オロナインは美容にも使える!でも間違った使い方には要注意

気がつけば家にはいつもオロナインがあった、という方は多いのではないでしょうか?そのオロナインの美容効果が大注目されています。

家の常備薬から、美容の万能薬と言われるようになったオロナインの美容効果とはいったいどのようなものなのでしょうか?

オロナインの本当の効果を見ていきましょう。

話題のオロナインの美容効果を検証!

口コミで話題になっているオロナインの美容効果。どんな効果があるのでしょうか?そして本当に効果的なものなのか、検証していきましょう。

鼻の角栓がごっそり!オロナインでいちご鼻の解消!?

取れた角栓を見ると、キレイになったと実感できて嬉しくなってしまう角栓パック。愛用している方は多いのではないでしょうか?この角栓パックの効果をより強力にし、角栓がごっそり取れる!と話題になっているアイテムがオロナインです。

オロナイン+角栓パックのやり方

  1. 洗顔後、オロナインを鼻が白くなり毛穴が見えなくなるぐらい、たっぷり塗ります。
  2. そのまま10分程置き、オロナインをぬるま湯でしっかり洗い流します。
  3. いつも通り角栓パックをします。

いつもよりものすごい量の角栓が取れる!と口コミで広がっていったオロナインの美容法です。
オロナインは医薬品の軟膏で、油分が多く、オロナインに含まれている界面活性剤は成分を肌の角質層まで浸透しやすくする作用があり、角質、角栓を軟らかくします。オロナインが毛穴を広げ角栓を軟らかくしてくれたことで、いつもよりごっそり角栓が取れた、というわけなのです。

でもこのオロナイン+角栓パック、注意が必要です。
角栓は、溜まりすぎるとニキビや黒ずみなど、様々な肌トラブルを引き起こしてしまいますが、本来は毛穴を細菌などの侵入から守るという役割を果たしています。
なので、オロナインの効果で角栓をごっそり取ってしまうと、なくなってしまった角栓を補おうと皮膚が角質や皮脂を大量に作り出してしまい、前よりも角栓が溜まってしまうという事態になりかねません。

オロナイン+角栓パックは確かに角栓がごっそり取れ、きれいになったと感じられて嬉しくなってしまいます。でも角栓の取りすぎには注意が必要です。いちご鼻の解消どころか、さらにいちご鼻になる危険性が大きいのです。

オロナインパックで乾燥肌がしっとり?

肌荒れが改善され、乾燥肌もしっとり、とオロナインを乳液代わりに使う美容法も人気です。そのままだと硬く伸びが悪いので、水で伸ばして乳液状にし、より浸透しやすくする方法も。オロナインの殺菌、消毒作用が肌荒れに効果的で、さらに保湿成分も多く含まれているため乾燥肌を改善してくれる、というものです。

オロナインの有効成分は「クロルヘキシジングルコン酸塩液」という殺菌、抗菌に優れた成分です。確かにニキビの素となるアクネ菌やそのほか肌トラブルを引き起こしかねない雑菌を除菌する効果は期待ができるのですが、本来皮膚や体を守ってくれる必要な菌まで除菌してしまう可能性も。そうすると肌の抵抗力が衰えてしまい、余計に雑菌を増やしかねない状態になり、肌荒れが悪化したり今までトラブルのなかった部分に肌荒れを起こしてしまう危険があります。

オロナインを作っている大塚製薬の公式サイトには「化粧下には使用しないでください」と明記されています。化粧下とは、お化粧の前に地肌に塗るもの、つまり化粧水や乳液などを指します。オロナインパックは一時的に効果が現れるものかもしれませんが、長期的に見てお肌のためにはおすすめできない美容法です。

オロナインは日焼けに効果がある?

オロナインの効果・効能に「やけど(かるいもの)」とあります。日焼けは日光によって肌がやけどをしている状態なので、日焼けをした肌にオロナインが効果的、と評判になっています。

大正製薬の公式サイトではオロナインが効果があるという「やけど(かるいもの)」の定義を「赤くなるだけで水ぶくれのない状態」のやけど、としています。この程度のやけどには、オロナインを患部に塗ってガーゼを当てれば化膿を防ぐ効果があります。つまり、化膿していない状態の日焼けには使用しても構わないのですが、オロナインには炎症を抑える作用を持つ成分は含まれていません。油分が多いので塗ったところがさらに日焼けしやすくなる、などの事態も考えられるので、日焼けのアフターケアには専用のケア用品を使った方が安心です。

オロナインを正しく知りましょう

噂のオロナインの美容方法を検証してみましたが、オロナインの成分や公式サイトをよく見てみると、一度試してみて実感できた嬉しい効果とは裏腹に、オロナインの本当の使い方が見えてきます。間違った美容方法で後悔しないように、オロナインの本当の使い方を詳しく見ていきましょう。

