ネイルを上手く塗る方法!初心者でも簡単にできるコツ
お気に入りのネイルカラーで指先を飾りたいけれど、いつも上手に塗れなくて困ってしまう・・・自分でネイルすると理想的な仕上がりにならなくて悩まれている方もいるのではないでしょうか?
ネイルをキレイに仕上げたいときは、ネイルを上手く塗る方法を覚えましょう。ネイルの上手な塗り方と失敗しないコツを覚えるだけで、初心者さんやぶきっちょさんでも簡単に美しいネイルが作れるようになります。
必要な道具を用意して、下準備と単色の塗り方を覚えたあとは、グラデーションやフレンチといったネイルアートの上手な塗り方にもチャレンジしてみましょう!
ここではネイルを上手く塗る方法をご紹介しますので、自宅で美しいネイルを楽しみたいときにお役立てください。
ネイルを上手く塗る方法(下準備編)
美しいネイルは、指先を輝かせて華やかな印象をあたえます。キレイな仕上がりのネイルは、周囲に魅力的な手もとをアピールするだけでなく、自分の目で楽しむこともできます。
このように、美しいネイルは指先のオシャレに欠かせない大切なポイントになりますが、マニキュアの上手な塗り方がわからないと理想的な仕上がりにならないことがあります。マニキュアの塗り方を失敗するとネイルが不恰好に見えたり、ネイルカラーがはがれやすくなったりするなどして、見た目の印象が悪くなります。
ネイルサロンに通えばネイリストによって美しいネイルに整えてもらえますが、自分でネイルアートを楽しみたい方や手軽にきれいなネイルをつけたい方は、ネイルを上手く塗る方法を覚えましょう。上手な塗り方とコツをおさえるだけで、ネイル初心者さんやぶきっちょさんでも簡単にキレイなセルフネイルができるようになります。
ネイルの上手な塗り方と失敗しないコツを覚えて、お気に入りのネイルデザインに挑戦しましょう!
ここでは、ネイルを上手く塗る方法の「下準備」についてご紹介します。
下準備1:爪の形を整える
ネイルを塗る前に、爪の形を整えておきましょう。爪の形には「ラウンド、オーバル、ポイント、スクエア、スクエアオフ」の5種類があります。ネイルの仕上がりを美しくするためにも、爪やすりやネイルニッパーで爪の形を整えておきましょう。
きれいな爪の切り方については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
きれいな爪の切り方で理想的な爪美人に!簡単にできる方法
爪の形の種類と特徴は、以下のとおりです。
- 【ラウンド】・・・先端に丸みがある形。どんなネイルアートも似合いやすい。
- 【オーバル】・・・ラウンドよりも卵型の形。女性らしい印象になる。
- 【ポイント】・・・オーバルよりもシャープな形。指を細く見せる効果あり。
- 【スクエア】・・・スクエア(四角)の形。爪の強度と長さが出せる。
- 【スクエアオフ】・・・スクエアの角を丸くした形。爪の強度と長さが出せる。
スクエアオフについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
スクエアオフで爪先美人に!簡単な整え方と失敗しないコツ
下準備2:甘皮処理をする
爪の形を整えたあとは、甘皮処理をしましょう。きちんと甘皮を処理することで爪をキレイに見せたり、爪の成長をサポートしたりする効果が期待できます。ネイルを美しく仕上げるためにも、しっかりと甘皮処理をおこないましょう。
甘皮処理の方法は、以下のとおりです。
- 甘皮部分にキューティクルリムーバーをよく塗って、マッサージします。
