爪の色が茶色いのは何故?気になる症状は病院を受診しよう!


爪のおしゃれって楽しいですよね。ネイルアートで好きな模様を爪につけたり、マニュキアをして好きな色で爪を彩ったりと、たくさんの楽しみ方があります。

そんな爪は普段から目につきやすい体のパーツで、いつも見慣れているからこそちょっとした違和感や異変に気が付きやすい場所でもありますよね。

もしも、爪の色がいつもと違って違和感があり茶色くなっている時は何が原因になっているのでしょうか?

気になる爪の症状について探って行きましょう。

爪の色に違和感がある!?茶色い爪で考えられる原因とは?

目につきやすいからこそちょっとした違和感にも気が付きやすい爪の異変。

爪の色で健康状態が分かると言われることもあるので、爪の色も日常からチェックすることが大切です。

もしも、爪が茶色くなっていたら一体何が原因になっているのでしょうか?

健康的な爪は淡いピンク色

そもそも、健康的な爪の色というのは淡いピンク色をしています。

これは、爪の下にある毛細血管が透けて見えるためです。

皮膚の表側にある皮の部分が変化して固くなったものが爪ですが、爪は繊維状のタンパク質の一種であるケラチンから出来ています。

爪が伸びる速度は指の爪ならば1日平均わずか約0.1㎜、足の爪はそれよりも遅い速度で伸びると言われています。

気が付いたら爪に茶色い線が!これってどういうこと!?

気が付いたら爪に茶色い線が入っていたー

思わずギョッとしてしまいますが、この爪に茶色の線が出来る原因は、「爪甲色素線条(そうこうしきそせんじょう)」といい、加齢やホクロのような色素沈着的なものである場合があります。

病気かそうじゃないかの判断はとても難しい!

爪に出来た茶色い線が爪甲色素線状であった場合は一安心なのですが、病気であるのかそうでないのか?の判断は非常に難しいのです。

もしもその線がだんだんと太くなっていった、爪が全体的に黒ずんできたとなったら早めに専門機関での受診が必要になってきます。

爪にも出来ることがあるメラノーマって?

近年、メラノーマ(悪性黒色腫)が増加傾向にあります。

皮膚にできるガンの中でも代表的なものがメラノーマですが、メラノーマは爪にも発生します。

爪全体の色が黒から濁ったような黒色に変わり広がっていき、爪が変形(崩れる・1部分が盛り上がってデコボコになる)などの症状も現れることがあります。

腫瘍には悪性のものと良性の物がありますが、このメラノーマは悪性であることが高いのが特徴です。

早期に発見した場合でもガンが移転してしまう可能性もあるので、見つけ次第すぐに皮膚科に行き受診するように心がけましょう。

他にもある!爪が茶色くなる原因

爪が茶色く変色してしまう原因は、爪甲色素線条やメラノーマだけではありません。

他にどんな原因があるのでしょうか?探って行きましょう。

アジソン病

アジソン病は年齢や性別を問わずに発生する、副腎機能が低下することで起こる副腎ホルモンが足りなくなる病気です。

自己免疫反応、感染症、がん、その他の病気が原因で引き起こされることがあります。

アジソン病の症状は?

アジソン病の症状は、脱力感や疲れやすいなどの倦怠感、座ったり横になったりした体勢から立ち上がろうとするとめまいを起こすことがあります。

他の症状としては、皮膚が黒ずんで黒色の斑点が出来たり、色素沈着が過剰に起こります。一見日焼けのように見えたとしても、日に焼けていない箇所にも斑点が現れます。

黒い斑点は顔や額、肩に出現し、青みのある黒い斑点は唇や口、乳首や直腸、膣の周囲に現れます。

体重が減少する、食欲が無くなる、脱水症状が起きる、吐き気、嘔吐、筋肉痛、下痢をする、寒さに耐えられないなどの肉体的症状もあります。

病気が軽い場合は、ストレスを感じている間のみはっきりとした症状が現れる傾向が伺えます。

放っておくとどうなってしまうの?

アジソン病を治療せずに放っておくと、強力な脱力感や重い腹痛、腎不全、重い低血圧、副腎クリーゼと呼ばれるショックが起こります。

副腎クリーゼは、体がケガや事故、手術や重い感染症などでストレスを感じると発生して、僅かな時間のうちに死に至ってしまう事があります。

アジソン病は命にかかわる重大な病で、静脈内輸液とコルチステロイド剤での治療が必要です。

他人にも移してしまう恐れのある爪の病気とは?

爪が茶色くなる病気には、他の人に移してしまう恐れのあるものもあります。

早めに対策を取りましょう!

爪白癬(爪真菌症)

爪真菌症は約10%の人が罹患していると言われています。

足の爪に多く出現し、高齢の男性、末梢動脈疾患で足の血行に問題がある人、糖尿病を患っている、免疫機能が病気や薬剤などにより下がっている人、水虫、爪が変色や変形している人に多く見られます。

感染した人の体に触れたり、お風呂場など真菌が生息しやすい床面で感染することがあります。

再発率が高いのも特徴です。

どんな症状が現れる?

爪真菌症に罹患すると、爪の外観が異常になります。

痛みやかゆみはなく、爪の表面に下に白い鱗屑が少しずつ広がっていき、軽傷だと爪に黄色や白などのまだらが出現します。

症状が重くなると、爪がべっ甲色のような茶色っぽい色に変色し、爪が厚くなり変形してしまい、爪が剥がれ落ちてしまう事もあります。

治療法は?

爪真菌症の治療には内服薬のイトラコナゾールやテルビナフィンなどの抗真菌薬を長期間服用することになります。

薬を服用して3か月を経過した後でも爪に異常があるように見えることもあります。

予防法はあるの?

爪真菌症が再発するのを防ぐためには、爪を常時短く切りそろえておく、入浴の後は足や足の指を乾燥させた清潔な状態にしておくなどの工夫が大切です。

コットン100%などの吸収性に優れた靴下を履く、抗真菌薬が配合されている足用のパウダーを使ってサラサラに保つことも必要です。

古くなった靴下は真菌の胞子の温床になっている可能性があるので、なるべく履かないようにしましょう。

爪に異常を感じたらすぐに病院に行こう!

杞憂に終われば何も心配はいりませんが、命にかかわる重大な病気が爪の変色に潜んでいる場合もあります。

爪の色から健康が分かると言われるほど、たくさんの情報が現れる爪の色や形。

あれ?おかしいな?そう感じたらまずは気軽に症状について聞いてもらう程度の心持ちでも構わないので、病院に行くようにしましょう。

心配事は早めに対処するのが肝心。もしも病気だとしても早期発見・早期治療が可能です。

不安を感じているより、ちゃんと診断してもらうことで気持ち的にも楽になれますよ。

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