大人ニキビは思春期ニキビとは違う!原因を知って正しいケアを

ニキビは顔にできることが多いので、とても気になります。特に、大人ニキビは繰り返しやすく、また酷くなりやすいニキビだと言われていますので、何とかしたいと思う方も多いことでしょう。

大人ニキビは思春期のニキビとは原因が違いますし、また女性の場合はお化粧が関係しているなど、大人だからこその理由でニキビができやすくなることもあると言います。そのため、思春期の頃にしていた対策と同じ方法で対策をしてみても、原因が違うのでなかなかうまく行かないこともあるのです。

そこで今回は、大人ニキビとはどのようなものなのか、原因や特徴を詳しく確認しましょう。

ニキビの症状や関係している菌は共通!まずは同じ点をチェック

思春期のニキビと大人ニキビは、原因などに違いはあってもニキビの症状や関係している菌は共通しています。

そこで、まずは両者の共通点から見ていきましょう。

ニキビの症状の進行の仕方

思春期のニキビも大人ニキビも、以下のように進行して行きます。

ニキビの種類 症状
白ニキビ 白く見えるニキビ
毛穴が狭くなって皮脂がたまった状態
皮膚が少し盛り上がっている
黒ニキビ 黒っぽく見えるニキビ
皮脂の酸化やメラニンによって黒く見える
赤ニキビ 炎症が起きて赤く見える
アクネ菌などの雑菌が増殖している
皮膚が盛り上がっている
痛みを伴うことも
黄ニキビ
(または膿ニキビ)
膿がたまって黄色く見える
赤ニキビよりも炎症が進んでいる

赤ニキビまで進むと毛穴で炎症が起きている状態で、治療をしないでいるとニキビ跡が残ることもあります。

炎症の原因になるのはアクネ菌などの細菌!

炎症の原因になるのがアクネ菌であるという点は、どちらのニキビも共通しています。

アクネ菌以外の雑菌が関係していることもありますが、ニキビを引き起こす菌としてはアクネ菌がよく知られていますので、皆さんも耳にされたことがあるのではないでしょうか。

大人ニキビは思春期のニキビとどう違う?特徴を比較しよう

それでは、思春期のニキビと大人ニキビはどのように違うのか、特徴を比較しましょう。

大人ニキビは複数の原因が絡んでできる!ニキビができる理由の違い

まずは、両者のニキビができる原因の違いを確認したいと思います。

思春期のニキビ ホルモンの分泌量が増えることが原因
それによって皮脂の分泌量が過剰になるため
大人ニキビ ホルモンバランスの乱れや乾燥などが原因
複数の要因が絡んでいることが多い

思春期のニキビはだいたい20歳くらいまでの人にできるニキビで、成長期に当たる時期にホルモンの分泌量が増え、それに伴って皮脂の分泌量が過剰になることで起こります。そのため、成長するに従って皮脂の分泌量が安定すると、自然にできにくくなるのがこのタイプのニキビです。

それに対して大人ニキビは、複数の原因が絡んでいることが多いので、繰り返しできやすいニキビであることが特徴です。

大人ニキビの原因の例として、ホルモンバランスの乱れや乾燥などが挙げられます。これについては、後ほど詳しくご紹介していきます。

大人ニキビは頬や顎にできやすい!できる場所も違います

思春期のニキビと大人ニキビは、できやすい場所も以下のように違います。

思春期のニキビ 皮脂が多く分泌される場所にできやすい
いわゆるTゾーン
大人ニキビ 頬や顎にできやすい
いわゆるUゾーン

思春期のニキビは皮脂が過剰分泌されることが原因なので、皮脂が多く分泌される場所にできやすいという特徴があります。Tゾーンと呼ばれることもある、額から鼻にかけてのラインにできやすいと言われています。

それに対して大人ニキビは、頬や顎にできやすいという特徴があるそうです。この部分は男性でいえばヒゲが生える部分なのですが、実は大人ニキビの原因の一つに男性ホルモンの増加もあります。そう考えると、この場所にできやすいのも納得できるのではないでしょうか。

大人ニキビの発生に関係する原因をまとめて確認!