- ぬるま湯を入れたボウルに指を浸して、3分から5分ほど待ちます。
- 甘皮がやわらかくなったら、コットンを巻いたウッドスティックや綿棒などを使って、爪の内側から根元に向かって甘皮を少しずつ押し上げていきます。
- 濡れたコットンなどを使って、円を描きながら爪や甘皮を磨きます。
- 甘皮処理が終わったあとは、ハンドクリームやキューティクルケアオイルを塗って爪を保湿しましょう。
甘皮処理の頻度は、2週間に1回の目安がおすすめです。
下準備3:その他
爪のデコボコが目立ちやすい方は「リッジフィラー」を用意しましょう。リッジフィラーをベースコートの前に塗ることで爪の凸凹をカバーしたり、なめらかにしたりする効果があります。
また、マニキュアのボトルを振ってしまうと気泡ができることがあります。マニキュアの気泡が気になるときは、ネイルを塗る前にマニキュアを冷蔵庫に20分くらい入れておきましょう。冷蔵庫にマニキュアを入れておくと、ネイルを塗ったときのマニキュアの乾燥を早める効果も期待できます。
ネイルを上手く塗る方法(道具編)
美しいネイルに仕上げるためには、使用する道具も大切なポイントになります。ネイルを塗る前に、必要なアイテムを用意しておきましょう。
ここでは、ネイルを上手く塗るためにオススメな道具を9つご紹介します。
- ネイルニッパー
- 爪やすり(ネイルファイル)
- キューティクルリムーバー
- 綿棒
- ベースコート
- マニキュア(ネイルポリッシュ)
- トップコート
- 除光液(ネイルリムーバー)
- ネイルシール
1. ネイルニッパー
ニッパータイプの爪切りであり、爪を切るための道具です。ネイルを塗る前に爪の形を整えるときは、爪にかかる負担を減らすためにも、ネイルニッパーや爪やすりがおすすめです。ネイルニッパーは、厚い爪や変形した爪でも切りやすいという特徴があります。
2. 爪やすり(ネイルファイル)
爪の長さを調整したり、爪を磨いてなめらかにしたりする道具であり、「ネイルファイル」と呼ばれることもあります。爪やすりには色々な種類がありますが、キレイに爪を整えたいときは、紙製の爪やすり「エメリーボード」がおすすめです。
3. キューティクルリムーバー
ネイル前の下準備として、甘皮処理をするときに使う道具です。きちんと甘皮を処理することで、美しく健やかな印象の爪になります。ネイルが上手に塗れても、甘皮やささくれが目立ってしまうと見た目の印象が悪くなってしまうことがありますので、キューティクルリムーバーを使って丁寧に甘皮処理をおこないましょう。
4. 綿棒
甘皮処理やマニキュアがはみ出したときに役立つ道具です。やわらかくなった甘皮を押し上げたり、爪の外に出たネイルカラーをふき取ったりする場合に活躍します。
ネイルを塗るときに、爪と皮膚の境界があいまいになってしまうと美しい仕上がりにならないので、綿棒を使って余分なネイルカラーはふき取るようにしましょう。
5. ベースコート
マニキュアを塗る前につける爪用の下地であり、ネイルカラーの発色をよくしたり、はがれにくくしたり、色素沈着を防いだりする役割があります。また、ベースコートを塗ると、爪の凸凹を整えてなめらかに仕上げることもできます。
キレイなネイルを作るためには欠かせないアイテムになりますので、ベースコートは必ず用意しておきましょう。
6. マニキュア(ネイルポリッシュなど)
自爪やネイルチップに色をつけるための化粧品であり、一般的に「マニキュア」と呼ばれますが、正確には「ネイルポリッシュ」といいます。
季節やファッションにあわせて、お気に入りのマニキュアで指先を美しく輝かせましょう!
