美人に見えるメイクで垢抜け女子に!簡単メイクテクニック
昨今は頑張りすぎない、ナチュラルメイクが主流になっていますよね。
しかし単純にナチュラルメイクが美人なメイクではありません。
「元から美人です!」
そんなお顔をメイクで作れたら、きっともっと毎日が明るく楽しくなりますよね。
「だけどそんな魔法みたいなメイク、素人の私じゃ到底無理だ…」と思われてしまうかもしれません。
でも、本当は簡単な事なんです!
今回はそんな誰でも美人に見えるメイクの方法やコスメの選び方をご紹介致します!
「薄いメイクなんて似合わない」「だけどケバケバしくなるのは困る」と、日々のメイクに悩む方にも是非参考にして頂きたい内容になっています。
ベースメイクはツヤ肌でみずみずしく
ベースメイクは厚塗り感のない、みずみずしいツヤ肌がテッパンです。
マットでサラサラなお肌も美しいのですが、大人女性には老けて見えるリスクがあります。
美人に見えるメイクを目指すなら潤いに溢れた、弾力感のあるお肌を目指しましょう!
そんなツヤ肌の作り方をまずはご紹介致します!
ツヤ感は化粧下地で演出する
ツヤ肌作りは、ファンデーションではなく、下地で仕込みましょう。
そうすることで、ナチュラルなツヤ肌を演出できます。
- 美容成分・保湿成分が配合されているもの
- 微粒子のパールが入っているもの
- 色付きで肌の悩みをカバーしてくれるものも良い
下地は顔全体に、ムラなく伸ばすのがコツです。
両頬・鼻・おでこ・顎の5か所に点置きし、指の腹を使って、優しく伸ばします。
伸ばし終えたら最後にハンドプレスして肌にしっかり密着させます。
ファンデーションはリキッドかクリームをちょっとだけ
ファンデーションはやはりリキッドタイプかクリームタイプをおすすめします。
- 保湿・伸びの良さを重視
- 色はデコルテに合わせて選ぶ
→顔に合わせると、首元との色の違いが出て厚塗りに見える為
パウダーファンデーションは粉が皮脂を吸着しますので、ツヤ肌には基本的に向きません。
ファンデーションを塗るときは厚塗りにならないように注意していきましょう!
下地と違って、鼻や頬など、毛穴・シミなどをカバーしたいところにだけ塗ります。
手・ブラシどちらを使っても構いません。
ただし、最後はスポンジで馴染ませることで自然に仕上げましょう!
生え際やフェイスラインにはスポンジに付いたファンデーションを馴染ませるだけでOKです。
CCクリーム1本でもツヤ肌は作れる
「よりナチュラルなツヤ肌メイク」「素肌感を重視したい」という方には圧倒的にCCクリームがおすすめです。
CCクリームのメリットは、
- 保湿力があってスキンケア効果があること
- 肌を綺麗に補正すること
の2つです。
CCクリームは光によって、肌のアラを飛ばします。
この補正力こそが、厚塗りせずに美しい肌を作る最大のポイントです。
下地+ファンデーションに比べればカバー力は劣ります。
TPOや、ご自分の肌に合わせて使い分けてみると良いでしょう。
色付きの下地やCCクリームで肌の悩みにサヨナラ!
くすみ、赤み、血色のない肌…こういった悩みを解決するには色の効果を駆使することです!
化粧下地やCCクリームには「カラーコントロール機能」もある、色付きのものが沢山売られています。
自分の悩みに応じた色付きのベースメイクコスメで悩みを解決しましょう!
