きな粉の効果がすごい!嬉しいバストアップ効果や免疫力の改善も

大豆は豊富な栄養を含む食品として有名ですが、その大豆を粉にして作られるきな粉には、大豆と同様に様々な効果があることが知られています。例として、ダイエット効果や骨粗鬆症の予防効果などが挙げられます。これは、女性としては嬉しいですよね。

では、なぜきな粉にそのような効果があると言えるのでしょうか。

そこで今回はきな粉の成分に着目して、きな粉の様々な効果と、なぜ効果があると言えるのか根拠も合わせて詳しくご紹介していきます。

Table of Contents

きな粉に含まれる成分をチェックしよう!

では、最初に、きな粉にはどのような成分が含まれているのか、チェックしましょう。

きな粉には大豆の成分がほぼ丸ごと含まれています!

きな粉は、大豆をほぼ丸ごと粉にして作られたものなので、大豆の栄養分をそのまま摂取できる食品だと言えます。そこで、きな粉に含まれる成分を知るために、大豆の成分を確認しましょう。

大豆は、以下のような成分で構成されています。

含まれる成分 割合
タンパク質 35%
脂質 19%
食物繊維 17%
糖質 11%
水分などその他の成分 18%

また、カルシウムや鉄分も豊富に含まれることがわかっています。

きな粉には大豆特有の成分も含まれています!

さらに、大豆から作られるきな粉には、以下のような特有の成分も含まれています。

  1. 大豆タンパク質
  2. 大豆イソフラボン
  3. 大豆サポニン
  4. 大豆オリゴ糖
  5. 大豆レシチン

これらの成分が、美容や健康づくりに役立ってくれるのです。では、ここからは成分ごとに詳しく働きを見ていきましょう。

コレステロール値を下げる作用などを持つ!大豆タンパク質

大豆に含まれる特有のタンパク質である大豆タンパク質には、コレステロールの値を下げる作用などが期待できます。では、詳しく確認しましょう。

大豆タンパク質が持つ効果

大豆タンパク質には、以下のような効果が期待できます。

  • コレステロール値を下げる
  • 中性脂肪を下げる
  • 筋肉を作りやすくする
  • 運動をすることでダイエット効果を得やすくなる

では、詳しく確認したいと思います。

大豆タンパク質がコレステロール値と中性脂肪を下げる理由

不二製油株式会社の説明によると、大豆タンパク質がコレステロール値や中性脂肪を下げるのは、本来十二指腸で胆汁酸と結び付くことによって吸収されやすくなるコレステロールや中性脂肪よりも、大豆タンパク質が先に胆汁酸と結び付くため、それらが通常よりも吸収されにくい状態になるからです。

このことは、臨床実験によっても証明されています。食事を動物性タンパク質ではなく大豆タンパク質に置き替えるという実験をしたところ、悪玉コレステロールと中性脂肪の値が明らかに下がったそうです。ですが、善玉コレステロール値にはほとんど変化はないと言います。

この結果によって、大豆タンパク質は、善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスを調整してくれることも示されています。

栄養価が高い大豆タンパク質は筋肉になりやすい種類のタンパク質です

みなさまもご存知のように、タンパク質は筋肉の元になる成分です。

大豆タンパク質は、タンパク質の栄養価の高さを示すアミノ酸価(アミノ酸スコアと呼ばれることも)が100ととても高く、筋肉になりやすい種類のタンパク質だと言えます。そのため、筋肉を維持するのにも役立ってくれます。

さらに、タンパク質には新陳代謝を調整する働きもあり、皮膚や髪の毛、内臓など様々な部分での新陳代謝を活発にしてくれることで私達の健康づくりに役立つ点にも注目したいところです。

大豆タンパク質とダイエット効果の関係をご説明します

大豆タンパク質には、以下の理由でダイエット効果があると言えます。

  • 運動をする時にカロリーを消費しやすくする
  • 筋肉の疲れを取り運動を続けやすくする

大豆タンパク質の中には、脂肪を燃やしてエネルギーを作る働きをするタンパク質であるUCPという名称のタンパク質が含まれていて、運動をするとエネルギーがより消費されやすい状態を作ってくれます。

すると、脂肪が燃えやすくなるので、運動をした時にダイエット効果を高めることに繋がると言えます。

不二製油株式会社は、マウスを用いた実験でUCPを人工的に低下させるとマウスが太り、逆にUCPを人工的に増やすとマウスが痩せるという実験結果があることを紹介しています。

また、大豆タンパク質には、筋肉の疲れを取ることで運動を続けやすくする効果もあります。ダイエットの際には、継続して運動をすることが大切です。ですが、筋肉が疲れてしまうと運動が続きません。

