パウダーファンデーションの正しい塗り方。厚塗り、粉っぽさを解消!
コンパクトで化粧直しもしやすいことから、パウダーファンデーションを使っている人って多いと思います。
カバー力やツヤ感といったパウダーファンデーションの効果は実感できていますか?塗りムラや厚塗り、化粧崩れというようにデメリットしか感じていないのなら、もったいないですよ。
パウダーファンデーションの正しい塗り方を知って、すっぴんよりもキレイな肌を手に入れましょう!
パウダーファンデーションとは?
パウダーファンデーションというとマットな肌に仕上げられることで知られています。
これは、パウダーが皮脂を抑えてテカリを抑えるからです。そのため、ツヤ感が出にくかったり、粉っぽい仕上がりになることも!
パウダーファンデーションもいくつか種類があるので、特徴を理解しましょう。
プレストファンデーション
固形状になっているもので、パウダーファンデーションといえば、真っ先にイメージするものです。
オイル分が含まれていない分、さらっとした仕上がりになります。
ルースファンデーション
粉状になっているファンデーションで、プレストファンデーションがかっちりとした仕上がりなら、ルースファンデーションはふんわりとした仕上がりになります。
ケーキタイプファンデーション
プレストファンデーションの一種で、水あり水なしどちらでも使えるので2WAYファンデーションともいわれます。
スポンジに水を含ませればリキッドファンデーションに近い感覚で使うことができますよ。
パウダーファンデーションの悩みとは?
パウダーファンデーションは携帯しやすい点がメリットですが、色選びやトラブル、わからないことや悩みも少なくありません。
パウダーファンデーションに関する、代表的な悩みと解決策をまとめていきます。
自分に合う色がわからない
パウダーファンデーションに限らず、ファンデーションで悩むのが色です。
ファンデーションを選ぶ時は、フェイスラインファンデーションを塗ってみて肌になじむ色を選ぶのがよいとされています。
肌の赤みやくすみ、そばかす、シミといった悩みが気になる時は、肌色だけでなく悩みにあわせて選ぶと自分に合う色が見つかりやすくなるでしょう。
ファンデーションの色は「ピンク系」「オークル系」「ベージュ系」の3種類に分けられます。
- ピンク系…イエロー系の肌の人やくすみが気になる人に向いている
- オークル系…標準肌~小麦色の人に向いている
- ベージュ系…肌の赤みが気になる人や色白の人に向いている
シミ、そばかすが気になる場合は、肌色よりもワントーン暗い色のパウダーファンデーションを選ぶと目立たなくなります。
パウダーファンデーションの色はメーカーやブランドでも違うので、店舗で直接確かめてから購入しましょう。
粉っぽくなる
パウダーファンデーションというと気になるのが乾燥。
パウダーファンデーションが粉っぽくなる原因というのは、ほとんどが肌の乾燥なんです。
乾燥防止にはスキンケアを浸透させることも大切ですよ。
下地にも美容液配合など、うるおいを重視したものを選ぶとよいでしょう。
厚塗りに見える
厚塗りに見えるのは、シミ、そばかす、ニキビ跡、クマといった肌荒れ部分をカバーしようとファンデーションの重ね塗りをするから。
重ね塗りをすると、ファンデーションを重ねた部分だけ浮いて見えたり、化粧崩れの原因にもなります。
パウダーファンデーションの厚塗りを解消するためにも活用したいのが、下地とコンシーラーです。
メイク上手に見えるパウダーファンデーションの塗り方とは?
ベースメイクの仕上げともいえるパウダーファンデーション、きれいに塗りたいですよね。
パウダーファンデーションの塗り方をマスターして、メイク上手を目指しましょう。
パウダーファンデーションをきれいに塗るならスキンケアが大事!
