顔のほくろは取るべき?ほくろの種類にあった取り方をご紹介


顔のほくろの数や位置が気になるけれど、放置して良いのかわからない・・・顔にあるほくろが気になって悩まれている方もいるのではないでしょうか?

顔のほくろが心配なときは、ほくろの種類や危険性、適切な取り方を確認しましょう。顔のほくろは個性を表現するチャームポイントにもなりますが、悪性化の疑いや外見上の理由から取るべき必要があることもあります。

顔のほくろには種類があり、それぞれ適切な取り方が異なります。ほくろのタイプや危険性、取り方を確かめるためにも、ほくろの基本をおさらいしましょう。

ここでは顔のほくろの種類や危険性、人相占い、取り方などをご紹介しますので、気になる顔のほくろについて知りたいときにお役立てください。

顔のほくろには様々な種類がある

ほくろ(黒子)とは、顔や体にできる褐色や黒褐色の腫瘍(できもの)であり、形状は平らなものや隆起したものがあります。ほくろは、発生時期によって2つに分類することができます。

  • 【思春期までに発生したほくろ】・・・先天性色素性母斑
  • 【成長過程で発生したほくろ】・・・後天性色素性母斑

先天性色素性母斑は、生後から思春期までにできたほくろであり、生まれつき1cm以上あるほくろは「アザ」と呼ばれます。また、生まれつきのほくろは、成長するにつれて大きくなることがあります。

生まれつき5cm以上あるほくろは、将来、悪性化して悪性黒色腫(メラノーマ)になる可能性がありますので、大人になる前に大きなほくろは除去する方がよいと考えらえています。

後天性色素性母斑は、成長とともにできるほくろであり、多くは1cm以下、6mm以内のできものとしてあらわれます。年齢を重ねるにつれて数が増えたり、膨らんだり、淡い色に変化したりする特徴があります。

後天性色素性母斑は「良性・悪性・遺伝性疾患」の3つに分類することができます。

  • 【良性】・・・単純黒子、色素性母斑など。
  • 【悪性】・・・悪性黒色腫(メラノーマ)、基底細胞がんなど。
  • 【遺伝性疾患】・・・色素性乾皮症など。

一般的なほくろは良性のもの(良性腫瘍)であり、単純黒子と色素性母斑の2つに分類されます。

単純黒子は、色素細胞「メラノサイト」が皮膚の浅い部分につくられた症状であり、約1、2mmの小さいできものとしてあらわれます。一方、色素性母斑はメラノサイトが重なって皮膚の表面に出現したり、皮膚の奥に増えたりする症状であり、さまざまなサイズのできものとしてあらわれます。

ほくろは成長とともに増えたり、大きくなったりすることがありますが、生まれつき5cm以上あるほくろや大人になってから7mm以上に肥大したほくろは悪性化する可能性がありますので、該当するほくろがあるときは、なるべく早めに皮膚科を受診しましょう。

顔のほくろができる原因

ほくろは、色素細胞「メラノサイト」が皮膚の一部に過剰に集まってできる症状です。メラノサイトは表皮にある細胞であり、紫外線などの刺激を受けるとメラニン色素をつくります。

メラニンが過剰に生成されて蓄積するとシミのもとになり、ほくろとよく似た色素斑(色素沈着)ができることもあります。

ほくろの原因には「遺伝子、紫外線、刺激、妊娠、メイク、寝不足、ストレス」などさまざまな要因が考えられています。

  • 【遺伝子】・・・現在ほくろの遺伝は認められていませんが、紫外線の影響力や皮膚の状態などは遺伝するため、遺伝的要因でほくろができやすい体質になる可能性があります。
  • 【紫外線】・・・紫外線はメラノサイトに影響をあたえますので、ほくろの原因になります。
  • 【刺激】・・・ほくろの毛を抜いたり、針で突いたりするなどして刺激をあたえると、ほくろが悪性化する可能性があります。
  • 【妊娠】・・・妊娠中は女性ホルモン「プロゲステロン」が分泌されるため、ほくろの色が濃くなったり、増えたりすることがあります。
  • 【メイク】・・・メイクの刺激などでメラノサイトが活性化すると、ほくろが増える可能性があります。
  • 【寝不足】・・・成長ホルモンの分泌不足で皮膚のターンオーバーが正常におこなわれないと、メラニンが排出されにくくなってほくろができることがあります。
  • 【ストレス】・・・強いストレスによってホルモンバランスが乱れると、メラノサイトが活性化してほくろができることがあります。