そこで、大豆タンパク質を積極的に摂取して筋肉の疲労を回復させることで運動が長続きしやすくなると、ダイエット効果も得やすくなると言えるのです。

女性ホルモンに似ていることから様々な効果を持つ!大豆イソフラボン

大豆イソフラボンは、女性ホルモンのうちのエストロゲンとよく似た構造をしていて、植物性エストロゲンという別名で呼ばれることもあります。

女性の体と女性ホルモンは切っても切り離せない関係にありますが、エストロゲンが不足すると女性の体では様々な不調が起こりやすくなります。

そこで、きな粉を食べることで大豆イソフラボンを摂取すると、体内ではエストロゲンの量が増えたのと同じ状態が作り出されることによって、不調を改善してくれるのです。

では、詳しく見ていきましょう。

エストロゲンが不足することによって起こる様々な不調

医療法人横浜グリーンクリニックの説明によると、エストロゲンには以下のように様々な働きがあると言います。

  • 情緒不安定や不眠を和らげる
  • のぼせを和らげる
  • 肌質や髪質を良くし若々しく見せる
  • うつ病を予防する
  • アルツハイマー病を予防する
  • 骨粗鬆症を予防する
  • 心臓病を予防する

つまり、エストロゲンの量が減ってしまうと、これらの働きが上手くいかなくなり、肌質や髪質が悪くなったり骨粗鬆症になったりするということですね。

本来なら女性の体内にはエストロゲンが必要な量作られているものですが、エストロゲンはストレスの影響を受けやすく、ストレスがかかり続けていると分泌量が減ってしまいます。過労・睡眠不足・運動不足などもエストロゲンを減らす原因になりますし、加齢に伴って分泌量が減りますし、閉経によってもさらに減ります。

そのため、エストロゲンの量が足りていないようであれば補う必要があるんですね。その時に役立ってくれるのが、エストロゲンと構造が似ている大豆イソフラボンです。大豆イソフラボンを摂ることによって、肌質を良くする美肌効果や骨粗鬆症を予防する効果など多くの効果が期待できることがよくわかります。

さらに、医療法人社団中央みなと会三井タワークリニックは、エストロゲンの分泌量の減少はコレステロール値や中性脂肪の量を増やす原因になることを説明し、イソフラボンがエストロゲンと似た働きをすることからきな粉や豆腐などを食べるよう勧めています。

エストロゲンの分泌量が減ることによって起こる月経前症候群の緩和も!

女性の体は女性ホルモンの影響を大きく受けていますが、女性ホルモンの分泌量は生理周期によって変化していきます。

エストロゲンは生理が終わったころから分泌量が増え始め、排卵期を境に減少していき、生理前にはかなり減少します。逆に、もう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンは妊娠に役立つホルモンなので、排卵期が終わったころから生理前にかけて分泌量が多くなります。

生理の前になると、なんだか気分が上向かない・イライラする・眠い・肌が荒れるなど様々な症状が出ることがありますが、これらは月経前症候群(PMS)と呼ばれていて、月経が始まると症状が軽くなったり消えたりするのが特徴です。

月経前症候群になるのは、女性ホルモンの分泌量が大きく変化することが原因ではないかと考えられています。

そこで、情緒不安定を和らげたりうつ病を予防したりする効果を持つエストロゲンと同じような働きをする大豆イソフラボンを摂るようにすると、月経前症候群が緩和されるのです。

女性には嬉しい!大豆イソフラボンでバストアップ効果も期待できる!

バストアップに興味をお持ちの女性の方なら、この大豆イソフラボンという名前に聞き覚えがあると言われるかもしれませんね。大豆イソフラボンを摂取すると、バストアップができる可能性があります。

女性のバストは1割の乳腺と9割の脂肪からなるため、脂肪の量を増やせばバストが大きくなります。ですが、脂肪をつけるためには、乳腺を発達させる必要があります。

乳腺は赤ちゃんにおっぱいをあげるために大切な器官なので、周りにつく脂肪によって守られています。だから、乳腺が発達すればするほどそれを守るための脂肪もたくさんつくため、バストが大きくなりやすいのです。

では、どうやったら乳腺を発達させることができるのかというと、エストロゲンによって刺激を受けることが大切です。ですが、先ほどもお話ししたように、ストレスや加齢などの影響で、エストロゲンの量は減りがちになっているのが現状です。

そこで、外部から大豆イソフラボンを補うことによって、女性ホルモンが体内にたくさんある時と同じ状態を作り出せば、乳腺が刺激されてバストアップできる可能性があると言えます。

風邪の予防やダイエットなどに役立つ!大豆サポニン

大豆サポニンには、風邪の予防を始め様々な効果が期待できます。では、詳しく見ていきましょう。

ナチュラルキラー細胞を活性化!免疫力を高め風邪予防に役立つ!