オロナインの成分と効果を徹底検証

オロナインの全成分とその効能を見てみましょう。

有効成分

  • クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%)・・・殺菌・抗菌作用

添加物
※医薬品における添加物とは、有効成分以外の重要な構成成分のことで、食品の添 加物と意味が異なります。

  • ラウロマクロゴール・・・界面活性剤・乳化剤(水となじみやすくする)
  • ポリソルベート80・・・乳化剤。化粧品用としても広く用いられる成分。
  • 硫酸AI/K・・・ミョウバンとも呼ばれる。収れん作用、殺菌作用
  • マクロゴール・・・吸湿性。
  • グリセリン・・・水分を吸収する性質。保湿成分として幅広く使われる成分。
  • オリブ油・・・オリーブオイルのこと。油性エモリエント成分として配合。
  • ステアリルアルコール・・・油性エモリエント成分。乳化物の安定性を保つ働きも。
  • サラシミツロウ・・・ミツバチの巣から得られるロウを精製したもの。油性エモリエント成分
  • ワセリン・・・石油からの精製で得た油性エモリエント成分水分の蒸発を防ぎ、肌を保護する。
  • 自己乳化型ステアリン酸グリセリル・・・界面活性剤。
  • 香料
  • 精製水・・・不純物を取り除いた精製度の高い水。

油性エモリエント成分には、水分の蒸発を防ぎ、肌を乾燥から守る作用があります。化粧品におけるエモリエント成分とは肌を柔らかくし、ハリやうるおいを与えるなどの効果をもたらす栄養成分です。

オロナインの全成分を見てみると、有効成分の効能である殺菌、抗菌、そして保湿の作用に優れていることがわかりますね。

オロナイン公式HPで伝えていること

オロナインの公式サイトでは、よくある質問からオロナインの特徴を知ることができます。

  • 防腐剤・ステロイドは使用していない。
  • 赤ちゃん、子ども、妊娠中の方でも使用可能。(添付文書・使用上の注意をよく読むこと)

というように、殺菌、消毒の効果がありながら、誰でも安心して使えることがわかります。ただ、安全上毎日つけても問題はありませんが、「(同じ症状に)5~6日間使用してもよくならない場合は、医師、薬剤師に相談してください」とあるので、同じ部位に長期的に使い続けることは避けましょう。

オロナインの効果を正しく利用するには?

オロナインは殺菌・抗菌・保湿の作用に優れた医薬品です。その効果を正しく発揮できる場面とはどのようなものなのでしょうか?

オロナインが効果を発揮…はこのニキビ!

毛穴が皮脂や角栓などで詰まることでできてしまうニキビ。そこからアクネ菌が増殖して炎症し、悪化してしまいます。オロナインは殺菌作用に優れています。できたばかりの初期段階のニキビにオロナインを塗り、アクネ菌の増殖を防ぎましょう。

よく洗顔し、清潔にしたあと、ニキビの部分だけにオロナインを軽く擦りこみます。知らない間にポツっとできてしまったニキビを見つけたら、悪化しないようにオロナインで早めに対処しましょう!

悪化してしまったニキビは、オロナインの油分で毛穴を塞いでしまい、さらに悪化してしまう可能性があります。また、公式サイトにあるように、もし5~6日間使用しても症状に改善が見られない場合は早めに専門医に相談しましょう。

ハンドクリームが効かない…手荒れに集中ケア!

ハンドクリームでは効かない手荒れにオロナインで集中ケアをしましょう。
オロナインは公式サイトでも「ひびやあかぎれに」と紹介されているように、豊富な保湿成分で乾燥対策、さらに抗菌作用がひびやあかぎれによる皮膚の割れ目から雑菌が入らないよう守ってくれます。ステロイドも入っていないので安心ですが、べたつきはあるので夜寝る前のハンドケアにおすすめです。

家でのちょっとしたトラブルに!安心のオロナイン

切り傷やすり傷。ちょっとしたもののように感じてしまいがちですが、免疫が落ちていたり、傷口から雑菌が入ってしまったりすると思わぬ大事になってしまうことも。

そんな時は、傷口を清潔にしてからオロナインを塗ります。オロナインの殺菌、抗菌作用が傷口を消毒し、化膿を防いでくれます。赤くなって水ぶくれのできない程度の軽いやけどにもオロナイン。やけど部分にオロナインを塗ってガーゼを当てておけば、やはり化膿を防いでくれます。

病院に駆け込むほどではないけれど、家でのちょっとしたトラブルにオロナインがあれば安心なのです。

まとめ:
見出し 

オロナイン、家にあればいつも安心、の医薬品です。

オロナインの成分から噂の美容効果を検証してみました。

オロナインは医薬品なので、一時的な効果は目に見えて感じやすいもの。ただ、正しい使い方をしないと肌トラブルを引き起こす原因にもなってしまうのです。
気がつけば身近にあった、というようにあれば安心のオロナイン。とっさのトラブルをいつでもすぐに助けてくれる頼もしい常備薬、ぜひ活用してください。

この記事をシェア

あなたもコメントをどうぞ!