メイクブラシを長く愛用するために!正しいお手入れの方法とは
日頃のメイクの時に欠かさず使用するメイクブラシですが、清潔に保てていますか?購入してから一度も洗ったことがない人もいるはず。
汚れたまま使っていると、ニキビや肌荒れなど様々な肌トラブルを引き起こす場合もあります。
キレイな肌を保つためにも正しいお手入れのやり方を知ってくださいね。
そもそもメイクブラシって汚れてるの?
メイクブラシは直接肌に触れており、皮脂や汗などが付着してしまいます。さらに化粧品に含まれるコスメの成分や油分などもブラシの中に入り込みます。その汚れをそのまま放置してしまうと、雑菌が繁殖する可能性があります。
清潔に保たなかったら、どうなるの?
汚れたままメイクブラシを使用することは、デメリットが多く美肌を作る事が出来ません。
- ニキビや肌荒れなどの肌トラブル
- メイクの仕上がりが悪くなる
メイクブラシを清潔に保つことは肌トラブルを予防するだけでなく、メイクの仕上がりにも影響を与えます。
メイクブラシの正しい洗い方
メイクブラシを洗うためには中性洗剤が必要になります。
- 専用のブラシクリーナー
- おしゃれ着洗い用の洗剤
- 食器洗い用の洗剤
などの多くが中性洗剤です。ラベルに「中性洗剤」と表記があるか使用する前に確認してくださいね。直接肌に使うものなので食器洗い用の洗剤の使用は注意が必要になります。
ブラシを長持ちさせるためには、メイクブラシに負担がかかりにくい専用のクリーナーを使用するのがおすすめです。専用のクリーナーはメイクブラシを洗うために開発されているため、メイクブラシを痛めることなく、心地よい肌触りを保つことができます。
メイクブラシを洗うための準備
中性洗剤をぬるま湯に数滴垂らし、薄く溶かします。これがメイクブラシを洗うための洗剤になるので事前に準備しましょう。中性洗剤の原液をそのまま使用すると、メイクブラシを痛めてしまうため、必ずぬるま湯で薄めてください。
また冷たい水ではなかなか汚れが落ちません。お湯では、メイクブラシを痛める可能性があります。そのため人肌程度のぬるま湯で溶かすように心がけてくださいね。
メイクブラシを洗うやり方
- 洗う前にブラシなどを使用し、メイクブラシを優しく梳かします。
- メイクブラシの根本まで準備しておいた液に浸けます。
- 金属の部分には洗剤がつかないように、軽く振り洗いをします。
- ぬるま湯で丁寧にすすぎます。
- 筆先を指先で軽く絞ります。
- 乾いたタオルで毛先を挟み、しっかり水分を拭き取ります。
- 毛先を整え日陰で、ブラシの中まで乾かします。
メイクブラシを梳かす時には根本から勢いよく梳かすと、メイクブラシを痛めてしまうため、必ず優しく梳かすようにしてください。
また乾かすときには毛先に何も当たらないように、持ち手の部分にタオルを敷き、毛先を浮かすようにしてください。クセがつく、広がるなどを防ぐことができます。さらに乾かしやすくなるメリットもありますよ。
よく早く乾かしたいからといって、ドライヤーを使用する人がいます。ドライヤーや直射日光などはメイクブラシを劣化させるリスクがあります。メイクブラシを長持ちさせるために行わないようにしてください。
メイクブラシを洗う頻度
洗いすぎはメイクブラシの劣化を早めてしまいます。反対に洗わないと不潔になってしまうため、洗う頻度は負担のかからない程度の回数が望ましいです。そのため洗う頻度はメイクブラシの種類によって異なります。
・チークブラシやアイシャドウブラシ
1週間に1回程度洗います。
・ファンデーションブラシやリップブラシ
人工毛であれば毎日洗います。特にリップは敏感な口周辺に触れるため、出来るだけ頻回に洗うようにしてください。
日頃できるメイクブラシのお手入れ方法
どんなに丁寧に洗っても、洗うこと自体メイクブラシにとっては負担になります。また大切に使用しても消耗品のため、劣化するのは避けることができません。洗う回数を減らすためにも日々のお手入れを行うようにしてくださいね。
1.ティッシュで拭く
使用する度にティッシュで優しく拭く習慣をつけてください。ティッシュの上にメイクブラシをすべらせるようにするだけで、ある程度の汚れは落ちますよ。
そうすることで、パウダーが混ぜるのを防ぐメリットもあります。
2.ブラシで梳かす
ブラシで優しくメイクブラシを梳かします。勢いよく一気に梳かすとメイクブラシを痛めることがあるため、ゆっくりと丁寧に行うようにしてください。
3.清潔な状態を保つために専用のケースで保管する
メイクポーチは意外に汚れています。そのため、そのままメイクブラシを収納してしまうと、どんなにキレイに洗ってもバイ菌が繁殖しやすい状態になります。専用のケースに入れ、直接メイクポーチに触れないように心がけましょう。
日々のお手入れを行うことで、新品のような状態に戻ることもあります。メイクブラシを痛めないように優しく扱ってくださいね。
メイクブラシにとってNG行動とは?
せっかくお手入れをしても、間違ったケアでメイクブラシにダメージを与える場合もあります。
1.つけ置き洗い
汚れがしっかり落ちそうだからと言って、つけ置きをする人がいます。メイクブラシの場合、接着剤で筆の毛先をとめ、その部分を金属で固定しています。この金属部分が水に濡れてしまうと、接着成分が溶けてしまい、毛が抜けやすくなります。
そのため金属部分を濡らさないように丁寧に洗うように心がけましょう。
2.直射日光に当てる
乾かす際に直射日光やドライヤーを使用すると、必要以上に乾燥してしまい毛先がカサカサ状態になります。せっかくの滑らかな感触がなくなる可能性があります。
必ず日陰で乾かすようにしてください。
3.乾いていないまま使う
毛先までしっかり乾かさないで使ってしまうと、洗う前以上にバイ菌が繁殖しやすくなります。肌トラブルの原因になるため、しっかり中まで乾かすように注意してください。
メイクブラシの買い替え時期は?
どんなにいいメイクブラシでも劣化はしてしまいます。使い方にもよりますが、おおよそ3年程度と言われています。
*買い替えるタイミングを判断する基準
- ブラシの毛先が広がっている
- すり減った状態になっている
などの状態のときです。
痛んだままのメイクブラシを使用すると、メイクムラがあり仕上がりが悪くなります。
メイクの出来栄えもアップ!
メイクブラシの手入れは、そんなに難しくありません。最初は面倒くさいって感じるかもしれませんが、習慣になってしまえば楽ちんですよ。
ただせっかく洗うのであれば、丁寧に乾かすことだけは忘れずに行ってくださいね。日々のお手入れを行いながら、愛用のメイクブラシを長持ちさせましょう。
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