眠気のツボ。眠すぎる仕事中や授業中、これでスッキリ目が冴える!

仕事や勉強に集中したいけれど、ものすごく眠くて手につかない・・しっかり活動したいときに睡魔に襲われて困っている方もいるのではないでしょうか?

日中に強い眠気を感じたときは、どんな場所でもすぐにできる眠気覚ましのツボがおすすめです。ツボは2,000年以上の歴史をもつ東洋医学の治療法であり、現在でもさまざまな国で活用されています。

きちんと起きていなければならない状況で眠くなってしまったときは、眠気覚ましのツボを刺激すると心身をスッキリ整えることができます。眠気覚ましのツボは手や足にもありますので、仕事中や勉強中でもコッソリとおこなえます。

また、眠気覚まし以外にも頭痛や肩こり、イライラ解消などのプラス効果が期待できるツボもあります。

ここでは正しいツボの押し方やコツ、眠気覚ましのツボ、注意点、その他の眠気解消方法などをご紹介しますので、眠気を撃退したいときにお役立てください。

眠気覚ましのツボとは?

職場や学校で眠くなってしまったときは、眠気覚ましのツボがおすすめです。眠気解消のツボ押しはいつでもどこでも手軽にできますので、絶対に眠ってはいけない状況やスッキリ起きられない朝にぴったりです。

ツボは古くから親しまれてきた治療法であり、WHO・世界保健機関にも認められている東洋医学の考え方です。

ツボは「気」の流れを利用した治療法

ツボは2,000年以上前から東洋医学でおこなわれてきた治療法であり、「気」という考え方に基づいています。「気」とは自然界にあるエネルギーであり、人体にも流れていると考えられています。

東洋医学では、人体に流れている「気」の道のようなものを「経絡・ケイラク」と呼び、経絡の流れがよいと体調が整えられて、経絡の流れが悪いと不調になるとされています。ツボは経絡のルート上にあり、さまざまな臓器とつながっているポイントのことを言います。

ツボを刺激して気の流れを正常にすると自律神経を整えたり、血行をうながしたり、各臓器に働きかけたりすることができると考えられています。ツボはWHO・世界保健機関によって360ほどあると定められており、それぞれのツボはつながっている臓器や効果が異なります。

仕事中や勉強中に眠くなってしまったときは、眠気解消のツボを押して心身をスッキリ起こしましょう。手や足にあるツボはデスクの下など人目につかないところで刺激できますので、会議中や授業中でも手軽におこなえます。

正しいツボの押し方

ツボを押すときは、正しいやり方でおこなうことが大切です。間違った方法でツボを押してしまうと「効果が得られない、効かない」という状況になってしまう場合があります。基本的なツボ押しをマスターして、効果的に活用しましょう。

ツボを押すときは、正しい位置に向かって垂直に刺激します。心地いい、痛気持ちいいと感じるくらいの強さでツボを押しましょう。ツボを押す際は、親指やペンの後ろ側、ツボ押しグッズなどを利用します。

このほかにも、人差し指と中指、薬指の三本指を使って撫でたり、親指と人差し指、中指の三本指を使って手や足の指をもんだりするツボの押し方があります。ツボの場所や強さによって、押し方を使い分けましょう。

1ヵ所のツボを押す時間は1回につき3秒から5秒、5回から10回を目安に繰り返します。また、1日にツボを押す頻度は3回くらいを目安にしましょう。

眠気解消のツボを押すときのポイント

ツボ押しにはベストな時間やコツがあります。眠気解消のツボを押すときは、これらのポイントを意識するとより効果的に刺激できます。

ここでは、眠気覚ましのツボを押すときに役立つコツをご紹介します。

ツボ押しに最適な時間

ツボ押しをするときは、気の流れが強い時間帯が効果的です。気が流れやすい時間帯は臓器や器官によって異なりますが、体全体に気が流れやすい時間帯を選ぶことですべてのツボを効果的に刺激できます。

体全体に気が流れやすい時間帯は6時や12時、18時、24時ですので、眠気覚ましのツボを押すときはこの時間帯を目安にしましょう。

ツボ押しに最適な時間の前に、悪い気を出す

気が流れやすい時間帯の前にツボを押して悪い気を出しておくと、最適な時間にツボを押したときによい気をとり入れることができます。体全体に気が流れやすい時間帯である12時にツボ押しをする場合は、10時から12時の間に一度ツボを押して悪い気を出しておきましょう。

息を吐きながら押し、息を吸いながら離す

ツボを押すときは、呼吸とあわせておこなうことがポイントです。息を吐くと筋肉がゆるみますので、息を吐きながらツボ押しをすると効果的に刺激できます。ツボを押すときはゆったりと息を吐きながら、ツボから手を離すときはゆったりと息を吸いながらおこないましょう。

眠気覚ましのツボを8つご紹介

人体には約360のツボがあるとされており、それぞれのツボはつながっている臓器や効果などが異なります。睡魔を撃退したいときは、眠気覚ましにぴったりのツボを選びましょう。ここでは、眠気解消に役立つツボを8つご紹介します。

