保湿には化粧水が必須!日本人の肌質に合う化粧水の選び方

肌を保湿するのに化粧水は必要ない、という美容法があります。化粧水を使うと肌が逆に乾燥してしまうので、化粧水は必要ない、というものです。

本当に肌の保湿に、化粧水は必要ないのでしょうか?化粧水を使用しないスキンケアに興味がある方は、少し注意してください。

保湿のための化粧水を使用しないスキンケアは、欧米で主流です。日本人が同じようにスキンケアをしても、欧米人のようにはいかないことがあります。

日本人にはなぜ化粧水が必要なのでしょうか?欧米人の肌質と、日本人の肌質から、保湿のため化粧水の役割をご紹介します。

保湿化粧水を使わない 欧米人の肌の特徴とは?

化粧水を使用しないスキンケアは、欧米では一般的です。たしかに海外の化粧品には、保湿のための化粧水が、スキンケアラインにないこともありますよね。

欧米では、拭き取り化粧水が主流で、汚れをとったり古い角質をとったりする目的で使用されます。

このスキンケアは、欧米人の肌には理にかなっている方法です。欧米人の角質層は、日本人にくらべて平均して厚い、というデータがあります。角質層が厚いので、水分を保持する力が強く、毎日の拭き取りにも耐えられます。

また環境も影響しています。欧米の水は、ミネラル豊富な硬水で、肌につけると乾燥します。その様な理由から、水をさける油分中心の美容法が、主流になりました。

欧米では、水を使うと肌を乾燥させてしまうので、代わりに拭き取りで汚れを落とすのです。

また日照時間も関係しています。欧米は日照時間が短いので、メラニンができにくい環境です。そのため油分の多いスキンケアでも、肌のトーンを明るく保ちやすく、くすみも目立ちにくいのです。

保湿化粧水が必要な理由 日本人の肌の特徴とは?

一方日本人の角質層の厚さは、欧米人の3/2の厚さしかありません。角質層が薄いので、放っておくと、どんどん水分が抜けて乾燥してしまいます。

また気候も欧米より高温多湿なので、日本人は皮脂腺が発達していて、皮脂の分泌が多い人種です。皮脂の分泌が活発で、老廃物が肌に付着しやすいので、拭き取り化粧水だけでは、くすみや毛穴が目立ってきます。

また日本人の肌色は、もともと黄色よりですので、油分の多いクリームを長期間使ううちに、黄ぐすみになることがあります。

この様に日本人の肌は、角質層が薄いために水分が逃げやすく、高温多湿で皮脂の分泌が活発なのです。その特徴から、洗う・潤す・蓋をする、という3ステップは、日本人の肌質にとてもあったスキンケアだといえます。

保湿のポイント 化粧水のあとには必ず乳液を

たしかに化粧水を塗るだけでは、角質層を水浸しにしているだけなので、そのあと水分が蒸発すると乾燥してしまいす。化粧水の後には、乳液やクリームなどの適度な油分で、蓋をする必要があります。

化粧水を使用せず、クリームや乳液だけのケアをしている方で、どうしても保湿が足りない、と感じる時は油分が足りていないのではありません。肌の水分が足りていないのです。

そんな時は化粧水をたしてあげれば、肌が潤うことを実感できます。

保湿だけじゃない!化粧水にしかない役割

乳液やクリームではできない、化粧水だけの大切な役割があります。それはブースターとしての役目です。ブースターとは次に使う化粧品の浸透を高める作用のことです。

化粧水を使うと、次の乳液や美容液の浸透を高めてくれます。栄養が豊富な美容液の成分を、肌にしっかり浸透させることは大切なことです。

他にも化粧水には、角質層の環境を整える効果があります。角質層の保水環境が整うと、肌のバリア機能を強化するのに必要な、CEというたんぱく質が成熟し、肌の潤いや柔軟性が保てます。

化粧水はただの水ではありません。肌のための特別な水なのです。

保湿力が高い化粧水を選ぶには?おすすめの成分はセラミド

保湿のための化粧水を選ぶときは、成分に注目して選んでください。保湿成分は数多くありますが、一番のおすすめは、セラミド配合の化粧水です。

保湿効果の高いセラミドの効果と、セラミド化粧水を選ぶ際のポイントをご紹介します。

セラミドとはどんな成分?

セラミドは保湿成分の中で、一番保湿する力が高い成分です。

角質層は、細胞間脂質というもので、隙間をうめるように満たされています。その細胞間脂質は肌の水分保持力の80%を占めていて、その細胞間脂質のうちの50%はセラミドでできています。

セラミドは、角質層のすき間を埋めるように、肌の水分を守ってくれているのです。

肌の保湿の大半をしめる重要な物質なので、保湿のための化粧水にはぜひセラミドが含まれている化粧水を選んでください。

セラミドの種類と保湿化粧水を選ぶポイント

セラミドには種類があります。とくに重要なセラミドの種類をご紹介します。

  • セラミド1(EOP)
  • 水分保持、バリア機能強化

  • セラミド2(NSもしくはNG)
  • 高い水分保持、人の肌に一番多い

  • セラミド3(NP)
  • 水分保持、シワの改善

  • セラミド6Ⅱ(AP)
  • 水分保持機能、ターンオーバーの促進、シワの改善
     

肌に一番多く含まれているのは、セラミド2で、特に保湿力が高いのは、セラミド1・セラミド2・セラミド3です。乾燥肌や敏感肌のかたはセラミド1・セラミド3・セラミド6が効果的です。

保湿のために化粧水を選ぶ場合は、セラミド1・セラミド2・セラミド3・セラミド6のいずれか、あるいは全部が入っているものを選びましょう。

セラミドは高価な成分です。「セラミド化粧水」とうたわれていても、安価なものはセラミド1やセラミド2ではなく、合成セラミドや、植物性セラミドなどの保湿力が低いセラミドの可能性があります。

化粧水の成分表をみて、セラミド1もしくはセラミドEOP、などと表示されているか確認してみて下さい。目安としては3000円以上の化粧水をに配合されていることが多いです。

もはや肌を保湿するだけではない!高機能な化粧水

化粧水は、日本では江戸時代から使用されていました。当時はヘチマ水が主流で、肌を潤す水として江戸時代の人に使用されていたそうです。

今や化粧水は保湿のために、肌に水分を与えるだけでのものではありません。肌を潤すだけではない、美容液なみの機能をもった高機能化粧水が販売されています。

コラーゲンを生み出す脂肪幹細胞を使った化粧水などがあります。これは再生医療の現場から生まれた、最新テクノロジーを搭載した化粧水です。

最近日本の化粧水が、世界で注目されているのをご存知でしょうか?FacebookなどのSNSで日本の化粧水が話題になっています。

海外の人は、日本の化粧水を使用して「まるで魔法のようだ」、と表現しています。

保湿のための化粧水は日本人の肌にぴったり

保湿のために化粧水は逆効果だ、化粧水は必要ない、という美容法もありますが、日本人には合わないことがあります。

日本人の肌質には、化粧水で保湿することが理にかなっています。化粧水には、化粧水だけの役割があります。水分で肌を保湿することも大切な役割の一つです。

保湿効果の高い化粧水を選ぶには、セラミドが配合されているものを選んでみて下さい。

化粧水の進化はすすんでいて、美容液なみに高機能な化粧水も販売されていますので、自分の肌のようすを見て、ぴったりの化粧水を見つけてみて下さい。

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