シャンプーで抜け毛をケア!髪の正しい洗い方と乾かし方
クセ毛、白髪、フケと並んで髪の悩みにあがるのが、抜け毛。髪のボリュームが気になるようになったら、シャンプーについても考えてみましょう。
間違ったシャンプーは、髪にも頭皮にも負担を与えてしまいますよ。髪に優しいシャンプーを使うのはもちろんですが、正しいシャンプーのやり方を身につけるのも大切です。
抜け毛ケアをすることで、健康な髪の毛を目指してみませんか?
抜け毛の原因は?
まず、女性の抜け毛の原因を見ていきましょう。
- 加齢
- 妊娠出産
- ストレス
- 紫外線やエアコンによるダメージ
- 睡眠不足
- 偏食
- ポニーテールなどのヘアアレンジ
- パーマやヘアカラー
- シャンプーやコンディショナー
女性の抜け毛の原因って、思っていたよりも多いですよね。
ホルモンバランスの影響だけでなく、ライフスタイルも関係していますよ。
髪の毛はヘアサイクルといって、毛根から髪の毛が成長する「成長期」、成長が止まる「退行期」、新しい毛に生え替わる「休止期」の3つの期間があります。
健康な髪の毛の成長期は、4年~6年と長期間になりますが、頭皮のコンディションが悪いと成長期が1年~2年と短い期間で髪の毛が抜けてしまうことも。
正しいシャンプーのやり方とは?
抜け毛の原因のひとつがシャンプー、コンディショナー、トリートメント。
シャンプーやコンディショナーが合わないこともありますが、頭皮トラブルは、正しいシャンプーができていないことも原因です。
抜け毛や髪の毛のボリュームが足りなくなったと感じているなら、育毛剤を試す前にシャンプーのやり方を見直してみましょう。
シャンプー前にブラッシングをする
シャンプー前のブラッシングは、毛先のもつれやからまりをほぐすだけでなく、ほこりやゴミを取り、髪の毛の汚れを浮かす効果も。
しっかりブラッシングをしておけば、予洗いの段階で髪の毛の汚れを落としやすくなりますよ。
予洗いに時間をかける
シャンプーが泡立たないのは予洗いができていない証拠。
髪の毛の表面だけでなく、地肌まで濡らさないと汚れは落ちませんよ。
髪の毛全体が濡れるには、長さや状態にもよりますが、大体2~3分かかります。
その位時間をかけないと、きれいな髪にはならないということです。
シャンプーはしっかり泡立てる
シャンプーは、髪の毛というより地肌を洗うためにあります。
地肌の汚れを落とすには、しっかり泡立てることが大切です。
シャンプーを付ける時は、一ヶ所に集中するのではなく、頭頂部、生え際、こめかみ、衿足と部分ごとに付けると頭皮全体が洗え、泡立ちも良い状態に。
利き手と逆側は意外と泡立ちが悪いこともあるので、左右バランスよくシャンプーをつけてくださいね。
シャンプーが終わったらすすぎがしやすいように、髪の毛の泡を切ることも忘れないようにしましょう。
すすぎにも時間をかける
すすぎも予洗いと同様に2~3分かけて行うと、頭皮全体についたシャンプーが流せます。
すすぎ残しがあると、頭皮のニオイ、ベタつき、フケの原因になるので注意してください。
頭皮にトラブルがあると、ヘアサイクルも乱れやすくなるので抜け毛も出やすくなるかも。
すすぎ残しの多い耳の後ろや生え際も忘れないようにしましょう。
すすぎが終わったら、一度髪の毛の水分を切るようにしてくださいね。
コンディショナーやトリートメントのすすぎ残しに注意!
シャンプーの後は、コンディショナーやトリートメントで保湿をすると思いますが、ここでちゃんとすすぎをしないと、せっかくのシャンプーも水の泡に。
コンディショナーやトリートメントのすすぎ忘れも、頭皮トラブルの原因になりますよ。
毛先だけじゃなく、地肌までしっかりすすぐようにしましょう。
ドライヤーは地肌から乾かす
タオルドライで髪の毛の水分を取ったら、流さないタイプのトリートメントを髪の毛に付けてドライヤーをかけます。
ドライヤーで乾かすのは、地肌、頭皮の部分です。
髪の毛の表面よりも、中の方の根元部分にドライヤーの風をあてるようにしましょう。
毛先は乾かし過ぎると、むしろ枝毛やパサつきといったダメージの原因に!
