一日断食でダイエット!プチ断食で身体をリセット

断食とは、一定期間、食べ物を断つことで、宗教行為としての修行や祈願で行われることが知られています。その宗教のイメージの強い断食ですが、最近では体にいいといわれ、健康のために、プチ断食をする人も増えています。

プチ断食といっても、短いものでは一食抜くことなど様々ありますが、今回は少し本格的な、一日断食について、その効果とやり方、そして注意点をお伝えしていきます。

普段から食べすぎている自覚のある方、体をすっきりさせたい方は、ぜひ読んでください。

一日断食、とは?

一日断食とは、その名の通り、一日24時間、断食することです。

本格的な断食は三日以上などともいわれており、それは素人が急にできるものではありません。しかし一日ならば、ある程度ルールにのっとれば、家庭でも行うことができます。

断食とはいっても、全く何も口にしないわけではありません。固形物を食べないことを指します。また、固形物以外でも、水のみだったり、野菜ジュースやすまし汁を飲む方法だったり、いろいろあります。

段階的には

  • 水だけ
  • すまし汁だけ
  • 野菜ジュースや青汁などを食事がわりに飲むもの
  • 体に優しい発酵食品を食事代わりに食べるもの

があります。

また、本格的に断食を行うと、元の食事に戻す前におかゆなどで胃を段階的にならしていく回復食が必要になります。一日断食ならば、終わった翌日の食事をおかゆや軽めにする程度で、特別な回復食は必要ないといわれています。

気になる一日断食の効果とは

健康法としての軽い一日断食。その効果には、どんなものがあるのでしょうか。

飲みすぎ、食べすぎのリセット

週末にハメを外しすぎた、最近食べる量が増えている、なんていうときに、体をリセットするのに、一日断食はおすすめです。

食べないことで空腹を経験すると満腹になるまでの量が減る、いわゆる胃が小さくなるという効果があります。

また、食べ物の消化には副交感神経が関わっているのですが、空腹を感じることで交感神経を優位にすることができます。食べすぎのせいなどで常に胃腸に何かがある状態が続いて、自律神経(交感神経と副交感神経のこと)が乱れているときに一日断食をすると、その乱れをリセットして整えてくれるのです。

自律神経が整うと、溜まった疲れがすっきりとしたり、夜、寝付きやすくなったりします。

女性にうれしい便秘の改善

断食することで腸が空になると、便通もよくなるといわれています。

腸の蠕動(ぜんどう)運動によって便の排出が促されるのですが、断食して腸に食べ物を送り込まないことで、その蠕動運動を促進するホルモンなどが分泌されるのです。

ケトン体でリラックスできる?

断食をすることで普段エネルギー源として使われているブドウ糖がなくなり、体内の脂肪から作られるケトン体がエネルギー源として働くことになります。

このケトン体には、リラックス効果をもたらし、気持ちを前向きにする力があるといわれています。

ケトン体は最近注目の物質で、まだまだ研究途中ですが、断食をすることで体がすっきりするのはケトン体の作用もあると考えられます。

断食をするとやせる、はウソ?

断食、と聞くと物を食べないのだから直接ダイエットになる! やせる! と思いがちですが、残念ながら、一日断食をする程度では、あまりダイエット効果は期待できません。

断食直後は胃腸に物がなく、やや脱水している場合もあって、一時的に体重が減ることはありますが、それはまた水を飲んだり元の食事に戻したりすれば、回復してしまう程度の減量です。

ただ、胃が小さくなったり、便秘が解消したりすることで、長期的な意味での減量にはつながるといえます。

こんなときは危険! 断食をしない方がいい人

本来人は、物を食べてそれをエネルギーに変えて生きています。その食べるという行為を止めるのですから、多少の危険はつきもの。なので、断食をしない方がいい場合も、当然あります。

たとえば

  • 育ちざかりの子ども
  • 妊婦
  • 非常に痩せている人
  • 何らかの病気を患っている人

などは、断食は避けるべきでしょう。

断食は、普段、健康な人、病気まではいかない程度の体の不調を感じる人のためのものといえます。

一日断食って、具体的にどうするの?

では、具体的な一日断食のやり方をご紹介しましょう。

断食の前に!

断食は前後の食事も重要です。断食前日は、あまり肉類を大量に食べることは避けましょう。

明日断食でリセットするから! なんて大食は禁物です。ゆるやかに断食に移行していくために、刺激物やお酒も避け、軽めの和食にしておきましょう。

断食当日の過ごし方

一日断食とは、基本的には、その名のとおり、24時間固形物を食べないことです。

その代わり、水分はしっかり摂るようにしましょう。普段の生活では水を飲む機会は少ないかもしれませんが食事から水分を摂っています。それが不足しないよう、食事を摂らない代わりに水分だけを摂りましょう。

水をこまめに一日2リットルは飲むようにします。

食事は、おもゆ、具のないみそ汁やすまし汁、野菜ジュースがよいでしょう。自分の体調と空腹と相談しながら、これを食事の代わりに飲みます。

あまりに空腹になった場合、間食代わりに、梅干しや、100%の果物ジュースをとっても構いません。

また、断食中はエネルギー源がないので、冷える人もいます。軽く散歩や入浴をするなど、体をあたためて、それ以外はゆったりと過ごしましょう。

断食後も暴食は厳禁!

一日休んだ胃腸にいきなり大量の食べ物を入れて、負担をかけてはいけません。断食することで、胃腸の消化力は一時的に落ちているので、それに合った軽い食事から戻していきます。

断食後の朝食は、おかゆをいつもの半分程度にし、昼食はおかゆを通常の量、夕食は元の食事に戻してよいですが、軽めにしておきましょう。

おかゆもしっかりよく噛んで、胃の負担を軽減させるようにしましょう。

よくある断食用の酵素ジュースは問題がある?

断食、と検索するとよく出てくる酵素ジュースですが、これには糖が多く含まれていて、断食本来の効果が期待できないものもあります。

酵素ジュースを食事代わりに飲むことは、空腹も軽減されますし、普段の食事よりは食べる量は減るので、全く無意味ということはありません。酵素も体にいいものもあります。

ただ、あまりに糖が多いものは、水やすまし汁で行う断食よりは、すぐには効果がでないかもしれません。

休みの日に、体とともに体内も休ませてみよう

一日断食は、休みの日にすることをおすすめします。断食なので、エネルギーはいつもより少なくなっています。仕事や遠出、激しい運動もしないような、ゆったり過ごせる日に、体を中から休ませるために、一日断食を、取り入れてみてはいかがでしょうか。

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