乾燥肌におすすめの化粧水。自分に合う選び方とおすすめ商品


いつも使う化粧水が合わない、物足りないと感じることはありませんか?

しっかりと保湿しているのになぜか乾燥を感じてしまうのは油分よりも化粧水が原因の水分不足かもしれません。

しかし世の中には沢山の化粧水が存在していて、どれが自分に合っているのか分からなくなってしまうこともあります。自分に合った化粧水を見つける為には、化粧水の成分や特徴と、自分の現在の肌状態の見極めが大切です。

この記事では、前半は化粧水の選び方や成分、後半は乾燥肌におすすめの化粧水について詳しくご紹介しています。是非最後まで読んでみてくださいね!

角層を潤すことが乾燥肌改善のカギ

そもそも肌の乾燥を感じるのは、皮膚の一番外側である「角層」の潤いが不足しているからです。

角層にはもともと保湿成分が備わっていて、潤いを一定に保つ働きがあります。

しかし、乾燥肌は何らかの原因により、バリア機能が正常に働かなくなり、この保湿成分が失われてしまっています。

乾燥肌を改善していくには、化粧水で角層へ水分を届けることがとても重要なのです。

角層に備わっている保湿成分はアミノ酸がメイン

さて、角層にはもともと保湿成分が備わっているとお話ししました。

それらは「天然保湿因子(NMF)」と呼ばれています。

この「天然保湿因子(NMF)」は

  • アミノ酸
  • PCA
  • 乳酸Na

などの保湿成分によって構成されています。

この中でもアミノ酸は天然保湿因子(NMF)の40%を占めています。

迷ったらアミノ酸配合の化粧水を使ってみて!

アミノ酸はもともと肌に存在している保湿成分ですから、低刺激で肌馴染みも良く乾燥肌には是非取り入れたい保湿成分です。

肌に存在しているアミノ酸「天然保湿因子(NMF)」は以下の通りです。

化粧水を選ぶ際の参考にして頂けたらと思います。

セリン、アルギニン、リシン、グリシン、トレオニン、バリン、ヒスチジン、プロリン、ロイシン、アスパラギン酸、イソロイシン、グルタミン酸、クレアチン、チロシン、フェニルアラニン

化粧水は値段でなく成分を見て選ぶ

アミノ酸以外にも保湿成分は数えきれないほど存在します。

化粧水は「保湿成分が沢山入っていれば良い」「保湿が出来ればなんでも良い」かと言うと、そうでもないのです。

また、「乾燥肌向け」なら大丈夫かというとそうでもありません。

そして化粧水の主成分は美容成分ではなく「水」ですから、値段が高ければ高いほど良いわけでもありません…。

では一体何を基準に化粧水を選べば良いのでしょうか。

ここからは、乾燥肌の方に向けた化粧水の選び方のポイントを6つご紹介致します!

