爪の縦線は老化と乾燥のサイン。保湿と生活習慣の見直しで改善しよう!


いつも気になりながら、そのままにしてしまうのが爪の縦線ではないでしょうか。ヘアメイクやファッションに、いくらこだわっていても、手を抜いている感が漂います。

爪が1か月で伸びる長さは3ミリです。きれいな爪にするには、ある程度、時間がかかります。生活習慣を見直しながら、スキマ時間にネイルケアをコツコツ続けていくのが効果的です。

新しい習慣にして、爪本来が持つツヤやナチュラルな美しさを、もう一度手に入れましょう。

どうしてでるの?爪の縦線

透明な縦線は、個人差がありますが、30歳を過ぎたころからでると言われています。老けた雰囲気を醸し出すのが嫌なところですね。

  • 乾燥
  • 老化

がその原因です。爪は皮膚と違って硬いので、お手入れが無用にみえます。でも一日を振り返ってみると、仕事をしていても、家事をしていても、手を使わないことはありません。

それに伴って爪も過酷な状態にさらされています。指先はケアを欲しているのに、それに気づいていなかった、その結果が縦線なんです。

知らないうちに起きている乾燥の原因

爪が乾燥してしまう理由には、外からの刺激を受ける外的要因と体の中に問題がある内的要因があります。

外的要因

  • 家事
  • アセトン入りの除光液を使う

内的要因

  • 栄養不足
  • 血行不良
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 過労

体の末端でおきている症状なので、重大なことがおきていると、考えにくいですが、爪は健康状態があらわれやすいところです。生活習慣の乱れが、爪の成長に影響することもあるんです。

日々の生活で、どんどん失われる潤い

爪の水分量は、12~16%です。爪が生れる根元部分は水分量が多く、先に向かって減っていきます。それに加えて普通の暮らしを送っているだけで、さらに奪われてしまいます。

女性として避けられない家事で失う水分と油分

家事は、毎日のことでやらないわけにいきません。

  • 洗剤
  • お湯

を使わない日はないでしょう。けれど、これらのすべてが皮脂や水分を奪います。
家事をする時は、ゴム手袋をしてお掃除や、洗い物をするようにします。

一日に何度もする手洗でも、潤いは失われていくので、タオルやハンカチで、水分はきちんと拭きましょう。

高い美意識が乾きを呼ぶ、除光液のアセトン

ネイルアートを施した指先は、心が華やぎ、所作も丁寧になります。そんな方に気を付けて欲しいのが、除光液です。

アセトンという爪の皮脂を奪ってしまう成分が含まれているからです。油分が剥がされると、そこから水分が蒸発し乾燥します。

  • アセトンが含まれていない商品に変える
  • 週一回以上使用しない
  • ネイルアートをしない期間を作る

などを、気をつけたいですね。

美しい爪を保つには、年齢との闘い

お肌と同じで、爪も老化します。油分の分泌が減り、水分を蓄える力が低下します。細胞の生まれ変わりに時間がかかり、伸び方も遅くなります。年を重ねることはすべての人に平等におこることなので、避けることはできません。でもあきらめないで欲しいんです。
老化による爪の乾燥も、お肌のようにケアをすれば改善していきますよ。

保湿して老化や乾燥をストップ

気づいたときに、いつでも潤いを補給しましょう。保湿は、何度しても問題ありません。ネイルケアのアイテムには、

  • ネイルオイル
  • ハンドクリーム
  • 天然オイル

などがあります。まず、ネイルオイルをなじませたら、その後にハンドクリームや天然オイルを塗ると、さらに潤いがアップします。

いつでも乾きをレスキューしてくれるネイルオイル

 
ネイルオイルは、甘皮部分や爪のまわりに塗って保湿します。植物性のオイルを主成分として使用したもの、ビタミンやミネラル入ったものなどがあります。

ステックタイプは、外出先でも使いやすいので、こまめな保湿ができます。香り付きのものもあるので、ケアしながらリラックスタイムになりますよ。

手全体に使えて便利なハンドクリーム

ネイルオイルの後に使うと効果がアップします。手全体にのばした後、爪の周りにもみこむと、より効果が高まります。手を洗った後に塗ると、失われた油分を、すぐに補給できるので習慣にしたいですね。

