女性ホルモン分泌量低下で様々な不調が出る!原因や症状、改善法とは

女性ホルモンは、女性の身体や心のバランスを保つために大切なものです。ですが、女性ホルモンは加齢を始め、ストレスなどの影響を受けて分泌量が低下してしまうことがあります。すると、身体や心のバランスをうまく保つことができなくなり、様々な不調が現れます。

そこで、なぜ女性ホルモンの分泌量が低下するのか、低下するとどのような症状が出るのかを確認しましょう。

また、それを元に、不調を軽減するために自宅でできる改善法についても合わせてチェックしていきますので、不調に心当たりがある方はぜひ試してみてくださいね。

女性ホルモンの分泌量の低下には年齢や生活習慣が関係しています

女性ホルモンにはエストロゲン(または卵胞ホルモン)とプロゲステロン(または黄体ホルモン)の2種類があることは、みなさんご存知の通りです。

女性ホルモンの分泌量が低下する原因は、主に2つに分けることができます。では、なぜ女性ホルモンの分泌量が減少してしまうのか、その原因を確認しましょう。

避けられない原因!加齢による女性ホルモンの分泌量の低下

女性ホルモンの分泌量が低下する1つ目の原因として、加齢が挙げられます。

女性ホルモンの分泌量は、年齢によって以下のように変化していきます。

年齢 女性ホルモンの状態
10代 分泌量が増え始める
20代から30代 最も分泌量が多い
40代 分泌量が減少し始める
50代 ほぼ分泌されなくなる

このように年齢を重ねると女性ホルモンの分泌量が低下してしまうのは、女性ホルモンを分泌する器官である卵巣の機能が、加齢によって衰えていくためです。

残念なことではありますが、加齢による女性ホルモンの分泌量の低下は避けられないことです。ですが、対策を行うことで女性ホルモンの分泌量低下による不調を軽減することはできますので、後ほどご紹介する対策法をぜひチェックしてみてください。

加齢以外にストレスが関係していることも!

加齢が原因で女性ホルモンの分泌量が低下するのは避けられないことですが、それ以外に以下のようなストレスが原因で女性ホルモンの分泌量が低下していることもあります。

  • 精神的なストレス
  • 過労
  • 過度の食事制限
  • 運動不足
  • 睡眠不足

ここで挙げたものは、いずれも心や身体に対するストレスになることです。

ストレスがかかると、ストレスに対抗するためのコルチゾールという名称のホルモンがたくさん合成されるようになります。このコルチゾールは女性ホルモンと同じ経路で作られていることから、コルチゾールの合成量が増えると相対的に女性ホルモンの生産量が減ってしまうわけです。

女性ホルモンの分泌量が低下すると様々な不調が起こります

年齢を重ねたりストレスがかかったりすると分泌量が低下することは女性ホルモンどちらにも言えることですが、女性の心や体に不調が起きるのには、特にエストロゲンの分泌量の低下が関係していると言います。

エストロゲンの分泌量が減少すると、脳からはエストロゲンを出すようにと指令が出されますが、卵巣の機能が低下していると十分にエストロゲンが分泌されません。すると、脳からは指令が出され続けることによってバランスが崩れ、様々な症状が起こって来るのです。

では、エストロゲンが不足することで起こる症状を確認しましょう。まるはし女性応援クリニックによると、女性ホルモンの低下によって起こる症状は主に3種類に分けられると言いますので、今回はその分類を元に症状を確認していきます。

血管運動神経症状

まずは、血管運動神経に関する症状から見ていきましょう。血管運動神経とは、血管の壁にある神経のことを言います。

  • ほてり
  • のぼせ
  • 発汗

女性の方の中にはホットフラッシュという言葉を聞かれたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、ホットフラッシュはほてりやのぼせを合わせて言うイメージの言葉です。

身体症状

次に、身体に関する症状を確認しましょう。

  • めまい
  • 頭痛
  • 動悸
  • 疲労感
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 筋肉痛

