急激なサイズ変化で肉割れ線ができる!消えないので予防が大切


久しぶりに全身を鏡で見たら、いろいろなところに肉割れ線ができていた!ということはよくある話。いつの間にかできてしまっている肉割れ線は、あまり見た目が良くありませんよね。

それにしても、肉割れ線はどうしてできてしまうのでしょうか。肉割れ線ができてしまう原因や解決方法に迫ってみました。

肉割れ線について知ろう

まずは肉割れ線とは何?ということについて説明していきます。

肉割れ線ができるメカニズム

皮膚は表皮と真皮、皮下組織が重なり合ってできています。その中の表皮は伸縮性に優れているものの、その下にある真皮は伸縮性に乏しい部分。

そのため体のサイズが急激に変化すると、伸縮性が乏しい真皮にあるコラーゲン繊維は体の大きさが変化するスピードに追いつけず、裂けてしまいます。この裂けてしまった部分が、肌の上からだとまるでひび割れのような模様に見えるのです。

これがいわゆる「肉割れ線」ができるメカニズムです。

肉割れ線ができやすい部位

体の中でも肉割れ線ができやすい部位がいくつかあります。

  • お腹
  • ふくらはぎ
  • 太もも
  • 膝の裏
  • お尻
  • 腰のまわり
  • 背中

肉割れ線が気になっている人は、上記のようなところに発生していませんか?

肉割れ線ができる原因

肉割れ線ができる大きな原因としては「体型の急激な変化」が挙げられます。体型はさまざまな原因で変化します。

肥満によるもの

急激に太ることで肉割れ線ができるケースが特に多いと言えるでしょう。
緩やかに太っていった場合はそこまでひどく肉割れ線ができるわけではありませんが、何らかの要因により急に体重が増加し、太ってしまった場合には体が大きくなるのに皮膚がついていけなくなってしまいます。
そうなると皮膚の伸縮が限界に達してしまって肉割れが起こります。

また、ぽっちゃり体型の人が急激に太るよりも、スリムな人が急激に太ったケースの方が肉割れ線ができやすいと言われています。これは、体の中に蓄積されている脂肪に対して皮膚がついていけなくなってしまうため。
そのため肉割れ線がたくさんできてしまうのです。

急に痩せたことによるもの

太るだけではなく、痩せたときにも肉割れ線ができる可能性もあります。
急激に痩せたときにはやはり急な体型の変化に皮膚がついていくことができません。この場合は、体が小さくなるスピードに皮膚が対応できなかったと言うことになります。

せっかく頑張って体重を減らしたのに、肉割れ線ができてしまうなんて、損した気分になりますよね。

成長に伴ってできる肉割れ線

急激な体型の変化は、子どもの成長に伴って起こることもあります。特に、一気に背が伸びる成長期の子どもの体で肉割れが発生するケースもあると言われています。これも背が伸びるスピードに皮膚がついていけないから。

肉割れ線は女性特有のものと思っている人もいますが、性別特有のものではありません。成長期の男子に肉割れ線ができてしまう可能性も十分にありえます。

筋肉の発達によりできる肉割れ線

脂肪だけではなく、筋肉の発達も肉割れ線の原因になりえます。特に男性に見られるケースですが、思春期を迎えると男性らしい体型になっていき、筋肉が発達していきますよね。

筋肉の発達が急激に起こると、皮膚がついていけない場合があるようです、また、部活動などで筋肉を強化していく段階で、筋肉のつくスピードに皮膚の伸縮が追いつかず、肉割れ線ができてしまうことも。

血行不良によりできる肉割れ線

体型の変化以外にも、血行の悪さも肉割れ線ができてしまう原因。血液がうまく循環しないと、皮膚に必要な栄養が充分届けられないためです。

それと同時に、体内の老廃物が排出できずに溜まってしまった場合は皮膚が硬くなり伸縮性も下がることに。このようにして硬くなった皮膚は、少しの体型変化にもついていけないため、より肉割れ線を発生させやすい状態になってしまいます。

できてしまった肉割れ線は、消せるの?