浸透力が高いものを選びたい天然オイル 

天然オイルはハンドクリームの代わりに使うこともできます。
お肌のスキンケアの最後に、またはヘアケアの目的で、天然オイルを購入されている場合もあるでしょう。

わざわざ購入しなくても、それをネイルケアにも利用できるんです。液体なので、爪の細かいところでもケアしやすいですよ。

モリンガシードオイル
酸化に強く、浸透しやすいオイルです。爪に必要な栄養素のビタミンA、ビタミンCを含みます。

アルガンオイル
皮脂と似た成分を含み、べたつかない使い心地です。酸化しにくく、ビタミンEが豊富です。
ビタミンEは、抗酸化作用があり、老化を予防してくれる成分です。潤いに加えて、アンチエイジング効果が期待できますよ。

スクワラン
人の皮脂と同じ成分を持っているので、なじみやすく、保湿性が高いオイルです。

爪の根元にオイルを1滴落とし、広げていきます。なじむように塗り込みましょう。
夏は、ネイルオイルやハンドクリームなどを使うのを忘れがちですが、紫外線やクーラーなどで乾燥が進みます。季節を問わず保湿したいですね。

的確なアンチエイジングケアの2つのポイント

爪の表面を少し削れば、縦線をとることも可能ですが、また縦線はあらわれます。原因を元から断つために、気をつけたいのは、

  • 爪母(そうぼ)
  • 甘皮

の環境です。これらの役割を、邪魔しないように保つことが、老化の防止になるんです。

爪がきれいに育つかは、爪母で決まる

爪は根元にある爪母で作られます。この時、ここに十分な水分があると、乾燥のトラブルはおきません。けれども老化や衝撃で傷んだりすると、爪が生れる爪母細胞の機能が落ちてしまいます。
乾燥や衝撃を与えず、爪母がきちんと働くようにしてあげましょう。

甘皮を痛めずに、爪を健やかに保とう

甘皮は、爪母で生まれたばかりの爪を、乾燥や細菌などから守っています。ネイルアートをする時に甘皮のケアをします。無理に押し上げたり、取り除いたりすると、きれいに爪が伸びません。潤いで満たし、傷つけないように気をつけましょう。

デリケートな部分なので、初心者の方は、ネイルサロンでケアしてもらいましょう。

美爪への一歩は、栄養をバランス良く摂ることから

美に対して意識が高い人は、スタイルを気にしてダイエットをすることもあると思います。

  • 食事を抜いている
  • 一つの食品しか食べない
  • たんぱく質をぬいている

こんなことをしていると栄養不足になることがあります。爪は、

  • たんぱく質
  • ビタミン
  • ミネラル

からできています。体に必要な栄養成分は、お互いに関係しながら合成されています。一つでも欠けてしまうと、きれいな爪は生まれません。偏らないように、色々な食材を食べるようにしましょう。

実は不足しがちな、たんぱく質
たんぱく質は、爪のもとになるケラチンを作ります。肉、魚、卵、大豆、乳製品などに豊富に含まれます。鶏ささみだと約200g、豆腐だと2.5丁ぐらいは摂りたいですね。

ビタミンで爪や潤いの質を上げる
ビタミンは爪の生成に関わり、乾燥しないように働きかける成分です。
ビタミンC
コラーゲンの生成を助けます。ブロッコリー、菜の花で摂ることができます。
ビタミンA 
乾燥を防ぎます。緑黄色野菜に含まれます。
ビタミンB6 
ケラチンを作るときに必要です。鮭、ジャガイモなどに多く入っています。

ミネラルで美爪をキープ 
爪の潤いを保つために欠かせない役割を持っています。
カルシウム
爪の乾燥を改善します。牛乳、小魚に含まれます。
ケイ素
爪の成分の一つで、栄養の吸収を促し、縦線ができるのを防ぎます。不足するとコラーゲンが減り、爪の水分量も減ります。玄米やスギナで摂りましょう。

