市販の縮毛矯正でも失敗しない、まっすぐストレートにするコツ
癖っ毛が気になって縮毛矯正をかける時、美容室やサロンで施術してもらう場合はお店の人に任せておけばきれいに施術してもらえますよね。
では、自宅で市販されている縮毛矯正剤を使って髪を癖のないまっすぐなストレートにしたいと思った場合、どんなことに気をつけて施術すればいいのでしょうか?
今回は、市販の縮毛矯正剤でも失敗せずに髪をまっすぐストレートにするコツについて探っていこうと思います。
手順をきちんと踏めば大丈夫!市販の縮毛矯正剤を上手に使うコツは?
市販の縮毛矯正剤を使う時に大事になってくるのが「手順」です。
これをおろそかにするのは失敗の元!
家でもきれいなまっすぐストレートにするコツ、見ていきましょう!
自宅で行う縮毛矯正の手順とは?第1剤の場合
自宅で市販の縮毛矯正剤を使う時の手順を、ベネゼルの縮毛矯正剤を例に取って見ていきます。
- 1.シャンプーして髪に少々水分のある状態にしておく
- 2.箱に入ってきたプレトリートメント剤を髪に均一に伸ばす/li>
- 3.コームに第1剤を取り、後頭部(えりあし)の方から第1剤を塗っていく
- 4.サイドバック・頭頂部にも同じように手早く第1剤を塗る
- 5*根元から1~2cmの場所に第1剤を塗布しないように気を付ける
以上を塗り始めから放置を終わらせるまで20分以内で終わらせましょう
第1剤を塗る時は、必ず毛先の方からとかしながら薬剤を塗っていきます。その時、コームの目の細かい部分を使い、髪の癖を伸ばして塗ってください。
決められた放置時間が終了したら、ぬるいお湯で髪の毛についた第1剤を洗い流します。
この時、決してシャンプーを使わず、洗い終わった後もドライヤーやストレートアイロンをしないようにします。
パーマをかけてから2週間以上経過している人、髪の痛みが気にならない人なら10分から20分放置します。
自宅で行う縮毛矯正の手順とは?第2剤から終了までの場合
第1剤を完全に洗い流し、タオルで水気を取った髪の毛をブラッシングしたら、次はいよいよ第2剤を塗布を開始します。
手順は第1剤の場合の3~4の手順と同じですが、第1剤の時と違うのは第2剤はしっかりと根元部分から塗布するということです。
また、頭頂部には念入りに第2剤を塗布するようにしましょう。
ブラシで髪の毛全体を整えたら、15分間を目安に放置します。
時間が来たら、第1剤の時と同じようにシャンプーを使わず薬剤を洗い流しましょう。
その後、タオルドライした髪に、箱に添付されているストレートヘアキープエッセンスをまんべんなく均一に塗布してドライヤーで乾かせば完成です。
セルフ縮毛矯正、プロならどうする?
市販の縮毛矯正剤を使って施術する場合を見てきましたが、ここで「もしもプロなら市販の縮毛矯正剤をどう使うか?」について見ていきましょう。
コームをしっかり使って髪を梳かす
縮毛矯正は他のパーマの時と同じように第1剤と2剤、2つの薬剤を使います。
髪の毛に薬剤を付けた後は、コームでしっかり伸ばすようにすると、きれいでまっすぐな髪の毛を長持ちさせることが出来るようになります。
必ずコームを使い、髪の毛をぐっと伸ばすように溶かしましょう。
髪の毛のコンディションが悪くコームが通りずらい場合なら、指でつまんでしっかりと伸ばします。
施術の合間に髪を乾かす!?実はこれがとても大切
市販の縮毛矯正剤は第1剤を流し終えた後に、すぐに第2剤を使って施術を行いますよね。
実は、第1剤を洗い流した後にある事をすれば仕上がりが劇的に変化すると言います。
それは、髪の毛を半乾きにしたらストレートアイロンで髪を整えることです!
「あれ?さっきはドライヤーもストレートアイロンも使うなって言ったのに!?」と思った人もいるかもしれませんね。
しかし、髪の毛を半乾きにさせ、ストレートアイロンでまっすぐ伸ばしてからの方が仕上がりがもっときれいになるのです。
髪の毛がまっすぐになった状態で第2剤をつけ、髪のうねりやハネが気になる場所は第1剤も第2剤も重ねてつけるようにすると効果が上がります。
仕上げに髪をしっかりと乾燥させます。
くせ毛にとって1番良くないものは湿気です。ドライヤーの冷風で乾かしても髪の毛がひんやりしないところまでしっかりと乾燥させましょう。
雨が降っている日は縮毛強制を控えよう
縮毛矯正をやるにあたって、避けた方がいいのは湿気の多い時です。
湿度が高くなる雨の日は、髪のくせも強くなりますよね。
うねりやハネなど、これに泣かされる人、朝の支度が億劫になる人も多いでしょう。
こんな時は縮毛矯正をするのを控えてください。
湿気が邪魔をするので髪の毛がまっすぐにならずに自宅で縮毛矯正をすると失敗してしまいます。
普段から雨の日のスタイリングがうまくいかないようなくせ毛を持っている人なら、なおさら湿度の高い日に市販の縮毛矯正を使うのはやめましょう。
必ず晴れている日に施術するようにしましょうね。
縮毛矯正のメリットとデメリットとは?
