頭皮のかさぶたが繰り返しできる原因と改善方法

いつの間にかできているかさぶた。もしかしたら、知らず知らずのうちに、掻いてしまっているのかもしれません。

頭皮のかさぶたができる原因のひとつに、「頭皮を掻く癖」があげられます。

一度掻くと次も気になって掻いてしまう…というように、治りを遅くしてしまうばかりか、手についた細菌が繁殖して炎症を起こしてしまう恐れがあります。

自分の頭皮にできているかさぶたによっては、病院での治療が必要なものもあります。

かさぶたの色や具合によって、種類分けできるので、自分のかさぶたがどれにあたるのか、探してみましょう。

ここでは、頭皮のかさぶたを改善させる方法をご紹介しています。ぜひ実践して、健やかな頭皮を目指しましょう。

頭皮のかさぶたはなぜできる?

頭皮にできたかさぶた、気になりますね。

頭皮がかゆくなって、無意識のうちに掻いてしまうと、かさぶたを傷つけてなかなか治らない事があります。

こうしたかさぶたは一体どうしてできるのでしょうか。

頭皮にかさぶたができている状態だと、健やかな髪を作るうえで良くありません。その結果、薄毛や抜け毛を招く原因となってしまうのです。

頭皮を健やかに保つためにも、頭皮のかさぶたについてみていきましょう。

できているかさぶたの種類はどれ?頭皮のかさぶた3種類

頭皮にできるかさぶたは、主に3種類に分けられ、できる原因がそれぞれ違います。

自分の頭皮にできているかさぶたがどれか、鏡を見て確かめてみましょう。

確認できない場所にできている場合は、身近な人に見てもらうと良いでしょう。

「なんだかかゆいな」と感じたら、かさぶたができていないか、頭皮を触ってみると、ボコッとしていたり、痛みがあったりして気づくことができます。

また、行きつけの美容室でスタッフに頭皮の状態を見てもらうこともできます。カラーリングをするときは、カラー剤が刺激とならないように、特に気をつけたい所です。

こうして、見つけたかさぶたの種類は、頭皮にできているかさぶたの色によって判断します。

【白いかさぶた】

赤く炎症を起こした頭皮に白いかさぶたができている状態です。角質層が重なり、かさかさしていて、掻くと剥がれ落ちてフケになります。

【黄色いかさぶた】

頭皮を掻いて傷になったところに膿が溜まって、ジュクジュクした状態です。触ると痛みがあったり、熱を持っていたりします。

雑菌が繁殖しやすく、悪化しやすい状態です。

【赤黒いかさぶた】

傷口にできる普通のかさぶたと同じものです。引っ掻いて傷ができたときに、血液が固まってできたものです。治りかけはかゆみが出ることもあります。

このように、赤黒いかさぶたは傷を治すためにできたもので、治りやすいですが、白いかさぶたや黄色いかさぶたは、掻くことで悪化し、治りにくくなることがあります。

頭皮のかさぶたができる原因は何?