- 顔色が悪い、青白い→ピンクで血色感をプラス
- くすみ、色沈み→イエローで自然な明るい肌色に
- 赤ら顔・ニキビ跡→グリーンを気になる箇所に塗る
- 茶ぐすみ・クマ・たるみ→オレンジが影色を消してくれる
- 透明感が欲しい→パープルで黄味を抑えて白肌に
※顔全体に塗ると血色が悪くなる
皮脂の気になる箇所にだけルースパウダーを
仕上げにTゾーンにルースパウダーをブラシでサッと、軽く乗せます。
頬の皮脂が気になる場合には頬にもサッと乗せましょう。
ツヤ感を消さないためにもほんのわずかな量で結構です。
色付きのものだと、仕上がりに影響が出ますので、出来るだけ色味のない物を選んでください。
乾燥が気になる場合は、保湿力があるものを選ぶのもコツです。
ゴールデンプロポーションを知っておく
ポイントメイクをする前におさえておきたいことがあります。
それは「ゴールデンプロポーション」です。
これは所謂、美人に見える顔のパーツの黄金比です。
これを知れば、「どこのパーツをどれくらい書き足せば良いのか」「大きく見せた方がいいのか」「小さく見せた方が良いのか」の目安になります。
美人の黄金比率「ゴールデンプロポーション」
細かく定規で測る必要はありません。
指を使ってざっくり計ってみましょう!
- 顔の理想の形=卵型
- 「髪の生え際(おでこの始まり)~眉間」「眉間~鼻先」「鼻先~あご先」のそれぞれの長さが、顔の縦の長さの1/3ずつ
- 片目1つ分の横幅は顔の横幅の1/5
- 目と目の間隔の長さ(眉間)も顔の横幅の1/5
- 「鼻のすぐ下~上唇の山」が「鼻先~あご先」にかけての長さの1/4
- 「下唇の1番低いところ~あご先」が「鼻先~あご先」にかけての長さの1/2
特に「鼻のすぐ下~上唇の山」の長さは黄金比に近いほど美人に見えます!
ゴールデンプロポーションはあくまでも参考程度に
ゴールデンプロポーションあくまでも「目安」です。
この黄金比に合わせてばかりが正解ではありません。
何よりも大切なのは鏡でじっくり自分を顔を研究し、「目安」の比率を参考にしながら自分に合ったポイントメイクを探すことです!
元のパーツを活かすテクニックが大人の美人メイクには重要です。
光と陰で顔の立体感を作る
立体感を作る、「シェーディング」と「ハイライト」のお話しです。
忙しいと省かれがちな工程ではないでしょうか。
美人に見せるには「顔の立体感」が非常に大切です。
少し入れるだけでも印象が違うので、是非チャレンジしてみましょう!
シェーディングは分からないくらいがちょうどいい!
メイクで卵型のお顔を作るにはシェーディングが必要です。
- おでこ・あご
- 眉頭下のくぼみ~鼻筋の両サイド
ゴールデンプロポーションの比率を参考に必要に応じて入れる
※ブラシは適度にフェイスブラシなど、大きめのもの
鼻筋に引く際は鼻先まで行かず、中央付近で止める
※ブラシはアイシャドウブラシなど小さめのもの
コツは調節が効きやすいパウダータイプで、とにかくササっと「軽く」入れることです。
入れすぎてしまうと不自然ですし、せっかくのツヤ肌も台無しになってしまいます。
ハイライトはパール入りのパウダーで
ハイライトはツヤを出したい箇所、高さや広さを出したい箇所に使います。
- Cゾーン
- Tゾーン
- 上唇の山の部分
- 目頭
こめかみ~目尻の下にかけて。目尻を囲む感覚でふわりと入れる。
おでこと鼻筋。鼻が大きく見えるので小鼻には入れないこと!
唇に光が当たるので、鼻の下を短く見せられる
小さめのブラシで入れると良い
目と目の距離が近い人向はここに入れると、目が離れて見える
ポイントメイクは引き算が重要
ここから、「アイメイク」「チーク」「リップ」についてお話ししていきます。
美人に見えるポイントメイクのコツは主役を一か所決めることです。
「今日はアイメイクに力を入れたい!」と思ったら、リップやチークは控えめにします。
「はっきりした色のリップを入れたいな」と思ったら、アイメイクもチークも抑えめにします。
これを心がけるだけで、メイクのバランスが取れた、ワンランク上の美人顔になれますよ!