ほくろの原因はさまざまですので、顔のホクロが気になる人や数が多い人は、ほくろができる要因を減らすように心がけましょう。

顔のほくろで危険性がある場合

ほくろには悪性のものがあり、場合によっては取るべき必要があります。生まれつきある5cm以上のほくろや、年齢とともに大きくなって7mm以上になったほくろは皮膚科で診察してもらいましょう。

主な悪性のほくろは、以下のとおりです。

  • 【悪性黒色腫(メラノーマ)】・・・「ほくろのがん」と呼ばれます。皮膚がんの一種であり、黒いできものや斑点から始まります。ほくろが変化して7mm以上あったり、形が円や楕円でなかったり、境界が不規則でぼやけていたりする場合は気をつけましょう。
  • 【基底細胞がん(キテイサイボウガン)】・・・皮膚がんの一種であり、皮膚の毛包からできると考えられている悪性腫瘍です。光沢のある黒い腫瘍であり、まぶたや鼻など顔にできやすく、潰瘍化したり、出血したりすることがあります。
  • 【有棘細胞がん(ユウキョクサイボウガン)】・・・皮膚がんの一種であり、赤くなる悪性腫瘍です。多くは、赤いイボ状や潰瘍のような症状としてあらわれます。
悪性のできものは、なるべく早めに手術でとる必要があります。悪性腫瘍の悪化や転移を防ぐためにも、早期の診断と治療が重要なポイントになります。

また、悪性ではありませんが、ほくろに似た病変もあります。ほくろによく似た良性の症状は、以下のとおりです。

  • 【脂漏性角化症(シロウセイカクカショウ)】・・・「老人性疣贅」や「老人性イボ」とも呼ばれる、良性の色素斑です。老人性色素斑(シミ)が悪化した症状であり、イボ状の黒色斑になるのでほくろと間違われることがあります。
  • 【血管腫(ケッカンシュ)】・・・血管の細胞が増加して発生する、良性の腫瘍です。ほくろや基底細胞がんと間違われることがあります。
  • 【皮膚線維腫(ヒフセンイシュ)】・・・線維芽細胞などが増加して発生する、良性の腫瘍です。多くは薄茶色であり、ほくろに間違われることがあります。

心配なほくろがあるときは、ほくろの種類や危険性を調べるためにも、まず皮膚科を受診しましょう。

顔のほくろからみる性格・運勢・意味

人相占いでは、顔のほくろは位置や数によって意味をもつと考えられています。顔のほくろから性格や運勢を占うことができますので、気になる方はご参考ください。

顔のほくろと性格・運勢の占いは、以下のとおりです。

  • 【位置】右眉毛の下・・・友人に恵まれる
  • 【位置】左眉毛の下・・・財運がある
  • 【位置】右目の下・・・異性トラブルに注意
  • 【位置】左目の下・・・財運、結婚運がある
  • 【位置】鼻先・・・散財しやすい
  • 【位置】鼻の横側・・・美人で優しい人柄
  • 【位置】右頬・・・異性から好感を得やすいが、トラブルにもなりやすい
  • 【位置】左頬・・・怒りっぽい
  • 【位置】耳の内側・・・異性から好感を得やすい
  • 【位置】耳たぶ・・・財運がある
  • 【位置】口の端右下・・・おしゃべりに注意
  • 【位置】口の端左下・・・結婚運がある
人相占いでは、ほくろには「生きホクロ」と「死にホクロ」があると考えられており、同じ位置でも生きホクロと死にホクロでは意味が変わります。
  • 【生きホクロ】・・・黒くてはっきりしたほくろ
  • 【死にホクロ】・・・色が薄くてぼやけているほくろ

あくまでも占いですが、気に入らないほくろがある場合は、化粧や顔のホクロ取りなどで対策することができます。

顔のほくろをカバーする3つの方法

ほくろは誰にでもある症状ですが、見た目の問題などでなくしたい場合もありますよね。気になるほくろを消したいときは、メイクやほくろ取りクリーム、病院などで対策しましょう。

ここでは、顔のほくろをカバーする方法を3つご紹介します。

1. メイクの工夫

コンシーラーや部分ファンデーションを使うと、気になるほくろを隠して消すことができます。また、コンシーラーや部分ファンデーションはほくろだけでなく、シミやそばかす、くま、ニキビ跡、赤みといった肌悩みもカバーできますので、自然な印象の肌色に仕上げることができます。

これらの化粧品は製品ごとに特徴が異なりますので、ほくろを隠せる「カバー力」や水に強いウォータープルーフの商品がおすすめです。

コンシーラーなどでほくろを隠すときは、ファンデーションのタイプにあわせて使う順番を変えましょう。リキッドタイプのファンデーションはあとで、パウダータイプのファンデーションは先にコンシーラーを使うとキレイな仕上がりになります。

