花粉症の症状には肌荒れもある!悪化を防ぐ方法とおすすめアイテム

寒い冬から春に向けて少しずつ暖かくなってくると、お花見をしたり旅行に出かけたりなど、ウキウキ気分が最高潮に高まるところですが、花粉症の方にとっては水を差される憂鬱な時期でもあります。

真っ先に思い浮かぶ症状としては、鼻水・くしゃみ・目のかゆみなどですね。

あまり広く知られていませんが、実は肌荒れも症状のひとつなのです。

また、花粉症の自覚がなくても、『なんだか春先は肌の調子がイマイチ』と感じている方は、花粉による影響を受けている可能性があります。

甘く見て悪化させてしまうと治りづらく厄介な、花粉が原因の肌荒れ...予防や症状を改善させる方法についてご紹介します。

花粉で肌荒れが起こるってどういうこと?

花粉が肌に付着することで起きるアレルギー反応で、“花粉症皮膚炎”と呼ばれています。

具体的な症状

  • かゆくなる
  • 乾燥しカサつく
  • ヒリヒリする
  • 赤くなる
  • 湿疹が出る
  • 皮がむける
  • 腫れぼったい

悪化させると大変な“花粉症皮膚炎”

花粉がたくさん飛ぶ時期は、気候の変化や気温差の激しさにより、肌が乾燥しやすくなります。

3月以降は紫外線量も増えるため、ますます肌に悪影響を及ぼします。

肌のバリア機能が低下すると、花粉やアレルギーを引き起こす物質の侵入を防ぐことが難しくなるのです。

症状が表れる場所

  • まぶた
  • アゴ
  • 鎖骨

露出が多く、外気に晒されやすい部分に発症することが多いです。

“PM2.5”や“黄砂”も怖い

近年、花粉が飛ぶのと同じような時期に中国大陸から飛んでくるようになった“PM2.5”“黄砂”には、大気中の汚染物質が含まれていて、肌に酸化ダメージを与えます。

特に、PM2.5は粒子がとても細かく、肌の表面だけにとどまらず、肺にも入り込みやすいので要注意です。

肌荒れだけでなく、肌老化や健康被害の原因になる可能性もあり、できれば体内に取り込みたくない物質です。

摩擦も肌トラブルの元

花粉による直接の症状ではなく、2次災害的なトラブルもあります。

花粉症で鼻水が止まらず、何度もティッシュでかむことで刺激になる
鼻のまわりが乾燥し、ガサガサ・ヒリヒリします。
目のかゆみが我慢できず、まぶたなど目の周囲を強くこすってしまう
もともと皮膚が薄くバリア機能が低い部分なので、より花粉が侵入しやすく、かゆみが増してしまう場合もあります。

花粉をカットするアイテムで悪化を防ぐ

花粉をシャットアウトすることは、肌を回復させるための第一歩です。

マスク

ただ装着すればいいというわけではありません。

鼻筋の部分に折り目をつけて肌との間に隙間を作らないようにすることで、花粉が入り込みづらくなります。

【要注意!】吐いた息が水蒸気になりマスクに充満した場合、蒸発したときに角質層の水分まで奪われ、余計に肌の乾燥を加速させていくという大変な事態に...。

マスクと肌の間に水蒸気を吸い取るガーゼを挟み、濡れたら交換していくことで、乾燥対策になります。

また、肌がデリケートな方にとっては、毎日装着することで気になってくるマスクの素材によるかぶれや摩擦なども軽減できます。

眼鏡

粘膜がむき出しの目玉は、鼻に負けず劣らず花粉による影響を受けやすい部分で、まわりのまぶたがかゆくなってかいたりこすったりしがちに...。

裸眼と普通の眼鏡をかけた場合で比べると、花粉カット率は大違いです。

より高いカット率を求めるなら花粉対策眼鏡が効果的ですが、高い認知度がありながらも、ゴツくて仰々しいデザイン性のイメージから敬遠されがち...。

しかし、近年は機能性を落とすことなくデザイン性やファッション性を追求したものが開発されているので、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