①ひとまずエタノール(アルコール)を避けてみる

プチプラの物も、デパコスのような高価な物も、エタノールは化粧水に配合されていることが良くあります。

エタノールは清涼感や収れん作用があり、肌を引き締める働きだけでなく殺菌作用もあります。

その反面、肌の水分を蒸発させてしまいますので、乾燥肌や敏感肌の方には不向きな成分です。

普段エタノール配合の化粧水を使って何ともない方でも、時々ピリピリとした刺激を感じることがあります。

そういった場合は肌のバリア機能が壊れ、乾燥が進んでしまっている状態なので、エタノール配合の化粧水や化粧品は避けましょう。

②DPGも刺激の原因になることがある

「DPG」とは、化粧品のベースや溶剤として使われたり、製品の保存性を高めたりする役目がある成分です。

元は「PG」という成分の副産物でしたが、PGは肌への刺激が懸念され、最近の化粧品には使われなくなりました。

そしてその代わりとしてDPGが使われ出しました。

ところがPG自体にが刺激性のある成分ですので、このDPGもできれば避けたい成分です。

③パラベンは気にしすぎないで良い

余計な成分がなく必要な成分だけ配合されている化粧水の方が、それだけ刺激になりにくいのは確かです。

しかし、防腐剤が配合されていることで品質が保たれているのも確かなのです。

劣化した化粧水を使うより、防腐剤が入っている新鮮な状態の化粧水の方が肌に良いという考えもあります。

成分表示の最後の方に書かれているパラベンなら配合量はごくわずかでほとんど刺激にならず、肌への影響はないに等しいです。

どうしても抵抗があったり、避ける理由がある方は使うべきではありませんが、そうでなければ気にしすぎる必要はありません。

④化粧水に含まれている保湿成分は「水溶性」がおすすめ

保湿成分は、水に溶けやすい「水溶性保湿成分」と、油に溶けやすい「油溶性保湿成分」に分かれます。

油溶性保湿成分を化粧水に配合するには界面活性剤や乳化剤が必要ですが、水溶性保湿成分ならその必要はありません。

乾燥肌は敏感肌とも言えますので余計な成分はない方が好ましい為、「水溶性保湿成分」のみ、もしくは水溶性保湿成分がメインの化粧水を選びましょう。

アミノ酸・ヒアルロン酸Na・コラーゲンは水溶性保湿成分

先程紹介した「アミノ酸(天然保湿因子、NMF)」やポピュラーな保湿成分、「ヒアルロン酸Na」や「コラーゲン」は水溶性保湿成分です。

ちなみにセラミドは油溶性保湿成分ですので、化粧水よりクリームなどで取り入れる方がおすすめです。

《その他水溶性保湿成分の一例》

  • プロテオグリカン

肌の真皮(角質層のさらに奥)にもともと存在している成分です。
保湿効果だけでなく、抗老化やシワ予防など、エイジングケア機能もあります。

  • プラセンタ

保湿だけでなく、美白の効果もあります。
また、プラセンタ自体にアミノ酸が含まれています。

  • トレハロース

保湿力に優れ、細胞を保護する機能も備えています。

  • 乳酸Na

天然保湿因子の11%を占め、もともと肌に備わっている成分です。
グリセリンと同じくらいの保湿力があります。

ちなみに乳酸にはピーリング効果がありますが、乳酸Naにはその効果はありません。
ピーリング効果による乾燥や刺激を避けたい方でも問題ありません。

  • PCA-Na(PCAソーダ、ピロリドンカルボン酸ナトリウム)

天然保湿因子の12%を占め、もともと肌に備わっている保湿成分です。
角層に浸透して高い保湿力を発揮します。

⑤好みのテクスチャーを選ぶ

化粧水のベースになる成分として水の他に、「BG」や「グリセリン」があります。

これはどちらも水溶性保湿成分ですが、化粧水のテクスチャーはどちらを選ぶかによって変わってきます。

《BG、グリセリンの違い》

  • BG(1,3-ブチレングリコール)

さっぱりして、べたつきが少ないのが特徴です。
防腐剤としての機能もあります。

  • グリセリン

BGよりも保湿力は高めでしっとりした感触です。
他の保湿成分と一緒に配合することでさらに保湿力が上がります。

両方配合されている化粧水も多くありますが、基本的に成分表示で先に書かれている方が配合量が多く、テクスチャーに影響してきます。

⑥美白成分に気を付けて

乾燥肌対策と美白対策を両立したい方は以下の成分にご注意ください。

  • ビタミンC誘導体

皮脂の分泌を抑える働きがあります。
よって、濃度や使用頻度が高いと乾燥に繋がります。

  • ハイドロキノン

刺激性が強い成分なので、乾燥肌にはおすすめできません。

乾燥肌のタイプによって選ぶべき化粧水は変わる

乾燥肌にも実は種類があります。

また、季節や環境によって肌状態が変化することもありますので、その時期その時期で自分の肌を見極め、それに合う化粧水を選びましょう!

ノーマルな乾燥肌

《特徴》

  • よくカサついている、粉吹きが気になる
  • 洗顔後すぐや、日中も肌がつっぱる
  • 肌表面がごわつく、ざらつく

《化粧水を選ぶコツ》
保湿成分が豊富で高保湿タイプのものを選びましょう。

乾燥性敏感肌

《特徴》

  • 乾燥すると肌が赤くなる
  • 気温や湿度によってかゆみを感じる
  • 環境やストレスにより肌状態が変化しやすい
  • 化粧品でかぶれることがある

《化粧水を選ぶコツ》
保湿力よりも低刺激処方な物にこだわりましょう。

インナードライ肌

《特徴》

  • 乾燥している(つっぱる感覚や、ごわつきなど)のに、肌の表面の皮脂が気になる
  • メイクが崩れやすい
  • 毛穴が目立つ
  • 洗顔後、そのまま放置しているとしばらくしてからつっぱる

《化粧水を選ぶコツ》
油性保湿成分が含まれていないものを選びましょう。

※皮脂が出ていても潤っているわけではないので水分の蒸発には気を付けましょう。

※特に夏はインナードライになりやすい季節です。

化粧水がしみてしまうのは化粧水の劣化か、敏感肌か

いつもと同じ化粧水なのに、なぜかピリピリと刺激を感じたり、赤くなってしまうことはありませんか?

