女性ホルモンを増やす!美肌のために試したい方法まとめ

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類がありますが、そのうちエストロゲンは美肌ホルモンという別名があるほど、お肌の調子を良くしてくれるホルモンです。

ですが、エストロゲンはストレス・加齢などの理由で分泌量が減ってしまうものです。そのため、お肌が不調だと感じる時には、エストロゲンの分泌量が減ってしまっている可能性も考えられます。

そこで、それを改善するためにエストロゲンの分泌量を増やすことが有効だと言えるのです。

とはいえ、女性の体内ではもう1つの女性ホルモンであるプロゲステロンとエストロゲンがバランスよく働くことが大切なので、ただ増やせばいいわけでもありません。そこで、効果的なエストロゲンの増やし方を見ていきましょう。

極力避けたい!ストレスは女性ホルモンエストロゲンを減らす原因に

ストレスは、女性ホルモンエストロゲンを減らす大きな原因です。

女性ホルモンは、脳で司令塔の役割をする視床下部からの指令を受けて分泌されますが、この視床下部はとてもストレスに弱いため、ストレスにさらされ続けると女性ホルモンを分泌するようにという指令が上手く出せなくなってしまい、その結果エストロゲンの分泌量が減るのです。

家事、育児、仕事と何かと抱えがちな女性はストレスにさらされる機会が多いですし、また心を前向きにしてくれるセロトニンと呼ばれる神経伝達物質の分泌量が男性よりも少ないことから、女性は特にストレスに弱い体の作りになっています。

そこで、ストレスを解消する方法を見つけることが、エストロゲンの分泌量を増やすためにとても大切だと言えるのです。では、具体的な方法を見ていきましょう。

好きなことをして楽しんで!貴女に合うストレス解消法を考えよう!

ストレス解消法に関しては、個人個人好きなことが違うので、ショッピング・カラオケ・おしゃべり・ウォーキング・サイクリングなど、貴女にとって楽しいと思えることを見つけて行うのが一番です。とはいえ、そんな時間を取ることも難しい…と言われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

忙しくてなかなか楽しむ時間が取れないという方は、以下の事を試してみましょう。

  • アロマの香りを楽しむ
  • ガムを噛む
  • 無理にダイエットをしない
  • 深呼吸をする

アロマやガムを噛むことであれば家事をしながらでも楽しむことができますし、女性であればつい気になりがちなダイエットがストレスになっている可能性もあるので、思い当たるようであれば軽めのダイエットにして、無理をし過ぎないことも大切です。

それから、時間が無い時は深呼吸をするだけでもストレス解消に役立ちます。深呼吸をするとゆったりした気持ちになれますが、それだけではなく胸やお腹の筋肉が使われることによってほぐれるため、脳がリラックスしたと感じてリラックスしている時に働く副交感神経が優位な状態になるという効果まで得られます。

深呼吸なら職場でもしやすいので、ストレスを感じたら意識的に深く呼吸をするようにしてもいいですね。

睡眠不足もストレスの元!しっかり眠って

睡眠不足も、ストレスの元です。そのため、しっかり眠ることが大切です。さらに、寝不足は自律神経も乱しますので、その点でもしっかり眠るようにしたいところですね。

寝る直前までスマホやパソコンなどを見ていると、なかなか寝付けなかったり眠りが浅くなったりしますので、しっかり眠るためには避けるようにしましょう。遅い時間のカフェインの摂取も、避けた方が眠りやすくなります。

心の動きも関係する!?ときめきを感じてエストロゲンを増やす!

ドキドキ・ワクワクしたり、ときめきを感じたりすると、ドーパミンと呼ばれる神経伝達物質が分泌されます。

ドーパミンを分泌するようにと指令を出す神経は、女性ホルモンの分泌の司令塔である視床下部を通っているため、刺激を受けてエストロゲンも分泌されやすくなります。

もちろん、貴女自身が趣味に熱中する、恋愛をする、人と会うなど日常生活の中でときめきを感じてもいいのですが、そういう機会があまりない場合は、以下のような方法でもかまいません。

  • 映画を見る
  • テレビを見る
  • 本を読む
  • 音楽を聴く

これらはストレス解消にも関係しますので、ぜひときめきを感じる場面を増やしたいものですね。

自律神経を活性化し血流を良くする!運動を習慣化しよう

運動も、エストロゲンが働きやすい状態を作るために効果的です。では、詳しく見ていきましょう。

運動には自律神経を活性化し血流を改善する効果が!

運動をすると、自律神経が活性化することによってホルモンバランスが整いやすい状態ができます。さらに、運動をすると血流が良くなるため、血流に乗って運ばれる女性ホルモンが体の中を巡りやすくなります。そのため、女性ホルモンが働きやすい状態ができるのです。

お勧めの運動は有酸素運動で、時間は30分以上続けるようにしましょう。汗をかくくらいが理想的です。お勧めの運動の種類としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 散歩
  • ウォーキング
  • ジョギング
  • 水泳
  • ヨガ
  • ストレッチ

脇坂ウィメンズクリニックは、このほかに自宅でできるお勧めの運動として、20cmくらいの高さの場所を使った踏み台昇降を挙げています。

デスクワークが多い方は、特に血流が悪化している可能性があるので、運動を日々の生活の中に取り入れたいものです。

血流改善には冷え対策もお勧め!