かさぶたの原因は、種類によってそれぞれ違います。ひとつひとつみていきましょう。

【白いかさぶたの場合】
原因1 皮膚のターンオーバーが乱れている

ターンオーバーは、皮膚が生まれ変わるサイクルのことを表し、内側から外側へ押し出される形で進みます。

このため、傷が付いてもかさぶたとなって、次の肌に生まれ変わるわけです。

しかし、ターンオーバーの機能が低下してくると、健康な皮膚が作れません。

シャンプーのしすぎで、頭皮の潤いまで取ってしまうと、ターンオーバーの期間が早くなり、未熟なまま表面に出てきて、刺激に弱く敏感な肌となってしまうのです。

原因2 皮膚病

白癬菌(はくせんきん)という菌が髪の毛に寄生すると、「シラクモ(頭部白癬)」と呼ばれる皮膚病を起こします。

白癬菌は、水虫の原因とも知られていて、かゆみや円形の脱毛、大量のフケが出るなどの症状があります。

【黄色いかさぶたの場合】
原因3 皮膚炎

黄色いかさぶたは、皮脂の過剰分泌による脂漏性皮膚炎をおこしていると考えられます。

皮脂が過剰に分泌されると、カビ菌の一種であるマラセチア菌が大量繁殖します。

それによって、頭皮が炎症を起こし、ニオイやかゆみ、フケや抜け毛などを引き起こします。

【赤黒いかさぶたの場合】
原因4 自然治癒

赤黒いかさぶたは、血液が固まったもので、傷が治るときにできる自然なかさぶたです。頭皮を掻きすぎて傷ができた場合にできます。

かゆみで何度もかさぶたを剥がしてしまう場合は、傷跡として残ったり雑菌が入ったりしやすいので注意が必要です。

繰り返す頭皮のかさぶた

かさぶたができても、剥がしたり刺激したりしていると、なかなか治りません。それどころか、かさぶたに触るのが癖になり、かさぶたを繰り返してしまうこともあります。

その場合、できているかさぶたが悪化して治りにくくなってしまいます。

頭皮に触る回数を減らして、自然に治る力をサポートしていきましょう。頭を触るのが癖になっている場合は、それに気づいて、別の行動をするようにします。

たとえば、かさぶたに手が触れたら水を飲みに行くなど、別の行動で気をそらすようにしましょう。

数日続けて行なえば、治りかけのかゆみがおさまり、かさぶたが治りやすくなってきます。

とはいえ、かゆみが激しいときは、我慢することが大変です。傷が付くとわかっていても、掻かずにはいられませんね。

自分の力では、どうにも我慢できないときは、皮膚科でみてもらいましょう。かゆみを和らげる薬を処方してもらい、なるべく早い段階で治せるように心がけます。

頭皮のかさぶたを治すには

頭皮にできるかさぶたには種類があるものの、頭皮環境を整えることは、どのかさぶたでも有効です。

かさぶたを治すための改善策を以下にまとめてみました。

頭皮を触らない

かさぶたを繰り返さないためにも、頭皮をむやみに触らないことが大切です。かゆみが我慢できないときには、病院で診てもらい、薬を処方してもらいましょう。

正しいシャンプーの方法を身につける

よかれと思ってやっていた習慣が、頭皮に良くない場合もあります。

たとえば、シャンプーをしすぎる、頭皮を洗っていない、すすぎをおろそかにしている…など、頭皮にダメージを与える方法はいくらでもあります。

いまからでも遅くはありません。頭皮に良い洗髪方法を身につけて、実践していきましょう。

【洗髪の手順】

1濡らす前に髪を櫛でとかす(髪についたホコリや抜け毛を取り去ります)
2髪と頭皮を濡らして予洗いする(40℃前後のお湯がベスト)
3シャンプーは1回(泡立ちが少ないからと2度洗いすると洗いすぎです)
・適量を手に取り、手のひらで泡立ててから髪全体につける
・指の腹を使って、マッサージするように頭皮を洗う
4 2~5分かけて、しっかりとすすぐ
5 コンディショナーを使って頭皮のpH値を整える(皮脂が洗われ、アルカリ性に傾いた頭皮を弱酸性に戻します)

洗髪前のブラッシングは、忘れてしまいがちですが、髪が長い人ほど綺麗な髪を保つためにやって欲しい項目です。

規則正しい生活をする

食生活のバランスを整えると、頭皮に栄養が行き届くようになります。また、睡眠不足を解消すると、肌のターンオーバーが整い、頭皮環境が改善します。

効果が出るまでには時間のかかる方法ですが、再発防止のために有効です。

体をつくるタンパク質や脂質はもちろんのこと、皮膚の新陳代謝を助ける栄養素は以下のものがあげられます。

  • ビタミン類…B1、B2、B6、C、E
  • ミネラル類…亜鉛、マグネシウム、カルシウム、カリウム

食事が偏っていると感じたら、緑黄色野菜を積極的に摂ったり、野菜ジュースを加えたりして、バランス良く摂取していきましょう。

また、普段、運動をしていない人は、血行をよくするためにも、運動を取り入れてみましょう。食事・睡眠・運動が健やかな皮膚をつくる元となります。

病院で適切な薬をだしてもらう

アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎など、自分の力だけでは治しにくいときは、皮膚科を受診しましょう。

適切なアドバイスと薬を処方してもらい、悪化しないようにすることが大切です。

このように、頭皮のかさぶたを治すためには、主に4つの方法をとっていきます。まずは今からできる「頭皮を触らない」ことから始めてみましょう。

かさぶたをつくらない生活にシフトチェンジ

頭皮環境を良くするためには、日々の習慣を見直すことも大切です。

シャンプーを日に何回もしていたり、枕カバーを何日も変えていなかったり…。頭皮にダメージを与えることや、雑菌の繁殖を増やすことは避けなくてはいけません。

かさぶたができないように、頭皮を優しくシャンプーすることを心がけ、帽子や枕カバーを定期的に洗うなど、清潔を心がけましょう。

また、頭皮が突っ張る人や、乾燥しやすい人には、オイルでの保湿がオススメです。

こちらの記事では、オイルでの頭皮ケア方法をご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。→頭皮をオイルマッサージしよう!効果的なやり方とおすすめオイル

頭皮にやさしさを

頭皮のかさぶたについて見てきましたが、いかがでしたか?

できてしまったかさぶたは、すぐには治らず、根気よくケアを続ける必要があります。シャンプーの仕方や食生活の改善、生活習慣の見直しなどで、頭皮に優しくケアしていくことが重要です。

頭皮の健康を保つことで、薄毛・抜け毛といったトラブルを起こしにくくし、健康的な美しい髪へと近づきます。

触る・引っ掻くなど、頭皮への刺激となることは控え、優しくケアしていきましょう。

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