30代のメイク法。若作りしない自分らしい美しさを目指そう

20代は、そのままでも肌がふっくら、ぴちぴちしている、つまり「土台」が良い状態です。

そのためメイクは薄付きでも盛っでも、どちらでも大丈夫なのですが、30代ともなると、表面のメイクもさることながら素肌という「土台」をしっかりさせることが重要になってきます。

そのために、メイクの前にまず必要となるのはどんなことなのでしょうか。そしてメイクではどんなことがポイントになってくるのでしょうか。順番に見ていきましょう。

メイクの前に肌を整える

メイクよりも、実は重要!といえるかもしれません。やはり「土台」は大事です。ここは20代の頃より、力を入れていきましょう。

保湿はきちんと

年齢とともに肌の乾燥が進むことは否めません。普段の化粧水に加え、できればより保湿のために美容液をプラスしたいところです。それが難しいという場合は、化粧水を重ねづけすると効果的です。

  • いっぺんに大量をバシャッとつけるのはやめる。
  • 手のひらに500円玉ほどの量を取り、顔に馴染ませる。
  • 同じことを数回繰り返す。
  • 入浴後はもちろん、就寝前に、もう1度だけつける。

何度も重ね付けしたほうが、肌に水分が吸収されやすいのです。手に余った化粧水は、もちろん首や腕にも伸ばしましょう。就寝前にもう1度というのがポイントです。

ほうれい線や目の周りを意識する

化粧水、できれば美容液は、額、目尻、ほうれい線を意識して、深く浸透するように付けましょう。ごしごしこすりつけるのではなく、優しく包み込むように何度も。これも入浴後と、寝る前の2度するといいですよ。

表情に気を付ける

普段、鏡を見るときは、どうしても意識して表情を作っています。意識していないとき自分がどんな顔をしているか気づくためには、部屋のあちこちに鏡を置いておくといいですね。何気ないときに、自分が映ってドキッとすると同時に、どんな顔をしていたかがわかります。考え事をしていると眉間にしわが寄っているかもしれません。

鏡を見て、怒った表情をしたり、悲しい顔をしたりしてみて、顔のどこにしわが寄るのか観察してみましょう。大抵の人は眉間にしわが寄ってしまうので、そうならないような怒った顔を練習しておくといいですよ。怒ったときでも気持ちを冷静に保てるという効果もあります。

しわが寄る部位がわかったら、そこには、より優しく化粧水や美容液を塗りましょう。

規則正しい食事と睡眠をとる

言わずもがなですが、美容のためにも健康のためにも年齢問わず、食生活にも睡眠にも気を付けたいですね。お肌の調子に直結するため、あなどれません。メイクに時間をかけるより、大切なことといえるでしょう。

若づくりメイクより、30代にふさわしいメイクを

無理に20代に見せようと、若作りメイクをするのは無理があります。30代にふさわしいメイクについて考えてみましょう。

自分の肌色を知る

「肌色」とひとくちに言っても、人によって肌色のタイプはさまざまです。とても極端な言い方ですが、一般的によく使われる言葉としていうと、色白、色黒といった肌色のタイプがあります。色白の人は通常、ほのかなピンクベースのメイクが似合いますが、同じようなメイクを色黒の人がしてもあまり似合わず、逆に色黒の人の肌色の良さを隠してしまうことになます。

ですから、自分の肌色はどんなタイプか、をまず知ることが大事です。自分で色黒だと思っていても、それは思い込みで、他人から見ると色白の部類に入ることもあります。

今の時代、インターネットでパーソナルカラーを診断することも可能です。パーソナルカラーとは自分に似合う色のことで、それをネットで簡単に診断することができるのです。

パーソナルカラーの世界では、似合う色を「スプリング」「サマー」「オータム」「ウインター」と大まかに4つのタイプに分けることが多いですが、もっと簡単に「ブルーベース」か「イエローベース」かという言葉で、肌の色をタイプ分けすることもできます。パーソナルカラー診断をすることを仕事として行っている人もいますので、料金はかかりますが、一度会って診断してもらうのもおすすめです。目からウロコの話が聞けるかもしれません。

肌の色はどのタイプが良い、というものではなく、自分がどのタイプかを知ることで、メイクはもちろん、ファッションもアクセサリーも選びやすくなります。

盛りすぎない、ナチュラルメイクを心がける

20代のときのように、かわいらしい盛ったメイクでは、30代の大人の女性というイメージは得られません。

30代になると、自分のよく知っている近しい友人だけではなく、会社や、結婚した人は夫がらみの付き合いや親せき付き合いなど、自分が知らなかった人、年配の方とのお付き合いも増えてきます。つまり社会との接点が20代の頃より増えてくるわけです。そのつどメイクを頑張っていては、付け焼刃のごとく、ボロボロとはがれてきやすくなりますね。

人と会う機会が増え、素の自分を出すことが増え、それに合わせてメイクも、飾り立てるより、中身がそのまま表れたような自然なメイクが自分でもしやすく、かつ世間からも求められる年代になってくる、ということです。

社会的なことだけでなく、身体の面でも変わってきます。
30代になると、20代に比べて、皮脂の分泌も少なくなり、お肌は乾燥しがちになります。仕事や家事、子育てで忙しくて十分なお手入れができないときもあり、きちんと保湿されていない肌に、盛ったメイクでは肌も負担になってしまいます。

