髪のうねり対策。基本のケアを見直して崩れ知らずのスタイルに!


髪が扱いにくくなる原因に、うねりがあります。忙しい朝に、スタイリングの時間がかかったり、雨が降るとヘアスタイルが崩れてしまったり、本当に大変ですよね。

髪の分量は、頭の約半分を占めるので、髪型がきまらないと、全体的に野暮ったく見えてしまいます。

けれども、うねりの攻略法がないわけではありません。発想を変えれば、色々なヘアスタイルを楽しむこともできます。原因やヘアケアのコツなど、その対策をお知らせします。

髪のうねりは傷みからはじまる

髪の毛は、表面からキューティクル、コルテックス、メデュラからなっています。うろこ状にキューティクルがびっしり並び、外部の刺激から守っています。

しかし濡れたままの髪の毛は摩擦に弱く、すぐにキューティクルが剥がれてしまいます。そこから中の成分が流出すると、うねりが生じます。

ケラチンというたんぱく質でできていますが、死んだ組織なので、一度こうなってしまうと皮膚のように再生することはできません。基本的には、新しく健康な毛が伸びるのを待つことになります。

生活習慣の乱れも要因の一つ

うねりは遺伝で現れることもありますが、その多くの方は後天的な要因が作用しています。

  • 睡眠不足
  • ストレス
  • ホルモンバランスの乱れ
  • ダイエットによる栄養不足

などが考えられます。血行が良くなかったり、髪の原料が不足したりすると、正常な髪が生れにくくなります。

老化で起きる髪のうねり

髪の毛の中には、伸びやすい細胞とそうでないものがあります。この細胞が内部で偏ると、長さに差が出て曲がります。年を取るほど偏りがひどくなり、こういった髪の毛は増えていきます。

また、真っ直ぐな髪は、毛穴も皮膚に対して直角で、きれいな丸型をしていますが、年をとると、徐々に頭皮のコラーゲンが減ってきます。ハリを失って垂れ下がり、毛穴もたるみます。髪は楕円状の断面になり、そこから生える髪の毛がうねってしまうのです。

頭皮の環境によって、毛穴の形が崩れる

頭皮が清潔でないと、毛穴はゆがみを生じます。汚れや皮脂などが長くたまっていると、丸かった形が変化するため、結果的に曲がった髪が生えてきます。

ヘアスタイルの崩れは、水分が原因

真っ直ぐな髪は、外側がキューティクルで覆われ、内部の水分量がバランスよく保たれています。

  • シャンプーや自然乾燥などでの摩擦
  • ドライヤーで熱を加えすぎている
  • ヘアサロンでのカラーリングやパーマを一度に施術する
  • 強い薬剤が含まれる自宅でのカラーリング

などで傷みます。キューティクルが剥がれたところに、必要以上に水分が入ると、髪は曲がってしまうんです。

基本を見直して、正しくセルフケア

うねらない髪が新しく生まれる環境を整え、それを傷めないように伸ばしていくと髪質は変わっていきます。

  • シャンプーやブローを見直す
  • マッサージで血行を良くする
  • ヘアケアでうねりを防ぐ

などが有効です。たとえ一度傷んでしまっても、ヘアケアでそれ以上悪化させずに、水分を封じ込めれば、まとまりのある髪になっていきます。

シャンプーで傷まないための5つポイント

美しい髪を育てるために、シャンプーは欠かせませんが、知らず知らずのうちにダメージにつながっていることがあります。

  • 30秒の予洗いで、髪と地肌をしっかり濡らし、シャンプーの泡立ちを良くする。
  • 良く泡立てて、汚れの吸着を良くし、髪の毛ではなく地肌を指の腹で洗う。
  • 地肌に、お湯が行き渡るように含ませてすすぐ。
  • 頭皮はタオルの上から揉み、毛先はタオルで挟み吸い取るようにタオルドライ。
  • キューティクルが剥げないように、洗う時、すすぎ、タオルドライで髪をこすらない。

