肌荒れが治らない時にチェックしたい!原因と家でもできる対策法

肌荒れは、お肌のバリア機能が低下したりターンオーバーが上手く行かなくなったりすることによって起こります。では、なぜそのようなことになるのかというと、原因はいくつか考えられます。

お肌が荒れているとなんだか疲れて見えるなどの理由で、肌荒れを気にする女性の方も多いものです。多くの方が保湿などのスキンケアをしていることと思いますが、肌荒れの原因はお肌そのものだけではなく、食事やストレスなども関係していることがあります。

そのような場合は、お肌に対する対策をしてもなかなか肌荒れが改善されないわけですね。そこで、肌荒れが治らない時にチェックしたい肌荒れの原因と、その原因に対して家でもできる対策をまとめてご紹介します。

体の内側も関係する!お肌が荒れる原因をチェックしよう

それでは、肌荒れ対策の参考にするために、お肌が荒れる原因を詳しくチェックしていきましょう。

紫外線などの外部からの刺激はお肌に悪影響!

肌荒れはお肌で起こるものなので、外部から何らかの刺激がお肌に直接加わっていることが考えられます。

例として、以下のような刺激があります。

  • 紫外線
  • 大気汚染・花粉・ハウスダストなど
  • 間違った洗顔や過度な洗顔
  • 空気の乾燥によるお肌の乾燥
  • 刺激が強い衣服との摩擦
  • 熱すぎるお風呂
  • お肌に合わない化粧品

紫外線が当たると、コラーゲンや遺伝子が破壊されるなどの理由でお肌がダメージを受けます。また、大気汚染物質・花粉・ハウスダストなどは、アレルギーを引き起こします。これらの異物が体内に侵入しようとするとそれを外に出そうと免疫機能が働くのですが、その過程でかゆみなどの症状が出て肌荒れが起こります。

ゴシゴシと強く擦るような間違った洗顔法や、お肌に合わない洗浄料による洗顔、それからピーリングのし過ぎや強すぎる洗顔料による洗顔などの洗顔の際の刺激は、お肌を傷つけ肌荒れを招きます。

さらに、洗顔法が間違っていたり洗浄料が強すぎたりすると、必要な皮脂までお肌から奪ってしまい、その結果お肌が乾燥してバリア機能が低下することもあります。それも、肌荒れの原因になります。

空気の乾燥も、お肌から水分を奪って乾燥させるので、肌荒れを招きます。お肌に刺激が強い衣服との摩擦や、熱いお湯による洗顔や熱すぎるお風呂、お肌に合わない化粧品もお肌が傷つく原因です。

ストレスや睡眠不足はホルモンバランスを乱して肌荒れを招く!

肌荒れには、外部からの影響ではなく、体の内部が関係していることもあります。その一つが、ストレスです。

ストレスがかかると、ホルモンバランスが乱れますし、血流も悪化します。それによって、お肌が荒れやすくなってしまいます。女性の方が男性よりもストレスを感じやすくなっていますので、よりストレスの影響による肌荒れも起こりやすいと言えます。

睡眠不足はストレスを招く大きな要因ですので、睡眠不足も避けたいところです。

それから、睡眠不足は以下の理由でもお肌に悪いと言えます。

  • 成長ホルモンの分泌量が減る
  • ターンオーバーが上手く行かなくなる

睡眠不足は、いろいろな意味でお肌に悪いということですね。

栄養の偏りや栄養不足、便秘など食生活が肌荒れの原因になることも!

食べ物は体を作る元になりますが、栄養の偏りや栄養不足、それから便秘も、肌荒れを招く原因の一つです。

食べるものがたくさんある中で栄養不足というのはイメージできないと言われるかもしれませんが、女性の場合過度のダイエットで栄養不足に陥っている場合もありますので、注意が必要です。

栄養が偏っていたり栄養が不足していたりすると、お肌を作ったりお肌を健康に保ったりするための栄養素が足りず、その影響で肌荒れが起きることがあります。

また、逆に食べ過ぎたり不規則な食生活をしていたりすると、内臓に負担がかかることでお肌が荒れやすくなりますので、これらにも注意したいところです。

それから、便秘になると腸内環境が乱れることで有害物質が発生します。ところが、便秘のせいで腸からそれらを出せないため、体は血液を通して毛穴からそれを排出しようとします。すると、有害物質がお肌に触れることになるので、肌荒れが起こるのです。