眉毛はに1番神経を注ぐ!
美人の眉毛には4つの条件があります。
- 眉頭→目頭より少しだけ内側
- 眉尻→目尻よりも少しだけ外側
- 太さが黒目の半径と同じくらい
- 眉山の位置は、目尻から1/3の所
以上を参考に眉毛を整えていきます。
- 眉毛が太いところはコンシーラーで消す
- 眉間が狭い場合は眉頭もコンシーラーで消す
- 自眉が薄い(足りていない)ところをペンシルやリキッドで1本ずつ書き足す
- 左右のバランスを眉頭が高い方に合わせる
- 目頭はパウダーでぼかし、濃くならないように注意
- 最後に眉が自然に見えるよう、パウダーで整える
パウダーで自眉の色をカバーできない場合は、眉マスカラを使いましょう。
また、眉山は緩やかに仕上げます。
並行眉を意識して書くくらいが丁度良いです。
アイシャドーはラメやパール入りで華やかさを演出
美人メイクでまず用意したいのはアイシャドーパレットです。
細かいパールが配合されたものが、目元を明るく印象付けてくれます。
ここで大切なのは自分に似合う色味を選ぶことです。
- イエローベース
- ブルーベース
ベージュ、オレンジ系、ゴールド系
ブラウン系(濃いめ)、グレー系
アイシャドーで綺麗に目の立体感を作るコツ
アイシャドーで目指すのは、切れ長の目です。
縦のグラデーションより、横へのグラデーションを意識します。
- パレットの中の一番明るい色(ハイライトカラー)をアイホールに乗せます。
この時、横幅を少しアイホールからはみ出して乗せると、目が大きく見えます。
- パレットの中間色を目尻側が濃くなるように乗せる
目頭から目尻に向かって乗せていきます。
目尻に向かってグラデーションが出来るよう、目尻側は重ね塗りしましょう
- 締め色(1番濃い色)を目尻にの際に
チップ、もしくは細めの筆で書き足します。
目尻からはみ出しすぎないよう、中間色の範囲内収めると自然です。
※中間色の縦幅
- 一重→理想とする二重幅のところまで
- 奥二重→二重幅の少し上まで
- 二重→二重幅に
- 目頭~目尻にハイライトを入れる
- 目尻~黒目の外側(目尻側)まで締め色か中間色を入れる
※ラメやパールが細かいものを入れること
上瞼と同じくチップや細い筆で入れる。
オーバーに引くとたれ目になりすぎるので注意。
下まつ毛の根元のところに塗る感覚で入れていく。
アイラインはリキッド、色は濃い目をチョイス
アイラインを選ぶならリキッドがおすすめです。
目尻にちょっと入れるだけで目元をの印象をより強くし、簡単に切れ長のアイメイクを完成させてくれます。
- ダークブラウン→柔らかで優しい女性らしい印象
- ブラック→知的でクールなキリっとした印象
※明るめのブラウンだと、「美人」というより「可愛い」といった印象になります。
アイラインを入れる時は跳ねない・下げない・伸ばさない
アイラインは少し入れ方が違うだけで、ガラッと印象が変わります。
跳ねすぎるとキツすぎた印象になりますし、下げすぎても不自然なたれ目になってしまいます。
目を大きく見せようと伸ばしすぎてもバランスが悪いです。
目尻にほんの少しだけ、自然にスッと流れるように入れましょう。
まつ毛とまつ毛の間が気になる場合は、ペンシルで埋めてあげましょう。
アイシャドー、アイラインは必須ではない
アイシャドー、アイラインのコツをお話ししましたが、必ずしも必須の工程ではありません。
アイシャドーもアイラインもしっかり仕上げると目元が主役のメイクになります。
目元の印象を少し抑えたいときはアイラインは入れなくでも大丈夫です。
アイシャドーをしない、もしくは単色で仕上げるのも良いでしょう。
まつ毛には程よいカール感を
まつ毛はビューラーとマスカラで仕上げます。
コツはカールさせすぎないことです。
上向きまつ毛は目力を強調してくれます。
しかしあまり上がりすぎていると不自然だったり、キツい印象を与えます。
ビューラーは力を入れすぎず、自然なカールを作れるように小刻みに挟みましょう!
