頭皮に残ったトリートメントがトラブルの原因!すすぎはしっかりしよう
シャンプーの後、どうしていますか?洗浄力の高いシャンプーだけだと、髪がきしんだり頭皮がつっぱったりしてしまいます。そこで、多くの人は洗髪したままにせず、トリートメントやコンディショナーといった、髪を綺麗に保つアイテムを使っています。
ただし、一般のトリートメント剤は、本来髪に使われるもののため、頭皮や肌につくとトラブルの原因ともなります。知らず知らずのうちに、頭皮に残ったトリートメント剤が、毛穴を詰まらせてしまい、フケやかゆみなどの頭皮トラブルを招くこともあります。
トリートメントの役割や使い方を確認し、頭皮ケアのためには、どうしたらよいのかを探っていきましょう。
頭皮につけてはいけないの?髪を健やかに保つトリートメント
シャンプーのあと、トリートメントやコンディショナーをつかって、指通りなめらかな髪に仕上げる人は多いです。
しかし、このトリートメントやコンディショナーは、頭皮に直接つけると肌トラブルを起こしてしまうことがあります。
それぞれのアイテムの役割を確認しながら、どうして肌トラブルが起こるのか、みていきましょう。
シャンプー、コンディショナー、トリートメントの役割
シャンプーは髪や頭皮を清潔にするために、洗浄する洗髪剤です。髪や頭皮を洗うわけですから、頭皮につけて使います。
では、コンディショナーやトリートメントはどうでしょう。
それぞれの役割は以下のようになります。
- コンディショナー…髪の表面をなめらかにする
- トリートメント…髪の内部に浸透し、髪の状態を整える
石けんシャンプーが主流だった頃に登場したリンスは、コンディショナーと同じ役割を持っています。
このように、コンディショナーやトリートメント、リンスの役割はあくまでも「髪」に対して作用することです。
頭皮につけてしまうと、髪をコーティングする成分が毛穴について、洗浄しきれずに残ってしまうことがあります。
こうして残った成分が毛穴を詰まらせ、フケやかゆみなどを引き起こす原因ともなってしまうのです。
コンディショナーやトリートメントは、頭皮に直接つけないよう、注意して使うようにしましょう。
コンディショナーやトリートメントはしっかりすすいで
コンディショナーやトリートメントを使ったあとは、成分が残らないように、しっかりと時間をかけてすすぎましょう。
「しっとり感がなくなりそう」という理由で、髪がヌルついたまますすぎを終えてしまう人もいますが、すすぎ残しは、肌トラブルを起こすきっかけになってしまいます。
ヌルヌル感が無くなるまで丁寧にすすぎ、できるだけ頭皮や肌につかないように注意しましょう。
すすいだ後は、体にトリートメント成分がついてしまうことがあります。
肌についた成分が、残ったままだと、肌トラブルを引き起こす原因となってしまうので、体の洗浄は洗髪の後にするなど、工夫すると良いでしょう。
頭皮環境の改善にオススメのトリートメント
一般的なコンディショナーやトリートメントの多くは、髪に使うことを目的としているため、頭皮や肌につかないようにつけるのが良いです。
しかし、なかには髪と頭皮に使うことを目的とした頭皮用のトリートメントも販売されています。
頭皮用のトリートメントは、頭皮に付けることで乾燥を防ぎ、肌トラブルを予防します。
頭皮用トリートメントはこんなときに使う
トリートメントと聞くと、シャンプー後に使うイメージですが、頭皮用トリートメントを使うタイミングは、洗髪後だけではありません。
洗髪前やタオルドライ後に使えるものもあります。
●洗髪前
髪を洗う前に、頭皮用トリートメントを塗布し、マッサージしながら全体になじませていきます。
血行が促進され、毛穴の汚れを浮かせて、スッキリとシャンプーすることができます。
●洗髪後
一般のトリートメントと同じように、シャンプー後に髪に塗布して使います。
優しくマッサージして、洗い流すと頭皮に潤いを残したまま仕上げることができます。
●タオルドライ後
洗い流さないトリートメントの場合は、タオルドライの後に頭皮や髪になじませて使います。
このように、頭皮用トリートメントをするタイミングは3つに分けられますが、トリートメントによっては、「洗髪後」などと指示が書いてあります。
使用頻度についても指示がある場合は、アイテムの効果を発揮するために、説明書に沿った使い方をしましょう。
頭皮用トリートメントおすすめ
ここで、評価の高い頭皮用トリートメントをご紹介します。
頭皮トラブルのことを考えて作られたアイテムばかりなので、一度試してみてください。
【アンファー スカルプDボーテ トリートメントパック[ボリューム]】
頭皮用トリートメントですが、髪にも使えるので、使い勝手の良いトリートメントです。
頭皮専門の医師と共同開発され、女性の髪悩みに寄り添ったアイテムです。
女性ホルモンの低下に着目し、イソフラボン含有率の高い「ソイセラム」という成分が入っています。
成分を頭皮に届けるために、ナノ技術で生まれた「Dカプセル」を使っています。これは、毛穴の1/2000サイズという細かさで、浸透力が違います。
容量:350g(2プッシュで約2ヶ月分)
【ライオン オクトserapie(セラピエ)薬用スキンケアコンディショナー】
薬用成分のオクトピロックスを配合したコンディショナーです。フケやかゆみを抑えながら、乾燥から地肌を守ります。
ナチュラルアロマの香りでリラックスしながら頭皮ケアすることができます。
別売の薬用スキンケアシャンプーを使ったあと、髪や地肌になじませて使います。
乾燥から守ることをコンセプトに作られているので、頭皮の乾燥で悩んでいる人にオススメです。
容量:230ml
【h&s モイスチャーシリーズ 地肌と髪のコンディショナー】
深海を思わせる青色のボトルが目を惹くコンディショナーです。乾燥やかゆみ、フケを抑えて、やさしく頭皮をケアします。
地肌に直接つけて、髪だけでなく、頭皮の毛穴ケアをすることができます。香りは香水のように、時とともに変化する花々と果実の優しい香りで心を癒やします。
容量:370g
価格差があるものの、「高いから良い」というわけではなく、自分の肌質や髪に一番合っているものが「良い」アイテムといえます。
合うモノを探して、綺麗な髪に
どんなに人気のあるトリートメントを使用しても、自分の肌に合わなければ意味がありません。
肌に合うトリートメントは、頭皮のかゆみやフケが抑えられるなど、頭皮の状態が良くなることで実感します。
ここで、ご紹介したトリートメントは、人気が高く評価の高いものばかりですが、合うか合わないかは、実際に試してみないとわかりません。
店頭でサンプルをもらうなど、一度試してみることをおすすめします。
その上で、自分の頭皮の状態が良くなるトリートメントを探していきましょう。肌悩みが改善され、綺麗な髪ですごせるよう、祈っています。
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