肌荒れには女性特有の理由もあります

お肌が荒れてしまう理由の中には、以下のように女性に特有なものもあります。

  • 妊娠
  • 月経

妊娠中には、妊娠の維持に役立つ女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌量が増えます。

また、女性の体内では、月経の周期に合わせてエストロゲンとプロゲステロンの2種類の女性ホルモンの分泌量が周期的に増えたり減ったりを繰り返しています。プロゲステロンは、排卵が終わってから月経が始まるまでの時期に分泌量が増える女性ホルモンです。

プロゲステロンは、女性にとって必要なホルモンであることはもちろんなのですが、分泌量が増え過ぎると皮脂を過剰分泌させる性質を持っているため、肌荒れに関係しているホルモンでもあると言えます。

生理前に何となくお肌の調子が悪い、と感じることがあるのも、そのせいなんですね。

自宅でできることは?思い当たる原因への対策で肌荒れを改善しよう

それでは、お肌が荒れる原因として考えられることを元に、自宅でできる肌荒れを改善するための対策法を確認していきましょう。

外部からの刺激をできるだけ避ける方法を試そう

先ほど挙げた外部からの刺激に対しては、以下のような対策が考えられます。

  • 紫外線対策をする
  • こまめに掃除をする
  • 洗顔の方法に気をつける
  • 室内を乾燥させないよう加湿する
  • 低刺激の衣類を選ぶ
  • お風呂は熱くし過ぎない
  • お肌に合う化粧品を選ぶ
紫外線対策をしたい場合は、日焼け止めをきちんと塗ることがお勧めです。紫外線には2種類あるのですが、そのうちお肌の深い部分にまでダメージを与えるタイプの紫外線は日傘や帽子を通り抜けやすい性質を持っていますので、最も効果的な紫外線対策の方法は日焼け止めを塗ることです。

それに、日傘や帽子などを合わせて使うと、より効果的ですね。

大気汚染や花粉、ハウスダストなどは防ぐのが難しいものですが、家の中をこまめに掃除することでそれらの影響を少しでも影響を減らすことはできます。ハウスダスト対策をする時には、朝一番にモップなどで床の上を掃除することから始めるのがお勧めです。

軽くて小さいハウスダストは普段は空気の中を舞っていますが、寝ている時には人が動かないので、ハウスダストは床にたまります。それを利用するわけですね。次に、掃除機で汚れを吸いこみます。

最初に掃除機を掛けると、せっかく床の上にたまっているハウスダストが舞い上がるので注意しましょう。これはエアコンをつけたり窓を開けたりしても同じですので、まずは床掃除をするようにしたいものです。

乾燥を栄えるために加湿をする、衣類は低刺激のものを選ぶ、お風呂を熱くし過ぎない、化粧品に気をつけるといった対策も有効です。洗顔の方法もかなり重要ですので、この後詳しくチェックしましょう。

肌荒れを防ぐための正しい洗顔方法とは

洗顔の方法を見直すだけでも、肌荒れが改善することがあります。洗顔をする際には、以下のような流れで洗顔をしましょう。

  1. 手を洗った後顔を濡らす
  2. 洗顔料を泡立て泡を作る
  3. できた泡で優しく顔を洗う
  4. すすぎも丁寧にする
  5. 清潔なタオルで軽く押さえながら水分を拭き取る

顔をゴシゴシ擦らないようにするには、手ではなく泡で顔を洗うことがポイントです。

また、顔を拭く時も、タオルで擦らないように軽く押さえるようにしながら水分を拭き取りましょう。

ストレスや睡眠不足を解消する方法を試そう!

