発酵玄米の健康と美容効果。これからのキレイ習慣は作り置きごはん!
まず、玄米と聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか?身体に良いとは聞いたことがあるけれど、実際に毎日取り入れるとなると、そんな時間は無い・・とあきらめてはいませんか?
発酵玄米は美容や健康に良いだけでなく、作った後の食べ応えや保存も良い!という声が多くなってきています。俳優の木村拓也さんも新しい発酵玄米食で体調が良くなった、という効果も出てきているので気になりますよね。
新しい玄米の知識を知って毎日のご飯から菌活してみませんか?
玄米の種類
あなたは普段玄米を食べる週間はありますか?発酵玄米を知るためにも、意外と知られていない玄米の種類や特徴をご紹介します。
玄米の特徴
まず、玄米とはもみ殻を取り除いただけのお米で、普段良く私たちが目にする精白された「白米」よりもビタミンや食物繊維などの栄養価が高いことで注目されています。
見た目は精白していないので白米よりも「少し黄色がかった色」をしています。
また、触感は白米のようなもっちりふわっとした感じではなく、少しモサモサパサパサしています。
発酵について
近年の健康ブームで発酵食品による菌活が有名ですが、発酵するとは一体どのような仕組になっているのでしょうか?
発酵とは「食品に微生物が繁殖する時、人間にとって有用で栄養素となること」です。
一言で発酵と言っても、発酵のパターンはいくつかあります。その中でも人間にとって有害であるものは「腐敗」と呼ばれ、人間の身体の中で良い菌を繁殖さるのが発酵食品となるおです。
発酵玄米とは何か?
さて、では「発酵玄米」とはどういうことでしょうか?発酵玄米は寝かせ玄米や酵素玄米とも呼ばれています。
発酵玄米とは「2~3日間保温して菌を増殖させた玄米ご飯のこと」です。
白米と同じように炊き方は同じですが、1日ではなく少し長時間置いておくことで良い発酵を促し、通常の玄米よりも栄養価がさらに高まります。
発酵玄米を白米と比較すると?
発酵玄米は白米よりも栄養価が高いですが、どのような違いがあるのでしょうか?
- ①食物繊維は白米の6倍
- ②ビタミンEは白米の1200倍
このように、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富なため、発酵玄米は「完全栄養食材」とも呼ばれています。
万能食材!発酵玄米の美容・健康効果
木村拓哉さんも実感したという、発酵玄米の知られざる美容、身体への健康効果をご紹介します。
食べているだけで身体の中からキレイになれる
この発酵玄米の一番のおすすめポイントは「キレイは我慢!という常識を覆してくれる」というところです。
どういうことかと言うと、「不味いけれどキレイのためには続けないと」や「炭水化物を食べたらダメなんだけどどうしても食べたい」という、我慢をすることで得られるキレイはもう終わりにできる!という可能性を秘めた美容法でもあります。
なぜならば、発酵することで「美味しく、主食として、無理無く続けられる」からです。
具体的には、発酵玄米には「美肌」「アンチエイジング」「むくみ解消」の3つの美容効果があります。
「ツヤツヤ美肌効果」
玄米には美肌に欠かせない「ビタミンB群」が豊富に含まれているので、ニキビなどの肌荒れ予防や血行を良くする効果があります。顔周りは明るい方が良いですよね。
「アンチエイジングの栄養素たっぷり」
美容の目線では「抗酸化作用があるかどうか」が気になる人は多いのではないでしょうか。玄米にはビタミンEが豊富に含まれているのでアンチエイジングのポリフェノールを毎日の主食として摂取することができます。
「食べ物で気軽にむくみが取れる」
女性に多い悩みの一つに足や顔の「むくみ」があります。むくみは内臓器官や身体の冷えから来ているので、玄米と一緒に炊く「小豆」を取ることで身体の中から温めることができます。
すべての健康は胃腸環境が大切!