7. トップコート
マニキュアの仕上げとして、最後に塗るアイテムです。マニキュアにツヤを出して発色を高めたり、持ちをよくしたりする役割があります。また、ネイルカラーをはがれにくくする効果も期待できます。
ネイルをキレイに仕上げるための大切なポイントになりますので、トップコートは必ず用意しておきましょう。
8. 除光液(ネイルリムーバー)
マニキュアを落とすための道具であり、商品によって効力が異なります。また、除光液には刺激の強いタイプもありますが、なるべく爪に負担をかけない低刺激のものがおすすめです。除光液は、ネイルを塗る前に爪の油分をふき取るときや、はみ出したマニキュアをふき取るときに役立ちます。
マニキュアを落として爪を休めるときにも必要なアイテムになりますので、除光液は必ず用意しておきましょう。
9. ネイルシール
パーツやストーン、さまざまなデザインを爪に貼ることができるシールです。ネイルを塗るときの必須アイテムではありませんが、ネイルシールを貼るだけで簡単にオシャレなネイルアートが楽しめます。シンプルなワンカラーも、ネイルシールを追加するだけでネイルサロンのような仕上がりになります。
また、マニキュアが失敗した部分やはがれてきた部分にネイルシールを貼ると、上手に隠すことができます。
ネイルを上手く塗る方法(基本・単色編)
必要な道具を用意したあとは、お気に入りのマニキュアで爪を上手に塗っていきましょう。ネイルの上手な塗り方と失敗しないコツを覚えるだけで、誰でも簡単に美しいネイルに仕上げることができます。マニキュアの上手な塗り方をマスターして、理想的なネイルを楽しみましょう。
ネイルを上手く塗る方法は、以下のとおりです。
- ネイルを塗る前に、除光液で爪の周りや表面の余分な油分をふき取ります。
- ベースコートを塗ります。爪の裏側や端(フチ)を塗ったあと、爪の表側を塗りましょう。
- マニキュア(ネイルポリッシュ)を塗ります。ボトルの口でハケ(筆)の両面についたネイルカラーを軽く落としてから、爪に塗ります。
- マニキュアをつけるときは、爪の真ん中、右端、左端の順番で塗ります。ネイルカラーの持ちをよくするためにも、爪の端も塗りましょう。
- マニキュアがはみ出したときは、綿棒に除光液をつけてキレイにふき取ります。
- 全部の爪にマニキュアを塗ったあと、もう一度塗ります。(2度塗り)
- 仕上げにトップコートを塗って、完成!トップコートを爪の裏側にもつけることで、ネイルカラーの持ちがよくなります。
ネイルを上手く塗る方法(ネイルアート編)
ネイルの基本的な塗り方を覚えたあとは、オシャレなネイルアートにも挑戦してみましょう。シンプルなワンカラーも素敵ですが、さまざまなデザインのネイルアートができるようになるとオシャレの幅が広がります。魅力的なネイルデザインで、華やかな指先を演出しましょう。
ここでは、ネイルアートの塗り方を6つご紹介します。
1. フレンチネイル
どんな服装にも似合いやすい、スタイリッシュなデザインです。爪先のネイルカラーがはがれてしまったときの修正にもおすすめです。
【用意する道具】
- マニキュア1・・・ベースカラー(薄いピンク、ベージュなど)
- マニキュア2・・・フレンチ用のカラー(白など)
- ベースコート
- トップコート
【塗り方】
- ベースコートを爪に塗ります。
- マニキュア1「ベースカラー」を爪に2度塗りします。
- マニキュア2「フレンチ用のカラー」でフレンチラインを塗ります。
- 左端から中央に向かって直線(ライン)を引いたあと、右端から中央に向かって直線を引きます。
- 中央にできた三角の山が丸くなるように、曲線を描きます。
- フレンチラインができたら2度塗りします。
- トップコートを爪に塗って、完成!
2. グラデーションネイル
爪先に向かって色が変化していくデザインです。マニキュア1本で作れますし、ネイルカラーの種類やグラデーションの向きを変えるだけで簡単にアレンジできます。
【用意する道具】
- マニキュア・・・濃い色より、少し透明感のある色がオススメ
- ベースコート
- トップコート
【塗り方】
- ベースコートを爪に塗ります。
- マニキュアを爪の1/2(半分)まで薄く塗ります。
- 次に、マニキュアを爪の1/3まで薄く塗って色を重ねます。色の境目は自然な印象になるようにぼかしましょう。
- 次に、マニキュアを爪の1/4まで塗って色を重ねます。色の境目は自然な印象になるようにぼかしましょう。
- 理想的なグラデーションができたらトップコートを爪に塗って、完成!
3. マーブル柄ネイル
複数のカラーが混ぜ合わさったデザインです。マニキュアの色や混ぜ方次第で、さまざまな印象の仕上がりになります。
【用意する道具】
- マニキュア・・・好みの色を数本(3、4本くらい)
- 爪楊枝
- 水を入れる容器・・・コップなど
- ベースコート
- トップコート
- 除光液
【塗り方】
- ベースコートを爪に塗ります。
- 爪にベースカラーをのせたい場合は塗っておきます。
- ベースコートやベースカラーを完全に乾かします。
- コップなどの容器に水を入れたあと、各マニキュアを1滴ずつ、円を重ねるように落としていきます。マニキュア同士が混ざらないように注意しましょう。
- 何重かの円ができたあとは、爪楊枝を使って模様を描きます。直線を入れてハート模様にしたり、円を描くように軽く混ぜてマーブル模様にしたりしましょう。
- 好みの模様ができたあとは、指先を水の中に入れて、爪にデザインが乗るようにすくい上げます。
- 爪の外にはみ出している、余分なマニキュアを除光液で落とします。
- トップコートを爪に塗って、完成!
