豆乳にきなこを加えると高い効果が生まれる!合わせて摂って美肌作り

豆乳は、それだけを飲んでも美肌効果やダイエット効果などが得られる、女性に嬉しい食品です。そのため、積極的に摂取したいところですが、それにきなこを加えることで、さらに豆乳の効果を高めることができると言います。

なぜかというと、豆乳は大豆を搾ったもので、食物繊維があまり残っていないからです。それに対してきなこは大豆をそのまま粉にしたものなので、大豆が本来持っている食物繊維を豊富に含んだままなのです。つまり、合わせて取ることで豆乳だけでは十分ではない食物繊維まで取れるわけですね。

ですが、大豆製品は摂りすぎるとホルモンバランスを崩したりなどの問題点もあるため、合わせて摂る際には気をつけたいこともあります。

そこで、豆乳ときなこを合わせて摂ることによるメリットや、摂り方を詳しく確認しましょう。

単体でも高い効果が得られる豆乳!まずはその働きをチェック

豆乳は、煮てすりつぶした大豆を絞ってできたものです。これににがりを入れると豆腐になるため、固めていない豆腐というイメージでいいかもしれません。豆乳を搾った残りは、おからになります。

豆乳は、単体で飲んでもダイエット効果や美肌効果などの女性に嬉しい様々な効果を得ることができます。

では、最初に豆乳の効果を確認しましょう。

豆乳は大豆イソフラボンを多く含む!美肌効果などが得られます

豆乳には、大豆イソフラボンと呼ばれるポリフェノールの一種が多く含まれています。美容に興味をお持ちの女性の方であれば聞いたことがあるとおっしゃる方も多いかと思いますが、この成分は2種類ある女性ホルモンのうち、エストロゲンと構造が似ていて、体内で同じような働きをすることが知られています。

女性ホルモンエストロゲンには、妊娠に関連して卵子を育てたり生理を周期的に起こしたりする以外にも、次のような様々な働きがあります。これは、総合南東北病院がまとめているエストロゲンの働きを元にご紹介しています。

  1. お肌の新陳代謝を促してお肌を若々しく保つ
  2. 髪をつややかにしてハリも出す
  3. 胸や皮下脂肪などを育てて女性らしい丸みを帯びた体つきにする
  4. 骨を強くする
  5. コレステロールが増えるのを抑える
  6. 動脈硬化を予防する
  7. 自律神経の安定に役立つ
  8. 膣や膀胱の自浄作用を高くする

エストロゲンには、新陳代謝を促す・髪につややハリを出すなどの働きがあるため、美肌ホルモンとも呼ばれることがあります。それ以外にも、骨・膣・膀胱の健康を保つ、自律神経の安定に関わるなど、大切な働きを持っていることがわかりますね。

ですが、エストロゲンは、加齢やストレスなど様々な要因で分泌量が減ってしまうものです。

そのため、年齢を重ねるごとにだんだんとお肌が若々しく保てなくなったり体の不調を感じたりしやすくなります。そこで、エストロゲンの代わりに大豆イソフラボンを補うことで、これらの問題を感じにくくすることができると言えるのです。更年期障害や月経前症候群の改善にも役立ってくれますよ。

さらに、大豆イソフラボンは乳がんなどの女性ホルモンに関連するがんの予防にも関係していることがわかっています。

大豆タンパク質が痩せやすい体作りに役立つ!

日本豆乳協会によると、豆乳には大豆タンパク質と呼ばれる大豆に特有なタンパク質も豊富に含まれています。

大豆タンパク質には以下のような特徴があり、痩せやすい体作りに役立ってくれることから、豆乳はダイエットの味方とも言われます。

  • 動物性タンパク質に比べカロリーが低い
  • 基礎代謝を活性化する
  • コレステロールを低下させる
  • 血小板が集まるのを防ぎ血流を良くする
  • 吸収や分解に時間がかかるので満腹感が得やすい

基礎代謝が上がるとカロリーを消費しやすくなるので、痩せやすくなるわけですね。ほかにも、コレステロールの低下や血流改善などにも役立ってくれます。満腹感を得やすいため、間食でつい甘いものを食べるのを防ぐ役割もしてくれますね。

大豆サポニンも太りにくい体質作りをしてくれる!

