効果的な岩盤浴の入り方。むくみも取れてお肌もツルツルに!
岩盤浴をはじめてみたいと思っても、岩盤浴ってどうやったらいいのかわからないと言う人はいませんか?
普通のお風呂や温泉とは異なる入浴の仕方をする岩盤浴について紹介していきます。
岩盤浴の基本
そもそも、岩盤浴とはどんなものなのでしょうか?基本的なところをおさえておきましょう。
岩盤浴とは
岩盤浴とは、湿度60〜80パーセントほどの室内に40度くらいに温めた岩盤を用意し、その岩盤の上にしばらく寝転ぶことで全身を温めて発汗を促していく入浴方法。
このときに使用する岩盤は遠赤外線効果などがあるもの。大きなリラックス効果が得られることと、大量に汗をかけるためにデトックス効果が期待できます。
どこで入れる?
岩盤浴は大掛かりな設備が必要なために、専用の施設でなければ岩盤浴を行うことができません。
スーパー銭湯のような入浴施設に併設されていたり、岩盤浴専用の施設もあります。また、フィットネスジムの中に岩盤浴を用意しているところもあるようです。
これは持って行こう!基本の持ち物
岩盤浴に初めて入るときには、一体何を持っていけばいいのかわかりませんよね。岩盤浴に入る際には、下記のようなものが必要です。
- タオル(バスタオル、フェイスタオル)
- 岩盤浴着
- 飲み物
上記のものは、有料ではありますが施設で用意できるケースが多いです。ただし、少しでも安く済ませたいならタオルと飲み物は持参すると良いでしょう。ただし、飲み物は衛生面の観点から持ち込み禁止の施設もあるようです。
岩盤浴着については施設指定のものが用意されている場合が多いですが、中には自分で用意したものを着て入浴できる場合もありますから、気になる人は施設に問い合わせしてみてくださいね。
岩盤浴に入る時の服装
大抵の施設では、岩盤浴専用の室内着を用意しているところがほとんど。大量に汗をかくため、吸水性の高いタオル地やコットン生地などでできた服を渡されるはず。
自分で岩盤浴用の服を用意する場合には、吸水性の高いものを選びましょう。そうすることによって快適に岩盤浴ができます。綿のTシャツやハーフパンツなどがおすすめです。
ちなみに、基本的に下着はつけずに専用の服のみ着用して入浴します。
岩盤浴の入り方
では、実際に岩盤浴の入浴方法について見ていきましょう。
まずはお風呂での入浴を済ませる
岩盤浴に入る前に、普通のお風呂で体を洗い、温めておきましょう。
何もせずに冷えた体でいきなり岩盤浴に入るよりも汗をかきやすくなります。通常、時間をかけてじわじわ汗をかいていくのですが、体を温めた分汗を掻くまでの時間が短縮できます。
ただし、お風呂でのぼせやすいという人は注意。お風呂で体を温めすぎると、岩盤浴に入ってすぐにのぼせてしまいますから体を洗うくらいに止めておくと良いでしょう。
岩盤浴用の服を着る
お風呂に入った後に体を拭いたら、受付で渡された岩盤浴用の館内着に着替えをします。自分で持ってきた服で岩盤浴に入る場合も同様です。
水分補給をする
脱水症を防ぐために、あらかじめ水分補給をしておくことも大切なポイントです。
このときに飲むのは水やスポーツドリンクを選んでください。コーヒーやお茶はあまりおすすめできません。
体をほぐしておく
岩盤浴前に体を軽く伸ばしたりして、ほぐしておきましょう。首や肩を回すだけでもOK。
準備体操といったような本格的なものは必要ありません。
岩盤浴の室内に入る
岩盤浴の室内に入ります。下記のような流れで入浴すると良いでしょう。
- 岩盤の上に持参したバスタオルを敷いてうつ伏せになって5分
- 仰向けになって10分
- 涼しい場所で5分程度休憩。このとき必ず水分補給をする
以上を何度か繰り返します。合計で60〜90分程度行うと良いでしょう。もちろん体調を見ながら、無理をせずに短めで終了しても構いません。
入浴する際には、呼吸法も合わせて意識すると良いです。ポイントは「鼻からゆっくり息を吸って、口からゆっくり吐く」。ゆっくり呼吸を行うことで、自律神経に対しても温熱効果を高めることができると言われています。