この主な原因は2つです。

  • 化粧水が劣化してしまっている
  • 乾燥が進み、敏感肌になっている

防腐剤フリーは劣化しやすい

やはり防腐剤フリーの化粧水は劣化しやすい傾向にあります。

保存状態や、開封してからの期間に注意してください。

遅くとも開封してから1シーズンで使い切ることと、使用期限が表記されてる場合は必ず従いましょう。

肌が敏感なときはシンプルなスキンケアを

敏感肌の状態になると、普段の化粧水さえしみてしまうことがあります。

しみた化粧水の使用は一度中止し、クリームやワセリンのみで保湿します。

その後またスキンケアをするタイミングで肌の調子を見て徐々に再開するか、化粧水を別の物に変更してください。

化粧水で刺激を感じたら、ぬるま湯で洗い流そう!

原因が何にしろ、肌が刺激を受けているのは良くありません。

付けた化粧水をぬるま湯で洗い流し、火照りがあれば濡れタオルで冷やします。

おすすめのシンプル処方化粧水はこれ

化粧水の刺激が気になる方は配合成分が少ないシンプルな化粧水を試してみましょう。

  • リーバーローション プロテオグリカン配合ミスト
  • 《配合成分》
    水、グリセリン、ペンチレングリコール、BG、フェノキシエタノール、水溶性プロテオグリカン、クエン酸

  • アクセーヌ ADコントロールローション
  • 《配合成分》
    水、グリセリン、BG、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール

  • アベンヌウォーター
  • 《配合成分》
    温泉水、窒素

  • ラロッシュポゼ ターマルウォーター

《配合成分》
水、窒素

※フェノキシエタノールはエタノールとは別の防腐剤・抗菌剤です。

乾燥肌に捧げる!プチプラ化粧水

ここからは、乾燥肌の方におすすめの化粧水をご紹介していきます。

条件は

  • 1500円以下のプチプラ化粧水
  • エタノール(アルコール)不使用
  • DPG、パラベンは不使用、もしくは低濃度配合
  • ドラッグストア、もしくは通販にて購入可能

どなたでも手軽に試せるような化粧水をピックアップしていきます!

①ロート 肌ラボ 極潤 ヒアルロン酸液

《特徴》
BG、グリセリン、ヒアルロン酸Naが配合されています。

他にも加水分解ヒアルロン酸・アセチルヒアルロン酸Naの2種類も配合されています。

《テクスチャー》
とろみがあり、伸びの良いテクスチャーです。

《DPG、パラベン》
DPGは不使用、パラベンは配合されています。

②アサヒ研究所 素肌しずく ぷるっとしずく化粧水「プラセンタ」

《特徴》
グリセリン、BG、ジグリセリン、プラセンタエキス、加水分解ヒアルロン酸など
多くの水溶性保湿成分がメインで構成されています。

中には油溶性保湿成分もありますが、プチプラでは圧倒的な保湿成分のラインナップです。

《テクスチャー》
ボトルから出したときは、とろみがありしっとりした感触ですが、肌につけるとすぅっと馴染みます。
しっとり系が苦手な方でも比較的試しやすい軽い付け心地です。