毛先の部分は髪の毛が乾く寸前でやめるようにしてください。
中途半端な生乾きもニオイの原因になりやすいので気をつけましょう。
抜け毛ケアをするのに最適なシャンプーとは?
スカルプケアや育毛というように、抜け毛や薄毛にも効果が期待できるシャンプーがありますが、大事なのはシャンプーの名称ではなく、使われている成分です。
ここでは、抜け毛ケア用におすすめなシャンプーの種類を紹介します。
ノンシリコンシャンプーがおすすめ
シャンプーの主流ともいえるのがノンシリコンシャンプーです。
シリコンは合成ポリマーの一種で、髪の毛をコーティングして、サラサラ感を出し手触りをよくします。
シリコンは髪の毛だけでなく、毛穴もコーティングしてしまうので、抜け毛ケアをするときは避けたいですね。
シャンプーだけでなく、コンディショナー、トリートメントもノンシリコンのものを選ぶと抜け毛ケアにはよいでしょう。
アミノ酸シャンプーだとさらによいかも!
ノンシリコンシャンプーを使うなら、洗浄成分も髪にやさしいものを使いましょう。
シャンプーは洗浄成分で「アミノ酸シャンプー」「高級アルコールシャンプー」「石鹸シャンプー」の3種類に分類されます。
アミノ酸由来の界面活性剤が使われているシャンプーは、ココイル○○、ラウロイル○○と配合成分の上位に書かれています。
抜け毛が気になる時は、できるだけ髪にやさしいシャンプーでケアをしましょう。
シャンプー以外の抜け毛のケア方法とは
抜け毛って、生活習慣も関係しているのでシャンプーを変えるだけでなく、ライフスタイルも見直すことが大切ですよ。
シャンプー以外の抜け毛ケアの方法も見ていきましょう。
頭皮マッサージをする
ストレスや疲れがたまっていると、頭皮もガチガチに固くなっていることがあります。
頭皮のコリは、育毛にも影響し、抜け毛や薄毛の原因になるかもしれませんよ。
疲れているなと感じたら、シャンプー前やドライヤーの後に頭皮マッサージをしてあげましょう。
頭皮マッサージをすることで、コリがほぐれるので血液の流れもよくなります。
血行が良くなることで、髪の毛に必要な栄養が届きやすくなり、ヘアサイクルを整えることもできるのです。
マッサージをする時に美容オイルやヘアトニックを使用すると、さらに効果が期待できますよ。
髪の毛を紫外線から守る
秋になると抜け毛が増えるのは、夏場に強い紫外線を浴びた結果、髪の毛が抜けやすくなるからといわれています。
紫外線は日焼けをするだけでなく、頭皮や髪の毛の乾燥の原因にもなるので、髪にもUVケアが必要です。
髪の毛にスプレータイプの日焼け止めをシュッとしてもよいでしょうし、日傘や帽子を使ってUVケアをしてもよいでしょう。
髪の毛も紫外線ケアをしておけば、乾燥だけでなく抜け毛もケアすることができますよ。
栄養バランスを考えた食事をする
栄養バランスを考えた食事が、健康によいことはご存知だと思います。
無理なダイエットをしたり、偏食だと、必要な栄養が摂れなくなるので、肌も髪も乾燥しやすくなるんです。
タンパク質、ミネラル、ビタミンをバランスよく摂るというのは、美髪にも欠かせませんよ。
薄毛、抜け毛対策は、毎日のヘアケアから
髪の毛って、ハリやコシ、ツヤがなくなるとさみしい印象になりますよね。
きれいな髪の毛って一日ではなれないので、シャンプーやブラッシングといった毎日のケアが大切です。
抜け毛が気になるという人は、ヘアケアの基本を見直してみましょうね。
抜け毛や薄家には脱毛症や病気が隠れていることも!
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