次に、良い身体を作る健康効果をご紹介します。
「便秘解消やデトックス効果がある」
これは、食物繊維が発酵玄米には通常の玄米よりも多いので最大限の便秘解消効果を発揮してくれる力があります。通常の玄米は胃腸の中で食物繊維の成分が溶けにくく残ってしまうことがあるのであまり便秘効果が期待できません。
しかし、発酵することで酵素が働くので、胃腸で溶けやすい成分へ変わります。また、他のデトックス方法よりも毎日続けることで、一時的なデトックスではなく無理なく身体が免疫のある身体になっていきます。
「免疫力アップ」
発酵玄米を続けている人の多くがこの免疫力の効果が一番現れているようです。発酵食品による酵素は腸内環境を整えてくれるので「風邪予防」や「毎日の体調管理」に活躍します。これならば、毎日の献立を考えるよりも気軽に始めることができそうですよね。
「イライラ解消」
発酵玄米には「GABA」という天然のアミノ酸が含まれています。この成分は脳の神経伝達物質を抑制する効果があるので、気分をリラックスさせたり落ち着かせる効果があります。人間の身体の中でも作られますが、過度なストレスで不足することがあるので日常で摂取することは大切になってきます。
発酵玄米はいつ頃から効果が出る?
発酵玄米は「食べ始めてから腸内環境が良い」という人は多いですが、1日2日ですぐに効果が出るわけではありません。これはダイエットと似ています。
人間の身体は、普段と違った食べ物や習慣を取り入れた頃は、自然と身体に順応させるように免疫を付けることに少し時間がかかるからです。
約1ヶ月を目安に続けてみましょう。
発酵玄米を食べるタイミングは?
普段から玄米に対して抵抗がある人も多いのではないでしょうか。その為、はじめは1日1食から始めてみてください。
ここで注意することは、いくら栄養価の高いものでも食べ過ぎは厳禁です。1日4食・5食にするのはあまり効果が出にくくなるので注意してくださいね。
発酵玄米の作り方
では、実際に発酵玄米を作ってみましょう。いつもの食事方法を少し変えるだけなのでおすすめです。ぜひチャレンジしてみてください。
発酵玄米レシピ
材料はシンプルです。
- 玄米 3合
- 小豆 1/6カップ(約20g)
- 塩 小さじ1/2
- 水 6カップ(玄米の2倍)
まず、玄米と小豆を水で洗います。そこへ水1/6を入れて泡だて器で10分かき回します。その水は捨てずにそのまま炊飯器に入れて残りの水も入れて6時間水に浸しておきます。
炊き方は「玄米炊飯コース」で炊くのがベストです。もし無かったとしても水を多めにして炊けばOKです。
炊きあがったら、保温のままで1日1回はすくうようにかき混ぜて3日間発酵させてください。この3日間というのが発酵をうまくさせてモチモチさせるコツです。
発酵玄米を続けるコツと注意点
発酵玄米を続けるコツは「ストレスを溜めないこと」と「3日間は炊飯器を使わない食事にすること」です。
ダイエットに効果のある食材や美容に良いサプリメントを使う、などダイエットと美容を別々で考えていませんか?早く効果が身体に現れていても、身体の中では負担になってストレスに繋がっていることもあります。
また、発酵玄米を作っていると3日間は保温状態の炊飯器が占領されることになりますのでその間は炊飯器をなるべく使用しない食事にするか、あるいは発酵玄米用の炊飯器に分けるかを考えておきましょう。
発酵玄米は冷ますと味と効果がUPする!
「冷ますと味や食感に深みが出て美味しくなる」というのが発酵玄米の特徴です。もちろんモチモチ食感になった後で温めても美味しく食べることができます。ぜひ冷めても美味しい新しいご飯の楽しみ方も試してみてはいかがでしょうか。
痩せるなら「作り置きおかず」、美容健康なら「作り置きご飯」
おかずで発酵食品を取り入れるのではなく、発酵玄米という「主食」として毎日の食生活を考えてみてはいかがでしょうか?栄養価が高く、少量から始められる美容と健康を併せ持った食材でスリムも肌ツヤも楽しく手に入れましょう。
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