大豆サポニンは、ナチュラルキラー細胞と呼ばれる免疫力を司っている細胞を活性化します。すると、免疫力が高まるため、以下のような病気にかかりにくくなったり長引きにくくなったりします。

  • 風邪
  • インフルエンザ

風邪やインフルエンザにかかると、忙しい女性としてはとても困りますよね。体が辛くても休めない、そんなこともあるのではないでしょうか。そんな時に備えて、きな粉を役立てたいものです。

過酸化脂質をできにくくする!肝機能を高める働きも

大豆サポニンには、過酸化脂質をできにくくする性質もあります。

過酸化脂質というのは、コレステロールや中性脂肪が酸化されたものなのですが、増えると動脈硬化の原因にもなりますし、肝機能障害も起きやすくなります。

そのため、大豆サポニンを摂ることで過酸化脂質ができにくくなると、動脈硬化や肝機能障害の予防につながると言えるのです。

肥満の予防もできる!大豆サポニンはダイエットの味方

大豆サポニンは、腸で吸収されたブドウ糖と脂肪がくっつくのを邪魔します。すると、脂肪が蓄積されにくくなるため、肥満の予防に役立つのです。

さらに、大豆サポニンがコレステロール値や中性脂肪を下げることも知られています。株式会社わかさ生活は、大豆サポニンを高脂血症・高血圧症・動脈硬化症の患者さんに投与した結果、血液中の総コレステロール値が71%改善され、中性脂肪は88%改善されたとする研究結果を紹介しています。

だから、大豆サポニンはダイエットの味方だと言えるんですね。

利尿作用もありむくみを改善するのにも役立ちます

大豆サポニンには利尿作用があることから、むくみを改善するのにも役立ってくれます。

さらに、きな粉にはカリウムも含まれています。この成分も、むくみの改善に役立つことが知られています。

食物繊維としての働きを持つ!腸の調子を整える大豆オリゴ糖

大豆オリゴ糖は、食物繊維としての働きを持っている成分です。では、どのような効果があるのか詳しく見て行きましょう。

食物繊維なので腸の調子を整えてくれます

大豆オリゴ糖は食物繊維としての働きを持っているので、腸の調子を整えてくれます。

また、大豆には大豆オリゴ糖以外の食物繊維も豊富に含まれています。

そのため、きな粉を食べると腸の調子が整えられ、便通もよくなるのです。

善玉コレステロールを増やし動脈硬化の予防にも役立つ!大豆レシチン

大豆レシチンは、善玉コレステロールを増やすなどの効果を持つ成分です。では、詳しく見て行きましょう。

乳化作用を持つことで大豆レシチンがコレステロール値を下げる!

大豆レシチンには、通常は混ざる事のない水と油を混ぜる乳化作用があります。

コレステロールがレシチンによって溶かされると、血管内を流れやすくなることから余分なコレステロールが血管の壁につきにくくなるという理由で、コレステロール値を下げることができます。

実は、血管につきやすいのは、悪玉コレステロールです。善玉コレステロールにはもともとレシチンが多めに含まれていて、血管につくことはあまりないため、大豆レシチンを摂ると悪玉コレステロールを減らすことができると言われています。それによって、動脈硬化を予防する効果が得られます。

とはいえ、コレステロールは神経組織や細胞膜を構成するために必要な成分でもあるので、全て無くしてしまえばいいというものでもありません。そのため、善玉コレステロールはそのまま残ることもとても大切なのです。

脳の機能を改善するためにも役立ってくれる!

レシチンを構成している成分がアセチルコリンと呼ばれる脳内神経伝達物質の材料になることや、脳内の30%程度をレシチンが占めていて脳の細胞の活動を支えることなどの理由から、レシチンは以下のような効果も持っています。

  • イライラを抑える
  • 不眠症を防ぐ
  • 記憶力の低下を防ぐ
  • アルツハイマー病を予防する
  • 認知症を予防する

大豆レシチンは、脳の活動にも大きく関係していることがよくわかりますね。

肝機能を高める働きもあります

大豆レシチンを構成している成分であるコリンは、脂質を肝臓で代謝する時に必要な成分です。さらに、レシチンは肝臓の機能を保護する働きもします。

そのため、レシチンをきちんと摂ると脂肪が肝臓に蓄積されにくくなることで、肝脂肪や肝硬変の改善や予防に役立ちます。

女性に嬉しい美肌効果も!