毛先は数回、指を通すだけで汚れや洗浄成分が落ちます。キレイにしようという思いが過剰な摩擦につながるので、気をつけましょう。

うねりを寄せ付けない、シャンプーの選び方

健康な髪の毛が生えるよう、頭皮に刺激を与えないものがおすすめです。

  • 弱酸性のもの
  • アミノ酸のように洗浄力の穏やかなもの
  • 毛穴の汚れがたまらない
  • すすぎの時に髪の毛が絡まない

こんなシャンプーを選びましょう。洗いすぎは皮脂を必要以上に取ってしまいます。頭皮が乾燥しトラブルの原因になるので、一日に一回にしておきましょう。

仕上げはリンスとコンディショナーのどちらがいい?

どちらも含まれている成分に違いはないんです。ただ、コンディショナーは、リンスより油分が多く、髪をコーティングして、手触りをなめらかにする力があります。毛先になじませましょう。

少しぬめりがあった方が、保湿になると思いがちですが、成分が残ると肌荒れするので、きちんと流します。

週に一度のへアパックでウルツヤ髪に

お風呂での洗い流すタイプのトリートメントを使ったパックは、浸透力が高まるので効果的です。

シャンプー前はパック専用のオイルを湿った髪につけ10分ほど蒸しタオルします。その後は普通に洗います。

シャンプー後のパックは髪になじみやすいよう水分をある程度、取ってから使います。髪の毛になじませ、蒸しタオルをします。5~10分経ったらよくすすぎます。

自然乾燥は、髪の毛の痛みを引き起す

ドライヤーを使わないので、一番傷まないような気がしますが、それは真逆です。濡れているとキューティクルは開いたままで、刺激に弱くなっています。タオルドライをした後、早めに乾かしましょう。

  • 根元に水分が残り、菌が繁殖しやすい
  • 枕と髪が摩擦を起こしやすい
  • 紫外線に弱くなる
  • 内部が乾燥しやすくなる

こういった原因になり、うねりを悪化させます。必ずドライヤーで乾かしましょう。

ドライヤーを味方につけて、サラサラな髪になる

ドライヤーは15㎝ぐらい離して使います。下から上に向かってあてると、キューティクルに逆らうので、剥がれやすくなります。

乾かす前には、髪をコーティングし、ドライヤーの熱から髪を守る、洗い流さないタイプのトリートメントを忘れずにしましょう。ヘアミストは余計な水分を与えてしまうので適していません。

基本のブローをマスターしましょう

乾きにくい根元から始めると、毛先も自然に乾き同時に終わります。

1.手で髪を持ち上げて、根元にドライヤーをあて、毛の流れを正します。
2.半分くらい乾いたら、指を入れてまんべんなく乾かします。
3.髪を手ぐしでひっぱりながら、ドライヤーを上から下に向けてかけます。
4.8割ぐらい乾いたらブロッキングして、ブラシを内部の根元に入れ、温風をあてながら毛先の方へとかしていきます。
5.冷風をかけ、水分が蒸発するのを防ぐと、ツヤがでてきます。

濡れた髪をブラシでとかすとキューティするが剥がれるので、気をつけましょう。

ヘアアイロンを使っても傷まない髪へ

アイロンでセットする時も専用のスタイリング剤をしてから始めましょう。適温は120度から160度です。温度が高いとハリのあるストレートになりますが、高すぎると痛みやすくなります。切れ毛や枝毛の原因になるだけでなく、髪が変質してパーマやカラーができなくなることもあるので気をつけましょう。

マッサージできれいな髪を育む

頭皮をマッサージすると、血行が良くなり髪質も変わってきます。

  • シャンプー前や寝る前のブラッシング
  • 頭の真ん中にある「百会」というツボを押す

などは血行を良くし、必要な栄養を細胞に届けるので効果的です。自分で毎日できる簡単なマッサージ方法をお知らせします。

1.額の生え際に指をあてたら、頭の後ろへ滑らします。
2.両手の指をそれぞれのこめかみ周辺の生え際に添え、後ろに向かって髪をとかします。
3.こめかみをプッシュします。

