ひび割れかかとをつるつるに!赤ちゃん肌のしっとりかかとになる方法
寒い朝は、体のエンジンがかかるまで時間がかかります。それなのに、ストッキングやタイツを履こうとしたら伝線・・・忙しいのに!!
原因はかかとのひび割れ。女性ならそういう経験、ありますよね?
鏡開きを過ぎた鏡餅のように硬くなって、ひび割れたかかと。ひどい時は痛みや出血も起こります。
なぜ、かかとがひび割れるのでしょうか。原因や治し方、ケアの方法を知って女子力をアップしましょう。
ズバリ!かかとがひび割れる原因を教えて
まずはかかとのひび割れが起こる原因として考えられることをあげていきましょう。
- 古い角質がたまる
- 外部からの刺激
- 乾燥
以上の3点は角化症と呼ばれる状態を引き起こします。
- 角化症とは
- かかとのほかにも肘や膝など、刺激を受けやすい部分の皮膚が厚くなり、硬くなっている状態をいいます。
身体を支えていて刺激を多く受けやすいかかとには、角質はたまり易く、さらにその刺激から守ろうとする働きや乾燥によって、皮膚が厚くなり硬くなるのです。
ヒールなどを履く場合は、足への摩擦がさらに強まりますので、刺激を強く与えているということになりますね。
また、意外なことに足の裏には皮脂腺が少ないので、皮脂膜が薄く乾燥しやすいのです。
つまり、皮脂腺の少ない足裏は顔や腕などに比べて、乾燥しやすい部分であるということになりますね。
その乾燥によって、かかとのひび割れは悪化しているのです。
なんとなく、「乾燥しているから」ということは想像していたにしても、刺激されることも影響していたとは驚きです。
悩まされていたかかとのひび割れ。まさか・・・の原因だった!
かかとがひび割れるのに考えられる原因として実はもうひとつあります。
それは水虫です。
意外過ぎて驚く方も多いかもしれませんね。乾燥などが原因でカサカサしていると思っていたら、実は水虫だったということがあるのです。
- かかと水虫とは
- 正式に言うと「角質増殖型白癬」と言います。水虫の原因である白癬菌がかかとの角質に入り込んでしまい菌が増殖して起こります。
特徴としては、痒みが少ないことがあげられます。よって「乾燥のせい」などと勘違いしてしまいあまり深刻にならず、放置してしまいがちなのです。
保湿などのケアをしても治らない場合は水虫を疑って、受診をしてみることをおすすめします。
白癬菌はしっかりと菌をやっつけないと完治しません。水虫用の薬を使用して、治ったと思っても油断せず、しっかりと治しましょう。
痛い!かかとのひび割れ。どうすれば治る?
さて、かかとがひび割れてしまったらどうすれば治るのでしょうか。症状の段階ごとに見ていきましょう。
少しかさつく程度
ややかかとが硬くなり、カサカサしている程度でしたらまず保湿に力を入れてみましょう。
ボディクリームやハンドクリームなどの手持ちのクリームをこまめに塗って、かかとを保護します。
また、早めにに改善したい時は尿素配合のクリームがおすすめです。保湿効果だけではなく角質溶解効果もあるので角質を柔らかくしてくれます。
但し、尿素配合クリームは刺激が強いので継続的に使うことはお勧めできません。症状が改善してきたら、普通の保湿効果のあるクリームに変えましょう。
ひび割れていて、ストッキングや靴下が引っかかる
ところどころひび割れをおこしていて、ストッキングを伝線してしまいそうな程度ですと、クリームを塗ったくらいではなかなか改善しないかもしれません。
そんな時は以下の方法を試してみましょう。
- かかとパック
- ①化粧水をたっぷりとティッシュなどに染み込ませ、かかとにあてる。
②ラップでかかとを包み込み、蒸しタオルなどで温める。
③5分ほど温めたらはがす
④保湿クリームなどを塗る。
- 角質ケア&保湿クリーム
- ①入浴や足浴で角質をやわらかくする。
②かかとケア用のやすりで硬くなった角質を削る。この時、削りすぎないように気をつける。
③保湿クリームを塗り、靴下などを履いて保護をする。ひび割れがひどい場合、尿素配合のクリームはしみることもあるので、避けた方がいいです。
- 保湿クリーム&白色ワセリン
- 上記の角質ケア&保湿クリーム①②③の後、さらに白色ワセリンを塗りかかとを保護するために靴下などを履きます。白色ワセリンは肌が弱い場合でも使用できますので、安心して使えます。
ひび割れがひどく、さらに出血している時
ひび割れを起こしているだけでなく、さらに出血まで起こすと歩くたびに痛みが走り、ひどい状態です。
まずは市販のひび割れ用クリームを塗って傷を治しましょう。
角質を削ったりするのは避け、まずは傷を治すことを優先してくださいね。
それでも、傷がよくならないほどの状態の時は皮膚科を受診しましょう。
ひび割れ用クリームや処方された薬などで傷が良くなってきたら、角質ケアと保湿のお手入れをしていくと、徐々に良くなっていきます。
目指すはつるつる赤ちゃん肌。かかとがひび割れないための、ケアの仕方とは?