さらに、大豆レシチンには女性に嬉しい美肌効果まであります。

レシチンの乳化作用は、コレステロール値を下げるのと共に、血液中に脂肪がとどまって流れが悪くならないようにしてくれることによって体内に取り込まれた栄養や酸素が細胞に届きやすくなる働きも持っています。

栄養や酸素がきちんと摂り込まれることが、美肌作りにも役立つというわけです。

大豆レシチンは特にダイエットや動脈硬化の予防効果が高い性質を持つ!

ここまで、レシチンの主な働きを確認してきましたが、実はレシチンには大きく分けて大豆レシチンと卵黄レシチンがあり、それぞれ以下のような特色を持ちます。

大豆レシチン 卵黄レシチン
血液の中に長くとどまる事が可能
ダイエット効果が高い
動脈硬化や心臓病などを予防する効果が高い
神経に作用する成分が多い
脳機能を改善する効果が高い

基本的な働きはどちらも同じなのですが、得意とする分野が少し違います。

きな粉に含まれる大豆レシチンは、脳機能に関する分野よりもダイエット効果や動脈硬化の予防などにより力を発揮する種類のレシチンです。

きな粉には特有成分以外にも健康に役立つカルシウムなどが含まれる!

ここまでは、きな粉に特有な成分の効果について確認してきましたが、きな粉にはそれ以外にも健康づくりに役立つ成分が含まれています。

では、どのような成分があるのか、チェックしましょう。

豊富に含まれるカルシウムが骨や歯の成長を助ける!

きな粉には、カルシウムも豊富に含まれています。

骨や歯はカルシウムがないと上手く生長できませんので、カルシウムを摂ることで骨や歯が成長しやすくなり、強くなっていきます。

それが、骨を強くし、骨粗鬆症の予防にも繋がるので、女性としては積極的に摂りたい栄養素です。

女性に多い貧血の改善にも!鉄分も多く含まれます

女性には月経がありますので、男性よりも鉄分を失いやすく貧血になりやすいことが知られています。

きな粉には鉄分も多く含まれていますので、きな粉を食べることで貧血を予防する効果も期待できます。

そういった意味からも、ぜひきな粉を積極的に摂りたいものですね。

きな粉の摂取目安は?過剰摂取はホルモンバランスを崩すので避けよう

これだけ体に良いきな粉なので、ついたくさん食べてもっと役立てようと思ってしまいがちですが、過剰摂取はホルモンバランスを崩すなどの理由で避けるようにすべきだと言えます。

では、なぜ過剰摂取してはいけないのか、その理由を見て行きましょう。

きな粉を過剰摂取してはいけない理由

きな粉は、以下の理由で過剰摂取は避けたい食品だと言えます。

  • カロリーが高い
  • 大豆イソフラボンを過剰摂取するとホルモンバランスが乱れる
  • 大豆レシチンを過剰摂取すると腹痛や下痢が起こることがある

大豆には、糖質やタンパク質が多く含まれているため、きな粉そのもののカロリーは高めです。そのため、過剰摂取をするとせっかくのダイエット効果を生かせないことになります。

また、大豆イソフラボンは2種類ある女性ホルモンのうちのエストロゲンに似ているため、摂り過ぎるとエストロゲンのみが優位な状態になってしまうので、プロゲステロンとのホルモンバランスを崩してしまう可能性があります。

さらに、大豆レシチンは安全性の高い成分ではあるのですが、大量に摂ると腹痛や下痢を起こすことが知られていますので、その点でも注意が必要です。

きな粉の1日の摂取目安量

きな粉の摂取目安量は、1日に大さじ1杯から2杯程度です。

大さじ1杯のきな粉でカロリーが30kcal程度ありますので、1度にたくさん食べるのではなく、毎日継続することが大切だと言えますね。

きな粉を牛乳に溶かして飲む・ヨーグルトに加える・あえものに利用するなど、手軽な摂り方もありますので、続けられるようにしたいものです。

きな粉にはたくさんの効果がある!摂取目安量を守って続けよう

きな粉の持つ効果について成分ごとに分けて確認してきましたが、実に様々な効果が期待できることがわかりますね。

例えばコレステロールや中性脂肪を下げる、ダイエット効果を持つ、肝機能を高めるなど複数の成分が同じ効果を持っている場合もあり、より効果を高めている場合もあります。

また、大豆イソフラボンのように、女性の体とは切っても切り離せない女性ホルモンと似た働きを持つことで、女性の健康をサポートしてくれる成分も含まれています。

たくさんの効果を持つきな粉を、摂取目安量に気をつけつつ毎日続けることで、健康で美しい体を手に入れたいものですね!

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