髪の状態で使い分けたいトリートメント

髪の毛に浸透して、保護、補修する働きを持っていますが、一度受けてしまったダメージを元通りにする効果はありません。

洗い流さないタイプのトリートメントは、夜のシャンプー後につければ、寝ている間に有効成分がゆっくり浸透します。必要な成分が留まるので、日常的に受ける摩擦や熱、紫外線などから髪を守ることができます。

うねりのある方は、ダメージや乾燥していることが多いので保湿効果があり、髪に被膜を作る油分が含まれたものが合っています。油は、空気中の水分が髪に侵入するのを防いでくれます。

次の3つのタイプがおすすめです。朝のセットで使うとヘアスタイルが長持ちします。

今の髪の状態をキープできるオイルタイプ

補修効果はありませんが、ドライヤーの熱から守ってくれます。しっとりサラサラした感触です。他のアイテムとの相性もいいので便利です。
 

ヘアクリームの役割も果たすミルクタイプ

水分と油分からなり、保護し補修する成分が含まれます。熱に強いわけではないので、ドライヤーをする時は、オイルを一緒に使いましょう。紫外線をカットする成分が含まれているものもあります。

ダメージがひどい時にはジェルタイプ

必要な有効成分を与え、含まれているシリコンで、髪をコーティングし、キューティクルの代わりをしてくれます。

ヘアサロンで悩みのもとを解決

自宅でのセルフケアはどうしても時間がかかってしまいます。美容院で扱いやすい髪にしてもらえば、朝のスタイリングも楽に、きまりやすくなります。

カットでうねりを生かしたヘアスタイルに

うねり方は人それぞれなので、自分に合ったオリジナルのヘアスタイルになります。

ダメージがあると水分が吸収されやすいので、カットします。毛先にレイヤーを入れず、重めな感じにするとまとまりやすくなります。

ショートヘアやボブスタイルの場合は、洗い流さないトリートメントをなじませ乾かします。くしゅくしゅと手で揉みこむと動きがでてきます。

また、毛先を湿らせて油分と水分を含むクリームをちょっと多めにつけるのもいいですよ。ボリュームが落ち着き、毛の動きがよくでます。カール感を残したいので、ドライヤーはかけずに、そのままで出来上がりです。

ロングヘアの方は、うねりが髪の重さでいい感じになります。手ぐしでブローしながら少し毛の流れを伸ばし、スタイリング剤でツヤをだしましょう。

時間がない時には、まとめ髪にしてしまうのも一つです。様々なアレンジができますよ。

ストレートパーマや縮毛矯正でサラツヤ髪に

ショートスタイルの方は2か月、ロングスタイルの方は6か月ほど持ちます。どちらも髪を乾かすだけで、真っ直ぐになります。

ただ、髪質と状態によってどちらを施術するかが違います。ダメージがひどいと、かからない時もあります。美容師さんと事前に、十分な相談してからにしましょう。

ウェーブパーマでストレスを感じない髪に

ストレートパーマは真っすぐすぎるし、いつも同じスタイルになってしまう、という方にはうねりを生かしたカール状のパーマをかけてみるものいいんです。

スタイリングは、髪を濡らして、ムースやワックスを揉みこむだけです。時間がかからず、テクニックもいらないので、ラクにキレイになることができます。

ツヤツヤ髪にしてくれるカラーリング

うねりがあるとツヤも消えてしまいます。光が別々に反射してしまうからです。清潔感がなくなり、老けて見えがちなのが困ります。

ブラウンのように暗い色味は、ツヤが出やすいカラーです。逆にイエローベースは、痛みや乾燥がわかりやすいので、避けたほうがいいですよ。

うねり知らずで、健康な髪に

毎日のシャンプーやブローで、濡れている髪をこすらないこと、頭皮の環境を整え、清潔にしておくこと、ぜひこの点に気を付けてください。

夜の10時から2時は、成長ホルモンが分泌され、毛母細胞の働きが活発になる時間帯です。できれば夜10時までに髪を洗いましょう。

傷んだ髪は、水分が侵入しないように油分でブロックします。ストレートに、こだわらなければ、色々なヘアスタイルが可能です。面倒なうねりを楽しむことができますよ。

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