赤ちゃん肌のようなつるつるのかかと。つい触ってしまいたくなります。さりげなく見えたかかとがガサガサしていると、ちょっと残念ですよね。つるつるかかとになって女子力もアップしましょう!
大事なのは保湿
やはり、かかとケアに欠かせないのは保湿です。かかとに限らずお肌のケアとしては全般的に大事ですよね。
おふろ上がりなどに、保湿クリームを塗って保湿しましょう。クリームをしっかりすりこんで保護しましょう。
特に秋冬など乾燥の季節は素足ではなく、靴下などを履いてさらに保護することも必要です。
角質ケア
かかとケア用の軽石ややすりなどで、かかとを削るケアは月に1度程度行います。
出来るだけ自然な新陳代謝に任せることが、赤ちゃん肌のつるつるかかとへの道です。
フットピーリングやスクラブ
軽石ややすりで角質を除去する代わりに、フットピーリングや専用のスクラブで、角質を除去するという方法もあります。角質を削らずに自然に剥がす方法ですので、削り過ぎるということに関しては安心ですね。
刺激から守る!
考えてもみなかった!という方もいらっしゃると思いますが、かかとは日々外部からの刺激を受けています。
かかとには体毛も生えていません。人の身体を支えているという点では日々強い刺激を受けています。体重を支え、歩く際に受ける刺激を思うと、想像できますね。
そのかかとへの刺激を軽減してあげることも大事なんです。
- 高いヒールなどは避け、なるべくスニーカーやぺたんこ靴を履く。
- 秋冬など、乾燥の季節には厚めの靴下をはく。
- インソールなどで、足への刺激を軽減する。
- なるべく素足では歩かない。
仕事の都合などで、ヒールを履かないという事は難しい方もいるかもしれませんが、インソールなどを利用し、刺激を軽減してあげましょう。
食べ物に気をつけて体の中からケア
保湿に気を付けてケアをしていても、すぐにまたカサカサになってしまう。そんな時は食事に気を付けてみましょう。
ビタミンCが不足しているとお肌の乾燥を引き起こす場合があります。かかとだけではなくお肌全体が乾燥しているようならビタミンC不足が考えられますよ。
いちご、アセロラ、うなぎ、にんじん、パセリ、レモン
また、粘膜の潤いを保つためにはビタミンAが効果的です。
レバー、ほうれん草、いわし、貝類、うなぎ、にんじん、ブロッコリー
そして、抗酸化作用が強いビタミンEを摂取することによってさらに効果を発揮します。
くるみなどナッツ類、いわし、アジなど魚介類、玄米
肌の乾燥にはセラミドが配合されたクリームが良いといわれますが、食べ物からもセラミドを摂取してさらに効果をあげていきましょう。
こんにゃく しらたき 豆類
かかとのケアで食事に気を付けることは、お肌全体のケアにもつながりますね。かかとのケアをしながら、美肌を意識した食事でお肌つるつる!さらに女子力アップにつながりますよ。
かかとをケアして女子力アップ!
いかがでしたか?もうストッキングの伝線とはさよならですね!忙しい朝の面倒なこともなくなります。
乾燥の季節は特にですが、季節にかかわらずかかとのケアをしっかりして、赤ちゃんみたいなつるつるの美しいかかとで、あなたの女子力もアップです!
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