富士フィルムが化粧品を作る理由と、おすすめ商品


高品質なブランド化粧品と思っていたら、実は富士フィルムが作っていた製品と知って、驚いたことはありませんか。いつの間に、富士フィルムが高品質な化粧品を作るようになっていたのでしょうか。

富士フィルム化粧品の特徴は、どのようなものなのでしょうか。気になっていた富士フィルムの化粧品の真相に迫ります。

富士フィルムが化粧品開発に手を出した理由

富士フィルムは昭和の世代にとって、自分の子ども時代、青春時代を写真として残してくれた想い出深い会社です。

樹木希林のコマーシャルも、「フジカラーで写そう!」のフレーズと共に覚えている人も多いでしょう。

平成になり、デジカメ、スマホで写真を撮るようになり、自然と自分の中から存在がなくなっていった富士フィルム。

自分がアラフォーになり、評判の良い高品質の化粧品をすすめられ、メーカーを見ると、え!富士フィルム!?なんで、いつのまに?

しかも一流の化粧品として、成功している様子。経緯はいったいどのようなものだったのでしょうか。

デジタル化によるフィルムの需要の激減 

1996年頃から市場に出始めたデジタルカメラは、どんどん普及が進み、今やフィルムで写真を撮らない時代になりました。

デジカメの普及と共に、富士フィルムの業績は’00年をピークに下降し始め、もはやフィルム開発に未来はないという危機感を、富士フィルムは抱きます。

そこで事業改革を試みた一部の人間たちにより、富士フィルムは大きな転換期を迎えます。まるでかつてのNHKドキュメント「プロジェクトX」を見るかのような大きなうねりでした。

長い間培ってきた、フィルム開発の技術を活かせる他事業へと、開発分野を広げていったのです。

写真フィルムと肌との共通点

化粧品分野に富士フィルムが乗り出したのは、フィルムの技術を活かせるからです。

フィルムの厚さと肌の厚みはほぼ同じ。約20マイクロメートルの薄いフィルムの中に、微粒子を安定させるナノテクノロジーを開発研究しており、同じ薄さの肌を整える技術は十分ありました。

実は写真フィルムの主成分はコラーゲン。フィルムと同じ厚みの肌に、今までのコラーゲンの専門知識を活かすことは、富士フィルムにとって、最大の武器となったのです。

富士フイルムの開発技術による化粧品の特性

富士フィルムが、フィルムの業績悪化によって、事業を拡げました。しかし、専門外分野に手を出したのではなく、それまでの研究開発の実績、技術を活かせる分野へ事業展開をしたのです。

競争激しい化粧品業界に、後から乗り込んだ富士フィルム。それなのに、今では売り上げがトップクラスのメーカーになりました。

それは、客観的な視点と、フィルム開発のために培ってきた長い実績があったからなのです。

客観的な視点によって、業界内では常識とされていたタブーを打ち破る化粧品成分を次々と製品化していきます。

写真の酸化を防ぐ抗酸化作用が肌にも効果あり

 現像した写真を、きれいな映りのまま維持する抗酸化技術を持ち合わせていました。その技術を、肌の抗酸化を防ぐエイジングケアにも適応させることが可能ではないかと、開発研究を徹底します。

そこで目をつけたのが「アスタキサンチン」と言う成分。鮭やエビの赤い色素のことで、抗酸化作用に効果があるカロテノイドの一種です。コエンザイムQ10の1000倍の抗酸化力があることは、化粧品業界ではすでに認知されていました。

しかし、熱や光に弱く酸化しやすい点や、粒子を細かくしにくい点から、商品化の難しい成分でした。

その「アスタキサンチン」を、富士フィルムは化粧品の有効成分として配合可能にしたのです。化粧品化へのハードルだった、ナノ化した粒子の安定配合を、高い技術力でもって、可能にしたのです。

ナノ化技術による、化粧品成分の浸透力アップ

仕上がりのきれいな写真にするには、薄いフィルムに、様々な粒子を安定して配合する技術が必要でした。その粒子を、より細かくするナノ化技術が欠かせなかったのです。

このナノ化技術が、化粧品成分にも適応させることができ、浸透力を高めることに活かされました。

富士フィルムが美肌への有効成分ヒト型セラミドをナノ化することに成功し、2014年に発明協会から賞をもらいます。

これ以降、美容成分を次々とナノ化する技術を開発していき、今ある富士フィルムの化粧品は、浸透力の高さへとつながっています。

アスタリフトシリーズ

 
2007年、富士フィルムの化粧品としてアスタリフトが誕生します。

富士フィルム化粧品第1号として、発売されたアスタリフト。赤いジェル状の美容液で、アスタキサンチンのナノ化に成功し、抗酸化成分を高濃度で安定配合した、スキンケア製品となりました。

