ヘンプシードの使い方。女性に嬉しいその美容効果とは
ヘンプシードの人気の秘密は「たんぱく質やミネラル分などの栄養価が他のスーパーフードよりも高いこと」にあります。
また、1日に少量の摂取で大丈夫なことや料理や食事に使いやすい手軽さも魅力の一つとなってきています。
栄養価の高いナチュラルなスーパーフードで迷ったらぜひヘンプシードから試してみてはいかがでしょうか?
ヘンプシードって何?
ヘンプシードとは「麻(ヘンプ)の実」と言われている大麻植物の実です。よく大麻と言うと、大麻取締法で定められる怪しいものというイメージがありますが、ヘンプシードの大麻には陶酔成分が含まれていないので安全な植物になります。
ヘンプシードの歴史は古く、日本では縄文時代(約1万年前)には栽培されていたと言われています。
ヘンプシードは成長する際に「二酸化炭素を吸収してくれること」や「農薬や肥料がなくても育つ」ので、高い栄養価だけでなくエコな植物としても注目を集めています。
ヘンプシードの美容の魅力
ヘンプシードには「プレミアムスーパーフード」と呼ばれる他のスーパーフードに負けないほどの女性に嬉しい美容効果があると言われています。
全体の32%という高「たんぱく質」が含まれる
たんぱく質には、身体の血行を良くしたり強い肌を作る「美肌効果」や筋肉を作ってくれるので「ダイエットに最適な痩せやすい代謝UPな身体を作る効果」があります。
たんぱく質であれば他の食品でも取れるのでは?と思う人もいるかもしれません。しかし、ヘンプシードにはお肉や卵・魚には含まれない「エデスチン」と呼ばれる、身体の中で消化しやすく吸収しやすい植物性たんぱく質が含まれているのでオススメです。
不足しがちな「必須アミノ酸」が全種類含まれている
身体を作る大切な栄養素の一つに「アミノ酸」があります。必須アミノ酸とは、その中でも特に美容や健康に関わる大切な9種類のアミノ成分のことを言います。ヘンプシードにはその必須アミノ酸9種類が含まれています。
美容に欠かせない「ミネラル」が豊富
バランスの良い食卓の中でもなかなか不足しがちで取りづらいのが「ミネラル」になります。美容には特に欠かせない栄養素ですが、現代人は不足していると言われています。
デトックス機能の「ビタミンや食物繊維」が多い
美容で一番大切なことは「代謝が良く身体の吸収と排出のバランスが良いこと」です。
ヘンプシードの食物繊維量はさつまいもの約20倍もあり、胃腸を刺激して整腸作用の効果がある「不溶性食物繊維」がたっぷり含まれていることが特徴です。
デトックス作用のあるヘンプシードはダイエットの天敵である便通を促して解消させたり、老廃物をまとめて排出してくれる効果があります。
ヘンプシードの取り入れ方法
そんな栄養素が豊富で女性に嬉しい美容成分も含まれているヘンプシードを効果的に取り入れるのはどうすれば良いのでしょうか?
1日の基本量は?
ヘンプシードの1日の基本的な摂取量は「スプーン大さじ1杯(約20g)」です。
1日に大さじ1杯だけとは驚きですよね。大さじ1杯の少量でも1日の必要な栄養素を摂ることができます。しかし、身体に良いからと言って摂りすぎるのはNGです。過剰摂取しすぎると逆に体調が悪くなったり肌トラブルが起こることもあるので注意してくださいね。
効果的な食べ方は?
ヘンプシードは食感がプチプチと楽しめることや香りや味にクセが無いので幅広く使用することができます。
ヘンプシードの摂取方法は「ヨーグルト・おにぎり・サラダ」などがオススメです。
ヨーグルトではお好みのフルーツやジャムなどと一緒にヘンプシードを大さじ1加えることで朝食で栄養素を蓄えることができます。
毎日の食卓でさりげなく使うことで継続して摂取することができ、万能な素材になります。ぜひあなた好みの食べ方を見つけてみてくださいね。
ヘンプシードを摂取する時に必要なこと・注意すること
栄養満点で美容の味方である万能なヘンプシードですが、独特な性質も持っています。間違った扱いをしてしまうと、もともとある栄養価が半減してしまうこともあるのでぜひ確認してみてください。
加熱すると栄養素が失われる
ヘンプシードは約40度以上の熱に触れるとダイエットに必要なビタミンやミネラル成分などの栄養素が破壊されてしまうので注意してください。
スープなどに加える際は温かいものではなく「冷製スープ」に入れるのがオススメです。
朝に摂取するのがオススメ
食べ物の消化活動が活発になる時間帯は午後や睡眠中と言われているので、ヘンプシードはできるだけ朝食に摂取するようにしましょう。
ナチュラルなヘンプシードでさりげなく美容のレベルを上げていきましょう!
いかがでしょうか?ヘンプシードは健康ブームだけではなく美容に欠かせない栄養素を少量で摂取することができるエコなスーパーフードです。
大麻の実と言われていますが、陶酔作用も無いので、いつもの朝食やランチにも使うことができます。
持ち運びにも便利なのでぜひあなたに合ったヘンプシードのあるスーパーフードスタイルを作っていきましょう。
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