2. ほくろ取りクリーム

ほくろ取りクリーム(顔のほくろ除去クリーム)は、ほくろをとるための民間療法であり、日本国内では販売されていない商品です。個人輸入商品になりますので、何かあった場合は自己責任になりますが、レーザー治療よりも安い値段でほくろ取りができるかもしれないと口コミされています。

ほくろ取りクリームにはカソーダや精油ジェルなどがあり、古い民間療法としてお灸も含まれます。病院よりも安い値段でほくろ取りができると噂されることもありますが、ほくろ取りクリームにはリスクや危険性がありますので、使用する際は注意が必要です。

ほくろ取りクリームについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
ほくろ取りクリームは失敗する?安全に使うための方法とコツ

3. 病院の治療で取る方法

ほくろは病院でとることもできます。病院のほくろの取り方には、手術やレーザー治療などがあります。

病院の主なほくろ治療は、以下のとおりです。

  • 【切除縫合法】・・・局所麻酔をしたあと、メスで切開してほくろを除去する治療法です。切開後は縫合するのでダウンタイムが長くなりますが、切開してほくろの細胞を取りのぞくので再発することはほとんどありません。大きいほくろや、隆起したほくろにおすすめです。
  • 【電気メス】・・・電気メス(高周波電気治療器)でほくろの表面を削って除去する治療法です。皮膚は一番上から「表皮・真皮・皮下組織」の3層構造になっていますが、電気メスは「真皮層の浅い部分までにある」ほくろに有効です。切開できない部位にあるほくろや、黒くて小さいほくろにおすすめです。
  • 【くりぬき法】・・・円柱状の器具で皮膚をくりぬき、ほくろを除去する治療法です。大きいほくろは傷あとが目立つ可能性がありますので、小さいほくろにおすすめです。
  • 【凍結療法】・・・-196度に達する液体(液体窒素)を染みこませた綿棒を、ほくろにつけて壊死させる治療法です。施術中に強い痛みがあります。
  • 【CO2レーザー】・・・レーザーのエネルギーで皮膚を削って除去する治療法です。皮膚を削るため、隆起しているほくろにおすすめです。
  • 【QスイッチYAGレーザー】・・・メラニン色素に反応するレーザー光線を照射して、熱エネルギーでほくろを除去する治療法です。ほとんどのほくろに有効ですが、色のないほくろや「真皮層の深い部分にある」ほくろの細胞は除去できないことがあります。小さくて平べったいほくろにおすすめです。

病院のほくろ治療は、施術方法によって費用が異なります。また、一般的に美容目的のほくろ除去は保険適用外になります。悪性化が疑われたり、生活に支障がでたりするほくろは保険適用になります。

平均よりもほくろの数が多くて一度にたくさんとりたいという方は、「ほくろ取り放題」コースのあるクリニックがお得です。

病院でほくろを除去する場合は、ほくろの種類にふさわしい治療法を選びましょう。

顔のほくろを増やさないケア方法

ほくろは、さまざまな原因で発生します。症状の悪化や新しいほくろを防ぐためにも、日常生活からできるほくろ対策をしましょう。

ここでは、ほくろを悪化・増やさないためのケア方法をご紹介します。

  • 【紫外線NG】・・・外出するときは日焼け止めや日傘、帽子などで紫外線対策をしましょう。
  • 【刺激NG】・・・ほくろを針で突いたり、ほくろの毛を抜いたりしないように注意しましょう。ほくろの毛は、抜かずにカットするのがおすすめです。
  • 【メイクNG】・・・化粧道具で皮膚をこすったり、吹出物の上にメイクを塗ったりしないように注意しましょう。
  • 【寝不足NG】・・・規則正しい生活を送り、質の良い睡眠をとるように心がけましょう。
  • 【ストレスNG】・・・軽い運動や好きな音楽、カラオケなど自分にあった方法でストレスを解消しましょう。

顔のほくろと上手につきあって明るい生活を!

いかがでしたか?

顔のほくろは、先天性(生まれつき)と後天性(思春期以降)の2つに分類されます。また、ほくろには「良性、悪性、遺伝性疾患」の3タイプにわけることができ、多くは良性のできものになります。

しかし、生まれつき5mm以上あったり、成長とともに7mm以上になったりするほくろは悪性化する可能性がありますので、早めに皮膚科を受診しましょう。

顔のほくろはチャームポイントになることもありますが、悪性化が疑われたり、生活に支障が起きたり、見た目で気になったりするときは除去することも可能です。

顔のほくろと上手につきあって、明るい生活を送りませんか?

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