お肌の潤いに大事なヒト型セラミドのナノ化にも成功します。それまでは界面活性剤を添加しないと肌に浸透しなかったヒト型セラミドを、無添加で浸透させる美容液を開発しました。

また、トマトのポリフェノールとしてもよく知られているリコピンのナノ化の技術も開発し、お肌のハリへと導く成分も配合されています。

もともと持っていたコラーゲンを扱う技術を最大限発揮し、3種のコラーゲンも配合しています。

アスタリフトシリーズは、基礎化粧品・ホワイトニング・ベースメイク・ヘアケア・インナーケア・カラーメイクシリーズなどバリエーション豊かなラインナップになっています。

アスタリフトシリーズおすすめベスト5

1、ジェリー アクアリスタ
【目的】先行美容液
【うるおい成分】Wヒト型ナノセラミド・アスタキサンチン・リコピン・3種のコラーゲン
【内容量】40g、60g
【価格】40g 9,720円・60g 12,960円

2、パーフェクトUVクリアソリューション
【目的】UVクリア美容液・化粧下地
【うるおい成分】アスタキサンチン・ナノAMA・3種のコラーゲン・シトラスエキス
【内容量】30g
【価格】4,212円(以下すべて税込み表示)

3、BBクリーム
【目的】日中用美容液・化粧下地
【うるおい成分】ナノアスタキサンチン・ヒト型ナノセラミド
【内容量】30g
【価格】4,536円

4、ALホワイトクリームc
【目的】美白クリーム
【美白有効成分】アルブチン
【肌荒れ有効成分】グリチルリチン酸ジカリウム
【うるおい成分】ナノAMA+・アスタキサンチン・3種のコラーゲン・メマツヨイグサ種子エキス・アンズ果汁
【内容量】30g
【価格】5,400円

5、ALホワイトローションh
【目的】美白化粧水
【美白有効成分】アルブチン
【肌荒れ有効成分】グリチルリチン酸ジカリウム
【うるおい成分】ナノAMA+・アスタキサンチン・3種のコラーゲン・海藻エキス
【内容量】130ml
【価格】4,104円

ルナメアシリーズ

肌の毛穴ケア専用に開発されたルナメアシリーズ。毛穴をきれいにするための洗浄剤に、界面活性剤や固形スクラブを使わず、ナノ化したファイバーを配合。

お肌の余分な脂質は、油でないと洗い流すことができません。しかし、油溶性の成分は水に溶かすことが難しいという課題がありました。

ここでも、界面活性剤を使わずに、ナノ化した油溶性成分による洗浄剤を作り出すことができたのです。

大人のニキビ、大人の肌のくすみを解消する、ルナメア。こちらも富士フィルム化粧品を代表する商品になっています。

ルナメアシリーズおすすめベスト5

1、ファイバーフォーム
【目的】洗顔料
【うるおい成分】セイヨウナシ果汁発酵液・ヒオウギエキス・ビルベリー葉エキス・アーチチョーク葉エキス・
【角質洗浄成分】ファイバースクラブ・クレイ
【内容量】80g・120g
【価格】80g 1,944円・120g 2,268円

2、スキンコンディショナー
【目的】化粧水
【ニキビ予防・肌荒れ有効成分】グリチルレチン酸ステアリル・トコフェロール酢酸エステル
【うるおい成分】アクネシューター(R)・セイヨウナシ果汁発酵液・ヒオウギ抽出液・ビルベリー葉エキス・アーティチョークエキス
【内容量】120ml
【価格】2,376円

3、ブライトナー
【目的】角質クリア美容液ふき取りタイプ
【うるおい成分】高濃度クリアナノビタミンE・クリアナノビタミンA・クラウンシュガー・和漢植物オウゴン根エキス・和漢植物クルクミン・酵母エキス
【角質柔軟成分】フルーツ酸
【内容量】100ml
【価格】3,780円

4、クリアクレンジングオイル
【目的】メイク落とし
【うるおい成分】クリアナノビタミンE・クリアナノビタミンA・クラウンシュガー・和漢植物オウゴン根エキス・和漢植物クルクミン
【クレンジング成分】オレンジ油
【内容量】120ml
【価格】2,052円

5、クリーム
【目的】美容クリーム
【うるおい成分】クリアナノビタミンE・高濃度クリアナノビタミンA・クラウンシュガー・和漢植物オウゴン根エキス・和漢植物クルクミン・酵母エキス
【内容量】30g
【価格】3,456円

フィルムメーカーから一流の化粧品メーカーへ

 
 時代の大きな流れの中で、縮小されていくフィルム業界から、大きな転換期を乗り切った富士フィルム。

そこには、長い間に培ってきた膨大なデータと、高度な技術力がありました。

専門家たちの、長い研究結果による技術が、現代の女性たちを救う化粧品へと生まれ変わったことに、尊敬と感謝の念を覚えます。

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