爪水虫の治し方。しっかり直してきれいな指先を取り戻そう!
足の爪にできる水虫「爪水虫」という病気をご存知ですか?
爪水虫になってしまうと、見た目が美しくなく、人前で足を出すのに、抵抗が出てきてしまいますよね。
ここでは、爪水虫の治し方と予防の仕方について、ご紹介いたします。
バレる前に!爪水虫の治し方
爪水虫になってしまったら、誰かに見られてしまうのも恥ずかしいですよね。
病院に行くのにも、勇気がいるかと思います。
ここでは、爪水虫になった場合、どのような治し方があるのか、事前に知っておきたい方にむけて、ご紹介します。
外用薬による治療
外用薬としては、爪水虫用の塗り薬があります。
爪水虫が生息する爪は、皮膚のようにやわらかくないため、水虫用の薬はほとんど効果がありません。
爪水虫専用の爪に浸透しやすいお薬が必要になります。
内服薬による治療
内服薬としては、半年以上飲み続ける「ラミソール」と、短期集中で飲んでいく「イトリゾール」という2種類があります。
内服薬は肝機能が悪い人は使用することができません。
また、薬の飲みあわせで影響が出るので、服用中のお薬がある方は確認するようにしましょう。
爪水虫の治療の期間は、一般的に半年〜1年程度はかかります。
これは1本の爪が全て生え変わる日数でもあります。
なんで私が!?爪水虫になる原因
一度なってしまうと、長期の治療が必要となる爪水虫。
爪水虫になる原因は主に2つあります。
思い当たる点がないか、見直してみましょう。
足の蒸れによる菌の増殖
雨の日にヒールを履いていて濡れた足、ブーツや長靴の中で蒸れた足など、足が湿った状態で1日靴を履いたまま過ごした経験はありませんか?
蒸れることにより、足の垢や汗が爪に入りこみ、菌が増殖することで、爪水虫となります。
足の水虫を患っている
すでに足の水虫だという人は特に要注意。
足の皮膚から爪の隙間へ菌が入り込み、爪水虫となります。
自覚症状ないの?爪水虫の主な症状
爪水虫になってしまった場合でも、爪には神経がないため、痛みやかゆみが出てくることはありません。
ここでは見た目でわかる症状と、悪化してしまった場合の症状についてご紹介いたします。
見た目でわかる症状
初期症状では、爪が少し白くなるだけで、気がつきにくい病気です。
悪化してくると爪の色が、白・黄・黒のような色になり、厚みも増して、爪全体がぽろぽろともろくなってきます。
悪化したときの症状
悪化すると大変です。
爪がなくなると、指先の保護ができないだけでなく、足先に力が入りづらくなってし
まいます。
力が入れづらくなると、ひどい場合で、歩行が困難となります。
ぜったいなりたくない!爪水虫の予防法
ここまでご紹介してきた、爪水虫という病気。
どれだけ治りづらく、大変な病気か、おわかりいただけましたでしょうか。
ここでは、そんな爪水虫にならないための予防法をご紹介します。
部屋を清潔に
足が触れる床掃除をきれいに行ってください。
掃除機で床のごみや角質をきれいに吸い取ったあと、水拭きをしてください。
特にお風呂場のマットはこまめに取り替えるようにしましょう。
足が濡れたら、すぐに拭く
足が蒸れないように注意しましょう。
雨の日のパンプスや長靴、冬の日のブーツ、プールのあとの靴など、濡れたままの足で、靴を履かないようにしましょう。
濡れた場合はすぐに拭くようにしましょう。
いろいろな靴を履く
毎日、気がついたら同じ靴を履いていませんか?
通気性の良い靴を選ぶことはもちろんですが、しっかりと履いた靴を乾燥させてあげてください。
特に、革靴や長靴は1日中履き続けることは、極力やめるようにしましょう。
お風呂でしっかり洗う
足の裏面や爪の隙間など、お風呂に入ったときは、足の隅々まできれいに洗ってあげましょう。
もちろんお風呂からあがった後は、しっかりと水分を拭き取ってあげてください。
5本指ソックスを履く
隣の指と触れることがないため、蒸れにくくオススメです。
塗り薬を使用している場合は、靴下を履くことで、しっかりと浸透させることができます。
また周囲の人へ、菌を拡散することも防止できます。
いつまでも美しい足先を目指そう
爪水虫について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ちょっとしたことがきっかけで、爪水虫の危険があります。
爪水虫は見た目が美しくないだけでなく、治すのにも大変時間のかかる病気です。
始めは自覚症状がないため、気づきづらいことはありますが、日頃から足のケアに注目し、予防をしていきましょう。
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