大豆タンパク質と共に、豆乳に含まれる大豆サポニンも太りにくい体質作りに役立つ成分です。

日本豆乳協会は、大豆サポニンには以下のような働きがあると説明しています。

  • 便をやわらかくする
  • 小腸で脂肪が吸収されるのを抑える
  • 血液中のコレステロールを洗い流す
  • 血液中の中性脂肪を洗い流す
  • 抗酸化作用を持ち動脈硬化を予防する

便がやわらかくなると便通がよくなりますし、また脂肪の吸収が抑えられることで脂肪が蓄積しにくい体質にもなることから、大豆サポニンも太りにくい体質作りに役立ってくれると言えるんですね。

さらに、コレステロールや中性脂肪を洗い流してくれたり、抗酸化作用を持っていたりと、女性には嬉しいアンチエイジング効果まであります。

生活習慣病を予防する!脳の機能維持にも役立つ大豆レシチン

大豆レシチンも豆乳に多く含まれる成分ですが、大豆レシチンには以下のような特徴があり、生活習慣病を予防したり脳の機能を維持したりするために役立ってくれると言います。

こちらも、日本豆乳協会の発表を元にまとめてあります。

  • 悪玉コレステロールを減らす
  • 血液中のコレステロールを減らす
  • 乳化作用を持ち血流を良くする
  • 脳の細胞を活性化する

コレステロールを減らし、血流を良くすることで生活習慣病の改善ができ、さらに脳の細胞を活性化することで認知症や記憶力の低下などを抑えて脳の機能を維持することが可能です。

女性としては、ダイエットをするなら健康的に痩せたいですよね。豆乳は、様々な健康効果を持ちつつ、痩せやすい体作りや美肌作りに役立ってくれる点で、女性に嬉しい飲み物だと言えます。

その他の有効成分をまとめてご紹介します

それ以外にも、豆乳には様々な有効成分が含まれていますので、まとめてご紹介します。

成分 効果
オリゴ糖 善玉菌の栄養となる
免疫力が高まる
便通がよくなる
フィチン酸 抗酸化作用を持つ
がん予防に役立つ
ビタミンB群 脳の機能を保つ
集中力を保つ
精神を安定させる
ビタミンE 細胞膜を強くする
脂肪が酸化するのを防ぐ
血流を良くする
美肌作りに役立つ
ホルモンの分泌を促す
カリウム ナトリウムを排出し血圧を安定させる
細胞を活性化する
マグネシウム ホルモンを分泌する臓器を調節する
アルツハイマーを予防する
不飽和脂肪酸 コレステロールの代謝を調節する
人の体では合成できない成分

豆乳には、健康維持に役立つ成分がたくさん含まれているんですね。

きなこも大豆イソフラボンなどを多く含む!その上食物繊維も豊富

豆乳は、大豆を搾ってできたものですが、それに対してきなこは大豆を搾って作るのではなく、大豆をそのまま粉にして作られたものです。そのため、大豆が持つ栄養素がほぼそのまま摂れるということになります。豆乳と成分は大体同じなのですが、大きく違うのが食物繊維が残っているかどうかです。

では、きなこの成分や効果と、豆乳との相違点である食物繊維の働きについて詳しく確認しましょう。

元が大豆なのでだいたいの成分は同じ!

豆乳もきなこも元が大豆なので、きなこには豆乳同様以下の成分がすべて含まれています。

  • 大豆イソフラボン
  • 大豆タンパク質
  • 大豆サポニン
  • 大豆レシチン
  • 大豆オリゴ糖

また、ビタミン類や不飽和脂肪酸なども同様に含まれています。

さらに、豆乳を作る段階で多くが取り除かれてしまう食物繊維が、きなこには豊富に残っていて、きなこ全体の17%程度が食物繊維です。

食物繊維としての働きを持つ大豆オリゴ糖のほかにも、以下のような種類の食物繊維が含まれています。

  • セルロース
  • リグニン

食物繊維には、コレステロールを低下させる作用や整腸作用があります。

きなこに含まれる食物繊維に整腸作用があることで便秘解消効果が期待できますが、便秘は女性のお肌の健康と大きく関係しています。では、便秘とお肌の関係性を確認しましょう。

便秘は肌荒れや大人ニキビを招く!食物繊維で解消可能!

