

朝シャンは頭皮に悪影響

髪の毛を洗う頻度は、頭皮の皮脂量や整髪料などの使用で異なる事が分かってきました。髪の毛の健康は、いわば頭皮の健康状態に左右されるといっても間違いではありません。

そこで、朝にシャンプーを行うと頭皮に悪影響を及ぼすことがあります。

その理由としては、紫外線です。朝シャンをして直ぐに外出しますと、頭皮の皮脂分泌が活発になる前ですので、乾燥しやすく、バリア機能も低下しています。その状態で紫外線を浴びてしまうと、肌細胞が壊れやすく頭皮の老化の原因となります。頭皮が老化すると、髪の毛にも栄養が行き届かなくなり、髪自体もハリやコシをなくしてゆきます。

朝シャンをして外出する場合は、皮脂分泌が開始する5~6時間前に済ませておく必要があります。

頭皮や髪に優しい、正しいシャンプーの仕方

頭皮の状態によってシャンプーをする頻度は異なりますが、頭皮や髪に優しい、正しいシャンプーの仕方を学ぶことはどなたにとっても大切な事です。シャンプーの仕方を見直して、さらに綺麗な髪を手に入れましょう。

◆◆丁寧な洗髪方法をご紹介します。◆◆

①洗髪する前には、ブラッシング
ブラッシングをすると、髪の毛についたホコリや汚れをあらかじめ落としたり、浮かびあがらせる効果があります。また、シャンプーの泡立ちをよくしたり、髪が絡まるのを防ぐので、髪自体が傷むのを守ってくれます。

②頭皮をしっかり濡らす
シャワーヘッドを頭皮に近づけ、1分以上の時間をかけて丁寧に地肌をほぐし、予洗いしてゆきましょう。温度は熱すぎないぬるま湯が良いです。

◆◆髪を洗う温度は38度前後が理想的◆◆
使用するお湯の温度が高いと、シャンプー液を余計にながしてしまい洗浄力が低下します。また、高温は髪のキューティクルを傷つけますし、髪の毛の内側の水分を飛ばして切れ毛や枝毛の原因にもなります。

しかしカラーリングを行った場合は、数日間は36度の人肌温度が良いとされています。その理由は、カラーリングの色の抜け落ちを抑えるためです。

③水分を一気に落とす
毛先を両手で挟んで、押し流すように一気に水分を落としてゆきます。髪が短い場合は、オールバックにして手で後ろに撫でて水分を切ってゆきます。

髪の水分を多く含んでいますと、泡立ちが悪くなります。泡が少ないと髪の毛同士が摩擦で擦れ、傷ついてしまう恐れがあります。

④手のひらでシャンプーを泡立てる
手のひらでしっかりシャンプーを泡立ててから、頭皮にのせてゆきましょう。間違ってもいきなりシャンプーの原液を頭皮に付けないようにして下さい。

原液のままだと、シャンプーが毛穴や髪の毛に残りやすくなります。毛穴のつまりや髪の毛を痛める原因につながるので、しっかり泡立てましょう。

⑤シャンプーの泡で頭皮をマッサージ
シャンプーは髪の毛ではなく、頭皮を洗う事に心がけて下さい。頭を両手で掴む様に指を広げて、指の腹で弧を描くように揉みほぐしましょう。指の腹をジグザグ動かしてゆくのもよいです。

後頭部は持ち上げる様に、下から上へ向かって泡を流してゆきましょう。襟足やこめかみも忘れずにしっかり洗ってゆきます。

頭皮をしっかり洗ってあげる事で、自然と髪の毛も洗われています。マッサージを行う事で、かたくなった頭皮がほぐされ、血行が良くなり頭皮に栄養が運ばれやすくなります。

⑥最後はしっかりすすぐ
頭皮からシャンプーを流してゆき、軽く揉み洗いするようにすすいでゆきましょう。すすぎ残しがないように、しっかりと流してゆきます。

湯シャンを上手く活用する

先ほども記しましたように、夏場は汗をかきやすく頭皮もべたつきやすい時期です。一日に何度もシャンプーをしたくもなりますが、頭皮の状態を考えたら望ましくないでしょう。そんな時は「湯シャン」がおすすめです。また汗をかきにくい冬場でも、2~3日一度のシャンプーを始めるのは抵抗がある方にも、「湯シャン」がおすすめです。

湯シャンの仕方

湯シャンとは、シャワーだけで頭皮を洗う方法です。42度ぐらいの熱めのお湯で、皮脂を溶かすイメージで行います。指の腹で頭皮をゴシゴシ洗い、シャンプーの泡の代わりに、シャワーをあてたまま行うとやりやすいです。少しずつ移動しながら頭皮全体を洗い、最後に髪の毛の汚れも流したら完了です。

シャンプーを使わないので、頭皮に刺激を与えません。シャンプーは洗浄力が強いため一日に何度も使用すると、必要な皮脂までも流して乾燥しカサつきや痒みの原因となります。

それでも湯シャンに不安を感じるのであれば、徐々にシャンプーの量を減らしてゆく方法もあります。最終的に湯シャンに慣れてゆけばよいでしょう。

頭皮に優しいシャンプーとは?

頭皮をきれいに洗浄してくれるシャンプーですが、頭皮に刺激が少ない物を選びたいものです。そこでおすすめなのがアミノ酸系シャンプーです。

アミノ酸系シャンプー

アミノ酸は、人間の体の材料であるタンパク質を構成している栄養素であるので、頭皮や髪の毛に与える刺激が少なく負担がかかりにくいのです。

また、アミノ酸系シャンプーの中でも弱酸性の物はより効果的であります。頭皮と同じph値であるため、頭皮や髪の毛にストレスをかけずに洗えるからです。

シリコンそれともノンシリコン

最近よく耳にするのが「ノンシリコンシャンプー」です。シリコンとは一体どういったもので、そんなに髪に悪いものなのでしょうか?

シリコンとは、合成高分子化合物の総称であり、「合成樹皮」と一般的に呼ばれています。
シリコンは、髪の毛一本一本をコーティングしてくれる働きがあるためシャンプーに含まれています。見た目もつやつやで、指通りの良い髪に仕上げてくれます。

では、何がデメリットなのでしょうか?

シリコンは、髪の毛をコーディングしパッキングするだけで、髪の毛のダメージを補修するわけではないのです。ですから、一見髪の毛が綺麗になったように勘違いします。

しかし実際は、コーティングの下のダメージは進み続けていまい、ダメージを見逃してしまうのです。そしてシリコンは毛穴をふさぐため、更に髪の毛の健康状態にも影響を与えます。

けれども髪質は人によって異なります。パサつきやきしみがある場合は、シリコン入りシャンプーがあっている場合もありますし、反対に脂っぽい頭皮の方は、さっぱりと洗いあげるノンシリコンがあっているといえるので一概にどちらが良い、悪いとは言えません。

以上のように、人によって肌質や髪質は様々で頭皮の環境も異なります。ご自分の肌にあったシャンプーを見つけて頭皮環境を整えてゆく事が、髪の毛を健康で綺麗に維持できると言えるでしょう。

頭皮と髪の毛が綺麗な女性は魅力的

頭皮の環境が整い頭皮が健康であると、髪の毛に栄養が行き届きやすくなるので、しっとりコシのある健康な髪の毛になります。

また、加齢による白髪予防にもなるでしょう。髪の毛が綺麗だと、その人自身を美しくさせ、若々しくさせます。

清潔感があり、良い香りをまとう女性は魅力的でること間違いなしです。綺麗な髪を手に入れ、更にメイクにファッションに楽しんでゆきましょう。

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