肌荒れを防ぐには、貴女なりのストレス解消法や、睡眠不足を解消する方法も見つけたいところです。

ストレスに関しては、人それぞれ楽しいと思うことが違うと思いますので、普段の生活の中に何か楽しいと思えたりリラックスできたりする時間を持てるようにしたいところです。女性であれば、ショッピングやおしゃべりがストレス解消になるという話もよく聞かれますね。

睡眠不足に関しては、寝る前に寝やすい状態を作ることでスムーズに眠れることがあります。ストレスがかかっている場合などには寝たくても寝られないことがあるのですが、以下のような方法で体を温めておくと眠りやすいと言われていますので、なかなか寝付けない方はぜひ試してみてください。

  • ゆっくりお風呂に使って温まる
  • ストレッチをしてみる
  • 温かい飲み物を寝る前に飲む

それから、スマホやパソコンから出るブルーライトは睡眠を阻害しますので、寝る直前まで見るのは止めるようにしましょう。

また、意外なことかもしれませんが、ビタミンB群が不足すると眠りにくくなることが知られています。

うなぎ・レバー・卵・乳製品など、ビタミンB群を多く含む食品を意識して多く摂るようにすることも、睡眠不足の改善に役立つことがあります。

運動はストレスや睡眠不足解消に役立ち血流改善効果もある!

先ほどストレスや睡眠不足の解消法について確認しましたが、運動をするのもその一つの方法です。運動自体がストレス解消に役立ちますし、また適度に疲れることで夜寝付きやすくなる人も多いものです。

さらに、運動には血流改善効果もあることから、血液によって運ばれている栄養が体全体に行き渡りやすくなるのと共に、代謝も活性化されるので老廃物が排出されやすくなり、お肌のターンオーバーが整えられる効果まで期待できます。

お肌のためにとてもいいので、運動を習慣化するようにすることも効果的な肌荒れ対策だと言えます。

お肌を健康に保つための栄養素を食事で積極的に摂ろう!

お肌を健康に保つには、以下のような栄養素を摂ることが積極的に必要です。種類が多いので、ビタミン類とそれ以外の栄養素に分けてご紹介します。

まずは、お肌のためには必要だとよく言われる、ビタミン類から見てみましょう。

栄養素 食品の例 摂りたい理由
ビタミンA 人参・レバー・ウナギ
バター・チーズなど
お肌を潤わせる
色素沈着を防ぐ
ビタミンB1 豚肉・レバー
豆類など
糖質をエネルギーにする時に必要
ビタミンB2 うなぎ・レバー
乳製品・卵など
お肌の粘膜の健康を保つ
新陳代謝を活性化する
タンパク質の代謝を助ける
ビタミンB6 大豆・レバー・
バナナ・卵など
皮脂の分泌量を調整する
ターンオーバーを助ける
免疫機能を維持する
パントテン酸 納豆・レバー・
イワシ・鮭・卵など
水溶性ビタミンの一種
タンパク質・脂質・糖の代謝に役立つ
皮膚の健康を維持する
ビタミンC 小松菜・苺
レモン・グレープフルーツなど
お肌のバリア機能を保つ
お肌を外部からの刺激から守る
コラーゲンの生成を助ける
ビタミンE 植物油・ナッツ類
うなぎ・たらこ・アボカドなど
抗酸化作用によるお肌の老化防止
血流を改善する
代謝を活発にする

ビタミンB2は水に溶け出しやすいため、熱を加える調理法で調理をする際には煮汁も使うようにするとより効果が得やすくなります。

次に、ビタミン類以外の栄養素を確認しましょう。

栄養素 食品の例 摂りたい理由
タンパク質 肉類・卵
牛乳・豆類など
お肌を作る材料
代謝を促進する
亜鉛 牡蠣・ホタテ
卵など
お肌の生まれ変わりを助ける
代謝を促進する
糖質 ご飯・パン類・麺類
いも類・果物・砂糖など
細胞を作るエネルギーの元
※摂り過ぎは皮脂の過剰分泌の元に!
脂質 植物油
バター・マーガリンなど
お肌の表面を包み守る
ビタミンAやEの吸収を助ける
※摂り過ぎは皮脂の過剰分泌の元に!
女性からは敬遠されがちな糖質や脂質も、お肌のために必要な栄養素の一つです。ただし、これらは摂り過ぎると皮脂の過剰摂取を招く可能性が指摘されていますので、敬遠し過ぎず適量を摂ることを目指したいものです。

