アイラインがうまく引けない人におすすめ!ほんの少しの工夫とコツ。
メイクは大好き!だけど、アイラインを引くのだけはとっても苦手!という方は多いと思います。
メイクには数々の工程があり、その中でも目もとに関するメイクは繊細かつ難しいものもあります。
特にアイラインには細かいテクニックと集中力が必要でもあり、毎回アイラインにさしかかると失敗を恐れて緊張してしまうという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、そんな苦手意識を払拭するため、少しの工夫とコツでアイラインをキレイに引けるようになるテクニックをいくつか紹介していきます。
アイラインが苦手な方々の代表的な意見
アイラインが苦手だと感じる方々に多く聞く、苦手意識の理由を紹介します。
線がぶれる
アイラインを引く際に、なかなか手元が定まらずブレブレのラインになってしまいやすい、という方々の意見です。
イメージとしては、真っすぐでシャープなラインを引きたいのに実際にははみ出したり、線が乱れるという悩みが多いようです。
どれくらいの太さでラインを引くのかわからない
何度も重ねて、修正に修正というふうにラインを引いてしまい結果、かなり太めのラインでケバく見えてしまう、という意見です。
ご自分のなりたい目もとや、二重幅に合ったラインの太細調整などの見極めが曖昧になりがちなようです。
まぶたのたるみで書きにくい
年齢を重ねたまぶたのたるみが邪魔をして、綺麗なラインが書けなくなった、という意見です。
加齢による目もとのたるみやしわは、誰しも経験するものですがコツや工夫がないとメイクのしにくさを感じるようです。
これらのような意見は、アイラインがうまく引けないとお悩みの方々のごく一部です。
次の章では、この意見を中心にしたアイラインテクニックを紹介していきます。
お悩み別、使うべきアイラインの選び方
まずは、上記の意見を参考にそのお悩み別に適したアイライナーの選び方を紹介します。
アイラインがぶれる・乱れる・はみ出す
集中して鏡に向かっても、なかなか思い通りの綺麗なラインが書けないという方は、リキッドライナーを使いましょう。
リキッドライナーにも様々な種類がありますが、その中でも筆先が毛、極細、持ち手が太め、液だれしにくいものを選ぶと尚良しです。
持ち手の細いものは、不慣れなうちはなかなか固定しきらず失敗のもとになる可能性が高くなるため初心者や、苦手意識の強い方は持ち手の太いものを探してみましょう。
このことに加えて、筆先が毛質のものは柔軟でブレを防ぎやすく、筆先が細いほどシャープで美しいラインが書け失敗もしにくくなります。
そして、筆先の液量が適量で液だれを起こしにくいものを使用すると、より失敗の可能性は低くなり美しいアイラインを書くことが出来ます。
アイラインの太細調整・左右対称なアイライン
納得いくラインを書くまでに時間がかかったり、いつの間にかイメージしていたラインよりも太くなっているという方は、ジェルライナーを選びましょう。
アイライン工程が苦手な方からすると一見、ジェルライナーはとても難しい操作のいるものに見えるかもしれませんが、選び方次第でとても簡単に美しい理想のラインを書くことが出来ます。
ジェルは柔らかく、色の濃いもの、筆先は平筆で程よく硬いものを使います。
ジェルが柔らかいものは筆に取りやすく、その量の微調整の簡単に行うことが出来ます。
何度かの重ね塗りや修正はメイク後のヨレや崩れに繋がりやすいという点をジェルライナーがカバーしてくれます。
年齢まぶた・たるみ・しわ
年齢による肌の老化でまぶたにハリがなくなったり、しわやたるみでラインが思うように書けないという方は、ペンシルライナーを選びましょう。
ペンシルライナーは芯先が柔らかく太いものを使います。
しわやたるみによる皮膚の変化にも、柔軟に対応する柔らかい芯先がしっかりと目もとに密着し、目を見開いた時に太めのラインが美しいラインとなって現れます。
各アイラインの上手な使い方
ご自分のお悩みに合ったライナー選びができたら、次は書くアイラインの上手な引き方を紹介していきます。
リキッドライナー
リキッドライナーは数あるライナーの中でも、ブレや乱れが目立ちやすい種類です。そのため、しっかりとライナーと手首を固定することが最大のポイントとなります。
初心者の方は、ライナーの持ち手中心から少し下を鉛筆のように持ち、その形のまま手首が左右に動くことを確認しましょう。
確認できたら、その形のままライナーを書く方の目の下、頬に手の平側の手首を軽く添えます。頬と手首が離れないよう、手首を動かしながらラインを引いていきます。
このテクニックで手首が固定され、指先ではなく手首から手元を動かすことでブレないラインが書きやすくなります。
この方法でもしっかりと手もとが固定され、ラインを真っすぐに引くことが出来ます。
ジェルライナー
ジェルライナーで大切なポイントは、引きたいラインの太さや長さに合わせたジェル量の調整です。
太めで長さのあるラインが引きたい場合は、筆先に多めのジェルをとりパレットなどにジェルを広げましょう。
広げたジェルを少しずつ筆に取りながらラインを書いて、ジェルの量を調整していくと理想のラインを書きやすくなります。
細めでシャープなラインや、部分のみのラインが引きたい場合は、筆先に少量のジェルをとり容器の口で余分なジェルをこそぎ落とします。こうすることで少量のジェルを更に微調整していくことが出来ます。
ペンシルライナー
ペンシルライナーは柔軟で操作しやすいという利点の反面、皮膚に密着しすぎてひっかかりを感じやすくなります。
その点を改善し美しいライナーを引くためには、目尻や瞼を軽く引っ張りながらラインを書いていくことがポイントとなります。
特に、年齢まぶたに悩みのある方ではこの工夫が大幅に役立ちます。目尻やまぶたの皮膚をキュッと引っ張り、たるみやしわを伸ばすイメージでまぶた全体をフラットな状態にします。
そのままラインを引いていくと、柔らかいペン先がしっかりと皮膚に沿って美しいラインを書くことができます。
まつ毛の生え際の隙間をチョンチョンとペンシルライナーで埋めていくだけでも、目もとはクリアになりそれだけでライナー効果が現れます。
時短メイクや忙しい朝におススメです。
応用編・ペンシルライナー・アイシャドウ
最近では、多くのアイライナーがウォータープルーフタイプのものですが、目もとの形や肌質によってはウォータープルーフでもメイク崩れがおきてしまうという方もいると思います。
そのようなお悩みのある方は、ペンシルライナーとアイシャドウを使いましょう。
まずはペンシルライナーでラインを引き、一度ラインを綿棒で軽くぼかします。
ライン全体が適度にぼやけてきたら、その上からライナーと同じカラーのアイシャドウを細いチップでライン上に重ねていきます。
最後に余分なアイシャドウを指やブラシで払って完成です。
二重にラインを重ねることで、ラインの表面をアイシャドウがカバーし密着し合ってメイク崩れを防ぎます。
目もとのメイク崩れを起こしやすい重ためまぶたの方や、脂性肌の方は挑戦してみましょう。
苦手意識にさようなら!アイラインが得意メイクに!
イマイチご自分に合ったアイライナーがわからないという方は、色んな種類を試してみるのも一つの方法です。
様々な挑戦や練習が、あなただけの美しいラインをつくり出します。苦手意識を克服して、日々のメイクを今よりもっと楽しみましょう。
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