いつの間にかできてしまった肉割れ線、自分で消すことはできるのでしょうか。

肉割れ線は、消すことができません

例えば急激に太ってしまい肉割れ線ができてしまった後にダイエットをして体型を戻したけれど、肉割れ線は残ってしまった…と言うのはよく聞く話。

肉割れ線は、一度できてしまうと自分で消すことはできないと考えておいたほうが良いでしょう。真皮層が裂けてしまっている状態なので、いくらクリームを塗ったりしても修復ができないのです。

長期的に見れば、目立ちにくくできることも

ただし、マッサージなどにより血行をアップさせて新陳代謝を良い状態にできれば、肉割れ線を薄く目立たなくすることはできるかもしれませんが、期待しすぎは良くありません。というのも、「薄くなったかな?」と感じられるまでには相当な時間が必要になってくるからです。

やはり肉割れ線に関しては、予防ためのケアが大切と言わざるを得ません。

肉割れ線は、予防することが大切!

では、肉割れの予防方法について見ていきましょう。主に下記に挙げる2点が大事になってきます。

体型を維持する

肉割れ線の予防方法として、最も取り入れたいのは「体型の維持」。肉割れ線ができる最も大きな原因は、急激な体型の変化なので、体型が変わらなければ肉割れ線はできないということになりますよね。

例えば太りやすい人であれば、適度な運動を継続したり、食事を定期的に見直してみるなどして、急に太らないように気をつけましょう。

また、急激なダイエットもNG。短期間でのダイエットは、肉割れ線ができるだけではなく体のさまざまな部分に変調をきたす原因になってしまうことも多いので、ダイエットを行う場合は緩やかに行ってくださいね。

肌が柔らかい状態に保つ

肉割れが起こりにくい肌の状態を保つことも大切。保湿に気をつけて、肌が柔らかい状態をキープしましょう。お風呂上がりなどにクリームを塗るのが手軽な方法と言えます。

乾燥肌も肌が硬くなってしまう原因になるので、冬など乾燥しやすい季節は、いつにも増して肌の保湿ケアに気を配ってあげることが大切です。

皮膚科や美容皮膚科に行くのは効果あり?

一度できてしまった肉割れを自分で消すことは難しいのですが、医療機関の力を借りれば目立たないレベルにすることは可能です。下記のような治療が行われます。

レーザー治療

レーザーの熱を当て、真皮層に直接働きかけるのがレーザー治療。

真皮層にあるコラーゲンの生成を活性化させて肌が自分の力で再生するよう促していくものです。真皮が回復することにより、肉割れ線も薄くなっていきます。

炭酸ガスによる治療

極細の注射針を用い、皮下組織に治療用の炭酸ガスを注入する治療法。

真皮の血流が改善して、注入した部分の皮膚の代謝がアップします。さらに、炭酸ガスを注入した際に一時的に皮膚にダメージを与えることでコラーゲンの産出が促進されて皮膚の再生能力が高まるため、肉割れ線が徐々に薄くなることが期待できます。

海外では、肉割れ線をカラフルに彩るアートが話題

ここまで肉割れ線の改善方法や予防法を紹介してきましたが、近年は「肉割れ線を恥ずかしがったり隠したりする必要はない」と言う論調が海外で強まってきています。

中でも、スペインのアーティストであるシンタ・トルト・カルトロという女性が、肉割れ線を題材にしたアート作品を発表しました。モデル女性の太ももやお腹にできた肉割れ線を、色とりどりの絵の具を使って美しく彩ったもの。このアート作品が発表されることで、「肉割れ線はありのままの美しさを讃えるもの」として話題となっています。

肉割れ線を予防するのに越したことはありませんが、できてしまったときにあまり気に病んでしまうのも考えもの。このように美しさを表すものとする人もいると考えると、少し気が楽になるのではないでしょうか。

肉割れ線は、とにかく「予防」が大切です

いつの間にかできている肉割れ線についてご紹介してきました。発生させないようにするには、とにかく予防することが大切。急激な体型変化が起きなければ肉割れが起きてしまうこともありません。急激な体型変化は体調にも良くありませんので、日々気をつけていきましょう。

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