便秘になると、以下のような肌トラブルが起きやすくなります。

  • 肌荒れ
  • 大人ニキビ

腸の中には食べ物のかすや老廃物などがありますが、これらは時間が経過すると腐敗したり発酵したりして有害な物質やガスを出します。本来、これらは早く体外に出されるべきものなのですが、便秘になっているということはそれができないということです。

となると、体はそれをなんとか外に出すために、血管に吸収させて皮膚の毛穴から排出します。つまり、有害な物質やガスがお肌に触れることになるわけですね。それによってお肌が荒れたり、それが元で大人ニキビができやすくなったりします。

そこで、きなこの食物繊維で便秘解消効果を得ることができれば、それを予防できるわけですね。

豆乳ときなこを合わせて摂りたい!メリットや注意点まとめ

それでは、豆乳ときなこのそれぞれの効果を確認したところで両者を合わせて摂るメリットやその際の注意点を確認しましょう。

なぜきなこだけより豆乳と合わせる方がいいの?

きなこと豆乳の成分はほぼ同じである上に、きなこには食物繊維が入っているのなら、きなこだけを摂り続ければいいのではないかと思うかもしれません。ですが、1食分の大豆イソフラボンの含有量に差があることから、合わせて摂る方が効率的だと言えます。

商品によっても違いますが、あるメーカーの商品を元に調べてみると、豆乳1パック200mgの大豆イソフラボン含有量は、50mg~90mg程度です。それに対し、きなこ1食分である大さじ1杯(6g程度)にはおよそ10g~15g程度しか含まれていません。

さらに、きなこ大さじ1杯のカロリーは30kcal程度だと言います。そのため、きなこだけで補おうとしたら、カロリーの摂りすぎになる可能性もあるわけです。

そのため、効率的に大豆イソフラボンも食物繊維も摂取するなら、豆乳ときなこを合わせて摂る方がいいわけですね。

摂り過ぎには注意!過剰摂取によって健康に害を与える可能性も!

豆乳ときなこが体にいいとはいえ、摂り過ぎは禁物です。なぜかというと、大豆イソフラボンは過剰摂取するとエストロゲンのみが優位な状態と同じになるなどの理由で、健康に害を与える可能性があるからです。これは、農林水産省も指摘していることです。

農林水産省によると、大豆イソフラボンの摂取目安量は1日に70mgから75mgだと言います。

総合南東北病院によると、多めに大豆イソフラボンを摂取したとしても、過剰な分はある程度体外に排出される能力があるそうです。

農林水産省も、これは長期間に渡って毎日欠かさず摂取した場合の上限値を示していること、さらにこの上限値を超えたらすぐさま健康被害があると言えるわけではないことにも言及しています。

そう考えると、豆乳ときなこを合わせて摂る場合、大豆イソフラボンの含有量を確認しながら豆乳の量を調整する必要があると言えますね。豆乳にも様々な種類がありますので、気になる場合は大豆イソフラボンの含有量を明記している商品を選ぶと安心感があります。

また、みそや豆腐など、ほかの大豆製品にも大豆イソフラボンは含まれていますので、豆乳きなこは毎日欠かさず飲まなければいけないと考えるべきものでもありません。今日は大豆製品の摂取量が足りないな、と思う時に補助的に摂り入れるのもお勧めの方法です。

カロリーの摂りすぎにも注意!

豆乳もきなこも動物性タンパク質を摂る場合に比べるとカロリーが低いとは言うものの、あまりに摂りすぎるとカロリー過多になって本末転倒になってしまいます。

これも商品によって違いがありますが、あるメーカーの豆乳は100mlのカロリーが50kcal~60kcal程度です。また、きなこのカロリーは、先ほども確認したように大さじ1杯で30kcal程度です。

そういった意味でも、やはり飲み過ぎには注意したいところです。

豆乳きなこの作り方は簡単!温めた豆乳に溶かして飲むだけ

豆乳きなこの作り方は、とても簡単です。大豆イソフラボンの過剰摂取にならないように豆乳の量に注意しながら、100mgから200mg程度の豆乳を温め、そこにきなこ大さじ1杯分を溶かすだけで豆乳きなこの出来上がりです。

飲みにくい場合は、ハチミツを加えてもいいですね。

飲みすぎに注意しながら豆乳ときなこを合わせて摂って美肌作り!

豆乳は、それだけでも美肌効果や健康効果の高い食品ですが、製造の段階で食物繊維が取り除かれてしまうため、大豆をそのまま粉にしてあることから食物繊維がそのまま残っているきなこと合わせて摂ることでさらに美肌効果を高めることができます。

ただし、大豆イソフラボンは摂りすぎることで健康に害が出る可能性があることも否定できません。そこで、1日の摂取目安量である70mg~75mgを守りつつ、飲み過ぎに気をつけることも大切です。

他にも大豆製品を食べたに日は控える、足りないと思ったら摂り入れるなどしながら、上手に美肌作りや健康維持に役立てたいものですね。

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