最後に、縮毛矯正のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
セルフで縮毛矯正をしたいけどいまいち踏み切れない…、美容室やサロンでしてもらう前にどんなものなのか自分で確かめてみたい…そんな人はいませんか?
縮毛矯正のメリットとデメリットを知っておけば、何かと安心ですよ。
メリット・雨の日だって梅雨の時期だって怖いもの知らず
髪のクセで悩む人にとって、湿気の多い雨の日や梅雨の時期は天敵そのもの!
この記事を書いている私自身が天然パーマの癖っ毛の持ち主なので、そんな人の気持ちはよく分かります。
湿気の多い時期になると毎朝の事を考えて憂鬱にもなりますし、うねりやハネに泣かされることもしばしばです。
縮毛矯正は、髪の頑固なうねりやクセを熱の力でしっかり伸ばして施術するのでクセを伸ばす事ができます。
髪を洗った後にドライヤーを使い髪を乾かせば、気になるうねりやクセだけではなく、ボリュームを抑える事も可能です。
メリット・ストレートヘアなら超時短!心に余裕で朝も安心
くせやうねりのある髪に比べ、ストレートヘアは髪のセットにかかる時間も短くて済むため、朝の忙しい時間に少し余裕を持つことができます。
特に天気が悪く湿気の多い時期だとクセを伸ばすのに時間が多くかかり、他の事をする余裕がない人も多いのでは?
縮毛矯正をかけることによって、朝の忙しい時間に余裕が出ます。
時間に余裕があれば心にも余裕が出来るため、朝の支度をイライラせずに済ませることが出来るようになります。
メリット・自分に自信をもって積極的な行動が出来るようになる
ヘアスタイルが決まらないと、1日中気持が沈んでしまう人はいませんか?
それが癖っ毛のせいなら縮毛矯正で改善してしまいましょう。
縮毛矯正をすることで、扱いやすいストレートヘアを手に入れることが出来れば、髪の乱れを気にすることも無くなるので集中力も上がり、自分に自信を持って積極的に行動できるようになりますよ。
デメリット・髪の毛が伸びるとうねりが目立つ
縮毛矯正に限らず、ストレートパーマの場合も同様に「施術をしていない、後から伸びてきた箇所のうねりが目立ってしまう」というデメリットがあります。
なので、髪の長さに応じて縮毛矯正をその都度かけることが必要になってきます。
ショートヘアからミディアムヘアまでの人なら、髪の毛が根元から3cmから4cmほど伸びると、うねりやクセが全体的に目立ち始めます。
ミディアムヘアからロングヘアの人の場合は、髪の毛の重みがあるため、根元部分が6cm以上になってくるとうねりやクセが目立つようになるのです。
ですから、いつまでもストレートヘアを維持したいと思ったら、ショートヘアからミディアムヘアの人の場合は3ヶ月から4ヶ月に1度の施術を、ミディアムヘアからロングヘアの人の場合は半年に1度程度の施術が必要になります。
デメリット・実はシャンプー代がかかる
いつも使っているシャンプーがドラッグストアなどで買える価格の安いものなら、縮毛矯正をした後はサロン品質のいわゆる「お高いシャンプー」に変える事をおすすめします。
なぜなら、市販品の価格帯が安いシャンプーは洗浄力が強すぎてキューティクルが痛みやすくなり、髪のダメージに直結してしまうからです。
髪の痛みは、せっかく行った縮毛矯正の持ちを悪くしてしまう原因にもつながります。
なので、縮毛矯正後は普段家で使うシャンプーを美容室の専売品に変える事が重要になってきます。
おすすめは、髪の毛のくせを緩和する作用のあるルベルのイオセラムシリーズです。
扱いやすく、素直な髪を手に入れることができますよ。
正しいやり方を知れば市販の縮毛矯正でも憧れのストレートに!
縮毛矯正はプロの美容師さんであっても施術が苦手な人や得意ではない人がいるほど、実はとても難しいものだったりします。
なので、スーパーやドラッグスストアでも手軽に手に入る市販の縮毛矯正で素人が家で施術する時は、たくさんの注意が必要になってきます。
自分からは見えない後頭部の髪は鏡を使って良く見ながら薬剤を塗る、塗りづらい、塗り残しが気になるところは他の人にお願いするなどの工夫も必要です。
第1剤と第2剤の合間のストレートアイロンをかける時も、同じように見えづらい場所、かけづらい所は他の人に手伝ってもらうようにすると良いですね。
正しい施術のやり方をマスターして、サラサラのストレートを家でも手に入れましょう。
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