《DPG、パラベン》
DPGは使用されていますがメインの溶剤ではありません。

パラベンも配合されています。

③DHC 濃密うるみ肌 しっとり/とてもしっとり

《特徴》
グリセリン、ヒアルロン酸Na、コラーゲンが配合されています。

ヒアルロン酸Naだけでなく、あらゆる種類のヒアルロン酸が配合されていています。

《とてもしっとり/しっとり の違い》

  • とてもしっとりタイプ
    ベース成分:水、グリセリン、プロパンジオール
  • しっとりタイプ
    ベース成分:水、グリセリン、BG

プロパンジオールは水溶性保湿成分です。

グリセリンとの併用でさらに高い保湿力を発揮しますので、「とてもしっとりタイプ」の方がより保湿効果が高い設計です。

《テクスチャー》
どちらも、とろみがありますが、しっとりタイプの方が軽めのテクスチャーです。

《DPG、パラベン》
どちらもDPG、パラベン共に不使用です。

④ちふれ ノンアルコール化粧水

《特徴》
BG、トレハロース、ヒアルロン酸Naが配合されています。

また、油溶性のエモリエント成分も配合されています。

《テクスチャー》
べたつきはなく比較的さらっとしたテクスチャーです。

《DPG、パラベン》
DPGは不使用でパラベンは配合されています。

⑤松山油脂 アミノ酸浸透水

《特徴》
BG、1-2ヘキサンジオール、ソルビトール、アミノ酸数種類を配合しています。

※1-2ヘキサンジオール
グリセリンと同じくらいの保湿力がある水溶性保湿成分です。
抗菌作用もあるので、防腐剤フリーの化粧品に配合できます。

※ソルビトール
水溶性保湿成分です。
保湿力が高く、水分の蒸発も防ぎます。

《テクスチャー》
サラッとしたテクスチャーで、軽い付け心地です。

《DPG、パラベン》
DPG、パラベンは共に不使用です。

ミノンとキュレルの化粧水は試す価値あり!

「第一三共ヘルスケア ミノン」のシリーズや、「花王 キュレル」のシリーズは、
乾燥肌・敏感肌の方なら1度は気にしたことがあるのではないでしょうか?

多くのドラッグストアで取り扱いがあり、手に入りやすいアイテムですね。

ただ、プチプラか?と聞かれると意見が分かれそうな価格帯ですので、先ほどの化粧水紹介では外しました。

しかしキャッチコピー通り、成分的にも乾燥肌・敏感肌の方にとてもオススメなので、こちらの化粧水についてもご紹介していきます!

「ミノン アミノモイスト モイストチャージ ローション」はアミノ酸たっぷり

《特徴》
非常に多く種類のアミノ酸が配合されています。
先ほど紹介した「松山油脂 アミノ酸浸透水」よりもアミノ酸の種類は多いです。

こちらの化粧水は「しっとりタイプ」と「もっとしっとりタイプ」があります。

《テクスチャー》

  • しっとりタイプ
    名前の印象よりも軽めのテクスチャーで、肌にとても馴染みやすいです。
  • もっとしっとりタイプ
    増粘剤の「キサンタンガム」が配合されており、しっとりタイプより、とろみのあるテクスチャーです。

※配合されているアミノ酸やその他保湿成分、ベース成分に違いはありません。

《エタノール、DPG、パラベン》
エタノール・DPG・パラベンは全て不使用です。

「キュレル 化粧水Ⅰ~Ⅲ」はお肌のセラミドを増やす!

《特徴》
3タイプの化粧水がありますが、全てベース成分は「精製水、グリセリン、BG」です。

また、全てのタイプに「アラントイン」と「ユーカリエキス」が配合されています。

  • アラントイン
    抗炎症作用や、皮膚を保護する働きがあります。
  • ユーカリエキス
    セラミドを回復させ、水分を保持する力があります。

《テクスチャー》

  • 化粧水Ⅰ
    みずみずしく、さらっとした触感
  • 化粧水Ⅱ
    なめらかな質感で使いやすい付け心地
  • 化粧水Ⅲ
    3つの中で最もしっとり感のあるタイプ

《エタノール、DPG、パラベン》
3タイプともエタノール・DPGは不使用で、パラベンは使用されています。

安くても乾燥肌に合った化粧水は必ず見つかる!

化粧水は角層に潤いを持たせて柔軟にするという、重要な役割があります。

そうすることで、その後に美容液やクリームなどで与える美容成分が肌へ浸透しやすくなり、美肌作りへ繋がります。

そんな重要な役割のある化粧水だからこそ慎重に選ぶことが大切ですが、お金をかけすぎる必要はありません。

プチプラでも、高価な化粧水でも中身のほとんどはお水です。

今回紹介した化粧水以外でも、プチプラで魅力的な化粧水は沢山ありますので、今回の記事が化粧水探しの参考になると幸いです!

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