女性ホルモンの分泌量が低下すると、身体の様々な所に症状が出ることがわかります。

精神症状

最後に、精神に関する症状を確認します。

  • イライラ
  • 不安感
  • 抑うつ
  • 不眠

女性ホルモンの分泌量が低下すると、心のバランスも崩れてしまうということです。

それ以外に考えられる症状

ここでご紹介した以外にも、以下のような症状が出ることも指摘されています。

  • 不正出血
  • 外陰部のかゆみ
  • おりものの変化
  • 性交痛
  • 尿漏れ
  • 胃腸の不調
  • 皮膚のかゆみ
  • 手足のしびれや震え
  • 動脈硬化
  • 心筋梗塞
  • アルツハイマー
  • 冷え

エストロゲンの分泌量の低下は、体のさまざまな部分に影響を与えることがわかります。

骨粗鬆症とも関係があります!

実は、エストロゲンの分泌量の低下は、骨粗鬆症とも関係があります。

エストロゲンは、カルシウムが骨から流出しないようにする働きもあるため、エストロゲンの分泌量が低下するとカルシウムが流出しやすくなって骨がもろくなるわけです。

骨粗鬆症は女性に多いのですが、それにもエストロゲンの分泌量の低下が関係しているんですね。

エストロゲンの分泌を促すには?自宅でできる対策をご紹介

先ほどもお話したように、体の様々な不調には女性ホルモンの中でもエストロゲンが大きく関わっています。そこで、様々な症状を緩和するために、エストロゲンの分泌を促す方法を確認していきましょう。

食生活を見直そう

食生活の基本は、バランスの良い食事をすることです。まずは、特定の栄養素を摂ることよりも、バランスが良い食事ができているかどうかをチェックしましょう。その上で、以下のような栄養素が摂れるように意識すると、効果的にエストロゲンの分泌を促すことができます。

日々の食生活の中に、ぜひ摂り入れてみましょう。

  

  

  

  

積極的に摂りたい栄養素 理由 お勧めの食品
大豆イソフラボン エストロゲンと似た構造だから
体内で同様の働きをするから
納豆・きな粉など大豆製品
ボロン エストロゲンを活性化する キャベツ・とろろ昆布など
ビタミンE エストロゲンを生産しやすくする ごま・かぼちゃ・アーモンドなど
ビタミンB6 エストロゲンを生産しやすくする サケ・マグロ・カツオなど

有酸素運動を習慣化しよう

有酸素運動を行うと、心や身体が落ちつきやすくなります。

そのため、以下のような有酸素運動を日常生活の中に取り入れるようにしましょう。

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • バランスボール

日々忙しくて外に出る時間がなかなか取れない方は、バランスボールを使ったエクササイズなら続けやすいかもしれませんね。

また、日常生活の中で、骨盤が寝たままにならないように意識することも大切です。

骨盤が寝ると内臓が圧迫されてしまうので、便秘や冷えの原因となります。そのため、おへそから恥骨へのラインが床に対して垂直になっているかどうかを意識しながら経ったり座ったりするようにしましょう。

生活習慣の見直しも大切!

加齢による女性ホルモンの低下ではなく、年齢や生活習慣を考えてみた時にもしかしたらストレスが関係しているかもしれないと思われる時には、生活習慣を見直すことも大切です。

  • ストレス発散の方法を考える
  • 休息を取る
  • 過度なダイエットはしない

近年はストレス社会と言われるほどで、ストレスをためないことが難しいことは確かです。そのような状況の中なので、ストレスをためない事より発散することを考えるようにするといいですね。

また、体に対するストレスを避けるためにも休息をしっかり取ったり過度なダイエットは控えたりすることも意識しましょう。

加齢やストレスで低下する女性ホルモン、不調を改善する方法を試そう

女性ホルモンの分泌量は、加齢やストレスなどの影響を受けて低下してしまいます。そうなると体の様々なところに不調が起こりますので、それを改善する方法を考える必要があります。

食事や運動で女性ホルモンの分泌量が低下したことによって起こる症状をある程度改善することができますので、症状に心当たりがある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

それでも改善が難しく辛い時には、病院に相談することも可能です。これくらいで病院なんて、と女性はつい我慢してしまいがちなのですが、女性ホルモンの分泌量が減ることによって出る症状はかなり大変な場合もありますので、不安な時は相談することも大切です。

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