岩盤浴から出たら、汗をふく
汗を拭いて、岩盤浴は終了です。このときかいた汗はサラサラでお肌を守ってくれるものなので流さなくても大丈夫。ただし汗を流さないと気持ち悪いという人はシャワーを浴びておきましょう。
こんな入浴方法は控えましょう
入浴する際、気をつけたい点ももちろんあります。岩盤浴の効果をきちんと得るためにもきちんと守りたいことばかりです。
体調が悪いときの入浴
岩盤浴は、体への負担も少なくありませんので、体調が悪いと自覚している場合は控えたほうが無難。いつもよりも早くのぼせてしまったりすることもありますので過信せずに。
また、前の日にお酒をたくさん飲んでしまったというような場合も控えたほうが良いです。
食後すぐの入浴
食後すぐの入浴は、消化の妨げになりますのでNG。ある程度時間が経ってから入浴するようにしてください。
長時間の入浴
岩盤浴はおよそ60〜90分が目安。あまり長く入っていると体に負担がかかりすぎます。たくさん汗をかきたいからといって長時間入っていればいいというものではありませんので注意しましょう。
岩盤浴で得られるメリット
岩盤浴を行うと、多くのメリットが得られます。例えば下記に挙げている点。
ダイエット効果
この効果を期待して訪れる人も多いでしょう。ただ、岩盤浴に入ったからといって体重が劇的に減るというわけではありません。岩盤浴後に体重が減っていたら、それな水分として出てしまったものと考えるべき。
ただし、このあと紹介しますが、むくみが改善されるという効果もありますので、スッキリしたボディラインが欲しい人にはオススメと言えます。
冷え性の改善
体を温めてくれるものなので、冷え性で悩んでいる人にもぜひおすすめ。特に指先などが冷えてしまっている人は体の先までしっかりと岩盤浴で温めてくださいね。
肩こりの改善
肩こりで悩んでいる人の多くは、肩周りの血行の悪さが原因となっている場合が多いです。よく、肩こりで悩んでいるときに温める良い、と聞いたことがありませんか?
岩盤浴も同じことで、体全体を温めることにより肩周りの血行もアップしますので、頑固な肩こりの解消が期待できるのです。
美肌効果
岩盤浴に入った後の汗はいつもと違ってさらさらしていますよね。
この汗には新鮮な「脂」が含まれているのですが、皮膚を守ってくれるという作用があります。ですから岩盤浴の後の肌はツルツル。
むくみの改善
体がむくむのは、余計な水分を溜め込んでしまっているから。岩盤浴でしっかり汗をかくことで、体に溜め込んだ水分を排出することができ、むくみもスッキリします。
もともと汗をかけない体質だったとしても、岩盤浴を繰り返し行うことで徐々に汗をかける体質に変化していきます。
岩盤浴でよくある疑問
岩盤浴に行くとき、「これはどうしたらいいの?」と思うことがいろいろありますよね。その中から2つほど取り上げてみました。
どうしても下着は全部取らないとダメ?
多くの岩盤浴施設が、下着は全てとって岩盤浴着を着用するように言われるところがほとんど。
でも、どうしても下着をつけずに岩盤浴着を着るのに抵抗があるのなら、紙パンツを使うのも手。禁止しているところはほとんど無いようですが、心配であればスタッフに聞いてみましょう。
生理中の岩盤浴はOK?
下着を着けないとなると、生理中は岩盤浴はNGかと思ってしまいがち。ですが、施設で禁止していない限りは入浴して問題ありません。ただし、いくつか注意点があります。
まず1つ目は「経血漏れに注意すること」。タンポンなどを使って経血が漏れてしまわないように。初心者でも使えるタンポンもありますのでドラッグストアで探してみましょう。
もう1つは、生理中は脱水症状を起こしやすいということ。普段よりも多めに水分を摂取するように心がけましょう。
たくさん汗をかいて、体質を変えていこう
たくさんのいい面がある岩盤浴。さまざまなメリットを得ることができるので、ハマってしまう人もたくさんいるようです。上手に入浴して、健康な体を手に入れてくださいね。
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