保湿クリームは使い分けがおすすめ!効果的な使い方と選び方

肌が荒れているときはシンプルに保湿クリームのみでケアする方もいらっしゃるかと思います。もしくは保湿力を高めるために乳液をクリームに変えることもありますよね。

さらに、体の保湿といえば、やっぱりボディクリームです。ここぞというときに頼りたくなる保湿クリームですが、正しく理解して使うことでさらに潤った肌を目指せます。

季節の変わり目で、肌荒れや乾燥が気になるようになり、特に春は花粉や紫外線など肌が刺激を受けやすくなっています。

肌を優しくしっかりケアしたい季節の今こそ保湿クリームで是非綺麗なお肌を保ちましょう!

保湿クリームの1番の目的は水分を逃さないこと

保湿クリームの役割はずばり、肌の水分の蒸発を防ぐことです。

クリームを肌に塗ることで、人工的な油分の膜を肌に作り、肌から水分が逃げないようにします。
エモリエント効果と呼ばれているものです。

肌に柔軟性を持たせるのもクリームの役割

肌の水分が蒸発を防ぐ効果により、しっとり柔らかな肌を作るのも保湿クリームの役割です。

もし、肌がごわついているような感覚があったら、スキンケアの最後にクリームを使用してみると良いです。

乳液やジェルなどよりも乾燥からお肌を守る力に優れているため、ごわつきの改善にも繋がります。

保湿クリームは美容液の代わりにもなれる

美容成分が配合された保湿クリームなら、美容液の代用にもなるので、スキンケアのステップをひとつ省くこともできます。

自分がどういった美容効果を求めているのかを見極め、保湿クリームを選ぶのも一つの手です。

  • エイジングケア→ローヤルゼリー、レチノール、コエンザイムQ10 など
  • 高い保湿力→セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン など
  • 美白→ビタミンC誘導体、アルブチン、m-トラネキサム酸 など

ただし、美容成分がきちんと配合されているかがカギになりますので、すべての保湿クリームが美容液の代わりにもなるとは言いきれません。

マッサージの潤滑剤として

伸びのよい保湿クリームであれば、マッサージの際の潤滑剤にもなります。

ただし、硬いテクスチャーのものだと、肌に強い摩擦を与えかねないので注意してください。

乳液との違いは油分の多さ

スキンケアの最後に使うアイテムには、保湿クリームの他に乳液がありますね。乳液と保湿クリームの違いは「油分の多さ」です。

油分が水分に蓋をする役目があるので、油分が多く含まれる保湿クリームの方が水分を逃がさない力は高いと言えます。

乳液はクリームに比べてサラッとしていて、べたつきにくかったり、伸びが良かったりと使い心地はこちらの方が良いと感じる方も多いと思いますが、保湿してもすぐに日中乾燥してしまう、潤いが続いていない気がする…という方は、もしかしたら乳液の油分では足りていない証拠かもしれません。

乳液とクリームを同時に使う必要はありません

「朝は乳液、夜はクリーム」、「夏は乳液、夜はクリーム」という場合など、季節やタイミングで乳液とクリームを使い分けるのは問題ありませんが、二つを同時に使う必要はありません。

乳液もクリームもどちらも役割は同じです。
もし、保湿力をさらにプラスしたい場合は、美容液やパックで補う方が効果的です。

保湿クリームに入ってて嬉しい成分はワックス成分とオイル

要するに「水分を逃がさない力」が強い保湿クリームが良いというわけなのですが、それを見極めるためには、成分をチェックすることです。

ワックス成分で最強なのは「ワセリン」

保湿クリームの1番の目的である「肌の水分を逃さない」という点で優れている成分の中でも、いわゆる「ワックス成分」とも言われているものは、水分や美容成分を肌に届ける力や浸透する力はないにしろ、蓋をする力にはとても優れています。

代表的なワックス成分は以下の通りです。

  • ワセリン…ワックスではないが、水分を逃さない力はかなり高い
  • ミツロウ
  • ラノリン

肌馴染みの良いオイルも配合されていること

ワックス成分と同様にエモリエント効果がありつつ、肌馴染みの良いのはオイル成分です。

エモリエント効果が高いオイルには以下のようなものがあります。

  • スクワラン
  • シア脂
  • ホホバオイル

これらも水分を逃さない力に優れていますが、ワセリンなどのワックス成分には劣りますので、とにかく水分・美容成分を逃したくない方はワックス成分がきちんと配合されているクリームを使うのがおすすめです。