花粉ブロックスプレー

イオンの力により花粉を寄せつけないミストが出るスプレーです。

メイクをした上からでも、また、肌荒れがひどくメイクができない方でも使用できるので、とても手軽に使用できます。

温泉水やヒアルロン酸が配合されているものなどがあり、いかにも肌に優しそうなところもうれしいポイントですね。

日常生活でも花粉カットを意識する

ちょっとした意識づけや工夫で、花粉をカットすることができます。

外から帰ったら、花粉を払ってから家に入る

髪の毛や衣類についた花粉は家の中へ持ち込まない習慣をつけることも大切です。

粘着ローラーや洋服ブラシを使用すると、花粉を効率的に払うことができます。

洋服は、凹凸の少ないデザインのものやツルツルした素材のものがオススメ。

また、静電気が発生すると花粉を寄せつけてしまいやすいので、静電気が起きにくい素材を選ぶようにしましょう。

静電気が起きやすい....ニット・ウール 
静電気が起こりにくい...ポリエステル・ナイロン・革製品

予め、静電気防止スプレーをかけておくことも、より花粉を寄せつけづらくするのに効果的です。

洗濯物は室内干しにする

肌に触れる衣類・タオル・布団などは花粉が多く飛ぶ時期は、外干しを控えるのが賢明。

カラッとした仕上がりにならない・生乾きの臭いが気になるなど、室内干しによって起こるデメリットは、洗濯乾燥機や除湿機でカバーすることで軽減されます。

肌のお手入れ

外出時は、メイクの上に花粉やホコリがくっついた状態です。

帰宅後は、なるべく早く落として肌を清潔にしましょう。

クレンジング

肌負担が少なく、おススメのタイプ

  • クリームタイプ
  • ミルクタイプ
  • ジェルタイプ

洗浄力が強いものは肌に刺激になる恐れがあるので避けましょう。

基礎化粧品

低刺激処方や敏感肌用のものがオススメ。

乾燥していると、重ねづけしたりなど、より念入りに保湿したくなると思うが、かえって刺激やストレスになって肌状態を悪化させてしまうかも知れないので気をつけましょう。

オールインワンゲル
化粧水・乳液・美容液・クリームなどの役割が一緒になっているという特性から、1度にスキンケアを済ませられるので、肌に触れ摩擦してしまう回数を減らすことができます。

メイクアップ

肌がしっとりしていると、花粉が付着しやすくなります。

肌をサラサラに保つように心掛けましょう。

花粉の時期だけでも、必要最低限のシンプルメイクで、極力肌に触れずに済むようにすると肌負担が少ないですよ。

オススメのベースメイク

  • パウダーファンデーション
  • リキッド or BBクリーム+フェイスパウダー
  • ミネラルファンデーション

メイクをしない日でも、花粉をつきにくくするため、基礎化粧品の後にフェイスパウダーやミネラルファンデーションを使用して、サラサラ肌をキープしましょう。

かゆみが我慢できないときの応急処置

特に、まぶたは入浴時や寝る間際に体温が上がると強いかゆみに襲われることが多く、かいたりこすったりを抑えることが難しいので、困りものです。

一時的にではありますが、冷たいおしぼりや保冷剤をタオルで包んだものなどを患部に当てて冷やすとかゆみが緩和します。

生活習慣を見直す

最も生活する上で欠かせない項目であるといえますね。

体の内側から、肌の改善を後押ししましょう。

肌荒れを改善させてくれる食べ物

  • ビタミンA....緑黄色野菜・レバー・うなぎ など
  • ビタミンB群...豚肉・にんにく・青魚・海藻類・バナナ など
  • ビタミンC....レモン・いちご・キウイ など
  • ビタミンE....ナッツ類・アボカド など

ビタミンD【“免疫調整ホルモン”として最近注目を浴びている!】
(白きくらげ・鮭・マグロ・サンマ・イワシ・しらす干し など)
含有量が多い食品を挙げましたが、実際に1日に食べる量から考えると摂取できる量はわずか...。
意識的に摂取するなら、サプリメントを活用するのも1つの方法です。
 

ヨーグルトもオススメ
乳酸菌のはたらきにより腸内環境を整え、免疫機能を改善する効果があります。

偏った食事では、血液循環や代謝が滞り、ますます肌のバリア機能を低下させることに。

肌荒れにいい栄養素が含まれる食べ物を規則正しく摂取しましょう。

睡眠時間を確保しよう

6~8時間が理想的です。

良質な睡眠は細胞の回復を促してくれるので、肌のためにリラックスして眠ることができるように心掛けましょう。

自力のケアで改善しなかったら皮膚科へ!

強い痛みやかゆみが治まらなかったり腫れてしまったりするなど、悪化を食い止められないと思ったときには、無理せず皮膚科で受診しましょう。

花粉症で鼻や目も辛いなど複合的な症状がある場合は、耳鼻科や眼科または専門的に見てもらえるアレルギー科を受診することも選択肢に入れてくださいね。

地道なケアですこやか肌を取り戻そう

1度肌の調子を落としてしまうと、短期間で元に戻すことは難しいです...。

でも、地道にケアすることで、少しづつではありますが効果を発揮します。

自分の症状に合った方法で、体の外側からも内側からも根気よく対策していきましょう!

この記事をシェア

あなたもコメントをどうぞ!