そしてマスカラは、ボリュームタイプでダマにならない様仕上げます。
カールキープ力のあるマスカラを使うのもポイントです。
チークは自然な血色感を演出
チークはオレンジ系だと、元気な印象・ピンクなら可愛い印象・ベージュは大人っぽい印象…と、色のイメージがありますよね。
美人に見えるメイクで選ぶのは色のイメージよりも「自然な血色感」です。
その為、色を選ぶのにも「肌馴染みの良さ」を重視しましょう。
- オレンジがかったベージュ
- コーラルピンク
ただのベージュよりも若々しさや健康な肌色を演出
どんな肌色・肌質にも合う万能な色
とにかくナチュラルに仕上げたい方にはおすすめ
チークは薄く入れるのが鉄則
自然な血色を演出するためには、「ほんのちょっと色づいた頬」にするのがコツです。
チークを入れる位置は頬骨のすぐ下です。
そこに楕円形に優しく入れます。
- パウダーチーク→ふんわり軽い印象の仕上がり
- クリームチーク→ツヤ肌におすすめ
ブラシに取ったら、余計な粉を手の甲に落として、頬に乗せる。
薬指の腹に取り、一度手の甲に余計な分を落として、頬に乗せる。
最後にスポンジで軽く叩いて馴染ませると自然な仕上がりになる。
リップはまずリップペンシルで輪郭を整える
先ほどご紹介した「ゴールデンプロポーション」を参考に、唇の形を、ペンシルで整えましょう。
リップペンシルの色は、もともとの唇の色に合わせて選ぶのがベストです!
リップが主役のメイクをしたいときは、気持ちオーバー目に引いてもOKです。
口紅やリキッドルージュが美人のお約束
ペンシルで形を整えたら口紅やリキッドルージュを使ってメイクしましょう!
リップにも様々コスメがありますね。
マットリップはセクシーで大人っぽいですが、縦じわが目立ちやすいのが難点です。
またツヤ肌に仕上げたお肌とは相性が良くありません。
かと言って、グロスだけではカジュアルな印象です。
アイシャドーを際立たせたい時も、唇を主役にしたい時も、口紅やルージュタイプで色味を調節したメイクがおすすめです!
リップブラシで丁寧に色を乗せましょう!
口紅を塗るときは、リップブラシで丁寧に塗っていきます。
ペンシルで象った形に沿うように、外側から内側へ塗っていきましょう。
ダイレクトに塗ってしまうとはみ出してしまいます。
持ち歩きようにも、繰り出し式や、キャップの付いたリップブラシがあると便利です。
自分の武器を知れば美人になれる
美人に見えるメイクをしていく上で重要なのは「隠すこと」ではなく「活かすこと」です。
そしてそのコツはずばり「引き算」です。
欠点をカバーするのは「補正する」程度にして、持っている武器を活かしましょう!
肌の悩みなら、うす付きでカバーできるアイテムが沢山あります。
団子っ鼻が気になるのなら、その丸みを「可愛らしさ」「柔らかな印象」として武器にできますし、厚めの唇なら色っぽく仕上げる武器になります。
目が小さいと、若く見える上に、大人っぽさや、色気も演出しやすいです。
考え方・見方次第で誰しも武器や強みになるパーツを持っています。
そういったパーツを「活かすメイク」こそ「美人に見えるメイク」ではないでしょうか。
是非、明日から隠すメイクより活かすメイクで、美人顔を手に入れましょう!
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