ビタミンとミネラルを一度に補給できるスギナ茶

スギナはヨーロッパで「ホーステール」と呼ばれ、漢方では薬として昔から飲まれています。スギナは美容にいいので、ハーブティーで親しまれている方も多いでしょう。

  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • カルシウム
  • 亜鉛

などを含みます。特にミネラルが豊富で、例えば乾燥を改善するカルシウムは、ほうれん草の155倍あるんです。効能には、

  • 自律神経を整える
  • ビタミンEが多く、アンチエイジングできる
  • 爪にツヤがでて、縦線がでるのを防ぐ

などがあります。ストレスで乱れがちな自律神経を、元に戻してくれるのが、うれしいですね。

血行を改善して、栄養をチャージ

血液は細胞に必要な栄養を運び、老廃物を受けとります。せっかく十分に栄養を摂っても、届ける血液の循環が悪ければ、各細胞まで届きません。爪の周りは、毛細血管がはりめぐらされています。爪もみやマッサージをすると、体全体の血行も良くなります。

  • 保湿の後
  • お風呂上り
  • 睡眠の前

にすると効果的です。

爪もみの方法
爪のあたりには、神経が集まっています。
指先の両サイドや甘皮のあたりを、痛みを感じるくらいの強さで、10~20秒ぐらい押します。
自律神経を適正に戻してくれますよ。一日に2~3回ぐらい行いましょう。

手全体のマッサージの仕方
1.ハンドクリームやオイルを手の甲にのせ、全体にのばしていきます。
2.指の根元から指先に向かって、一本一本のばします。
3.指の間をもみます。
4.手の甲を上にして、骨の間に親指を這わせながら、押していきます。
5.爪の周りや根元を押します。
6.手を組むように、指の間に指を差し入れます。
7.手のひらの真ん中を押します。
8.親指と人差し指の間をプッシュします。

どちらも、じんわりと暖かくなるのを感じられますよ。

生活習慣の意識を高めて、内側からも美しく

体の末端にある爪は、日々の忙しさや、乱れがちな食生活など、ちょっとした不摂生でも、影響を受けやすいところです。

睡眠がきれいを作る

新陳代謝を促す成長ホルモンは、寝ている間に分泌されます。

  • 傷ついた細胞を修復する
  • 新しく健康な細胞を作る

大切な時間です。睡眠時間が足りないと、健康な爪が育たなくなります。十分な睡眠をとりましょう。

ストレスは、その日のうちに解消

ストレスで交感神経が優位になると、血管が収縮し血行が悪くなります。爪もみやマッサージをすると、自律神経が整い、リフレッシュすることができます。毎日続けたいところですね。

疲労の回復は、最大のアンチエイジング

疲れとは、仕事や激しい運動などで使った脳や筋肉の細胞が傷つき、その役割を果たせなくなることです。体の調子を整える自律神経も、その対応に疲れて乱れることもあります。そのままにしておくと老化が進んでしまいます。

それを避けるために、よく眠りましょう。睡眠中に細胞が修復されるので、疲れは消えていきます。疲労を持ち越さないことが、アンチエイジングなんです。

どうしても、すぐにきれいにしたい時は

なめらかな爪を育むには、時間がかかります。でもすぐに、きれいに見せたい時もありますよね。そんな時は、

  • べースコート
  • ネイルファンデーション
  • ネイルポリッシュ

を使ってみるといいですよ。縦線を目立たなくしてくれます。
同時に水分の蒸発を防ぐので爪にとっても悪いことではないんです
あくまでも応急処置なので、ネイルケアや生活習慣の見直しをしてくださいね。

ネイルケアをお休み前の新習慣にしましょう

寝る前の15分間を、ネイルケアの時間にしてみませんか。爪の形を整えたり、保湿をしたり、マッサージをしたり、自分をホッと癒すときが、あわただしい毎日だからこそ必要です。継続したケアは、効果を確かなものにしてくれますよ。

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