マニキュアの塗り方の基本。セルフネイルをサロンの様に仕上げるコツ
自宅でマニキュアを楽しんでいる方も多いと思います。しかし慣れないうちはなかなかきれいに塗れませんよね。
プロにお願いしたらきれいに仕上がりますが、毎月のネイルサロン代もばかになりません。自分でネイルをすることができたらお金も時間も節約できます。
そこでセルフネイルでもきれいに仕上げる、マニキュアの塗り方を紹介します。まだセルフネイルに挑戦したことのない方も、セルフネイルをしてみたものの上手くいかない方もポイントを押さえて自宅でネイルを楽しみましょう。
マニキュアの基本的な塗り方
マニキュアの基本的な塗り方を紹介します。自己流でうまく塗れない方は基本の手順通りに試してみて下さい。セルフネイルの仕上がりが普段よりUPしますよ。
- 爪を整える
- ベースコートを塗る
- マニキュアを塗る
- トップコートで仕上げて乾燥
それぞれの作業を下で詳しく説明しますので参考にしてみて下さい。
1.爪を整える下準備 油分をしっかりオフしましょう
マニキュアを塗る前に、むらなく塗れるように爪を整えましょう。ポイントとしては以下の3つになります。
- 形を整える
- 甘皮処理
- 油分をオフ
まず爪の形がいびつだと仕上がりも汚く見えてしまいますので、やすりなどで形を整えるようにしましょう。爪のサイドにはやすりをぐっと差し込むようにすると、角がなくなります。
角があると引っかかったり、爪が割れたりする原因になるので、キレイなラウンドになるように滑らかに仕上げます。
次に甘皮を処理します。甘皮はハンドクリームやオイルをつけて柔らかくした後に、綿棒やウッドスティックで押し上げていきます。力を入れすぎないように優しく処理しましょう。
甘皮を処理するだけで爪が縦に長くきれいにみえます。必ず処理するようにしましょう。
最後に爪の油分をしっかり取り除きます。油分が残っているとマニキュアをはじいてむらになることがあります。
エタノールを付けたティッシュやコットンで爪をふくか、石鹸で手を洗ってもよいです。
2.ベースコートを塗る マニキュアの持ちと発色がUPします
下準備がおわったら、ベースコートを塗ります。ベースコートを省いている方は必ず塗るようにしましょう。
次に塗るマニキュアの発色もよくなりますし、もちもよくなります。ベースコートで爪の表面をフラットにさせることで、ツルっとしてきれいに仕上がります。
ベースコートの色はクリアのものが多いですが、薄いベージュの色がついたものもあります。爪のサイドやエッジ(先端の切り口)にも忘れずに塗りましょう。
3.マニキュアを塗る 重ね塗りでより濃く発色します
まずは筆の片面をボトルの縁でよくしごいて、マニキュアの量を調節します。強めにしごいて筆が扇形に広がるようにしましょう。最初は、爪のサイドとエッジに塗ります。
次に爪の表面に塗っていきます。中央、右側、左側と爪をだいたい3つに分けでぬっていきます。マニキュアは1度で完璧に塗ろうとせず、重ね塗りで仕上げるようにしましょう。
1度目はむらになってもかまいませんので、甘皮部分のキューティクルラインと横のサイドラインをキレイに縁どることを意識して下さい。
この2つのラインがキレイに取れていると仕上がりが格段によくなります。理想は甘皮から約1mm程度間をあけてラインが取れるのがよいです。
上手く塗るコツは、爪の際(キューティクルライン)より少し内側(指先側)にマニキュアをのせます。そこから爪の際1mm前まで筆を少し押し上げてから、指先に向かって引くようにして塗ると上手くいきます。
ブラシを寝せるようにして、まっすぐ動かすときれいに塗れます。マニキュアを重ね塗りして厚みをだすとサロンの様な仕上がりになりますよ。
マットなカラーとパールカラーの塗り方のポイント
マットなカラーは基本的な塗り方通りに、センターを塗ってから両サイドを仕上げる塗り方です。むらになりにくいので初心者の方にもおすすめです。
パールタイプはマットタイプに比べてむらになりやすいです。センターから両サイドを塗る塗り方ではなく、細い線をたくさん引くイメージでサイドから順に塗っていきます。
重ね塗りする場合も、パールタイプは筆跡が残りやすいので強く抑えすぎないように軽い筆運びを意識して下さい。
4.トップコートを塗って乾燥 エッジも忘れずに塗りましょう
トップコートはマニキュアの塗り方と同じで、中央から両サイドをぬったら完成となります。
先端(エッジ)に塗り忘れる方が多いので、先端もしっかり塗りましょう。マニキュアの持ちが変わってきます。
表面を一通り覆ったら後は乾燥です。マニキュアの種類にもよりますが、1時間程度は指先を使わないように乾燥させましょう。
セルフネイルに必要な基本の道具
セルフネイルに必要な用具を紹介します。基本的なものなので、そろえておくと爪のケアにも役立ちます。
100円均一でも揃う道具なので購入してみて下さい。
- やすり
- ウッドスティックか綿棒(甘皮処理用)
- コットン
- エタノール(ハンドソープで代用可)
- ベースコート
- マニキュア
- トップコート
セルフネイル初心者でも失敗しないおすすめのカラー
セルフネイルに慣れないうちはなかなかうまくいかないものです。慣れていない初心者でも比較的きれいに仕上がるマニキュアを紹介します。
上手く塗れず思うような仕上がりにならない方は、マニキュア選びの参考にしてみて下さい。
透明感のあるクリアなカラー
透け感があるカラーはむらが目立ちにくいのでおすすめです。またうまく塗れずはみ出してしまっても目立たないので、初心者でもきれいに塗れます。
白っぽい淡い色はむらが目立ちやすくきれいに塗るのが難しいので、セルフネイルになれてから挑戦してみましょう。
ラメが入っているマニキュア
ラメが入っているマニキュアは、むらや爪の表面のがたつきが目立たないので、初心者でもきれいに見えます。
筆の形は平筆がおすすめ
マニキュアの筆の形も初心者向けがあります。筆は丸いタイプと平筆タイプがありますが、平筆の方が均一に塗りやすいので初心者にはおすすめです。
セルフネイルが上手くいかない方は筆の形にも注目してマニキュアを選んでみて下さい。
フットネイルもセルフに挑戦
フットネイルも基本はハンドと同じです。ハンドの場合と違うのは、足は角質が厚いので甘皮も厚くしっかり柔らかくする必要がある点です。
足の甘皮は取れにくいので、お湯で10分程度しっかりふやかしてから処理しましょう。お風呂上りが処理しやすいですね。
また爪の形も、足の場合はラウンドに仕上げるのではなく、四角いスクエア型に整形するときれいに見えます。
マニキュアの塗り方のポイントを押さえてきれいに仕上げる
マニキュアの基本的な塗り方を紹介しました。ポイントを押さえるだけでセルフネイルの仕上がりが違ってきます。
マニキュアを塗る前に爪を整えてしっかり下準備をしましょう。いきなりマニキュアを塗るのではなく、トップコートも重要です。マニキュアの持ちと発色がよくなります。
サロンの様な仕上がりにするポイントはキューティクルラインをキレイに取ること。重ね塗りをして厚みをだすとよりきれいに見えます。トップコートで保護したら1時間はしっかり乾かしましょう。
自宅でセルフネイルができるようになるとおしゃれを楽しむ機会も増えて、ネイルサロン代も節約できます。
マニキュアの塗り方を練習して、自宅でのセルフネイルを楽しみましょう。
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