1. 合谷・ゴウコク

合谷のツボは、手の甲側にあり、親指と人差し指の骨が交わる部分の近くにあるくぼみのところにあります。ツボの押し方は、空いている手の親指の腹で、合谷のツボをグリッと押して回します。または、親指と人差し指ではさむようにして少し強く刺激します。

眠気覚まし、頭痛、腰痛、肩こり、歯痛、生理痛、風邪、花粉症、便秘、下痢、二日酔い、乗り物酔い、ストレスなどにおすすめです。

2. 中衝・チュウショウ

中衝のツボは、手の甲側にあり、中指の爪の人差し指側の生え際から2mmくらい下のところにあります。ツボの押し方は、空いている手の親指と人差し指で、中衝のツボをはさむようにして強く押します。深呼吸をしながら刺激します。

眠気覚まし、イライラ解消、のぼせなどにおすすめです。

3. 労宮・ロウキュウ

労宮のツボは、手のひらにあり、手を握ったときに中指の先端があたるところにあります。ツボの押し方は、空いている手の親指、またはペンの後ろ側などで労宮のツボを5秒くらい強く押します。ゆっくりと呼吸をしながら、息を吐くときに刺激します。

眠気覚まし、疲労回復、緊張緩和、イライラ解消などにおすすめです。

4. 風池・フウチ

風池のツボは、耳の裏側にある硬い骨の外側、またはうなじの外側にあり、髪の生え際のそばにあるくぼみのところにあります。ツボの押し方は、親指で風池のツボを5秒くらい押したあと元に戻し、再び同じようにして3回ほど繰り返します。

眼精疲労、めまい、頭痛、肩こり、難聴、鼻水などにおすすめです。

5. 百会・ヒャクエ

百会のツボは、鼻と両耳の延長線が交わる部分、頭のてっぺんのところにあります。ツボの押し方は、気持ちいいと感じる強さで百会のツボを5秒以上押します。

脳の活性化、めまい、頭痛、耳鳴り、ストレスなどにおすすめです。

6. 臨泣・リンキュウ

臨泣には頭臨泣と足臨泣があります。頭臨泣は黒目の真上、髪の生え際よりも1cmくらい上のところにあります。足臨泣は足の甲側にあり、薬指と小指のまたの間から足首に向かって2、3cm進んだところにあります。

ツボの押し方は、心地いいと感じる強さで臨泣のツボを10秒くらい押します。

眼精疲労、頭痛、肩こり、月経不順などにおすすめです。

7. 晴明・セイメイ

晴明のツボは、左右の目頭から鼻の方にあるくぼみのところにあります。ツボの押し方は、両目を閉じて、親指と人差し指でつまむように晴明のツボを押します。心地いいと感じる強さで押したあと元に戻し、再び同じようにして5回から10回ほど繰り返します。

眼精疲労、鼻づまり、鼻水などにおすすめです。

8. 太陽・タイヨウ

太陽のツボは、こめかみの辺りにあるくぼみのところにあります。ツボの押し方は、円を描くように、気持ちいいと感じる強さで太陽のツボを押します。5回から10回ほど刺激します。

眼精疲労、頭痛などにおすすめです。

ツボを押すときの注意点&NG行動

ツボはさまざまな臓器とつながっていますので、個人の年齢や体質、状態によっては扱い方に注意する必要があります。体に悪い影響を及ぼさないためにも、ここではツボを押すときのNG行動をご紹介します。

痛みを感じるほど強く押すのはNG

ツボを強く押しすぎてしまうと、痛みを感じたり、気の流れが悪くなったりする恐れがあります。ツボを押すときは心地いいと感じるくらい、または痛気持ちいいと感じる強さでおこないましょう。

長い時間押し続けるのはNG

1ヵ所のツボを長時間押し続けると血圧が下がってだるくなったり、経絡が圧迫されて気の流れが悪くなったりする場合があります。ツボを刺激するときは1ヵ所1回につき3秒から5秒ほど押して元に戻し、5回から10回を目安に繰り返しましょう。

食前や食後、飲酒時、入浴時はNG

強い空腹時や満腹時にツボ押しをすると、消化が遅れて胃に負担をかけてしまう可能性があります。また、飲酒時や入浴時にツボ押しをするとさらに血流がうながされてアルコールがまわりやすくなったり、体に負担がかかったりする恐れがあります。

内臓や血流への影響を考えて食前や食後、飲酒時、入浴時のツボ押しは控えましょう。

熱や怪我、感染症があるときはNG

普段よりも熱がある、怪我や病気をしている、感染症にかかっているなどの状態でツボ押しをすると、指圧や刺激によって症状が悪化してしまう恐れがあります。ツボ押しをするときは熱や風邪、怪我、感染症などが完治したあとにしましょう。

妊娠中はNG

ツボにはさまざまな効果がありますので、体質や状態によってはメリットだけでなくデメリットが生じる場合もあります。妊娠中にツボ押しをすると、子宮や赤ちゃんに悪い影響をあたえてしまう可能性がありますので注意しましょう。