4. ドット柄ネイル
爪に水玉模様(ドット柄)が描かれたデザインです。水玉のカラーやサイズを変えるだけで、さまざまな印象の仕上がりになります。
【用意する道具】
- マニキュア1・・・ベースカラー(好みの色)
- マニキュア2・・・ドット柄の色(好みの色)
- 爪楊枝・・・小さいドット柄を作る
- 先端が丸いヘアピン・・・大きいドット柄を作る
- ベースコート
- トップコート
【塗り方】
- ベースコートを爪に塗ります。
- 爪にベースカラーをのせたい場合は塗っておきます。
- 爪楊枝やヘアピンの丸い部分にマニキュアをつけて、バランスよくドット柄を描きます。
- トップコートを爪に塗って、完成!
5. ストライプ柄ネイル
まっすぐな縦ラインで、スマートな印象の指先になるデザインです。フリーハンドでは難しいストライプ柄も、道具を使うことで簡単に仕上がります。
【用意する道具】
- マニキュア・・・好みの色
- テープ・・・マスキングテープなど
- ハサミなど
- ベースコート
- トップコート
【塗り方】
- ベースコートを爪に塗ります。
- 爪にベースカラーをのせたい場合は塗っておきます。
- ベースコートやベースカラーを完全に乾かします。
- ハサミなどでテープを細い長方形に切り、爪につけます。
- テープをつけた上から、好みのマニキュアを2度塗りします。
- マニキュアを塗り終えたあとは、テープをはがします。
- トップコートを爪に塗って、完成!
6. ブロックネイル
マニキュアをブロックごとにわける、オシャレなデザインです。使用するカラーやブロックの分け方を変えるだけで、さまざまな印象の仕上がりになります。
【用意する道具】
- マニキュア1・・・ベースカラー(透明感のある色)
- マニキュア2・・・好みの色(複数)
- テープ・・・ラインテープなど
- ハサミなど
- ベースコート
- トップコート
【塗り方】
- ベースコートを爪に塗ります。
- ベースカラーを爪に2度塗りします。
- 好みのマニキュアで、爪の根元からブロックを描いていきます。複数の色を組み合わせる場合は、ブロックが少し重なるように描きましょう。
- ブロックができたあとは、ブロック同士の境目に好きな太さのラインテープを貼ります。
- トップコートを爪に塗って、完成!
ネイルをキレイに落とす方法
美しいネイルは、マニキュアの上手な塗り方だけでなく、適切なネイルケアも大切なポイントになります。1週間の内、1日くらいはマニキュアを落として爪を休ませましょう。
除光液でマニキュアを落とす方法は、以下のとおりです。
- コットンに除光液をたっぷり含ませます。
- 除光液を含んだコットンを爪に置いて、マニキュアになじませます。
- コットンでマニキュアを、ゆっくりふき取ります。
- 爪全体のマニキュアをキレイに落として、完了!
除光液は、メーカーによってマニキュアの落としやすさや刺激の強さなどが異なります。爪に負担をかけないためにも、なるべく刺激の少ない商品を選びましょう。
ネイルを上手く塗る方法で理想の爪先美人になりましょう
いかがでしたか?
ネイルを上手く塗る方法を覚えると、自宅でもネイルサロンのような美しい仕上がりのネイルを楽しむことができます。色ムラやヨレのないネイルは、爪の強度や長さを出す効果も期待できますし、魅力的なネイルカラーで飾られた指先は周りの人だけでなく、自分の目にも華やかな印象をあたえてくれます。
ネイルの上手な塗り方と失敗しないコツをおさえれば、グラデーションやフレンチといったネイルアートも簡単に作れるようになります。
ネイルを上手く塗る方法を覚えて、理想的なネイル美人を目指してみませんか?
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