大人のあせもの治し方。生活習慣を見直して健康美肌に!
なかなか治らないあせも。何度も掻いて肌荒れを起こしてしまっていませんか?
暑さや汗だけでなく、あなたの普段の何気ない行動があせもの原因になっているかもしれません。
あせもは肌のバリア機能が低下して起こるものです。早く改善させるには肌のターンオーバーを促すことが大切です。
ここでは自宅でできる簡単ケアと、肌のターンオーバーを促すために摂りたい栄養素をご紹介していきます。ポイントをおさえて、あせもの無いきれいな肌を取り戻しましょう!
その習慣があせもを悪化させている?!治すポイントとは
長引く痒みや肌荒れはあせもの可能性があります。
ちょっとした事であせもの改善に繋がるので、ぜひ生活の中に取り入れてみて下さい。
汗をこまめにふき取る 清潔に保つ
肌を清潔に保つことはあせもを治す基本です。汗をかいたらシャワーを浴びて汗を流しましょう。
外出先でシャワーが浴びられない場合は、汗を拭きとることができるウェットティッシュを携帯し、こまめにふき取りましょう。
肌着とパジャマの素材を見直し
肌に直接触れる衣類は素材にこだわりましょう。汗を吸ってもすぐ乾くさらっとした着心地のものを選びましょう。
特にブラジャーのラインにあせもができやすいです。下着の素材は綿がおすすめです。
エアコンを使用し高温多湿の環境を避ける
汗をかきやすい環境を改善しましょう。エアコンや扇風機をうまく利用しましょう。
入浴シャワーの温度は低めに
ゆっくりと入浴することは美肌に効果的ですが、あせもの時は要注意です。
痒みがひどい時は温めると痒みが増してしまいます。ぬるめのシャワーでさっと流す程度にしましょう。
石鹸を使いすぎない
肌を清潔に保つことは大切ですが、石鹸を使いすぎることは逆効果です。
患部を石鹸でゴシゴシこすり洗いするのはやめましょう。
悪化させないためにも早めに薬を ステロイドを使用してみる
炎症を早く鎮めることが大切なので、ステロイド外用剤を使用することもお勧めです。
掻き壊してしまった場合は、細菌に感染してしまうこともありますので、抗生物質を配合したステロイド外用剤を使用する必要があります。
バリア機能が衰えた肌を復活させるためにとりたい栄養素
早く正常な肌に戻すためには、肌のターンオーバーを促すことが必要です。
そのために積極的に取りたい栄養素をご紹介します。
タンパク質
肌の細胞の原料となる大切な栄養素です。肉や魚、大豆に多く含まれています。
必須脂肪酸(オメガ3、オメガ6)
肌の細胞の細胞膜を作る栄養素です。
ダイエットで油を控える方もいるかもしれませんが、肌のターンオーバーには良質な油が必要です。
特にオメガ3系とオメガ6系の油が重要です。オメガ3系は青魚のイワシやサバに、オメガ6系はコーン油と大豆油に多く含まれています。
亜鉛
肌はもちろんのこと、髪や爪の健康を維持するために必要な栄養素です。
牡蠣やレバーに豊富に含まれていますが、なかなか毎日摂取するのはむずかしいです。
牛肉、卵、チーズにも含まれていますのでうまく組み合わせて取り入れましょう。
ビタミンA
皮膚や粘膜を正常な状態に保つ栄養素です。
レバー、うなぎに豊富に含まれていますが、緑黄色野菜から摂取するのが手軽です。
ビタミンE
血行をよくし、肌の新陳代謝を活発にします。
若返りのビタミンといわれています。アーモンドなどのナッツ類、アボカドや魚介類に豊富に含まれます。
このような栄養素をバランスよく摂取しまし、肌を健康に保ちましょう。
また、あせもを予防するためには辛い物やアルコールはなるべく控えた方がいいです。
体温を上げる食べ物は痒みを助長させ、汗をかかせてしまうのであせもの原因になってしまいます。
あせもはどうしてできる?大人あせもの特徴
あせもは、汗の通り道である汗管に汗が詰まることが原因です。大量に汗をかいたり、逆に汗があまり流れない事が詰まらせる原因になります。
大人のあせもは、下着などで締め付けられやすい脇や胸の下、ウエストなどに出ることが特徴です。
あせもが悪化すると細菌に感染し、「とびひ」になってしまう可能性もありますので掻き過ぎてしまう前に治しましょう。
あせもの原因となる習慣をみなおし、早くあせもを治しましょう
あせもは立派な病気です。あせもだと軽く考えてほうっておかないようにしましょう。
セルフケアで悪化したり、よくならない場合は、早めに医療機関を受診することも大切です。
あせもを治すポイントをおさえて、早く健康な美肌をめざしましょう!
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