ツボ押し以外の眠気解消法

眠気を解消する方法はツボ押し以外にもたくさんあります。眠気覚ましのツボと一緒に、簡単な眠気解消法もとり入れましょう。どれも職場や学校で手軽にできますので、ぜひお試しください。

ここでは、眠気を撃退する方法を9つご紹介します。

1. 手や首すじ、脇の下などを冷やす

冷たい水などで体に刺激をあたえることで、眠気による体温上昇を調整したり、交感神経を活発にしたりする効果が期待できます。即効性があり、睡魔に襲われている体を起こして心身を活動的にうながしたいときに役立ちます。

2. 昼寝や仮眠をする

食後、12時から15時までの間に20分から30分の短い睡眠をとると眠気対策に効果があるといわれています。目を閉じるだけでも効果が期待できますので、誰でも無理なく手軽におこなえます。

ただし、15時以降や30分よりも長い仮眠は夜の睡眠に影響がでる恐れがありますので控えましょう。昼寝や仮眠をする前にカフェインを摂取すると、30分後くらいにカフェインが効いて目覚めやすくなります。

3. カフェインを摂取する

コーヒーや緑茶などに含まれているカフェインには覚醒作用があるため、カフェインを摂取することで眠気覚ましの効果が期待できます。ただし、カフェインの効果があらわれるまでには約30分かかりますので、早めに摂取することがポイントとなります。

また、カフェインの効果は若い方で1、2時間くらい、高齢者で3、4時間くらい経過すると薄れてしまいますので、カフェインが必要なときは早めに摂取するように心がけましょう。

カフェインが含まれている飲食物にはコーヒーや紅茶、緑茶、ウーロン茶、ココア、コーラ、栄養ドリンク、チョコレートなどがあります。

4. メントールやキシリトール入りのお菓子を食べる

ハッカやミント系のお菓子に含まれているメントールを食べると、口の中がスーッとして冷感による眠気覚ましの効果が期待できます。また、キシリトール入りのガムやタブレットなどを食べると清涼感を得ることができます。

ただし、メントールやキシリトールは一度にたくさん食べてしまうとお腹がゆるくなることがありますので注意して摂取しましょう。

5. ガムやタブレットなどを噛む

ガムやタブレット、ナッツ、スルメなどのよく噛める食べ物を口にすると、噛むリズムによって脳が刺激を受けて活性化し、眠気覚ましの効果が期待できます。このほかにも、歌やダンス、軽いウォーキング、頭の中で音楽を流すといった方法で脳に刺激をあたえることができます。

6. 食事は腹八分目、よく噛んで食べる

食事のときにたくさん食べたり、よく噛まなかったりすると胃腸への負担や血糖値の乱高下によって眠くなる場合があります。食後に眠くなる場合は、食事量を腹八分目にしてよく噛み、眠気対策をしましょう。

7. 明るい光を浴びる

強い光を浴びると睡眠ホルモン・メラトニンが抑制されることから、眠気覚ましの効果が期待できます。明るい光は太陽光だけでなく、職場や家庭、コンビニの照明なども含まれます。特にコンビニは一定した明るい照明ですので、散歩や買い物とあわせて眠気解消法におすすめです。

8. 手や足を刺激する

手や足にはさまざまなツボが集まっていますので、指やツボ押しグッズで刺激したり、軽く動かしたりすると眠気覚ましの効果が期待できます。このほかにも、手をグー、パーと動かしたり、指の関節を回すようにもんだりするとツボや脳に刺激をあたえることができます。

9. 睡眠専門のクリニック

毎晩十分に寝ていても日中眠気が続く場合は、心身に問題がある可能性があります。そんなときは一人で悩まずに、睡眠専門のクリニックなどを受診しましょう。睡眠障害の判断や原因を知り、適切な治療とケアをおこなうことで症状を改善できます。

眠気覚ましのツボで睡魔をやっつけましょう

ここまで眠気覚ましのツボについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

眠気覚ましのツボは、正しい位置を適切な方法で刺激すると効果が得られます。また、体全体の気が流れやすい時間帯にあわせてツボ押しをすると、より効果的に刺激できます。一方で、食前や食後、飲酒時、入浴時などツボ押しに適さない時間帯もありますので注意しましょう。

人体にはさまざまなツボがありますが、眠気解消におすすめのツボは合谷、中衝、労宮などが挙げられます。手や足にあるツボは机の下でコッソリと刺激できますので、人目を気にせず眠気対策がおこなえます。

また、眠気覚ましのツボ押しと一緒にカフェイン摂取や冷却、仮眠などの眠気解消法をとり入れますと、より効果的に心身をシャキッと整えることができます。

ツボは東洋医学の治療法として、2,000年以上も昔から親しまれてきました。仕事中や勉強中にとても眠くなってしまったときは、眠気覚ましのツボを刺激して頭をスッキリさせてみませんか?

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