ここからは、大人ニキビの原因として考えられることを詳しくまとめてご紹介します。

ホルモンバランスが崩れ男性ホルモン分泌量が増えるとニキビの原因に

女性であっても、体の中で女性ホルモンだけではなく男性ホルモンが分泌されているのですが、以下のような理由でホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンの分泌量が増えることがわかっています。

  • ストレス
  • 睡眠不足

ストレスがかかると、交感神経と副交感神経との2種類がある自律神経のうち、交感神経が優位になります。すると、男性ホルモンが多く分泌されやすくなってしまうのです。また、睡眠不足もストレスの原因になって自律神経が乱れることで、男性ホルモンの分泌量が増えます。

男性ホルモンの分泌量が増えると、次の理由でニキビができやすいお肌になります。

  1. 皮脂の分泌量が増える
  2. 角質が固くなる

皮脂量が増えることはもちろん、角質が固くなっても毛穴は詰まりやすくなるので、ニキビができやすくなります。

さらに、睡眠不足になると成長ホルモンの分泌量が減ってターンオーバーが上手く行かなくなることも、ニキビの原因となります。

ターンオーバーが上手く行かなくなると、古い角質がいつまでもお肌にとどまってしまうことでお肌が荒れ、大人ニキビができやすくなるのです。

皮脂量が適切なことが大切!多くても少なくても大人ニキビの原因に

皮脂は、適量分泌されることでお肌を守ってくれているのですが、皮脂が多く分泌され過ぎると毛穴に詰まりやすくなりますし、さらに酸化して炎症が起こりやすくもなるので、大人ニキビができやすくなってしまうのです。

だからといって、皮脂を取り過ぎてお肌が乾燥してしまうと、皮脂が適量でないとお肌が勘違いして皮脂が過剰分泌される原因になります。さらに、お肌が乾燥するとお肌のバリア機能も損なわれるため、刺激によってお肌が傷つきやすくなり、炎症が起きてニキビができることにもなります。

皮脂量は、多すぎても少なすぎても大人ニキビの原因になるということですね。

これは意外?紫外線や髪の毛、お化粧などによる刺激が原因のことも

大人ニキビは、以下のような刺激によってできることもあります。

  • 紫外線
  • 頬杖
  • シェービング
  • 髪の毛
  • お化粧

紫外線を浴びると、アクネ菌が作る物質が刺激を受けて活性化し、活性酸素と呼ばれるお肌にダメージを与える物質を作り出してしまいます。

頬杖やシェービング、それから髪の毛が当たることなどは、お肌に刺激を与えて傷をつけることに繋がります。お肌に傷がつくと、細菌が入って炎症が起きやすくなることでニキビの原因になるわけです。

お化粧は、薄く塗るのなら問題が無いのですが、厚く塗ったりお化粧をきちんと落とさずに眠ってしまったりすると、お化粧が毛穴に詰まってお肌が荒れる、アクネ菌の餌になるといった理由でニキビの原因になります。

食生活も大人ニキビに大きく影響します

食生活も、大人ニキビができやすくなるかどうかに大きく関わっています。

  • 動物性の脂質や糖質の摂り過ぎ
  • アルコールの摂り過ぎ
  • 食物繊維の不足(便秘)
  • 栄養の不足(過度のダイエット)
  • 暴飲暴食
  • 食事のリズムの乱れ

動物性の脂質や糖質は皮脂の主な成分ですので、撮り過ぎは良くありません。また、アルコールは分解される時にお肌の健康を維持するために必要なビタミン・ミネラルをたくさん消費してしまうので、お肌が荒れる原因となります。

食物繊維が不足して便秘になると、腸内で食べたもののカスなどが腐敗したり発酵したりして有害な物質やガスが出ます。それらは本来便として排出されるはずのものですが、便秘になると外に出ることができません。

すると、体は不要な物をなんとか体外に出すために毛穴を通してガスなどを排出しようとし、それがニキビの原因となるのです。

女性の場合、体型を気にしてダイエットに励むこともありますよね。ですが、過度なダイエットは必要な栄養まで摂れなくしますから、お肌が栄養不足になってしまいます。人間の体は、栄養が足りなくなると生命維持に必要な所から栄養を回すため、お肌は後回しになることが知られています。

暴飲暴食をしたり食事のリズムが乱れたりしていると、胃腸に負担がかかります。すると、消化が上手く行かなくなり、必要な栄養が取り込めない・毒素が出るなどの理由で大人ニキビの原因になってしまうのです。

思春期のニキビとは違って様々な原因でできるのが大人ニキビ!

思春期のニキビはホルモンの分泌量が増えるのに伴って皮脂の分泌量も増え、それが毛穴に詰まったり皮脂を餌にアクネ菌などの雑菌が繁殖したりすることでできるものです。

それに対して大人ニキビは、ホルモンバランスの乱れ・紫外線などの刺激によるもの・食生活が関連しているものなど、様々な原因が考えられます。

そのため、思春期の時と同じように洗うなどの対策をしても、あまり効果が得られない時もあるわけです。

大人ニキビができる原因を知ることで、思い当たることから改善することもできますよね。そのためにも、大人ニキビの特徴を正しく知ることが大切です。

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