顔と体でクリームは使い分けるのがおすすめ

顔と体、もっと言えば部位ごとに皮膚の性質は異なります。

顔は体よりも皮膚が薄く、刺激を受けやすいですし、脚や腕などは皮脂腺が少ないため乾燥しやすいです。

なので、せめて顏と体で使用する保湿クリームは分けるようにしましょう。

体用の保湿クリームは顔には使わない

「お顔にもご使用できます」などの表記があれば構いませんが、基本的に体用クリームを顏に使用することは控えましょう。

体用の保湿クリームには顔には刺激が強い成分が使われていることがあります

代表的なものでいうと、「尿素」はそうです。
尿素には皮膚を柔らかくする効果があり、膝や踵など、皮膚の熱い部分には重宝しますが、これを顔に塗ってしまうと皮膚が炎症を起こしてしまう可能性があります。

顔用のクリームだと、体には物足りない

逆に顔用のものを体に使っても、今度は効果を感じにくい場合があります。

クリームに限ったことではないのですが、顔を含め全身の部位によって化粧品の吸収率が異なるからです。
部位によって10倍以上も変わってきます。例えば顏は二の腕の内側の6倍の吸収率があるのに対し、踵は0.14倍しかありません。

体用の方が成分が高配合

全てのボディークリームがそうとは言い切れませんが、吸収率を含め、皮膚の特徴の違いから、顔用よりも体用の方が保湿成分・美容成分が高配合されています。

これも顔には刺激が強かったり、テクスチャーが顔向きではない理由の1つです。

体用の保湿クリームを買うなら尿素配合がおすすめ

先ほど少しお話ししましたが、尿素には皮膚を柔らかくしてくれる効果があります。

皮膚が柔らかくなると保湿成分・美容成分の浸透も良くなります。

尿素配合のクリームは皮膚を柔らかくしながら、保湿もしてくれる優れたアイテムです。

体用こそ使い心地にこだわって

体に保湿クリームを塗るのはお風呂上りという方が多いかと思いますが、気になるのはそのあと洋服を着たときにべたつかないかということですよね。

乳液のように伸びの良いクリームを使うか、洗い流すタイプの保湿クリームを使うとそういった心配もありませんので、使い続けやすいです。

「ワセリン」「ニベアクリーム」、どっちがいいの?

保湿クリームとして「ワセリン」と「ニベアクリーム」がとても有名ですよね。
この2つはどちらも「水分の蒸発を防ぐ」という点では共通しており、保湿することに特化したアイテムですが、異なる点もあります。

ワセリンはシンプルケアに最適

ワセリンには余計な保湿成分・美容成分などは配合されておらず、水分と油分を混ぜ合わせるための界面活性剤も入っていません。

その代わり特別な美容効果もありませんので、シミやシワの改善に劇的な効果はないかもしれません。

しかし水分を逃さない力は絶大です。
また余計なものが含まれていないので、肌を傷つける心配がなく、肌が敏感な時のスキンケアにも使いやすいです。

ニベアクリームには「ワセリン」が含まれている

ニベアクリームはいくつもの成分で出来ているのですが、水、ミネラルオイルに続きワセリンが3番目に多く含まれています。

その他、スクワランやホホバオイルなどのエモリエント効果の高い成分や、グリセリンなどの保湿成分や、水分も含まれています。

また、界面活性剤やパラベンも含まれますので、苦手な方・抵抗のある方は要注意です。

単体で使うならニベアクリーム

1つのアイテムだけで保湿するのであれば、水分や他の保湿成分が含まれているニベアクリームが良いです。

ワセリンには水分は含まれないので、お肌に水分を与えることはできません。

ただし肌がものすごく敏感で肌荒れが気になるときや、化粧水・美容液もピリピリしてしまうときは、応急処置でワセリンだけを塗っておくのも1つの方法です。

しかし、そういう時は皮膚科に相談するのが1番なので専門医に看てもらいましょう。

化粧水だけでは保湿はできない

ワセリンか、ニベアクリームかだけの場合だけでなく、化粧水だけかクリームだけかで保湿する場合も、やはり選ぶべきは「クリーム」です。

クリームだけでは、水分を補う力に欠けてしまうかもしれませんが、クリームには多少の水分が含まれていること、肌に元々残っている水分の蒸発を防ぐことが出来ます。

化粧水だけでは水分が補えても結局蒸発してしまいます。

保湿クリームにどこまでの機能を求めるかが選ぶコツ

保湿クリームについて色々と書いてきましたが、クリームはベタベタしがちだし、嫌いな方もいらっしゃるかと思いますが、含まれる保湿成分・美容成分のお肌への浸透力と、水分に蓋をする力が高いものを使用すればそれだけ高い保湿効果を発揮してくれます。

皆様の、季節の変わり目に負けない肌作りに、今回の記事がお役に立てましたら幸いです!

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