化粧崩れの大きな原因は「皮脂」と「乾燥」です。
テカリを防止するためにも、肌を清潔にしてからメイクをするようにしましょう。
スキンケアの順番は、洗顔→化粧水→美容液→乳液になりますが、下地を塗る前にスキンケアを浸透させて、肌を保湿することが大事ですよ。
スキンケアを浸透させることで、下地がなじみやすくなりますし、パウダーファンデーションの塗りムラやヨレも防げますよ。
下地は、肌の気になる部分にだけ塗る
下地というと顔全体に塗るイメージがありましたが、最近は、肌のデコボコや色ムラといった気になる部分のみに塗るのが主流になっています。
毛穴やくすみを目立たなくすることで、ファンデーションの厚塗りを防ぐことができるんです。
肌の悩み別におすすめの下地の色はこちらです。
- イエロー…色ムラやくすみを解消
- ピンク…顔色をよく見せたいときに
- グリーン…肌の赤みをおさえる
- オレンジ…クマや色素沈着によるくすみ
- ブルー…黄ぐすみが気になる時や透明感を出したい時に
- パープル…透明感を出したい時
- パール入り…毛穴が気になるときに
下地のカバー効果を発揮させるためにも、スキンケアと同じく下地が浸透してからファンデーションを塗りましょう。
下地で隠せない肌荒れはコンシーラーでカバー
シミ、ソバカス、ニキビ跡、クマといった下地で隠しきれない肌荒れは、コンシーラーでカバーしましょう。
コンシーラーは、肌荒れの部分に対して反対の色を選ぶのがポイントです。
くすみが原因で起こる黒クマに関しては、色よりも明るさを重視しましょう。
- シミ、そばかす…コンシーラーも自分の肌よりワントーン暗めの色を選ぶとよい
- 青クマ…オレンジ系のコンシーラー
- 茶グマ…イエロー系、ベージュ系のコンシーラー
- 黒クマ…パールが入ったコンシーラー、黒クマのみ肌への明るさを重視
- ニキビ…赤みがある場合はグリーン系のコンシーラー
- ニキビ跡…イエロー系、ベージュ系のコンシーラー
パウダーファンデーションの場合コンシーラーは、ファンデーションを塗る前に使って下さい。
ファンデーションは滑らせるようにして塗るのが基本
パウダーファンデーションを塗るときは、ゴシゴシとこするように塗るのではなく、スポンジを滑らせるようにして塗るのが基本です。
コンシーラーを塗った部分は、上からパウダーファンデーションを乗せるようにして塗ります。
パウダーファンデーションを取る量は、スポンジの2分の1で頬と額の片側分になります。
目元、鼻、口元は、頬と額に使って残った分を塗ります。
- 頬は、内側から外側にスポンジを動かして塗る
- 額は、下から上に向かって塗る
- 目元は、上まぶた、下まぶたの順番で塗り、内側から外側に向かって塗る
- 鼻は、鼻筋は上から下に向かって塗る
- 口元は上から下に向かって塗る
- 目元、鼻、口元はスポンジの角を使って塗るときれいに塗れる
カバーしたい部分がある時は、全体を見てからパウダーファンデーションを少量とって重ねるようにします。
重ね塗りは、前述したように厚塗りの原因となるので、本当に肌荒れが気になると気にしてくださいね。
メイク直しは、皮脂を抑えてからファンデーションを塗る
朝、きれいに塗ったメイクも時間が経つと崩れてきます。
いきなりパウダーファンデーションを塗るのではなく、ティッシュで皮脂を抑えてからメイク直しをしましょう。
パウダーファンデーションは、少量を気になる部分に乗せるようにするときれいに直せますよ。
パウダーファンデーションは下地やコンシーラーも活用しよう!
ファンデーションとは、元々肌の気になる部分をカバーするために作られたものなので、パウダーファンデーションも悩みにあわせて選ぶのがおすすめです。
パウダーファンデーションではカバーできない部分には、下地やコンシーラーを活用するときれいな肌になりますよ。
パウダーファンデーションは、プチプラからハイブランドまでたくさんの種類があるので、自分にあうものを見つけてくださいね。
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