女性特有の理由での肌荒れも改善が可能です

妊娠や月経周期などに伴うプロゲステロンの増加が肌荒れの原因の一つだと言われると、対策法が無いように思われるかもしれませんが、これらの原因による肌荒れでもできる対策があります。

妊娠中・月経周期に関する肌荒れどちらにも共通してできる対策が、以下のものです。

  • 化粧品を敏感肌用のものなどに変える
  • ビタミン類を多く摂る
  • 睡眠時間を確保する

また、月経周期によるものであれば、お肌の調子を整えてくれる女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンを積極的に摂る方法や、ストレッチなどの軽い運動を取り入れる方法が試せます。

大豆イソフラボンの大量摂取はホルモンバランスを崩すのでお勧めできませんが、普段より意識的に多く摂ることで肌荒れが改善されることがありますので、普段あまり大豆製品を食べていないと思われる方は試してみてください。

だだし、さらにデリケートな妊娠中には、ホルモンバランスを乱したり体調に影響したりすることが考えられるので、これらの方法は避けてくださいね。

湿疹や赤味が出る場合肌荒れではないかも?乾燥性湿疹について知ろう

肌荒れやお肌の乾燥が続き、さらに湿疹や赤味、かゆみが出ている場合は、ただの肌荒れではなく乾燥性湿疹であることも考えられます。その場合は、医療機関での治療が必要になる場合もあります。

では、乾燥性湿疹とはどのような病気なのか、確認しましょう。

湿疹や水ぶくれができる!乾燥性湿疹の特徴

乾燥性湿疹になると、お肌が乾燥するのと合わせて以下のような症状が出ます。

  • 炎症が起きてお肌が赤くなる
  • かゆみがある
  • 湿疹ができる
  • 水ぶくれができる

初期段階ではお肌が粉を吹いたような感じで白くなるのですが、症状が進んでくると皮膚にひび割れができ、炎症が起きてお肌が赤くなったりかゆみが出たりします。お肌が乾燥することによって、バリア機能が損なわれた状態になっているということです。

お風呂で温まる、衣類で締め付けられるなどすることでかゆみが増すこともあるのですが、かゆくなるとついかいてしまうため、余計に肌荒れが進むこともあります。

さらに、湿疹ができたお肌はターンオーバーが早くなりすぎて、潤いのあるお肌が作られなくなってしまいます。

年齢などが関係する!乾燥性湿疹の原因

乾燥性湿疹の原因には、以下のようなものがあります。

  • 加齢
  • 空気の乾燥
  • 熱すぎるお風呂
  • 皮膚への刺激

原因は、通常の肌荒れを起こす場合とよく似ていますね。

乾燥性湿疹に対する対策

乾燥性湿疹の場合、皮膚科を受診してかゆみを抑える治療薬や炎症を抑える治療薬を処方してもらうことが必要です。

その上で、以下のような対策をすると、症状を早く改善したり再発を防ぐことができたりします。

  • お風呂上がりには保湿をする
  • お風呂でゴシゴシ擦らない
  • 部屋の湿度を50%から60%に保つ
  • 規則正しく生活をする
  • お肌に優しい衣類を着用する
  • アルコールを控える
  • 辛い食べ物を控える

アルコールや辛い食べ物は、かゆみを強くしてしまいます。すると、無意識のうちにお肌をかき壊すため、余計に症状が酷くなってしまいます。

肌荒れの原因には外部からと内部からの物がある!合わせて対策しよう

肌荒れの原因には、主に外部からの刺激と体の内部が関係したものとがあります。

そのため、今の生活を振り返ってみて、どのような原因が関係していそうかを探り、それに合わせた対策をすることで肌荒れを改善できる可能性があります。

また、女性の場合は女性ホルモンであるプロゲステロンの影響で肌荒れしやすい時期もあります。その場合でも、化粧品を変えたりビタミン類を多く摂ったりとできる対策はありますので、できることから試してみるといいですね。

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