体が冷えると血流が悪くなるので、血流の改善を目指すなら運動と合わせて冷え対策を行うことも効果的です。

  • 湯船につかる(半身浴もお勧め)
  • 体を締め付けるような服装をしない
  • かかとの高い靴をできるだけ避ける
  • 冷えた部分をカイロなどで温める

運動不足やストレスも冷えの原因ですので、運動やストレ解消をするのと共に、お風呂にゆっくりつかったり、体を締め付けて血流が悪くなるような服装をしたりしないようにする対策も合わせて行うといいですね。

かかとの高い靴も、足に緊張感をもたらすため、血流の悪化に繋がります。

イソフラボンを含む大豆製品を食べてエストロゲンを増やそう

女性ホルモンのバランスを保つためには、栄養バランスがいい食事をすることが大切です。なかでも、女性ホルモンの分泌を助けてくれるビタミンB6やビタミンEはしっかり取りたい栄養素です。

それと合わせて、女性ホルモンエストロゲンと構造が似ていることから、体内で似た働きをしてくれるイソフラボンを意識的に摂ることで、体内でエストロゲンの分泌量が増えたのと同じような状態を作り出すことができます。

では、イソフラボンについて見ていきましょう。

イソフラボンは大豆製品に多く含まれる!

イソフラボンは大豆に多く含まれる成分で、大豆イソフラボンとも言われます。そのため、以下のような大豆製品に多く含まれています。

  • 納豆
  • 豆乳
  • 豆腐
  • きな粉
  • 油揚げ
  • 味噌
  • おから

他にも大豆製品はありますが、ここでは一例をご紹介しています。

ただし、イソフラボンを用いてエストロゲンを増やすのと同じ効果を得る場合には、注意点がいくつかあります。では、詳しく見ていきましょう。

摂り方に注意!エストロゲン過多の状態はがんを招くことも

女性の体は、エストロゲンとプロゲステロンがバランスよく働くことによって成り立っていますので、エストロゲンだけを増やし続けていると、ホルモンバランスが崩れて体の不調を招く可能性があります。

さらに、体内でエストロゲンのみが多すぎる状態が続くと、以下のようながんになる可能性が高まることが知られています。

  1. 乳がん
  2. 子宮体がん

そのため、ただエストロゲンの分泌量を増やせばいいというのではなく、ホルモンバランスを考えながら足りない分を補うという考え方が大切なのです。

摂取目安量を守ること!

イソフラボンを摂取する上で最も大切なのは、摂取目安量を守ることです。

農林水産省は、イソフラボンを大豆イソフラボンアグリコンという値に換算した時に、1日の摂取上限値が70mgから75mとしています。

農林水産省によると、イソフラボンは糖とアグリコンがくっついた物、または糖が腸内細菌によって分解されてアグリコンだけになったものをまとめて言う言葉で、大豆イソフラボンアグリコンはアグリコンだけになったものの呼び方だとのことです。

例えば、木綿豆腐には大豆イソフラボンは40mg程度含まれていますが、それを大豆イソフラボンアグリコンに換算すると23mg程度となるそうです。そこで今回は、いくつかの大豆製品100gについて、大豆イソフラボンアグリコンがどれくらい含まれているのかをご紹介します。

大豆製品種類 大豆イソフラボンアグリコン含有量
納豆 73.5mg
豆乳 24.8mg
豆腐 20.3mg
きなこ 266.2mg
油揚げ 39.2mg
味噌 49.7mg
おから 10.5mg

これを見ると、納豆であれば1パックですでに上限近くの数値になることがわかります。

とはいえ、先ほどご紹介した上限値は毎日欠かさずイソフラボンを摂り続けた場合の数値なので、毎日上限値をオーバーし続けることがなければそこまで不安に思う事はありません。

そのため、毎日欠かさず大豆製品を食べる!という考え方よりも、今日は少ないと思った時に補うという感じで考える方がいいですね。

若いうちからのイソフラボンを補い過ぎるのも避けよう!

エストロゲンは、以下のように年齢によって分泌量が大きく変化していきます。

年齢 エストロゲンの分泌量の変化
10代前半~20代前半 だんだん分泌量が増える
20代後半~30代前半 分泌量がピーク
30代後半~40代前半 だんだん分泌量が減る
40代後半~ 分泌量が激減する

これを見ると、まだエストロゲンの分泌がさかんな30代前半までは、無理にエストロゲンを補おうとしなくてもいいことがわかります。

若いうちから体外からエストロゲンを補い続けていれば、体内でエストロゲンを分泌しようとする力が下がってしまう事が考えられますので、年齢的に減り始めたかなと思う頃から試すてみるといいですね。

ただし、前述したように、エストロゲンはストレスや生活習慣の影響で減ることもあります。その際も、生活習慣を整えたりストレス解消法を考えたり、まずはご自身の女性ホルモンの分泌量を増やすような対策をしたいものです。それでもお肌の調子がおもわしくない時には、摂取目安量の範囲で外から補う事を考えましょう。

美肌を作る女性ホルモンエストロゲンはストレス解消や運動で増やす!

美肌ホルモンとも呼ばれる女性ホルモンエストロゲンは、ストレスで減りやすい性質を持っています。そのため、まずはストレス解消をすることを考え、その上で運動をしたりバランスの良い食事をしたりすることで、ホルモンバランスを整えるようにしましょう。

また、エストロゲンと構造がよく似たイソフラボンを取ることで、体外からエストロゲンを補ったのと同じ状態を作ることも可能です。ただし、注意点もあります。

ストレスを解消する、運度をするなどの方法でエストロゲンの分泌を促す場合はいいのですが、イソフラボンを摂る事でエストロゲンが増えたのと同様の状態を作る場合は、がんになりやすくなるなどの危険性もありますので、摂りすぎないように気をつけましょう。

エストロゲンの分泌量を増やし、ホルモンバランスを整えることで、美肌作りに役立てたいものですね。

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