以上、2つの意味で、盛らない、ナチュラルメイクが自分にとっても負担なく、社会的にも自然になじむというのが30代です。

TPOに合わせたメイクをする

30代は、大人の女性としてファッションだけでなく、メイクもTPOをわきまえることが必要です。ちゃんとできる人は、周囲からも一目置かれること間違いなしです。

華やかなシーンでは華やかメイクもOK

20代の頃のようにメイクを盛りすぎない、といっても、たまには力を入れて、デートや女友達とのお出かけ、いつもと違う非日常的な出会いなどを楽しみたいですよね。それはそれで、シチュエーションに合った、ちょっと頑張ったメイクを楽しみましょう。ふさふさした長いまつ毛、くっきり入ったアイライン、真っ赤な口紅にサングラス・・・20代の頃とは違った大人っぽさが演出されるはずです。

華やかメイクだけでなく控えめメイクも覚える

30代になると、友人の結婚式やデートなど自分も相手も華やかなシーンばかりでなく、結婚に続く出産のお祝いで赤ちゃんに会いに行ったりすることも出てきます。赤ちゃんを抱っこさせてもらうこともあるかもしれません。濃いメイクを避けることも覚えましょう。

また、おめでたいことばかりでなく、30代ともなると、お見舞いやお葬式に行くことも徐々に増えてきます。メイクは控えるといっても、冠婚葬祭の場で大人の女性のノーメークはかえって失礼になることもあるので、薄いメイクを心がけます。

  • マスカラはやめる
  • アイラインはやめるか、できるだけ細く、目尻もはみださないように
  • チークはやめるか、かなり薄くする
  • 口紅は、くっきりした赤やオレンジではなく、ベージュ系や薄いピンクにする

以上のことに気を付けましょう。
お葬式では故人に思いをはせ、あなたも泣くことがあるかもしれません。マスカラがいくらウォータープルーフといっても、ハンカチで何度もこすったりしては崩れる心配があります。周囲の人に「化粧が落ちてる・・・」「みっともない」と余計なことを思わせないためにも、控えめメイクで行きましょう。

30代メイクのテクニックを知る

それでは、具体的にメイクの方法について見ていきましょう。ナチュラルであること、ほどほどに「ぬけ感」があることが重要になります。ファッションでも、全身びしっとキメた感じより、ナチュラルなイメージだったり、「ぬけ感」を作ったりしたほうが好感があり、上級者といえますね。メイクも同じです。大人の自然体のイメージでいきましょう。

ファンデーションは肌の色に合ったもので厚塗りしない

ファンデーションを買うときは、自分の思い込みで判断せず、売り場でプロの販売員に尋ねて見てもらうことも1つの手です。一般的にファンデーションの色合いは「オークル」「ピンク」「ベージュ」などに分かれています。どれが合っているのかは、実際に塗ってみて体験してみて、プロである第三者の意見も聞きつつ、鏡で確認するのが一番良い方法です。面倒だし時間がない・・・と思いがちですが、一度肌色のタイプがわかれば、その後、詰め替え用を買うたびに悩むことがなくなります。

下地も、ピンクベース、イエローベース、オークルベース、グリーンベースなどがあります。同様に、試し塗りをして選びましょう。

ファンデーションは、中央から顔の端に向けてぼかすようにすると、自然な感じに仕上がります。中央部は明るめの色、端のほうはそれよりも明るさを抑えた色と2色づかいも上級テクニックです。

眉は自然に

眉の描き方は、これまで時代によって、流行が変わりました。そのときのはやりをとらえつつも、やはり基本は「ナチュラル」です。しっかり太め、作られたように細めの眉は、避けましょう。

  • ほどほどの太さでなだらかに描く。
  • アイブロウで描いた後、ブラシでぼかして自然さを出す。
  • 色は髪の色より、少し明るめを心がける。

(髪の色が黒ならグレーやこげ茶、髪の色が茶色なら明るいブラウン、という感じ)

  • 長さは、心持ち長めにすれば落ち着いた雰囲気に、短めにすると若々しい印象。

アイメイクは、引き算も覚える

結婚式やパーティーなど華やかなシーンでは、アイメイクもばっちり、「目ヂカラ」を演出しましょう。けれど、30代ともなれば、そんな、ばっちりしたメイクから、ある程度「引き算」したメイクができるようになることも必要です。

アイシャドーは1色にして、薄くまぶた全体に塗ってみましょう。

アイラインは細く、色もブラック一辺倒ではなく、グレーやパープルが混じった色を細く塗ると、都会的な、いい感じに仕上がります。もしラインが太くなりすぎてしまっても、ブラックみたいに悪目立ちしません。

チークや口紅は流行を追わない

30代では、そろそろ自分に合った色を決めましょう。肌にそれぞれ色があるように、頬やくちびるにも人それぞれの色があります。特にくちびるは形も違うし、しわの入り方も違います。流行の口紅があなたに似合うとは限りません。チークも口紅も、試供品で試してから購入しましょう。

チークは自然に、薄く、ふんわりと。たまには、なしで、よりナチュラルな感じを楽しみましょう。

口紅は、あまり輪郭をしっかり描きすぎると、やぼったくなります。上下のくちびるを軽く噛み合わせて少し、ぼかしましょう。グロスを使うと、みずみずしくツヤも出ます。30代では、色よりツヤで勝負したいですね。

20代から素敵なメイクの30代、そして40代へ!

20代でのかわいいだけのメイク、盛ったメイクを卒業し、30代できちんとした大人のメイクを身につければ、40代でさらにスキルアップするでしょう。

30代のメイクはさらに50代、60代へと続きます。気づくのが遅いと、手遅れということになり、メイクを頑張るイタイ人・・・になってしまうかも。30代のうちに、年齢相応のメイクの仕方を身につけましょう。

年齢を重ねると、「メイクを落とした顔なんて見せられない!」という人が増えてきます。でも何だか、そういうのも悲しいですよね。素顔も自信たっぷり、とまでいかなくても、「眉がないぐらいで、そんなに変わらないわね」という程度にしておきたいもの。30代のうちにそのように肌を整えるよう心がけたいものです。

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